Mother Earth/Father Sky

[学校生活] カテゴリの記事

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• MBA全科目終了

  本日、レポートを提出して全ての勉強が終了しました。なんだろ～　正直全く実感がありません。逆に、提出し忘れているものは無いかなど、不安ばかりです。卒業式を迎えて初めて実感するのだろうか・・日本で働き初めて実感するのだろうか・・今は不思議な感覚です。受験期間も含めれば、数年がかりの人生最大の勉強期間だったかも知れません。成長したのかどうかは不思議と実感沸きませんが、棚に並んだ書籍、大量のケーススタディ、書類を見ると、よくやったなと思う。MBA最初の一週間は死にそうでもうダメだって思ってたけど、いつの間にか楽しくなってた。そう考えると、自分が知らぬ間に環境に順応し、成長したのだと思う。お疲れ様でした。日曜日が卒業式です。

  May 11, 2005

• 

  奇跡の逆転勝利- Marketing Strategy

  これまでMarketing StrategyのコースでMarkstratというシュミレーションを行ってきました。そして今、その最終プレゼンテーションが終わったところ。興奮しながら日記を学校から書いています。実は、最初の頃、何もかもうまくいかずチームはどん底であった。そこから奇跡の逆転勝利を成し遂げたのである。TeamA　赤色が我々のチーム前回の日記でも書きました、まさに七転び八起きの精神自分はあまりこの言葉を浸透させるつもりは無かったのですが、チームメイトがえらく気に入ったようだ。シュミレーション中はいつもNana Korobi Ya Okiと皆口ずさんでいた（笑）そして、本日のプレゼンの最初にこのスピリットを説明する事に決定。プレゼンのはじめ、我々チームメイトが『ちきしょう、なんでうまくいかないんだ！』『こんなシュミレーションやめてしまえ！』と愚痴をいう設定。すると、俺がブツブツと『七転び八起き』とつぶやきはじめる。『Hey、今お前なんて言った？』そして、自分がこの言葉の意味、我々がどん底から立ち上がったスピリットについて説明した。ちょっとお遊びが過ぎましたが、その後のプレゼンの内容が非常にクリティカル、信頼できるデータを準備してあったので、問題は無かった。実際、皆最初は笑ってくれたし（怖い教授も）、その後のプレゼンは、あ、っと言わせる事ができた。自分は自分のブランドのパートでプレゼンをしたが、内容を深く理解していたし、とても心地よくプレゼンテーションをする事ができた。最後は大きな拍手！チームメイトとがっちりと握手を交し合う。これまで、どれだけの時間をこのプロジェクトに費やしたかわからない。。誰もが感無量であった。こんなすごい奴らと一緒にプロジェクトを組めて本当に良かった。最後にふさわしい、素晴らしい内容であった。このクラスがこの2年間でベストであっただろう。残りわずか・・・。

  May 3, 2005

• 

  BrownWater 2005

  我が校にはBrownWaterという伝統行事があります。約3日間かけて、様々なイベントが行われます。教授の退職パーティ、ゴルフトーナメント、マラソン、BBQ、ワイナリーツアー、カジノなどなど。どうしてこのめっちゃ忙しい時期に行われるのかが未だ疑問なのですが・・。昨年は色々と参加したのですが、今年はほとんど参加できませんでした（悲）このメインイベントは名前の由来であるBrwonwater学校を流れる川（まあ、決して綺麗な清流ではない）をチューブに乗って下る。特に意味は無い（笑）でも教授なども参加してかなり盛り上がる。アシスタントディーンは大のアウトドアマンなので、ご自慢のカヌーで下る実はこのイベント、30年の歴史あるイベントらしい。今回こんな古い写真付きのダイレクトメールが送られた。ただの川下り（川遊び）ですが、こうなるとなんかとても歴史を感じる。さあ、ラストスパートです。ペーパー３つ、プレゼン３つ、その他宿題１つで終わりだ。それがすべて来週の一週間に詰まってる。実質来週が最後の勉強ですね。なんか淋しいなあ～

  May 1, 2005

• MBA 日本語Website 完成

  昨日は、インターナショナル生徒の送別会があった。一年生が企画してくれたのだが、色々サプライズがあり感動した。学校のネーム入りのスペシャルマグカップや、学校のスタッフ、教授からの寄せ書きのカードが一人一人配られた。一年生が入学した時は、我々がWelcomeパーティを企画し、卒業時は一年生が送別会を企画してくれる。ごく普通の風習だと分かっているものだが、フレッシュだった一年生が我々の為に色々試行錯誤して企画してくれた事は素直にとてもうれしかった。また、本日は教授の家でパーティーがあった。田舎の一軒家で、馬小屋には11頭のペットの馬が居る。天気はあいにくの雨だったが、皆でゲームをしたり、バンドを聞いたり、とても楽しい経験だった。さて、話は変わるがようやく自分の学校を紹介する日本語ウェブサイトが完成した。授業の一環で作成していたのだが、学校の自分のサーバーは卒業したら利用できなくなるので、フリーのストレージを探してようやく移管ができた。テンプレートを利用していないので、見た目は素人サイトであるが、なんとか完成できたのでうれしい。（広告がうざい・・・無料だからしかたない）ウィラメット大学日本語サイト自分の学校のMBAﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑはまだまだ知名度が低い。色々学校のマーケティングにも携わった事もあり、少しでも役に立てればと思う。アメリカ生活、残り一ヶ月切りました。まだまだ、プロジェクト等やる事はいっぱい。最後まで完全燃焼目指してがんばるぞ。

  Apr 24, 2005

• 久しぶりに見たゲイナーに感動。

  今日は恒例のAMAのビジネスランチへ参加。今回はWillamette Universityがスポンサーという事もあって、知り合いも多かった。レクチャーの前に、学校の就職課女性が挨拶をした。彼女は今年から雇われた事もあり、かなり積極的に活動を行っている。その挨拶の中で、今年からポートランドにてEMBA（Evening MBAﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ）をパール地区にて開始するとオフィシャルアナウンスをした。Willamette大学はいよいよポートランドに進出していきます。（私のように・・・笑）さてさて、やはりスーツを着ると気持ちが引き締まります。（毎度の話ですいません）先日、知人のAさんから使い古したTUMIのバックを譲り受けたのでかなり上機嫌。アメ人のように、決してスーツにリュックなんて事はしません。今日は、E-Commerceのケースディスカッションがありましたが、過去最高と思える程、がんがん意見を述べる事ができた。なぜか、他の生徒がビジネスを知らないキッズに見えてしょうがなかった（実際職歴を見れば明らかにキッズだが）てなわけで、形から入るあずあずは、かなり勘違い野郎ではありますが、いいモチベーションでビジネスを学ぶ事ができるのです。実は最近、仕事をしている夢を沢山見る。目を覚ました瞬間・・・あ、今オレゴンなんだって感じで。卒業、仕事を目の前にして、明らかに今まで眠っていたビジネス魂のスイッチが入ってます。先日Uwajimayaにある紀伊国屋でゲイナーを発見！　思わず購入してしまいました今の日本はどうなってるんだ？？って興味津々・・・。驚いたあ・・・浦島太郎の様に・・まず、野郎の髪がみんな長いぞお～　キモイぞ～俺が高校生の時に流行ったファッションがまた流行ってるぞお～女の子みんな可愛く見えるぞお～　白いぞ～なんでジャケットの襟立ててんだあ～　襟立てるのはアバクロの店員くらいだあ～てなわけで、初めてHot Dog Pressを見た高校生の様な新鮮な気持ちで思わず雑誌に釘付けになってしまいました（笑）私は本当に日本の世界、ビジネスマンに戻れるのでしょうか・・・ちょっと心配です。（全然だけど　笑）

  Apr 13, 2005

• 

  七転び八起き

  現在マーケティングストラテジーのクラスでMarkstratとというシュミレーションをしている。消費財を生産し、様々なターゲット顧客に対して商品を売っていく。例えば“Professionals"というターゲットセグメント（ターゲット顧客層）は、ハイクオリティ、ハイパフォーマンスの製品に興味を示し、ある程度は価格が高くても購買する傾向がある　といった具合です。しかし、こういった消費者行動は常に変動していく。我々はいかに消費者行動、経済状況、競合会社を予測していくかがキーだ。ターゲットセグメントが購買するには、製品の重さ、デザイン、価格といった詳細な製品特徴をR&Dを通して開発していく。生産（原価）、生産量、在庫、広告、流通、に関わるコスト、利益計算も大切だ。とにかく、毎回莫大なデータ指標を考慮しながら意思決定をしていくので時間はかかるし、意思決定が非常に難しい。前回の日記 にも書きましたが、実は我がチーム、しばらく最下位でした。ところが・・・ここに来てようやく光が見えてきた！“Nanakorobi Yaoki！”と皆で復唱してから、ようやく我々の戦略が実を結んできたのだ。売り上げは、（我々はチームA）そして順位を決定するStock Priceは正直、ピリオド３，４，５，６はどん底で辛かった・・・現在は、ブランド認知、消費者購買意図の数値は競合を抜いている。今回も在庫を完売し、いくらか販売機会を失ったくらいだ。生産すれば売れる、ターゲット市場独占の日も近い・・？楽しくなってきた。チームが今一丸となってます！

  Apr 12, 2005

• 怒涛の一週間

  しばらく日記を書けませんでした。春休み明けの怒涛の宿題、プロジェクトペーパー、ミーティングの嵐で、授業が無い金曜日の今日もようやく今（夜中1時）になって落ち着きました。特に最近のプロジェクトミーティングは一つあたり平均3時間はかかる。肝なのはMarkstratというマーケティングシュミレーションとデータマイニングのプロジェクト。Markstratは、以前紹介したマーケティングのシュミレーションで、なぜか天才軍団が集まっている我がチームが最下位なのである！！他のチームの情報だと、みんな平均1時間くらいで、特に大きな戦略、計算もせずアバウトに意思決定をしているようだ。一方我々は、各自ブランドマネージャーが各種のデータをまとめて発表、ありとあらゆる計算、予測をし、意思決定をしている。全て戦略ベースの数字に基づく決定をしてきた。だから、最下位になっている現状はかなりショックなのだ。なぜだ・・・・同じチームメンバーでほとんど寝ていないやつもいる。今日は教授と面談を設定し、シュミレーション上のローンをする事になった。（利益が出ず、プロダクトのR&D、Advertisingの金が無い）今日、ミーティング中にこの言葉を黒板に書いた。七転び八起きFall seven times, stand up eightおお！　皆納得する。nanakorobi yaoki !みんなで復唱する。これだけ熱くなる仲間と真剣にプロジェクトができてとても楽しい。ふう～　明日は久しぶりの寝坊できるかな・・・。

