ピアノを弾くMaryAnn♪　- Mary Ann pianoplayer -

[かばん　] カテゴリの記事

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  「ふざける」

  テレビは遊びじゃない。まじめにふざけよう。（岡村隆史） キャスキッドソンの、子供用リュック。買ってしまいました。あまりにかわいくて。子どもの遠足に持って行きます。自分が、です（笑）ためしに、（遺伝的に）かばん好きの娘・4歳に装着してみると、ほんと、文句なしにおさまりよく、かわいいです。でも、彼女には幼稚園リュックがあるので、「普段のお出かけに貸してあげるよ、」と。私だと両方の肩にかけるの、やっとっていう位に小さいのですが、かたほうの肩にかけるとキュートなのです。で、冒頭の「まじめにふざける」。お笑い番組を作る際、出演する子どもに対して言っておられたのだけど、けっこう難しい、そうして大切なことだと思う。岡村隆史、別に好きではないけれど、良いこと言ってるなぁと。ピアノも、まじめにふざけようと、まじめに遊ぼうと思っているわけですが、なかなか難しい。でも。自分の分野で、いろんな人がまじめにふざけることができたら、きっと素晴らしいと思う。まじめに楽しいにちがいないと思う。そうして、まじめにふざけてる大人たちを見てれば子ども達だって、「大人になりたくない、」とか言わないんじゃないかなあ。

  May 6, 2010

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• 立春なのでかばんを、

  買うてしまいました。 CI-VAのワインバッグ、ヌメ革製。べつに、ワイン２本持ち運ぶのにヌメ革を用いようとか、そんなだいそれたことを考えたわけではなくて、ショップのHPで紹介されているように、ポシェットのように使おうという魂胆だ。貴重品だけ入れて。ヌメ革のかばんの良さについては、「かばん」のカテゴリで散々言いつくしているのでもういいかなという感じだけど、今回のかばんは何が良いかって、やっぱり「ワインバッグ」っていうところだと思う。とにかく、「ワイン２本持ち歩く」ために作られたものなのだから、シンプル、丈夫、そしてそれでもなんとなく・・・かわいらしい。まん中に、ワイン２本を仕切るぺらぺらが付いているけど、倒せばいいんだし。私はどうも、かばんを買うとき、そのかばん自体の魅力というよりは、（もちろんそれもあるけど、）それを持ってどこへ行って何をするか、というストーリーに夢ふくらませて買ってるんだなぁと、このごろ思うようになったのだが、これは明らかに、『ピアノ弾きに行くとき用』だ。ピアノを弾きに行くときは、お客さんが入ってくる前にピアノのとこにスタンバイしちゃうのだけど、傍らの、あんまり見えないところに、ぽん、とかばんを置いといて演奏、ということになるようで。そうするとほら、固めの革できちんと自立するかばんはなかなか、いや、非常に置きごこちが良いのではないかと・・・。ところでかばんにを買うときに限らず、何かを始めるとき、私はイメージがかなり先行する人間で、そうして、思い描くイメージに（なぜか）かばんが必ずついてくるので、「新しいことを始めます、」と宣言する度にかばんを買っている、様な気がする。この前、大量の楽譜を持ち歩くための鍵盤トートーバッグを購入したばかりでもあるし。でもほら、普段使ってないかばんを、「明日はちょっと雰囲気変えてこれ、」とか言ってクローゼットから取り出すとき、「ああ、これはあのときの、」っていう記憶が常についてまわるというのは、結構おもしろいことだよなぁと、最近思うのだ。記念アルバムにしてはずいぶん、保管場所をとるわけではあるけれども。・・・さて、さっそくかばんの日光浴です。冬やし、しっかり時間をかけないとね。・・・あ、もう立春か！寒いけど・・・一週間でええかな？

  Feb 4, 2010

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• なにがなんだか分からないけど、

  「忙中閑あり」。落ち込んだとか歯を抜いたとかピアノ弾いたとか言っている間に、買っちまいました。オロビアンコ、秋の新作（ブロンズ）。ホントにかばんが好きなんだなあ、と他人ごとのように思ったりするけど、おばあちゃんからの隔世遺伝だからしかたない。「カバンは持って移動する自宅であり、仕事場である。それらの空間をすべて持ち歩けるような機能性を持ち、人それぞれのライフスタイルに密着したカバンを作る。」という創始者の言葉通り、機能重視のシンプルなカジュアルシック、というあたりが、私がこのブランドに対して抱いているイメージで、何年ぐらい前かな、神戸の小さい紳士物の靴屋さんかなんかで、あの、例の、３色リボンのタグをつけた姿で端っこのほうに置かれていたビジネス用のかばんを、「別にかわいくはないけどかわいい・・・。」とか、わけの分からないことを言いながら、しげしげと見ていた記憶はあるけれど、そうしてもともと、こういった形状のいわゆるウエストバッグを背中に沿わせていかにも身軽な気分で歩いたり、自転車に乗ったりするのは好きなんだけど、「・・・でも、ちょっとシンプルすぎないか？」というのがあって、今まで購入に至ったことはなくて。ところが今シーズンのは、「ベルトの一部がイタリアンカラー」ときたもんだ。これをひょいと肩に引っ掛けて、足どりも軽く木立を抜けて、ぴかぴかのフィアット５００に駆けよる私・・・。・ ・・そうか、ここか。チンクちゃん、早く来てください。

