風たちぬ
宮崎 駿監督のアニメ「風立ちぬ」を一昨年子供たちと一緒に見ました。今日テレビ放送がるといことで子供たちから教えられて見ています。 (一昨年書いたものです)我がふるさとが舞台(堀辰雄の風立ちぬ)になっています。 「風立ちぬ、いざ生きめやも」 (ポール・ヴァレリーの詩から) 主題歌 ひこうき雲 この作品はゼロ戦の設計者・堀越二郎と堀辰雄の「風立ちぬ」を重ねたものです。ふるさとの町の病院は高原の空気の澄んだ場所で、 当時は不治の病と言われた結核の療養のために多くの文人が来ていました。 横溝正史、竹久夢二、堀辰雄、尾崎喜八、正木不如丘などです。 堀辰雄の「風立ちぬ」ではここで療養していたのは節子です。(彼の作品に「菜穂子」もあります) 私の母もこの病院で事務をしていて堀辰雄に東京に出て来ないかと言われたとのこと。 (どんな意味で言われたのかは本人のみしかわかりませんがネ)今はそんな面影をみじんも感じさせないところがさびしいですね。(笑) 母のアルバムから高原サナトリウム本館玄関前で、当時のお医者さん、看護婦さんと一緒の写真を見つけました。前にいる方々は?久しぶりに若い頃に読んだ堀辰雄の風立ちぬを青空文庫で読んでみました。ふるさとの子供の頃の思いでが眼に浮かびました。 時代が僕に追いついた 2013/7 宮崎駿「風立ちぬ」は 「火垂るの墓」への回答