  Apr 2, 2005

• いよいよ

  今日で春休みは終了。今回は特に他州への旅行はせず、比較的のんびりした生活を送った。今日は最終日なのだが、もうすでに学校モード。4時に学校に行き、本日のミーティングの下準備。6時から9時までみっちりMarketing Strategyのクラスのミーティング。皆充実した休みを送ったせいか、とても良い議論、結果を得る事ができた。今このクラスでメインに行っているのがMark Stratというシュミレーション。日本語解説仮想のマーケットで、ターゲット顧客を判断し、消費財を売っていくシュミレーションなのだ。これが、かなり手ごわいシュミレーション。ブランド、顧客の嗜好、R&D、製品特性（価格等）、広告、セールスチャネル、市場の動向（経済、市場予測）など、とにかくデータ、データのオンパレード！今までは理論中心の授業であったが、今回はその理論をベースに様々な数字を考慮していかないとならない。一つの意思決定プロセスに対し、平均２，３時間はデータ分析等に費やす。最終的には、株価、利益等で順位が決まり、それが直接成績につながるのだ。このチームはかなり熱心なクラスメイトで構成されていて面白い。なるほど～って思う事がたくさんある。しかし、チームプロジェクトであるからといって人任せにはしてられない。それぞれブランドマネージャーとしてプロダクト、ブランドの責任者を受け持つ事になった。あと残りわずかなﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ全力でがんばるのみ！

  Mar 28, 2005

• プレゼン・プレゼン・プレゼン！

  先週末から計３つのプレゼンがあり、ようやく本日山を越えた。いずれも、メインスピーカーで、本日はデータマイニングの分析プロジェクトを行っている外部組織へのプレゼンだった。ふう～疲れました・・・。特に今日。自分の相方がなんと遅刻してきて、プレゼンギリギリに部屋に入ってきたのだ。冷や汗ダラダラ・・ビジネスの世界ではいかなる理由があっても、肝のプレゼンで遅刻する事は許されません！（怒）精神的にプレゼンの前で疲れてしまいました。前職の経験もありプレゼン自体は自信がある。でも英語となると全く世界が違う。しかし、ようやく言葉の壁を越えたプレゼンが出来るようになったと思う。うまく英語を話す事よりも、いかに自分のメッセージを強調して述べるかの方がはるかに大切だと思う。ネイティブでも、ペラペラ話すより、ゆっくり抑揚のあるメッセージを伝えるプレゼンの方がはるかに好感がある。あ、なんだ、早くスラスラ無理に話す必要は無いんだって、あるアメリカ人のプレゼンを聞いて思った。もちろん、それをサポートする論理的な内容、パワーポイントも大事なのですが。今日は山が超えたので一安心。AMA（American Marketing Association)のネットワークイベントに夜参加。場所はポートランドのMasu Sushi アメリカ人が経営する店なのだが、お洒落な内装、空間と日本料理とのコンビネーションがとてもいい店だった。味もなかなか良く、酒の品揃えも良かった。オーナーとも話をしたが、彼なりに差別化をはかっているようだ。山を越えた事もあり、日本酒を久しぶりに飲んで酔ってます～。明日が終われば春休み！！がんばります～。

  Mar 17, 2005

• アメリカ人と仕事はしたくない

  この約2年で得た結論は、アメリカ人とはなるべく仕事をしたくないという事です。今も明日のプレゼンの関係でやりとりしていたんのですが、夜送ってもらえるはずの資料が届かない。電話しても留守電ようやくつながったと思ったら、寝てたようで、ゴメンの一言もなく“Don't worry”の繰り返し俺は神経質すぎるのでしょうか？今日のミーティングでも彼女とチャットしてたり。。言っても止めないし。アメリカ人と違って、ノンネイティブの自分は彼らの倍以上準備しないといけないのは事実である。だから、その辺の温度差はあるかもしれません。でもいい加減、こいつらとはもう仕事したくないな～って思ってます。もしこれが本当のビジネスなら、もっと神経を使う事になるだろう。でも逆にデキル奴はいるんですよね。もう一つのプロジェクトがあるのですが、超デキル君チームだ。自分がやばい、貢献していないって思う程、かなり真剣で優秀な人たちだ。最後の学期にこのチームに入れて本当にうれしい。アメリカ人と仕事したくないっていう結論はまだ早いかも。

  Mar 12, 2005

• 忙しいのは良い事なんでしょー

  なんか忙しいです・・・最近、週末がありません（悲）日記で多忙さをアピールしてもしょうがないんですが。。髪を明日ようやく切れると思っていたのですが、急遽キャンセルした。理由はプロジェクト、宿題、プレゼンの準備現在かなり本気モードのプロジェクトが2つ進行していて、来週からもう一つ新たなプロジェクトがスタートする。あと数ヶ月の学校なので、かなり自分も本気モードになっているのですが。。なあ～んか空回りもしています。ミーティングでも自分がかなり殺気立っているのを感じる。実は周りの人間もそうだ。（就職が決まっていない人たち）そんな中、天気の良い春の陽気が続いています。大学全体では、みんなのんびりしている雰囲気を感じます。あまりにも良い光景だったので、今日は写真に収めてHPにアップしました。Law SchoolとMBAだけ殺気だって浮いてるんですがね。土曜日の特別授業の後にNBAを友達と見に行く事にしたのが、唯一の望み！“Take it easy”空回りしないで、どっしりと腰を据えてこの山を乗り越えようと思う。

  Mar 11, 2005

• エクザミネーター

  本日はMarketing Strategyのテストがありました。2年生になると、プロジェクトやプレゼンで評価される事が多く、いわゆるテストを受けたのは久しぶりだ。ここWillamette大学では、基本的に全て自分のPCでテストを受けます。これまで、ワード等でタイプしてクラスツールにアップロードするパターンでありましたが、昨年から新兵器、エクザミネーターというソフトが登場！これは何かと言いますと、試験中、一切他のファイルを参照する事ができません。つまり、カンニング防止ソフトなのです。一度でもファイルを開けたりすると、“Your Exam is Terminated”　ダダッツダッダ♪　（音楽はイメージ）と恐ろしいメッセージが出て、試験終了となってしまいます。これがまたトリッキーで、例えば誰かがメッセンジャーなどを送ってもダメ。とにかく、このソフト以外で画面に何かが起こると終わりなのである。試験中、ウィルスソフトのアップロードもダメ。全てOffにしなければならないのです。これは異常な緊張感が生まれます。（勿論、不可抗力なら試験すぐ受けなおす事が出来ますが）昨年辛かったテストを思い出します。エッセイクエスチョンで、クローズドブック（一切持ち込み無し）が沢山あった。一番辛かったのは、Econ（経済学）。この学校最大の難関クラスで、学期中５回程テストがあるのだが全てエッセイスタイルのクローズブック。点数もクラス全体の平均点を考慮してくれず、５回のテストの平均が80点を下回るとCを容赦なくくらう。全てエッセイで他のペーパーなどでカバーできないので、まさに真剣勝負。勉強してないエリアが出題されると、そこはまさに白紙になってしまうのです。５回目のテストの時は、既に平均点が足りずドロップした生徒も沢山居ました。最後のファイナルはほんと緊張でした。エクザミネーターを立ち上げ、クラス全体が凍りつきました。約20問程のエッセイで、3時間ノンストップでタイプ・・・ああ、もうあんなテストは受けたくない。今日の出来？まあまあ、だったかな・・・プレゼン、レポート、テストが終わり、今度はシュミレーションが始まります。

  Mar 1, 2005

• プレゼンで集中砲火をうける・・

  月曜日は例のマーケティングのプレゼンだった。3人のチームで、30分のプレゼン。前回の日記にも書きましたが、ペーパー提出でかなりチームワークはバラバラ状態。自分は定量分析の担当になったので、あまり残りのプレゼン内容にはタッチしなかった。（もうペーパー作成で討論疲れた）ともかく、男性メンバーが作ったパワーポイントのストラクチャをチェックする。（内容を書き込む前の状態）はあ～　バラバラ。論理的な流れが全くなく、ただトピックを並べているだけ。即行でチャート図を作成して、根拠と結論、なぜこのスライドが必要なのか？　このスライドは最後にするべき等のアドバイスをする。それでも、自分が考えているプレゼンのストーリーとはちょっと違う。でも、もう全て変える気力無し、彼に任せた事もあり、それ以上は言わなかった。ちなみに、もう1人のパーティがーるは一切手伝おうともしない。（こっちも任せられない）金曜日の夜中にペーパー提出、土曜日は特別授業、月曜日に他のクラスのペーパー提出もあり、もうミーティングの時間がお互い持てなかった。ほぼぶつけ本番。だが、そこはアメリカ人。プレゼンはうまい。うまく順調に滑り出す。だが・・・このマーケティングの教授、かなり怖くて厳しい。恐らくこの学校で一番近寄りがたいかも・・ハゲでヒゲもじゃもじゃの教授が怖い顔でプレゼンにストップをかける。『キミ達のポジションステートメントは何だ？』『何故、そのコンテンツを増やすと仮定するのか？　そのベネフィットは？』『それは何年？、何％、いくらだ？』我々は回答するが、『それは俺が聞いている回答ではない！』クラスが凍りつく・・・自分も何度か回答したが、違う！と軽くあしらわれる・・ひえ～・・・。なんとか、もう1人の男がうまく説明した。そんな事の繰り返しで、結局時間も押し迫ってきた。そして、自分のパート。時間がもう無く、用意したメモなど読まず、説明。エクセルで作成した、損益計算、短期･長期でも様々なパターンを紹介。そこで教授のツッコミがはいる。が、かなり自信があった内容。気がついたら、ペラペラと英語を話し、うまく説得していた。また、プレゼン前半で指摘された点も含めて総括のコメントも加えた。『グレイト！』最後に教授は言ってくれた。正直、今回のプレゼン全体の出来は最悪だった。後でもらったペーパー、プレゼンの評価も最悪・・・でも、最後に一言、プレゼンの最後の分析（俺のパート）はとてもよかったと書いてあった。唯一のポジティブな評価！純粋にうれしかったです。このクラスかなりタフだけど、この教授からたくさんの事を学んでいる。あとは自分の英語力の話。正直、今までプレゼンといっても暗記、もしくはメモを読むのが精一杯で、質問に対する回答、インタラクティブなやり取りができなかった。ところが、今回、自分でもびっくりしたぐらい英語でやり取りできた。振り返って考えてみると、今回のケーススタディで泊り込みを含め、散々討論をしたのが大きな理由だと思う。あとは今学期、24時間で英語を話すトータル時間が過去最高。（いつかこの話はまた別途書きたい）1人で考え事をする時、寝る時、夢が完全に英語になっている。このプレゼン、失敗だったが結果的に様々な事を学んだし、自信もついた。