  Oct 29, 2009

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• 突拍子の無い話

  突拍子の無い話だな、でも、突拍子の無い話を持ってくるのがあなたならそれはいつものことだから、べつにいいかもしれないと　思ってしまうのです。どうにもならないと思ってたことも、案外そうでもないかもしれないと　思えてしまうのです。　いやあ、買ってしまいました。COACHの新作です。薄い、ほのかな、これぐらいのピンク色の、 この形。ええ、上の何行かとはまったく関係のない話です。昨日、帰りがけに見に行ったのは別の新作だったのに、このかばんときたらそこだけ暖かい光を浴びたように、やけに春っぽいのです。派手な色ではないけれど、やさしく明るいのです。まっ白なヌメ革部分が雨にぬれないように、慎重に、でも足どりも軽く持ち帰った夕方でした。家でさっそくお手入れをしていたら、かばん好きの３歳の娘、「これかわいー。ちょっとかして。」全身鏡の前に斜めに立ち、しげしげとながめて、「・・・これちょうだい。」無理だよそれは。大人になったら、ね、いっしょに買い物に行こう。

  Jan 31, 2009

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  空を、

  空も見えないようなスピードで走ってちゃ自分のことも見えないだろ近ごろじゃ夢も見ない久しぶりに、かばんのことを書きたくなりました。やけに気に入ったからです。JOHNSON WOOLEN MILLS 【ジョンソンウーレンミルズ】チェック ウールショルダーバッグ。秋らしいチェック。手触りよく、温かい感じのウール。この季節、そういうものを探そうと考えるだけでも素敵だ。かわいいのが見つかってしまったりしたら、なおさら。肩ひもをいちばん短くして、ウエストポーチを斜めがけにするときのような感じに背中に沿わせる。すこし野暮ったい？でも小粋でもある気がする。こういうのを引っかけて外へ出たなら、このごろやたら冷たく感じる風も味方につけて、空を、そう、空でも見上げてみようかなという気になるんじゃないかと、思うのだ。隣の部屋では、新しいかばんにご執心の母をほったらかして、６歳の娘と３歳の娘が遊んでいる。耳の長い茶色の犬のぬいぐるみを、姉の目の前に思いっきり突き出して、３歳「このわんわんは、なんのわんわんでしょうか？」６歳「う～ん・・・、ちゃいろいわんわん。」３歳「ぶぶー！！　あかいわんわんでしたー。」おいおい、どこがだよ、とつっこみを入れそうになる私、しかし６歳の姉は、「そっかぁ～。」・・・大人だ。

  Sep 26, 2008

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  アルベロその後・３

  もしかしたら、という確信。使い始めて１ヶ月、の画像を載せてからさらに１ヶ月半。つまり、購入から２ヵ月半。ようやく、と言おうか、くたっとした柔らかさのだいぶん出てきたＡＬＢＥＲＯショルダー君。　　（なんだか今日は荷物いっぱい詰めてますが。）初めはどんどん明るくなっていく印象ばかりあった色も、少し落ち着きが出てきた。つや感もなかなかのものじゃないかと思う。普段、ずっと使っているものだから、今日のように暖かいと浮かれて外に出て雨に降られる。爪で傷もつく。下の娘を抱っこすれば蹴られる。でも、雨の後には乾かし、傷ついたら磨けばなんとなく元に戻ってしまう。強い。使い始めてすぐのように、毎日毎日、何か変化はないかと観察し続けているわけではないので、いつも使っていながら、たまにしげしげと眺めて、「あれ、なかなかええ感じやん。」と驚く。私も近しい誰かにとって、こういう、「たまにはいいところのあるごく普通の人」であれたら良いなあ。

