火山防災の日
今日 8月26日は 「 火山防災の日 」です。明治44年8月26日は、浅間山に日本で最初の火山観測所が設置され、観測が始まった日です。 『火山防災の日』制定記念イベント 現代都市への火山の危険噴火マグニチュード7.0を超える巨大噴火は,13万年間に日本で10回起こった.しかし最近1500年間はひとつも起こらず私たちの先祖への記憶にない8万7000年前に阿蘇カルデラから発生して鹿児島県を除く九州全県と山口県を高温の熱風で飲み込んだ阿蘇4火砕流の噴火(M8.4)の破壊力は1100万です。2万8000年前に姶良カルデラから発生して鹿児島県・宮崎県・熊本県に広いシラス台地をつくった入戸火砕流の噴火(M8.3)の破壊力は300万です。 巨大噴火の発生頻度は日本で1万年に1回,全世界でも1000年に1回程度と低い火山でそれが発生すると数十万から数百万の人命が瞬時に失われる.火砕流に飲み込まれた被災地の住民はひとり残らず犠牲になる点が,被災地住民の数%以下が犠牲になる地震動災害と大きく異なる. 大規模火砕流や岩なだれの堆積物は火山麓に広い平坦面をつくった.そうしてつくられた土地の上に建設された現代都市の生活者にとって,当たり前すぎて日々の生活では忘れがちだ.しかしひとたび火山に異常が発生したら,どうなるか。 火山災害の種類とリスク 早川由紀夫 1 私たちがよく目にする噴火によるものは小さい。 2 日本列島で100年に1回起こる火山体の崩壊による土石なだれは中程度。 3 1万年に1回起こるカルデラ破局噴火は、リスクはずば抜けて大きい。 現在の都市をかつて襲った火山事件の例 15,000 十和田ハチト 6.7 200万 133 青森・秋田・岩手 28,000 丹沢ミラ 8.3 300万 107 鹿島、宮崎、熊本 「規制委の火山リスク認識には誤りがある」2014.8.10 藤井敏嗣東京大カルデラ噴火が起きると、周辺部の数百万人は火砕流のために即死し,日本列島に住む数千万人以上が分厚くたまった火山灰の中で、交通機関も食料もなく路頭に迷うことになる。COPILOTが描いてくれた火山防災ポスター(プロンプトを英訳して使いました)