  Feb 17, 2005

• 空いた口が・・・。

  この日記ではネガティブな事はあまり書かない方がいいと思う。でも・・・今、ひじょお～に腹が立ってます！！ゴメンなさい、ストレス発散で日記書きます。先日書いた、泊りがけのプロジェクト。今日の12時がペーパーの締め切りであった（プレゼンは月曜）今日も一日中、与えられたタスクに一日費やしていた。自分は、現在の問題点、自分達の意見をサポートする為に様々なデータを調べて、定量的な分析をエクセルで作成していた。もう1人は、ビジョンを明確にする為の図解などを作成。そして、もう1人の女の子は今までの意見をまとめた文を作成する事になっていた。男性陣2人は、夕方にそれぞれのファイルを送信。既に泊りがけで討論していた内容をサポートするだけだったので余裕だと感じていた（あとは女の子が我々のデータをインプットするだけ）ところが・・・・ファイルを送信した後、確認でメッセンジャーで話をするが、彼女は自分の仕事でイッパイ、イッパイなのか、話を聞こうともしない。とりあえず、確認しておいて～　と申し送った。そして21時すぎてもメールが来ない。もう1人のやつと相談して催促する事に。そしたら、わけわからん事を言い出している。既に討論した同じ事をまたほざいている。ちなみにこのコ。インド系のアメ人。ブランド服を身にまとうボンボンパーティーがーる。なんとかうまく説得し、出来たファイルを送ってもらった。ところが・・・・5行ほどの文の３パラグラフだけ・・・・しかも内容はただケースを要約しているだけ・・・は？？？？？？？？？なにこれ？？？お前は今まで何をしていたのか？？？もう1人の友達もマジキレしてる。ここはともかく落ち着いて、うまく我々が求めていた事を説明する。友達と彼女を信じて待とうと決めた。ところが・・・またなかなか返事が来ない。とうとう11時。もしやの為に催促する。するとまたすぐに送られてきた。が・・・ほとんど進歩がない。友達の作った内容をほぼコピーしているだけで、我々が話し合った内容が全く反映されていない！！！！ブチキレた俺は、わかった残りの時間俺ともう1人でやらせてくれと言う。ちなみに俺が今まで何してたのか？って言ったら逆ギレしやがった。で、なんとか12時間際・・・何とかコメント加えた内容で彼女に確認でファイルを送った。すると・・・・もう提出したとほざいている！！！！！結局最後に提出した内容は納得のいくものではなかった。しかたなく、自分が作成したエクセルを添付資料として合わせて送った。あとで確認したら、そのコ、自分らが作成したファイルを全く読んでいなかった。言い訳は誰も言ってくれなかったとかほざいている。これがいわゆる一番ムカつくアメリカ人のパターン！！！！決して自分の否を認めないし、感じない！！！！こいつほんとにMBAなのかよ！学力以前に人間としてその価値観を疑う。ああ～最悪。いわゆる仕事できない人間。月曜日のプレゼンどうなる事やら・・・・。

  Feb 12, 2005

• 近況報告。。。

  今友人宅から日記を書いてます。かれこれ数時間。。。マーケティングのケーススタディのペーパー、プレゼンの為に熱～い議論が交わされた。。こんなに熱くなったのは久々。今日は帰れないと予測したので、寝袋持参してます。今は休憩時間で、もう１人の女の子は隣で寝てます。自分らがコンサルティングファームになったと過程し、あるケーススタディにそって、問題発見、定義、そしてソリューションを信頼できるデータをもとに提供しなければならない。お題はCBSのEvening News視聴率が下がっている現実とABC、NBCと醜いラットレースを繰り広げている。今まで習ったLong TermのCompetitive Advantageにフォーカスしなければならない他社のビジネスモデルとコピーして、短期的な利益に走っても、将来Loserになるのは目に見える。なら、どうするべきか？ターゲットは？新しいビジネスモデルは？このチーム、かなり個性と自己主張が強い（自分も含め）いやいや。。。大変だけど面白いね。がんばりまーす。。。

  Feb 10, 2005

• ブランドマネジメント

  ふう～。今週はなぜか課題の締め切りが重なって大変ですぅ。授業以外のミーティング等で結局朝から晩まで学校に居る。って言っても、皆同じ状況だからがんばらないと！We are in the same boat！て、ことで頭の整理も兼ねて授業のトピックでも書こうかな。しかも万人受けする内容。そうブランドマネジメント。今学期、Marketing Strategyという科目を取ってます。去年にCoreでMarketingは取りましたが、今回はより深く突っ込んだ内容で、特にLong Term Competitive Advantage（長期での視点での競争優位の確立かな）をテーマに勉強しています。その中でブランドマネジメントは面白いけど、奥が深いです。ブランドというと、まあ日本ではシャネルとかグッチとかそういった高級ブランドをさしてしまいがちです。また、直接トレードマークの事を考えますよね。勿論それも正しいのですが、今扱っているのはIntangible Asset（無形資産）を創造するブランドマネジメントです。これは日本でも数年前から自社ブランドの資産価値を計る試みが話題になりました。今、細かい内容書いていたのですが、内容が難しくなってしまったので消しました（簡単に説明できるようにならないとダメですね。。）ま、ともかく最も簡単なブランドイメージの話にしましょう。スターバックスと聞けば、お洒落な雰囲気、良いサービス、カスタマイズ、etc... コーヒーの原価を越えた価値がそこにはありますよね。彼らはよく“Experience”を売っていると言ってます。そういったブランドイメージが顧客と企業の距離を縮め、Transaction Costを削減、様々な要素（Value, Brand, Relationship Equity) を通じで顧客のブランド選択へ導きます。それが結果的に資産になるという流れかなあ～その他色々な戦略を勉強しました。どうブランドを維持するのか？新サービスでのブランド名はどうするべきか？（クリック＆モルタルの事例）しかし授業で最もキーになった話題は、顧客が価値を創造するという事。ちなみに2004年のTop10ブランドは。1. COCA-COLA2. Microsoft3. IBM4. GE5. Intel6. Disney7. McDonald's8. Nokia9. Toyota10.Marlboroやばい、こんな事日記に書き始めたら余計時間がかかってしまった（何せ変な事Web上で書いたら、バカ丸出しだし。。）ふう～、これからあと一つケーススタディを読まないと！！がんばろー。

  Feb 8, 2005

• PCと6時間格闘・・

  本日は授業がありません。しかし、Data Miningというクラスの宿題のため学校に行きました。これは3人のグループで行う宿題。タイ、ケニアからの女の子が自分のチームメンバーだ。今回の宿題はクレメンタインというSPSSのソフトウェアの初歩の初歩のエクササイズ。説明書にしたがって、操作をしていくだけ。ところが、甘かった・・・。範囲はCh1からCh3までって簡単に聞いていたが、実際マニュアルのページ数は６０ページもあった。数ページ進むのだけでもやたら時間がかかる。実際のソフトとマニュアルのバージョンの違いでうまくいかない事が多々。PCの前で、あ～でもない、こ～でもない、TAに電話したり、議論したり。結局・・・6時間もかかってしまった。（ほとんど休憩なしで）ほんの初歩の段階なのに・・・。だがこのチーム、かなりチームワークがいい。お互いの弱い部分をうまく埋め合わせていて、各自の意見がすべてうまく解決に結びついた。お腹ペコペコで、タイ料理屋で宿題第一弾終了のお祝いディナー。でも。。こりゃ大変なクラスとってしまったな～これから本物のデータ解析が始まったら・・・.おお～こわ。南無～。

  Feb 5, 2005

• ビジネスブレックファーストその２

  本日は、大学とOPB（Oregon Public Broadcasting) 主催のビジネスブレックファーストにまたまた参加した。テーマは、‘Thriving in the Knowledge Economy: Assessing Oregon’s Prospects for 2005 and Beyond.”自分はネットワーク作りよりは、今回のテーマに興味があって参加した。場所もまたまた徒歩の距離の場所だし。朝6時半、眠い目をこすりながらスーツに着替える。あ～サラリーマンに戻った感じだった。。。外はまだ薄暗い・・会場に着くと仲の良いクラスメイトのコが既に居た。今回学生で参加するのは、自分のそのコだけだった。後は、Deanと就職課の担当者の女性だけ。我々に色々なOBを紹介してくれた。名刺をすぐさま交換してしまう自分はやっぱジャパニーズビジネスマンだなあ～って改めて感じた。さてさて、今回のは大学教育を受けた25～34歳の若者がいかに経済を牽引しているのか？という内容。（就業者としてと消費者として）こういった若者層、違ったライフスタイルが今オレゴンに大きな影響を与えているのである。またオレゴンを代表するIntel,Nike,Tektronics,HPなどの産業がいかに経済にインパクトを与えているのかも説明してくれた（わけわからないクラスター分析表で？？でしたが）各州におけるこの手の人材の流出入データ等を見ると、オレゴンは上位に食い込んでいる。ポートランドのダウンタウン、パール地区は今建設ラッシュである。それは、オフィスビルよりもお洒落なアパート、カフェ、レストランなどである。以前ポートランドのAKIKOさんの日記にもありました。以前、新規店舗の出店分析に関わっていた事があるので、街を見て経済の動き（活発さ）を感じる癖がある。パール地区の様子は明らかに自分でも異常だと感じていた。企業の人間として、こういった人種の流入をいかに利用し、競争優位を保つかという内容で話は締めくくられた。M.ポーターの話を持ち出していたが、現状の分析は非常に面白い内容であったが、どう競争優位を確保するのかという内容はイマイチだった。次回はNike,スタバのマーケティングフォーラムに参加予定。それは楽しみだ！

  Feb 4, 2005

• Next Step....

  昨日、学校の就職課が招いたNext Step Parteners　のワークショップに参加した。Next Step　Partenersから来たのは女性２人彼女らは経歴はエールのMBAから大企業のマネージャーと素晴らしいキャリアの持ち主。Next Step Partnerのクライアントにはハーバード、ウォートン、全米有名企業が名を貫いている。有料ではあったが、自分の将来の夢がぼやけている今、参加する事にした。朝6時に起き、久しぶりにまる一日缶詰だった。就職活動に対する話というよりは、自分のValues, Vision, Positioning　を確認し、自分のMarketing Planを構築していく内容で強い感銘を受けた。自分を再認識、夢を確認するにはいい機会であったので、少しでも情報をシェアできればと思う。Value：Think about your peak experiences and make some notes. From your experiences, what values are present:これは2人で話し合いをしながらするのがベスト例えば、部活でキャプテンしていたが、人をマネジメントするよりも技術的に卓越し指導する事に注力した、規則に従って生活するのが息苦しかった、新規事業が楽しかった、常に人とのコミュニケーションを大切にしていたなどなど。過去の経験から本人の傾向、嗜好を見出していく。ちなみに自分はChallenge, Achieving a Dream/ Goal, Excellence, Feedom というValueを置く人間と判明。それをValue Wheelなる円に書き込み、それぞれ何％の比重かを書き込む（時計のように）Vision：Imagine yourself FIVE years from today living a life that is satisfying and fulfilling. Imagine aspects of your life that relate to each of the three areas( Personal life, Work life, Contribution) Simply complete the statement: FIVE years from now I want...これは、目を瞑り催眠術の様にリラックスして自分の夢を描く。。大事なのは、What not How、Positiveこれだけでも、自分がどういう特徴を持った人間で生きてきたのか、そしてどうありたいのかが見えてくる。その後は具体的なMarketing　Planを作っていくのだ。まさにプロダクトのMarketingと同じ原理。自分のネットワーク、人間も具体的に書き込んでいく。そしてプロモーション戦略を立てるのだ。プレゼンターの2人も若い女性でありながらとても素晴らしい進行だった。自分の夢、なにかもがいている時、考えているけど前に進まない事があるそんな時は、当たり前のようだが、紙に書き出し再認識するのがベスト。そして強い意志を持って実行するのみ！そうすれば道は開かれると信じてます！！