  Mar 22, 2007

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• 旅に出るなら、

  すべてをできるだけシンプルに伝えたいと思うのだけど言葉は簡単に真意を裏切ってまるでちがう温度でも伝わるものだから思いはいつの間にやら、しどろもどろに成りさがりどうとられてもいいように微妙にぬり分けた表裏一体えっと、本日は、こちらのこげ茶のかばんを買ってしまった経緯について、ご説明、というか、申し開きを致したいと思います。えっと、上のリンクの写真は実はあまり気に入っておりませんので、このページの下のほうのイメージで見ていただきたいのですが、シックなところもありつつ、実にそのなんというか、素朴な感じのするかばんです。ここのところわたくしは、４月の職場復帰に向けて、保育園関係の準備あれこれ、お仕事用の洋服を探すこと、自分が何をどんな風にやってたか思い出すこと、などを、自分にしてはさくさくと進めておりまして、かばんも「これはお仕事にいける！」という気持ちで購入したものを愛でたりしております。そんななか、いつものようにヌメ革のかばんのページなどチェックしておりますと、以前は気にもとめなかった、くってりとしたかわいいショルダー兼ハンドバッグがきらきらとその存在を主張しているのです。「おお、今度、旅に出るならこのかばんだな、」・ ・・要はいきなりの現実逃避でございます。でもたまには、旅に出るような気分で電車に乗り、旅に出るような気分で文庫本でも買って、職場に行っても、いいよねえ。そうして旅に出るなら、やっぱりこのかばんなのだ。

  Mar 13, 2007

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  かばん好き・２

  僕たち、さびしく無力なのだから、ほかに何にもできないのだから、せめて言葉だけでも誠実こめてお贈りするのが、まことの、謙譲の美しい生き方である、と僕はいまでは信じています。つねに、自身にできる限りの範囲で、それを成し遂げるように努力すべきだと思います。どんなに小さいことでもよい。タンポポの花一輪の贈りものでも、決して恥じずに差し出すのが、もっとも勇気ある、男らしい態度であると信じます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　太宰治「葉桜と魔笛」アルベロのバッグが大変気に入っていて、その世話に余念が無いので最近、新しいかばんを探すということをしていないのですが、その間、何をしていたかというと、これです。ビーズでバッグを編んでたんです。こういう作業って、好きでもないし、得意でもないんですが、近所の大型スーパーみたいなとこで見本の写真に惹かれてキットを買ってしまって。いや、まず、編むって言うのかな？とにかく、妙にかわいく出来てしまったのですが、これをどうしようというのでしょう・・・。自分でも阿呆かと思うのですが、これが自分です。仕方ないです。

  Feb 22, 2007

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  アルベロその後・２

  くしゃくしゃに丸めたあとの紙みたいに縮こまった心のしわをてのひらで丁寧にのばしてるんだ、避けがたい葛藤をしがらみってやつを軽くとびこえて行き着く先に、何があるのかではなくて、何を、見ようか。何やかんや言って、この前アルベロの日光浴後の画像を載せてから、１ヶ月。そのあいだに思わず、「これはスタイリッシュ、きっちりした感じもするし、完璧にお仕事用♪」などとうそぶいて購入してしまった２wayショルダーもあって、３つのアルベロ（ＡＬＢＥＲＯ）ちゃん達が我が家ですくすくと育っているところである。（画像は、使い始めて１ヶ月の丸いショルダー・左と、日光浴を終えた「お仕事用」ショルダー・右。使用しているものの方が、すこーし深い色になっているのだけど、・・・画像で、分かるだろうか？）同じヌメ革でも、シボ出しと言うのか、ちょっと柔らかく、でこぼこさせたような部分と、スムースなんて書いてある、硬くてさらさらの部分では、日焼けの仕方がちがうなあとは思っていたのだが、とあるショップでここのページの、「鬼のように使い込むこと約一年」の画像を見てびっくり。こげ茶色やん。・・・一年でこんなことになるのか・・・。いろいろなヌメ革画像をあさるように見ているが、くたびれた、という感じでなく、ここまで色が変わっているのには出会ったことがなくて。古びた、というか手垢で汚れた、という感じの変化を除けば、まあこれくらいがふつうかな、と思っていたのだが、・・・いやあ、アルベロ、おそるべし。新しく買ったかばんも、使える状態まで準備をしたのだが、全体に硬いヌメ（画像で、よりはっきりと色が変わっている部分に使用されている方）なので、ますます楽しみになってきているところ。早く、いい天気にならないかな。

