ウスバキトンボ
黄色い大柄なトンボで私は数年前まで、アキアカネの群れかと思っていました。ふるさとの庭の開けた所でも飛んでいましたが、化女沼の宮沢遺跡の広場でもいっぱい飛んでいました。10数匹の集団が3グループ見かけました。このトンボは世界で一番ありふれたトンボです。旅行に行ったネパールでも、信州の北沢美術館を出た道路の上でも群れになって飛んでいました。ここのトンボ時間帯良かったのか、とまってくれました。裏技使わなくても撮影できました。ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)お盆の頃に多いので「精霊とんぼ」「盆とんぼ」「招来トンボ」「仏トンボ」と呼ばれています。「ご先祖様の霊がトンボに乗って盂蘭盆会に里帰りされた」として、各地で大切にして捕ってはいけないと戒められています。寒さに弱いので日本で冬を越すことが出来ず、春に東南アジアの暖かな地方から九州にたどり着き、世代交替しながら少しずつ北上して北海道までたどり着きます。そして寒さの訪れとともに北の地方から死んでいきます。長所は長時間飛び続けられることと、幼虫から成虫になるのに1ヶ月で、とても早いことです。この温暖化で日本でも冬越しするものが現れるかもしれませんね。