  Jan 30, 2005

• 学校のパンフレットが完成！！

  学校のパンフレットがようやく完成した。2年前にDeanが変わり（Peperdineから来た）、ビジネススクールは改革の真っ只中。コースのカリキュラムもどんどん良くなっているし、教授もあちこちから獲得している。勿論、生徒の数、クオリティを上げる事も大きな命題だ。以前、アドミッションオフィスのプロジェクトに関わったので、今回完成したパンフレットはまた違った見方で納得のいく内容だ。今回DVDまで製作したし、かなり気合入ってます！で・・以前の日記にも書きましたが、このパンフの撮影会の撮影にモデルとして参加しました。さて、俺はどこに写っているかなあ～？？またかよ！（By　三村）写ってました、確かに。が、しかし、顔は約1/4 でカットされ、相方の女の子がアップでよく写っている・・・う～ん。まあ、俺が写っていると競争率上がっちゃうしな。。。（むなしい）ちなみに、DVDもチェックどこにも俺はいません（悲）でも、まあ綺麗な学校の雰囲気、友達、教授もみんないい顔して写っているので、とてもうれしいです。興味のある方は、HP　から2005 View BookでPDFが立ち上がります。

  Jan 25, 2005

• 最後の学期がはじまる

  今日から学校がはじまった。最後の学期。久しぶりの再会で学校は大賑わい。この瞬間はいつも楽しい。旅行の話をすると、誰もがビックリする。そんなに周ったのか？って。今学期は4科目で卒業単位が取れる。しかし、最後の学期だ。楽をしようと計画していたが逆に最後だからもっと勉強しようと決めた。今週はイントロなので、とにかく興味がある科目は全て出席し、最終的に履修科目を決める予定だ。最低5科目履修するつもりだ。なんと言っても今学期は一番勉強したかった科目が盛りだくさんだし。Marketing StrategyData Mining for Information Based ProductsE-Commerce & E- Government: Strategy & ImplementationIntegrated Marketing Communication (IMC)Public Relations&Crisis Communicationsそう、マーケティング系がいっぱいあるのだ。Data Miningは前職で大変苦労したので、ぜひ学びたかった。これはとても面白いトピックなので、いずれまた話ができると思う。そして、IMCこれは、マーケティングですが広告、プロモーションに特化した科目。実は、MBAよりこのIMCのマスターを取りたいと思った事も昔あった。ノースウェスタン大学のメディルというジャーナリズム科がとても有名です。PRのクラスは、様々な企業危機の話も取り上げるようだ。テキストBookの中には、エンロン事件の小説（Anatomy of Greed　ちょっと読み始めたが面白いこの小説！）、そしてThe Lexus and the Olive Tree（レクサスとオリーブの木）も含まれていて、なかなか面白そうだ。実は学校選びにはこのIMCとデータマイニングがある学校を選び抜いていました。（点数がよければそんな苦労は軽減できただろうに・・・）まあ、細かい内容はさておいて。とにかく、エキサイティングしています。同じポートランド在住のクラスメイトのコがほとんど同じ科目を履修する事が判明。彼女から、カープールしない？って。いいね、これならガソリン代の軽減できるし、道中いい英会話練習にもなる（そのコはかなりファーストスピーカーなのだ）ちょっとハードスケジュールになりそうだが、今はいいモチベーションがある。実は、来月ポートランドオペラ“Madame Butterfly”を皆で見に行く予定（学割）だったが土曜日は売り切れで平日になりそうだ・・でも授業がある。悩んでいるが、おそらく授業を取るだろう・・去年、Turandot見たしね。このモチベーション、最後まで持つようにしないと。がんばるぞ！

  Jan 18, 2005

• 最終レポート提出！冬休み！

  本日、最後のレポートを提出して今学期無事終了となった。月曜日にBusiness Economic Forecastingというテストがまず最大の山だった。以前の日記にも書いたが、ソフトウエアの結果を照らし合わせながら、色々な予測モデルを作っていく学問。数学が苦手な人なら、数式を見ただけで湿疹が出そうな試験でした。ふと思ったのが、MBAへの受験、そして数学絡みの授業を通して確実に自分の数学的脳が復活したという事。正直、小学生、中学生時代は数学は大の得意分野だった。公文も大好きだったし。ところが・・・高校に入り、東京デビューしてしまい（笑）、まず全く勉強しなくなった。大学へも付属で上がってしまい、これまたアメフト人生で勉強せず。そして、社会人になっても頭を使う仕事はほとんどしなかった（笑）渡米前の数年間、唯一頭を使う仕事に就けたが、その時自分の脳が退化している事に気がついた・・。別に数学を仕事でするわけでもなかったが、データを読む力、論理的思考がかなり衰えていて、自分で俺ってアホだなってつくづく感じたくらい。したがって、MBA受験の為のGMATという英語の算数レベルの試験でさえ、相当苦労した。まずは、本屋の中学生、高校生の参考書コーナーに行き、薄い問題集からやり直した。その時はほんと愕然としましたね。過去の栄光とのギャップも障害になった。お陰さまで、今はかなり数字系怖くなくなったし、楽しい。数字系が復活すると、文系でも論理的思考がかなり活性化されると感じた。話がそれてしまいましたが、そんな感じで今回のテストも一生懸命勉強したので、結構できたと思う。昔だったら、問題見ただけでハイ、さよならだったろうに。で、その後はレポートに専念。一度出したレポートに教授からリクエストが入ったので、再度Refineした。そして、今日、Marketing Research　Projectの最終ペーパーが完了。以前から調査していた語学学校のリサーチ。計３０P 以上になった・・・。Kinkosに行き、レーザーで印刷、製本化してバッチリ！この見かけもかなり重要なんです！学校ではFinalが終わってにぎやかな雰囲気。教授、その他スタッフはみんなサンタの格好とかしている（笑）いよいよ冬休み！早速、明日早朝にシカゴ経由でDCに向かいます。PCは持参するので、前回の旅行の様に旅日記更新できるようがんばります！ではでは！！！

  Dec 17, 2004

• 今学期の授業終了！後は・・

  本日で今学期の授業が全て終わった。今週中に２つのレポート提出。来週に試験一つと、プロジェクトレポートを一つ提出して終わり！今学期は今までで一番早い学期だった。授業にも慣れたし、あっという間でついていくのがやっとだった去年に比べれば実力もついた気がする。最後の授業は必ずみんなで拍手！あと少し！という事で、しばらく引きこもりになって勉強に集中しま～す。

  Dec 8, 2004

• ビール飲みながら映画館貸切

  来週の半ばで授業は終わり、Reading day、そしてファイナルテストウィークになる昨日は授業の後、TNO（Thursday Night Out）という学生が企画している恒例の週末イベント（正確にはただの週末の飲み会）に参加した。今学期最後とあって、今回はいつもの飲み屋ではなかった。映画館しかも、我々学生のために貸切この映画館、普通の映画館とは違う作りはまさに映画館そのものなんだけど、椅子の前に大きなテーブルが用意されている飲み、食いをしながら鑑賞できるのだ。日本では飲み屋で映画を鑑賞できるというのはあったけど、これだけ大きな普通の映画館で大きなテーブルを配置しているのは初めて見た。しかもたったの＄３今回の目玉は、あのTVショー　ApprenticeTV放映時間になったら映画館のスクリーンに切り替え、TVショーを大スクリーンで見るこの番組、チームがあるプロジェクトをアサインされ競い合う。負けたチームの誰かがクビになるといったストーリー例の『You are Fired！』　ですこれ、ただのエンターテイメントではあるが、ビジネススクールで学んでいる人間としてはまた見方も変わってきて面白い今回のお題は、M＆M のキャンディーバーを作って、売り上げが高かった方が勝利そこには色々なドラマがあった。チームメンバーが勝手にディスカウントしてしまったり・・色気で売り上げを伸ばす相手チームに対抗して、ついにストリッパーまがいの作戦で売ったり・・・でもそれは大きな間違いであった。もちろん、プロジェクトに負けたチーム、そしてクビになるべき人間は・・You are Fired！と厳しい宣告を受けた。その後は普通の映画鑑賞タイトルは『ナポレオン　ダイナマイト』 久しぶりにB級映画で大笑いした（酒も入ってたし）たまには、こういうしょうもない映画を気楽に見るのもいいねリラックスできた夜だった

  Dec 3, 2004

• 試験が終わり束の間の休息。。でもないな

  昨日はProject Managementの試験があった。約3時間。オープンブック（教科書、ノート、PC持込可）にも関わらず、あんなに頭を使う試験は久々だった。答案用紙は紙だが、Excel、MS Projectを駆使しながら回答していく・・あるプロジェクトのCPM（Critical Path Method)を作成し、様々なコスト、スケジュールのコントロール指標を計算していく。分かりやすい例だと・・ある期日に終わらせる為にどのアクティビティを短縮すべきか？その場合の最低限のコストは？どれくらいの確立でプロジェクトをある期日に終わらせる事ができるか？（統計絡み問題）一方で、計算問題以外にプロジェクトマネージャーとして、どうマネジメント、コントロールしていくか（チーム、コントラクト、倫理 etc..)という論文形式の問題もタップリ・・そんな感じで、試験終了後はもう頭はパンク状態・・英語もしゃべる気力がない。。日本語が口から自然と出てくる・・しかもその試験後、当日提出しなければならないホームワークの為、同じく試験を受けたアメリカ人のコと再度作業にかかる・・・ふう～疲れました・・Thanksgivingで学校は休み。今日は教授のお宅、友達の家でパーティ。週末もみんなで少し繰り出す予定。でも・・あと残り一ヶ月。ペーパーや試験がまだいっぱい残ってるよおー去年もそうだった。この一ヶ月がかなり山。でもそれが終わった時の充実感・・冬休みを迎える充実感というのは、これまたたまらないんです。“やったあ！　遊ぶぞ～！！”って。メリハリのある生活ってほんといいよなあ～来月の今頃はキーウェスト！がんばります。

  Nov 26, 2004

• インターナショナルパーティ

  本日、インターナショナルStudents主催によるパーティがありました。各国から来た生徒がそれぞれの国を代表する料理を持参。何人かは民族衣装を身にまとい参加。アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米・・・・様々な食がブースに並んだ。お客さんは、教授、他のアメリカ生徒、スタッフ等。たくさんの人が集まり、大盛況だった。我が日本チームはというと、まずクラスメイトの奥さんが散らし寿司を作ってくれたので、まあ日本の食としては完璧。でも、折角だから自分も少しでも貢献したい。と、いう事で簡単且つ大量に作れるそばにしました（ゆでるだけです、ハイ）綺麗なお皿に小分けして完璧！もう一つは、衣装。この日の為に実家から着物を送ってもらいました。母親から送られた着物と一緒に昔の家族写真も同封されていた。それはまだ自分が3歳くらいで、家族4人みんな着物を着ている。父がそのまさに送ってもらった着物を着ていた。今日はたくさんの人にこの着物を褒めてもらった。たんすに長々と眠っていたこの着物。まさか、あの写真に居た小さい子供が何十年後に着るとはね。しかもアメリカで、みんなに褒めてもらって。着物もうれしかっただろうね。日本人としての誇りを感じる事ができた一日でした。わざわざ送ってくれた両親、大事に保管してくれた事に感謝します。

  Nov 20, 2004

• 久しぶりのビジネス電話

  現在　Ｒesearch fo Marketing and Management Decision というクラスを取っています。基本的に2年目はMarketing関係を主に履修しています。マーケティングリサーチは、意思決定の為にいかに正確なデータを収集するかというのが大きなテーマ。例えば新商品例えプロダクトサイドがいい商品を作ったとしても、それを受け入れる消費者の意見が一番大事です。ブランドイメージや商品イメージなど、色々な手法を使って情報収集します。企業サイドは（意志決定者）は、どうしても過去の経験と勘に依存しがちです。過去に何度もその失敗を見てきました。。。だからこそ、信頼できるデータ、リサーチについて学びたかった。今回は授業以外にあるプロジェクトを実施している。それはアメリカの語学学校の競合リサーチ、Demandリサーチだ。とある、オレゴンの語学学校のディレクターと2ヶ月前からやり取りしている。教授の部屋にも何度も訪れ、色々なアドバイスをもらいながらリサーチを実施している。今日はその一環として、日本の代理店のリサーチをした。サンプルデータを抽出し、手法は様々な理由により今回は電話インタビューを実施。前もって準備した質問シートを片手に国際電話をする。久しぶりのアポなし、ビジネス電話。昔、ソフトウェアの営業＆マーケでよくやりました。だからその手の言い回しは得意分野。期待以上のヒット率で、大変貴重な情報を頂きました。ありがとうございます・・・。今月中に、2つのリサーチ手法を実施し、最終的にレポートが完成する予定。やっぱ実際のプロジェクトは楽しい。久しぶりにビジネス日本語をいっぱい使ったなーでも気分がしまっていい感じです。

  Nov 16, 2004

• 豚骨ラーメン、餃子、スーパードライ

  今日の授業中、隣に座っていたアメリカ人の友達がなぜかネットで博多ラーメンの画像を見ていた。彼は日本に留学した事があり、同じアパートに住んでいる仲のいい友達。彼がふと、『夜中の酒飲んだ後のラーメンが恋しい・・』と一言。I agree.ラーメン食べている夢を見るくらい俺も恋しい。この辺（セーラム）ではラーメンなんぞなく、Top ラーメン（まずいカップ麺）が唯一のラーメンだ。で、急遽じゃあポートランドの日本料理屋（ラーメンがある）に行こうって意気投合！彼の彼女と（彼女も日本通）もう1人のアメリカ人の4人で学校が終わったあとポートランドまで車を飛ばしました。そこははじめて行く日本レストラン。かなりの人で混雑していた。店員が日本人だったので、日本語で注文する『豚骨チャーシューと餃子、あと小ライス。　で、スーパードライを先にお願いします』あー日本のようだ！！そのカップルは日本語少しわかるので、自分も小ライスって頼んでた（笑）餃子にビール。その後、決しておいしいわけではないが、久しぶりのラーメンに没頭。。。最近、食べる物がなくて食欲がわかない日が続いていた。いやー久しぶりに食べて満足帰りの道中に女の子が日本の曲のテープを流してくれた。スピッツとか。。懐かしいコレクション。あーなんかとても癒されたし、気分が落ち着いた。最近ストレスも溜まってたし。久しぶりにいつもの仲間と楽しむ事ができた。いい友達に恵まれ幸せだと改めて思った。

  Nov 12, 2004

• 

  爽やかな秋晴れ（紅葉のキャンパス画像）

  今日のオレゴンはとても爽やかな秋晴れでした。どっかドライブに行きたい！そんなワクワクする天気でしたが、今日はミーティングとお勉強・・・でも折角の良い天気だし（オレゴンはこの季節から雨がちなんです）、紅葉も綺麗だったので、カメラを片手に出掛けました。学校の前の並木道 建物からのセーラムの様子 ミーティングの前にコーヒーとカメラを両手にブラブラとキャンパスを散歩しました。今日は特に何も書くことなし！（悲）友達にカジノへ誘われたけど、乗る気がせず・・（ギャンブルしないし）でもいつも訪問して頂いている皆さんに、いつも自分が生活している風景をちょっと紹介できたかな。

  Nov 6, 2004

• 肉離れ

  昨日、例のフラッグフットボールの第一戦があった。先日の練習試合ではボール感覚も復活したし、タッチダウンも取った。久しぶりの試合に気合が入る。試合前に軽く練習。10ヤードアウトのコースをクウォータバックから指示をされた。お、これは俺が大学時代最も得意だったコース。気合が入る。Ready set！そして一歩を踏み出した瞬間・・・ブチっ！音はしてないが、ふくらはぎが固まったように動かなくなる。肉離れ。歩くだけで激痛。ダメだ・・・。今日の試合は無理。キャプテンにその事を告げ、ベンチに下がってずっと観戦。きちんと鍛えて準備していなかったし、明らかに自分の足が痩せ細って筋肉が落ちているのも改めて気がついた。試合に出れず外から見ているだけ。秋の夕暮れの中、悔しさと情けなさでいっぱいだった。そして改めて自分がおっさんだという事も認識。チームメイトを見ても、自分が一番おっさんだ（見かけは若いが）外から自分がかつて活躍できていた頃を思い出す。。ボール感覚は戻っている。あとは足だけ。恐らく試合は当分出れないが、何とか直し、せめて一試合だけでも出たい。悔しい気持ちの中、落ち込むのではなく、意地とプライドがふつふつと沸いてきた。

  Nov 2, 2004

• コーンの迷路

  昨日は授業が終わり、ハロウィン企画第一弾として、みんなでポートランドの先のとある畑に向かった。そこは、とうもろこし畑の迷路である。始めはそんな子供騙しのような所に全く行く気がなかった。だが、なんか妙にみんな盛り上がっているので、急遽行く事にした。俺の車には、ベトナム、中国、カンボジア、インドのアジア人の友達。ポートランドを過ぎるとどんどん暗闇の畑になってくる。しかも、夜7時を過ぎあたりは真っ暗。だんだんワクワクしてきた。到着すると、他の友達は既に迷路入りしているらしい。みんなで、カボチャを持ってハロウィンらしい記念撮影をする。ドロドロになるので、持ってきた靴にみんな履き替え、ズボンの裾を捲くりあげる。雨具に身をまとい、懐中電灯片手にいざチームアジアが出発！ウゲ！　想像以上に地面は泥だらけ！とうもろこしは軽く2mを超えて大きな壁の道を作ってくれている。この迷路が夜になると怖いんです。トウモロコシの背丈が本当に高かったまるで映画　、Signsフィールドオブドリームスの様だ！同行した女の子達は、キャーキャー言いながらゆっくり歩いてくる。まさに自然のお化け屋敷。1時間以上迷路をさまよいようやくゴール！最後はみんな泥だらけ。でも久しぶりに高校生、中学生に戻ったようなように、みんなでキャーキャー騒いだ。その後、ポートランドに行きバーでお食事。やっぱ、いいねー　ポートランドはお洒落で。久しぶりにストレス解消、みんなでエンジョイできました。

  Oct 30, 2004

• お前が文化の違いを語るな！

  Y君おみやげありがとう。秋刀魚の山椒煮、ありがたく食べました。急遽、ごはん炊いて、具なしだけど味噌汁作って、食べました。まだ、お茶漬けセットと煮豆があるのでしばらく楽しみです。日本に居る時は、この手の食べ物はどーも苦手だったんだけど、今になると本当においしいと感じる（歳とったのか？）ありがたや～さてさて、本題。今日のプロジェクトマネジメントのクラスで面白いケースのディスカッションがあった。アメリカのコンサルファームが韓国企業とのジョイントベンチャーで政府向けのシステム導入のプロジェクトの話。これが、韓国の文化の違いをもろに受け、プロジェクトがうまく進まない。最後は韓国の担当者はみんなの前で酔って懺悔するは、怒鳴りあいの喧嘩になるは、とにかく人間関係むき出しの面白いストーリーなのだ。この主人公の女性がMBAのコンサルで、この女性のマネージャーという事がまた韓国企業でうまくやっていく上で問題にもなる。日本人の自分でさえ、このケースを読んでいて、あちゃー、これは凄い文化の違いだなあーって目を覆いたくなるようなシリアスなストーリーだった。直接韓国に行った事は無いのだが、韓国人の友達は居るし、韓国の文化の違いを色々聞いた事がある。以前、アリゾナのビジネススクールの友達に会いに行った時、何人かの韓国人の生徒と話をする機会があった。彼らの上下関係は、日本以上に厳しいと感じた。彼らは韓国からわざわざMBAを取りにアメリカに来ているのにいつも韓国人で固まっている。初めて出会う韓国人同士でも、年下の人間はパシリの扱い（ここアメリカだよ！）あるパーティで、たまたまある韓国人が招待されなかった事を理由に、全韓国人生徒がそのパーティをボイコットした話も聞いた。日本の古い習慣がそのまままだ残っている一面も感じた。授業では、まず韓国の文化の違いについて色々交換がなされる。で、ちょっとプチってきたのが、全く海外にも行った事がない、海外の友達もあきらかに居ない連中が、あたかも知ったがぶりで文化の違いを指摘する事！しかも、難しい言葉と指標を使って。例えば、Power Distance（権力の関係）、Individualism（個人主義）、Collectivism（集団主義）、Uncertainty Aboidance（不確実性の回避）について、韓国は60、アメリカは20・・といった感じで。確かにこの手の指標は、HRの授業で習った事だし、面白い指標だ。でも、これを使ってあの国はああだ！って言い切る事がムカついた。しまいには、日本と韓国はこうだ！って。そう、あのアイダホ出身の若造！　お前知ったかぶりすんなって！ちゃう、ちゃう。日本と韓国は全く違います。そこで、ムキになった私は、『実際に韓国の人間に会って、見聞きしたリアルな話を基づいて文化の違いを話ます・・・』先ほど書いた、実例を元にして文化の違いを指摘する。また、日本との違いについても話をした。確かに自分は韓国に行った事もないし、正直自分の意見も全く偏った見解かもしれません。でも、今日のクラスの中では自分が一番リアルな話ができたと思う。教授も喜んで自分の意見を聞いてくれた（頼むよ、今回のクラス貢献度の点数！）最近思うのが、職歴も経験も無いMBAホルダーが社会に出たら頭でっかちの薄っぺら～い奴になるんだろーなって。彼らの発言はいつも、どっかの受け売りでうすっぺらい。経験からの実例がいつもでてこない。ツッこむと、○○に書いてあったとか、○○で見たとか、そんな感じ。今回はおとなしい日本人、英語下手な日本人も黙ってはいられませんでした。日本は地震で大変な状況の様ですね。少しでも世界の状況をアメリカ人に知ってもらおうと、みんなに地震の話、写真等を見せてます。ではでは

  Oct 28, 2004

• ウォルマートのエクゼクティブと語らう

  ふうー今日のテストは大変だった。想像以上に問題数が多く、時間が足りなかった！！いつも他のクラスでは、時間延長してくれるのだが、今回は次の授業がこの部屋で行われるので、容赦なく終了！甘かった・・・　今回は本当に珍しく満点狙ってただけに悔しい！！周りはやっぱ出来てる人は出来てる。さすがだね、みんな。まあ、ベストを尽くしたという事で。話は変わり、今日の夜ビジネススクールの主催で、ウォルマートのシニアＶＰ(が招かれ立食パーティーがあった。日本から持ってきたフォーマルなズボンがなんとはけた！そうなんです、痩せたんです！ウォルマート・・・アメリカに居る方々にはお馴染みの巨大スーパーです。エブリデーロープライスが売り文句で、なんでも安いし、沢山の品揃えがうれしい。ウォルマートについて　By　Tekomoto氏アメリカに来た頃は楽しくて、いつも行って衝動買いしてました。結構、掘り出し物が多いし、日本の感覚でのお洒落家電とかが安く普通に売ってる（デロンギとか）ウォルマートのビジネスモデルはＭＢＡの授業でも度々取り上げられる。サプライチェーンマネジメントからＨＲマネジメントまで様々。一方で、その巨大企業が悪者のイメージで叩かれる事もある。実はこのウォルマート、日本の西友を買収して日本に最近進出してきました。おそらく、価格表示方法など、影響を受け始めていると思う。仕事の関係で、ウォルマート進出に関連してのセミナーを開いた事がある。どのスーパーも相当の脅威を感じていたようだ。一方で、外資のスーパーは日本でうまくいっていない事実もある。フランスのカルフール、コスコ（コストコ）などは、千葉県で出店したが、相当苦戦したようだ。今日はVPと話ができるなんて、とても幸運だ。彼の周りはいつも人、人、人。ビジネススクール、アングラのディーンまで本日参加していた。何とか機会を見つけアプローチ。日本でのビジネス戦略やCRMについて質問し、素晴らしい質問だ（お約束）って感じで意見を交わす事ができた。ただもっと自分の過去の経歴から、突っ込んだ話をしたかったんだけど・・やっぱここでも英語力の問題・・まだまだです（悲）ビジネススクールの特徴として、授業だけでなく、実際に企業訪問したり、今回の様に人を招いて講演して頂く事がよくある。自分が身も心もビジネスマンに戻れる瞬間が好きだ。

  Oct 27, 2004

• 明日のテストの前に頭の整理！

  たまには勉強の話も書こうかな（笑）明日、Business Economic Forecastingというクラスのテストがある。Business・・？？まあ、簡単に言えば、企業における売り上げ予測の勉強です。。例えば、ビールを販売するにあたり、様々な要因が今後の売り上げを左右しますよね。シーズナルファクター（季節要因）なんかは、一番想像がつきやすいのではないでしょうか。正確な予測は生産量、在庫量に非常に関係しますので、重要な役割であります。実はこのコースの内容はとても学びたかった事だ。以前、小売を中心にGIS（Geographic Information System）地理情報システムを売り込んでいた事がある。GIS？　説明しよう！（タイムボカン風・・）これは、電子化された地図に様々な情報（人口、商業統計、事業所統計、道路ネットワーク情報、既存店、競合店、駅乗降客数・・）を組み込み、出店候補地をプロットすると自動的にその商圏内の情報を得る事ができるのだ。システムを紹介しているうちに、クライアントが一番頭を悩ませている事実がわかってきた。それが売り上げ予測当時クライアントは重回帰モデルやハフモデルなど様々な計算を駆使していたようだが、なかなか精度があがらいようだった。実際自分のチームもあるクライアントに対し、売り上げ予測モデルの為のリサーチを請け負った事がありました。で、今回勉強しているのは、様々な過去のデータから、どの要因が有効で、正確なモデル式を作りあげるかが、大きなメインテーマです。簡単な例だと家賃を求めるモデル（売り上げ予測ではないが）家賃に関係するデータは何か？部屋数、敷地面積、トイレの数、駅からの距離・・・色々あります。それらの過去の数値データをグルグルっと解析して、ある公式を導きだすのです。でも、なかなかそれがうまくいかないのです。一見、よさそうな部屋数と敷地面積。でもこれらはお互いに相関し合いすぎて、かえって問題を起こす。（Multicollinearrity)それを見つける為に様々なデータ結果を見極めなければならない（Autocorrelation, residualplot,P-value, VIF, R2・・・・）まあ、そんな感じで色々な要因を入れたり、抜いたりしてベストな式を作り上げます。昨年統計学を勉強した時、エクセルでRegression Modelは勉強した。仕事でもエクセルで長々と分析していた。ところがどっこい、このクラス。かなり実践的で発展的。エクセルの代わりにMinitabという素晴らしいソフトを使う。今までのエクセル分析がバカみたいに思えるほど、早く正確で、なおかつ様々な機能が備わっている。うう～ん。これをマスターしていたら、あの頃もっとクライアントにいいデータを与えられたのになって今つくづく思う。ってな感じで内容が過去の仕事に関係するので、非常にモチベーションは高い。けど、テストはどうかな・・。あと一息、がんばろう！

  Oct 26, 2004

• 10年ぶりのアメフト

  はあ～。。。今もはぁーはぁーしながら日記を書いてます。大学で年に一度スポーツ大会がある。サッカー、アメフト、バレーボールの3種目があり、好きなスポーツを選んでチームを組み参加できる。去年はサッカーチームに召集され参加したが、散々だった（笑）今年はビジネススクールの仲間でアメフトチームを編成、参加する事になった。アメフトといっても、今回はフラッグフットボール。防具も着けず、タックルの代わりに腰に付けたタオルを取る。実は、この私、大学時代は体育会系でアメフトをしてました！！2部リーグで優勝した事もあったし、それなりに厳しい練習の毎日でした。4年の最後のシーズンには、4試合でタッチダウンを取りました！（ワイドレシーバーという走ってボールを取るおいしいポジション）日本でも決して大きい体型ではありませんでしたが、かなり鍛えた体はしていた。（過去形）今回、フラッグフットボールをやるという話を聞き、自らチームに参加してくれって頼んだ。一般的なアメリカ人は、日本人のお前がアメフト？ルール知ってんの？って感じな反応が返ってくる。当然、体も小さいし、自分がアメフトやってたと言うと鼻で笑われる感じだ。だが、人に歴史あり。こう見えても、この体には過酷な練習、経験が刻まれているのだ。（かっこいい・・・）いわゆるガリ勉君の日本人MBAとはちょっと違うのが自分のウリ（勝手に思っているだけだが）今日は、その初練習日。秋風に吹かれ、とても気持ちのいい天気の中、人工芝のフットボールスタジアムでプレーをした。初めて会う一年生もチラホラ。そして、仲良くなる。自分がただの日本人素人でない事をアピール。今日は簡単なアップと、なんと現役大学のアメフトチームと軽く試合をした。ハドル（集まってプレイを確認する）では、専門的な指示が意外にも飛ぶ。さすが、ここはアメリカ。経験者もいっぱいだし、当然ながらルールもよく知ってる。ブリッツしてきたら直ぐにその穴に入ってパスを受け取れ！とか、懐かしい指示が飛び、現役時代の記憶が一瞬にして蘇った。昔、川崎球場、千葉マリンスタジアム、横浜スタジアムとかで試合したなあ～青春だったなあ～二度と戻らない青春だと思ってたけど、こうしてまた学生に戻り、ちょっと違うけどアメフトをまたやる機会があるとは思わなかったなあ～今日は一つミドルパスをキャッチし、タッチダウン。でもその瞬間に足がつる。。。（悲）ボール感覚は直ぐに復活したけど、体が全くいう事がきかないし、体力がもたず、途中吐きそうになる。。。ディフェンスも続けてやったが、いくらタックルなしと言っても、現役アメ人フットボーラーが突進してきた時はさすがにビビッタ（笑）久しぶりに運動すると本当に気持ちがいい。こうしてアメリカ人とアメフトを楽しめるのも、過去の自分歴史のおかげだ。勿論今回のチームとしての目標はあくまでも楽しむ事。今、心からそれを楽しむ事ができている。明日から筋肉痛間違いなし。。

  Oct 25, 2004

• 

  マイケルムーアがやって来た！！

  ついに今日彼に会う事ができた！なんと大学の主催でマイケルムーアの講演会が本日ありました。先月その開催を知った時、即チケットを購入した。案の定、すぐ売り切れ。チケットを手に入れられない生徒が続出したようだ。こんな時期に彼の講演を生で聞けるなんてほんとラッキーだ。いつものペルーとバングラの友達の3人で行った。3人で外に出た時、ブッシュ派のクラスメイトに会った。彼はとてもいい奴だけど、やっぱ政治の話はタブー。マイケルムーアの講演に行くというと、嘘つきのアメリカ人を見るにはとてもいい機会だの一言。会場の入り口には、ブッシュ派の人間がピケットを掲げ、マイケルムーアは嘘つきだ！　プロパガンダだ！って叫んでいました。ニュースで見るような、初めての光景だった。 意外にも、入館には厳しいセキュリティチェックが無かった。会場は満席。客層は、やはり学生が多いのとオレゴンならでは、白人が圧倒的に多かった。後ろに居たおじさんは、ベトナム戦争を経験したおじさん。バングラの彼が色々と彼と話をしていた。彼が登場すると拍手と歓声の渦！ うまく写真撮れなかった。。そして、なんと話の前にRepublicanの方々を会場に招きいれた。彼らはBushのプラを掲げて行進。特に威圧感は生まれず、笑ってみんな拍手をした。 でもムーアは最後にお前らがマイノリティだあ！って叫びまくってたけど（笑）講演はまずブッシュのディベートの話で口火を切る。まあ、これはお約束で相手の悪口を言い始めたらきりが無い。でもおもろかった！Let me finishっとブッシュがさかりに言ってた言葉を真似て、誰もお前の話を妨げていねーよ！って。会場はおおウケ。その後は悪口だけでなく、面白いパフォーマンスがあった。あるカナダ人が指名され、壇上に上がる。そして、3人のアメリカ人生徒が選出され同じく壇上に上がる。そこで3対１のクイズが始まった。まずはカナダ出身の彼への質問。『アメリカの首都は？』もちろん正解。次にアメリカ人への質問。『カナダの首都は？』誰1人回答できない。2問目は、州の数3問目は大統領、首相の名前もちろん、アメリカ人チームは誰一人正解をいう事ができなかった。カナダ万歳！って盛り上がる。つまり、となりの陸続きの国の事すら誰もわかっていないのだ。これがアメリカの現実。彼は嘘つきという人が言うが自分はそうは思わない。彼はアメリカ人が気がつかない違った視点から意見を投げかける。エンターテイナー的な言動が反対派を生むが、自分は真の意見はしっかりしていると感じた。次回の映画は製薬会社に焦点を絞るそうだ。さっそくファイザーからの講義手紙を読み上げて盛り上がる。最後に彼が最も強調していた事。選挙に行ってくれ！若者に強く呼びかけていました（勿論ケリーに投票する事が前提で）さあ、選挙はどうなる事やら。宗教、税金、同性愛結婚、年金、戦争、環境問題。。。投票する為のファクターが非常に複雑に入り乱れている。この年にアメリカに居て、こうして生の選挙状況を体験できてとてもラッキーだ。PS.本日帰宅後、ニュースで彼の講演の模様が放映されていた。実物は遠くて気がつかなかったんだけど、彼ののトレードマークの帽子が写された。今回は自分の大学のロゴ、Willamette Universityの帽子をかぶっていました。なんかとてもうれしかったです。ハイ。

  Oct 19, 2004

• すごい情報量

  今は夜中の2時半です。一度寝たんだけど、寝付けず起きて日記を書くことにしました。と、言っても今日は今年最後の釣りトーナメントの日。4時半には起きて出掛けないとならない。うーん、釣りの最中に寝てしまいそうだ。そういえば、昔仕事から11時くらいに帰ってきて、そのまま千葉県から長野県の野尻湖まで車で走り、次の朝からそのまま寝ないで釣りをしていた事あったなー　あれは若かった。さてさて、今日クラスメイトのペルー人とバングラデシュ人にお願いされて、日本の経済、為替取引について話をした。彼らはDerivativeのコースを取っていて、何やら日本の為替関係でシュミレーションをしているらしい（二年目になると選択科目が人によって全く違うので何がなんだかわからん）日本から持参した日本について詳しく書いた本、経済の本を片手に色々話をした。驚いたのはバングラディシュの彼の知識、情報量。二人ともフルブライト奨学金で来ている生徒で天才なのは以前から感じていた。バングラの彼はまあ、あちらでは国のエリート。最初の頃は傲慢で、ちょっと嫌なやつだったが、最近はお互いのカルチャーを理解しあい、かなりいい友達になっている。で、彼の情報量のすごさでビックリしたのは、例えば日本の選挙制度。よく知っている。（俺の方が知らなかった）日本以外のアジアの情勢、南米の情勢等、世界の事を本当に良く知っていた。とどめは、彼があの中田ヒデを知ってた事。これには相当ビックリした。昔、大学時代の親友に会うため、サンフランシスコに行った事がある。その時、彼が紹介してくれたアメリカ人もすごい情報量だった。日本にも留学していた人なのだが（今は結局日本で働き、日本人と結婚しました）、とにかく情報量、経験量がすごかった。自分の会社の事もよく知ってたし、自分以上に日本の事を知っていたし、普通の日本人以上に様々な経験をしていた。その時感じたのは、情報量が多い人間は本当に話をしていて面白いという事。自分もそんな引き出しの多い人間になりたいと思って今日まで来た。そして、今日。改めて、もっと引き出しを増やそうって感じました。明日はがんばって優勝か？！

  Oct 16, 2004

• 落ち込んでる～～

  今週はとってもハードなスケジュールだった。そして今日とっても嫌な事があった。と、いう事で今日は落ち込んでます。来週になれば元気になると思います！また元気になったら日記書きまあ～す。今日はこんな日記ですいません。

  Oct 15, 2004

• お前はシャープだ！

  今日のオレゴンはとても爽やかな秋晴れでした。そして今日はプレゼンの日。これまで何度か教授とパートナーと打ち合わせをした。プレゼン自体、前職で様々な企業相手にしてきた経験がある。本当のビジネスに比べれば、全くプレッシャーには感じない。問題はやっぱ英語。今日も、準備した内容以外でも臨機応変に説明を試みたが、本当に言葉がうまく出てこなかった。よくやったと褒めてはくれたが、正直こんなプレゼンじゃビジネスじゃ通用しないなって痛感。本当のビジネスを経験してきた自分だからこそそれが痛いほどわかる。アメリカに来て15ヶ月が経った。英語は確実に成長はしたが、ここ最近停滞気味。ある程度の英語で意味が通じてしまう事、間違った英語を直してくれる人がいないのはやはり大きな問題かも。中途半端な英語力でこのまま卒業したくない。MBAの英語力はこんなもんかって思われたくもない。ちょっと時間を見つけて英語を勉強する時間を作ろうと思う。友達と過ごす時間ももっと増やし、英語を洗練させないと。今更ですが、海外に住まわれている皆さんはどう英語力、特に会話力を育てましたか？あ、タイトルの話していなかった。今日はプレゼンという事で久しぶりにスーツを着た。自分ではちょっと崩して、ノーネクタイ。特にキメたすもりはなかったが、今日は凄い反応が帰ってきた。会う人、会う人に今日はシャープだ！って言われた。そう、ちょっときりっとした格好の形容詞にシャープという言葉を皆使う。まあねー。セーラムの田舎ものとはちがうんだよん。って、いうか最近お洒落していなかったし、いつも若く見られていたので、ちょっと日本のビジネスマンとしての姿もみんなに見せたかった。最初はThank youって答えていたが、あまりにみんな同じ事をいうので、ちょっと疲れてきた。で、ちょっとオヤジギャグを炸裂。“いや、今NYのウォール街から帰ってきたんだよ！”“さっき巨大企業を買収する為に会議に出席してたんだよ！”“あ、これは俺のパジャマ。　着替えるの忘れてた。”という感じで褒められて調子にのったおっさんは、しょうもないギャグを炸裂し、笑いをとっていました。今日は以上です。明日はテスト。。。。がんばろう！

  Oct 13, 2004

• プレゼンの準備

  うー、今週は余裕が無い。やる事はいっぱいなのだが、気持ちだけが焦っている。来週にはテスト、ホームワーク、そして肝のプレゼン。Advanced Management Controlというクラスでプレゼンがある。クラスの内容は主にコストマネジメントなのだが、マネージャーとしてどう意思決定、コントロールするかという非常に大きなテーマを扱う。会計、マーケティング、組織論、オペレーションなど全てのトピックが統合したクラスと言ってもいい。今回は2人でのプレゼン予定。テーマはモトローラーの工場のケース。コスト管理、オペレーションの問題を取り上げ、どうコントローラーとしてKey Success Factorを決定するかというストーリーだ。このプレゼン、厄介な事にただ発表するのではなく、その後グループ分けしてロールプレイを行い、ディスカッションをマネジメントしなければならない・・・。いやータフです。今日もパートナーとミーティング。彼は非常に職歴もあり優秀なのだが、どうも理論ばかりにこだわって焦点が定まらない。意見が合わない事も多く、今日はちょっとマジで頭を使った。昨年までと違い、ただハイハイ言いなりになるのは卒業した。莫大な情報量から、事実、問題点を書き出し、それをダイアグラム化してあげる。JIT、セル方式もテーマの一つで、日本人としてこの題材にはプライドがある。（だから教授はこれを自分にアサインしたのかな～？）どうしても大量な情報量になると、ある一部の問題に固執し始めて、全体の流れが見えなくなる。彼から絶賛の声をもらった。自分がクラスメイトの中でもとても尊敬する人だったので、素直にうれしかった。うまく言えないが、今日感じたのは莫大な情報からの問題発見能力が成長したという事。勿論、前職でも実践的にそれはやっていたのだが、この一年で自分の知識が増え、論理的思考が養われてきたと思う。という事で我ながらちょっといい感じで成長したと感じた。プレゼンは火曜日。あと数日、教授ともマメに話し合い、なんとか成功させたい。

  Oct 10, 2004

• お前は首だ！

  前回の日記にも書きましたが、現在　Project Managementとというクラスを取っています。ここ数週間の間に、プロジェクトのシュミレーションをあるソフトを使って試みていました。これまでは来週からの本格稼動に向けての練習期間。設定はあるITシステムの導入プロジェクト。それぞれの細かいTaskに人員を配置していく。もちろん、人員を配置する前に的確な人材を雇うところからもシュミレーションしなければならない。人材のコスト、能力等を吟味し、いかに期間内に低コストでプロジェクトを達成するかがゴールだ。クラスで5チームに別れ、それぞれの達成項目によって順位が競われる。この練習期間で我がチームが雇ったあるキーパーソン。それはMISマネージャーのMizugame氏。（全て架空の人物です）このソフト、面白い事に様々な国の人間が設定できる。俺は信じて彼を雇った。チームのメンバーにも日本人は優秀だと胸を張って。ところが・・・。このMizugame氏。全く仕事をしない（できない）・・（もちろんシュミレーションです、ハイ）彼のおかげで、プロジェクトは達成しないし、コストばかりかかる。そこで我々は彼にPizzaパーティの招待（これも予算がある）とOne to Oneの面談を設定した。だが、彼は期待に応える事ができなかった。翌週、我々は彼を解雇する事に決定。“You are FIRED！”お決まりのセリフとジェスチャーをチームみんなでやり、クリック。彼をクビにしました（笑）一方で、親友のドイツ人チームは、日本人のマネージャーを雇い、ドイツ人のチームを編成。好成績を上げトップ。“やっぱ日本人とドイツ人は愛称がいいね～”と彼のコメント・・・。まあ、このシュミレーションとにかく奥が深い。正直、まだ成功のファクターが理解しきれていない・・・。来週から本格的なスタートで、成績にも響く。お遊びはここまでで、しっかりマネジメントしなくては。

  Oct 7, 2004

• 停電の中での授業

  今日の夕方停電があった。授業中、いきなり全てがシャットダウン。授業のパワーポイントは消え、パソコンのネットワークも全てダウンした。はじめは、このビルのブレーカーが落ちたのかなって思っていたが、周りの雰囲気でこれは違うとすぐわかった。約5分後、パトカーのサイレンがそこらじゅうで聞こえる。どうやらこの地域一体で停電のようだ。頭の中では去年のNY大停電を想像したり、大規模テロか？ってちょっとドキドキもした。教授はレクチャー用の資料を見せる事ができないので、一生懸命黒板に文字を書き説明してくれた。なんだか、昔からの授業スタイルに戻った感じであったし、資料に頼らず熱心に説明してくれたので逆によくわかった。授業が終わると、なぜかみんな拍手！薄暗い教室で、みんなが一つになったようだった。授業後外を見ると、車は大渋滞。きっと信号機が動いていないからだ。学校は薄暗く、君が悪い雰囲気。でもなぜかワクワクする。電気錠が働かないので、部屋の出入りができなくなった所もあった。電気が無いとこうも生活がマヒするのだと改めて実感。約2時間後、電気は復旧し、無事もとの生活に戻りました。ちなみに、他のビルではエレベーターに閉じ込められたりして大変だったようです。ニュース

  Oct 5, 2004

• 最近勉強に気合が入ってます！

  最近一生懸命勉強に励んでいます。いつになく、気合が入ってます。理由は色々・・。先日、ネットサーフィンしていたら（勉強してねー！）、MBAの方々で自分と同じように日記を書いているサイトをいくつか見つけた。内容はみなシリアス。一方で自分のサイトを振り返ってみると、釣り、アメフト、キャンプ・・・。おい、勉強しとんのかい！って自分でツッこんでしまった。もちろん、勉強はしているのですが、授業に慣れてきたという事もあり、ちょっと最近余裕があったかなって思う。もう少し自分を追い込もうと思い立った。例えば、80%の理解度で満足するのではなく、90、95%まで理解するまで諦めない、寝ないといった感じで。丁度先週末くらいから、課題が集中し、毎日朝方まで学校で勉強している状況です。今も勉強の合間、学校から書き込んでいます。もう一つの大きな理由は・・・。例のチャイニーズガールBちゃん。（また登場させてしまった・・・。）Business Economic Forecastingという授業で課題が出たのだが、彼女はチームメイトがみつからず、急遽自分のチームに入れてあげた。自分としては、よお～し、色々教えてあげてポイントアップだあ！って思っていたのだが甘かった・・・。彼女、超天才！！！！チームメイトのアメリカ人も脱帽・・・。同じく一緒のチームになったカンボジア人の女の子も超天才！最近ちょっとおバカなアメリカ人に嫌気がさしていたが、目が覚めた。もっと勉強しないと・・・。成績の問題ではなく、自分のキャリアを考えればもっともっと勉強しなければならない（建前）Bちゃんにいいとこ見せる為にもっと勉強しないと（本音）以上、単純男の意気込みでした。

  Sep 29, 2004

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  これは神のイタズラか！　アメフト観戦での悲劇

  本日は待ちに待ったDucks（University of Oregon）のアメフトの試合の日。偶然、知り合いがチケットを入手したので2枚手に入れた。行く相手も決まっていないが、とにかく2枚購入。自分の頭の中では、憧れのチャイニーズガールBちゃんを誘うつもりだった。なんとかアプローチし、彼女を誘う事ができ、本日は久しぶりに緊張して寝れないくらい楽しみな日であった。前もってアメリカ人の友達からたくさんのデートのアドバイスを受ける。もちろん、日本語ならなんの問題もないのだが、お互い英語で母国語ではないので、かなり厳しいからだ。今日は最近の雨が止みいい天気に見舞われた。朝、彼女を迎えに行く。笑顔で彼女が現れる。学校のポストに知人が入れたスタジアムのパーキングチケットがあるため、一緒に学校に向かう。そして、いざ出発！悲劇はその時起こった。。。。エンジンがかからない！！！！！！！！！！！！！！以前日本から親友が遊びに来た時も突然同じ事が起こった。前身から血が抜ける感じだった・・・急いで学校のキャンパスセーフティに電話し、バッテリーの連結をお願いする。以前経験からそれでかかると思ったがかからない。。これはポンプの問題だね。ってあっさり彼は車を後ににして去ってしまった。即効、この日同じく観戦するカップルに電話する。丁度彼らも出発するところだったので助かった。なんとか一緒に行く事ができた。それからは俺の歯車は狂いっぱなし。Cashがなかったので、コンビニのATMでお金を下ろそうとするが、故障中。次のATMでは、なぜかエラーで金が落とせない。。。友達が一言：『Today is not your day...』俺：『・・・・。笑えない・・。』結局友人に金を借りやりくりをする。全てが自分のペースにならない。。。でも試合は一緒に楽しめたし、まあなんとかなった。 試合後学校に戻り、再度エンジンをかける。一発でブルルルルン！なんだよお～～～！！！これは神の与えた試練か・・・。いいだろう・・・・。ちょっと大げさでしたが、不幸中の幸いで無事一緒に観戦できたので本当に良かった。

  Sep 26, 2004

• はあ～まだまだ力不足

  今日はProject Managementというクラスがあった。最近ではFuctionベースの旧組織体制から、プロジェクトベースへ移行している企業が増えているようだ。自分が以前ソフトウェアのコンサルティングセールスをしていた時、プロジェクトベースで案件を動かそうという動きがあったが、結局は部署にとらわれ、動きが遅く、各部門をマネジメントするのに四苦八苦した記憶がある。コンサルティングファームに勤めていた親友からも、プロジェクトマネジメントの大変さ、重要さを色々聞いた。将来のキャリアゴールも踏まえ、今回のクラスはかなり力が入っている。授業はレクチャー、ケース、シュミレーション、プロジェクトに分かれる。先日はSimprojectというシミュレーションを開始した。実際にプロジェクトマネージャー、MISマネージャー、アナリストなど、様々な人間のスキル、コスト等のデータを踏まえて各プロジェクトをアサインしていく。時間、パフォーマンス、コストの３つをいかにマネジメントするかがキーだ。データは全てMSプロジェクトにリンクする。すごお～い。（まだ始まったばかりでわけわからんが）・・・ウンチクはさておき。今日の授業はケースディスカッションだ。ハーバードのケースでDenver国際空港新設に伴うBaggage System導入プロジェクトの話だ。あまりにも巨大プロジェクト、政治的な問題も絡み、どんどん工期が延びていくストーリー。以前にも述べたが、このクラスでは発言しないとクラス貢献の点数がつかない。しかもウェイトが高いので、何とか２,３回は発言しないとダメだ。以前からの授業で発言に自信がついてきたが、今日それが打ち砕かれた。。。正直このケースは20P程でものすごい情報量。一度読んだだけでは、まったく自分が本質を理解していない事に気がついた。教授の提案に対して、まったく意見が出てこない。周りはガンガン意見を述べているし、まともな見解だ。今日は2回ほど、なんとか意見を述べたが、正直情けない程の幼稚な回答。自身が無いからか、英語もメチャクチャ。最近ちょっとノリノリだったけど、やはり自分の力不足、準備不足を痛感した。やっぱり、以前同様に人の倍、ネイティブの数倍勉強しないとダメだ。がんばろう！

  Sep 21, 2004

• 撮影会のモデルになる

  先日、学校の来年度のパンフレット用の撮影会があった。授業中にカメラマンが入り、授業の風景を撮影したり、ラウンジで語らう姿を自然に撮ってもらうのだ。実は去年も同様の撮影があった。前もってビジネスカジュアルで他校の名前が入った服、キャップは避けるよう指示がある。授業中、カメラの撮影が始まると（授業は普通に行われる）、急にみんな発言しまくる。特に、ちょっと容姿に自身ありげなパツ金ギャルは、゛私を写して～”って感じで異常なハッスルと笑顔。さすが、みんな自己主張が強い。一方で何気にナルシストなある日本人生徒は、しきりにうなずいたり、勉強をしているフリをしてがんばってアピール。しかし、昨年できたパンフレットには涙ぐましい日本人の努力の成果はなかった。。。写っているのは、あのアピールしまくりのアメ人のコばかりだった。今年こそ！実はそのカメラマンとは、以前自分が持っていた日本製の小型カメラで話す機会があり、自分はあれだけPretendしてたのに全く写ってなかったよお～。今度はお願いしますね！って根回し済み。今回はクラス撮影以外に約10名が選ばれ（正確には立候補すれば誰でも可なんだけど。。）、自分はクラスメイトのコと芝生で教科書を開いて、話すように指示された。二人で教科書を開き（全く違う内容の教科書だが）、ああーでもない、こーでもないって話をする。『俺はHotかどうか、MBAを取ると女の子にモテるかどうかを統計的に分析するとどうなるか？』と、わけのわからんギャグを交えて勉強のフリをする。カメラマンからOKのサイン！ふと高校生時代の苦い経験を思い出した。友達の紹介で、セブンティーンの撮影に出た事がある。もううれしくてその後みんなに次の号見て！って宣伝しまくり。そして運命の発売日。そこには、直径約1cmにもみたない切り取られた自分の顔が変な漫画の胴体にくっつけられていただけだった。情けねえ～頼むよ～今回はちゃんと採用してよね、カメラマンさん。一生の思い出なんだからさ。

  Sep 18, 2004

• 自分のブランド

  久しぶりの授業は楽しい。しかも今年からは自分の興味がある分野を選択履修できるので、楽しさも倍増だ。本日は、朝から゛Advanced Management Control"、゛Business Economic Forecasting"、そして最後は3時間の゛Marketing Research"とタップリの授業だった。。いきなり、ケースディスカッションやチームディスカッション、発表などがあった。昨年スタートした時は、チームディスカッションでもただ黙ってうなずいているだけだったが、今年は違う。チーム内、クラス内でも積極的に発言できてきた。もちろん、英語はまだメチャクチャ。でも、それを恐れずに自分の意見を伝える事はできている。今後は英語の質上げ、論理的な意見を述べる事ができるようになりたい。今週はイントロダクションが中心で、様々な生徒がとりあえず履修する。その上で、自分に合ったクラスをAdd or Dropする。どのクラスでもはじめに自己紹介からスタートする。名前、バックグランド、このクラスで学びたい事などを簡単に紹介する。ある新しい教授は生徒を印象づける為、キーワードを教えてくれと言った。ある生徒は自分は自分の出身地、イメージの動物などで例える。自分はやっぱ日本でしょ。どうしようかなー？サムライとか言ったらこっちではウケるけど、日本人としてこのネタはプライドが許さない。と、考えているうちに自分の番。簡単な自己紹介の後、自分のイメージについて。。。゛Fisherman！！"ある生徒が叫ぶ。あちこちから、奴はFishermanだという声が聞こえる。意図してたわけではないが、学校では自分の釣りバカぶりがかなり浸透してきたようだ。先日アシスタントディーンに会った時も、夏休み何釣ったのか？かが最初の会話だった。こうして異国の地、特にアメリカで暮らす中で、自分を主張する事はとても大事だ。なんの会話も無い、人格が見えない人だと、どうしても敬遠される。だからどんな手段であっても、自分のブランドを持つ事はお互いのコミュニケーションにとってもとても重要な事だと思っている。年配の人達と話すパーティなどでは、釣りの話はかなり重宝する。最初は、お！　お前も釣りすんのか？って感じで、自分がただの釣り好きでないとわかると、一目置いて話をしてくれる。自分の釣りブランドを形成していくうちに、あ、あいつも釣りが好きだよとか、色々友達を紹介してくれるようになった。今のドイツ人の親友とも釣りを通して知り合った。自分の中では釣り以外の様々な一面を持っているので、それだけのイメージは辛いが、こうして異国の地で生きていくにはこうした単純なブランドイメージがとても重要だってあらためて認識した。ま、ともかく、皆がああしてFisherman！と叫んでくれた事は本当にうれしかった！

  Sep 3, 2004

• いよいよ新学期スタート

  始まりました新学期。学校は新入生、新しい教授、そして久しぶりに再会する友達で活気づいてます。夏休み明けの新学期。小学校、中学校の頃ワクワクしたものだ。妙にみんな大人に見えた気がする。そんなワクワク感をこの歳になって味わえるなんて、不思議な気持ちだ。考えてみれば自分は学生なのだ。いったい5年前、10年前、自分が学生に戻るなんて考えてもみなかった。大学卒業した時はああ人生、長いサラリーマン生活になるんだなーって暗い思いもあった。それが今は友達と学食でランチをしたり、遊んだり、もちろん勉強したり。自分がサラリーマンで働いていた事が夢だったようなそんな生活だ。今の世界は夢のようだが、これも現実。これから年末までの長い道のり。去年初めてスタートした時は、一週間が長くて死ぬ思いだった。だが、今はまた心境もだいぶ違うし、授業も楽しむ事だできている。きっとあっという間に終わってしまうのだろう。悔いの残らないように。新たな気持ちでがんばるぞ！

  Sep 1, 2004

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