  Feb 8, 2007

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  アルベロその後

  信じるより他は無いと思う。ロマンチシズムに拠って、夢の力に拠って、難関を突破しようと気構えている時、よせ、よせ、帯がほどけているじゃないか等と人の悪い忠告は、言うもので無い。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　太宰治「かすかな声」　　またかばんの話なんだけど、３週間ちょっと日光浴させたALBERO（アルベロ）ショルダーと、２週間強のお仕事用、(それまではマザーズバッグとして育てるつもり)のトートーバッグが、ともに、すでにいい色に変化を遂げつつある。購入時にもこのブランドのヌメ革の色の変化の速さ（の噂）については触れたけれど、このスピードは本当になかなかのもので、だいたい２週間で落ち着いたキャメルに定着し、ひと夏使ったBREEのリュックなんかと色の濃さは変わらない。もっとも、使い込んだ独特の感じというのは使わなければ出ないわけで、日光浴したし、一応お湯で一回拭いたし、（こうすると水染みができにくいらしい）ラナパーも塗ったしで・・・・・・、天気の良かった昨日、やっと、デビューさせました。使った感が出ることで、ますます良い感じになるのを楽しみにしています。わくわく。

  Jan 9, 2007

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  アルベロのおっきいバッグ

  馬鹿でいいんだよたぶんそれでいいんだよ何もかもそつなくやりおおせるなんてさ、どだい無理な話。先日購入したショルダーが、ヌメ革の質感あまりに良く、独特の儚い感じがあって、あっという間に憑かれたようになってしまった私。こういうときって、「別のシーンで役立てたいっ！」と、普段使いとは別の場面をイメージして、２つめを思わず物色してしまう。・ ・・で、こっちは、ね、大きさ的に、お仕事かばん。ほら、４月から（まだ先やけど）仕事行くと、でっかい書類とか持って帰らなきゃいけないときも、あるじゃないですか。・・・うん。ある、ある。だからね、そういうときに、ショルダーとおんなじぐらい日焼けしたこれをですね、使うわけです。・ ・・うん、素敵。なんか、ふざけた形だ、なんてことはまあ、あまり気にせずに。ああ、お仕事かばん。そうか、これがあったんだ！！・・・って、・・・。これがまた、いいんだよなあ、基本シンプルで。ちょっと凝ってて。よく入って。んーーーー、いいっ！！先日購入したショルダー君を新品のこのバッグと並べてみると、曇りも多かったこの一週間足らずですっかりベージュ色になっているのに驚く。ごわごわしていた表面にも、なんとなくやわらかさと光沢を感じる。この変化の速さはすごいなあ。真夏じゃないんだから。で、ただ今、２つを仲良く日光浴させているところ。使うのが楽しみだけど、それはまだ先の話。ちゃんと色づいてからでないと、汚れがつきやすいので。最初が肝心やもんね。ああ、楽しい・・・。

  Dec 21, 2006

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  アルベロのショルダーバッグ

  別になんにも予定がないからなにもする気が起きないからだから出かけてみるんだちっこいかばんわざと選んでさ外は寒いかなけどけっこういい天気あ、今日は、お買い物日記です（笑）。BREEのリュックを買って以来、何だかヌメ革に興味津々の私。丁寧に使って、だんだん味を出していく、なんて考えるだに楽しい。天気のいい日に陽にあてたり、夜テレビの前で磨いたり。夏に真っ白だったBREEくんも、もう、キャメルと言っていいぐらいの色には育ってきていて。で、今回、どうしても気になって購入してしまったのが、こちら、アルベロの丸っこいショルダーバッグ。この形、ずーっと、欲しいなあと思っていたのだけど、どこのにするかで悩んでいて。なんかね、見た目ものすごく小さくて、上品というかかわいい感じなのだけど、案外物が入るし、ショルダーの長さはこれでもかというぐらい調節できるし、けっこう便利なのだ。早速ラナパーなど出してきたりして、まずはかばんをパーツに分けてひなたへ。この瞬間の楽しいこと。ここしばらく、軽く風邪気味で、やってる途中のことをほっぽりだして次のことを始めてしまい、それをまた中途半端に置き去りにしてまた次へ、と・・・要は集中力が全然なかったのだが、こういうときの動きは実にスムーズだ。だんだん色が変わって、どんな顔になるのかなあ。いろいろな人のブログを見てまわると、アルベロは色の変化がすごくはやいみたいだし。わくわく。

  Dec 15, 2006

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• BREE

  今、気づいたように言うのもなんだけど思い出にしたくない日々だってあるんだね革かばん好きとしては、語らぬわけにはいかないという気がする、ドイツのBREE。なんとも衝動買いを誘うフォルムだった、Elsaというリュックが手元にある。この、Elsaのおおまかなつくりは、（画像を見れば一発で分かることだが、）A4サイズの袋に口をせばめる金具と肩ひもが二本、そうして持ち手がついてるだけのシンプルさ。この持ち手と肩ひもが袋の口を閉めるという役割も果たしている。とにかくこのすとんとした、よくできた形が気に入って、自分がふだんよく使うサイズよりやや大きいのもかまわず買ってしまった。そもそもBREEは、植物から取れるタンニンだけで時間をかけてなめしたヌメ革の魅力を前面に押し出した製品が多く、シンプルで機能的、頑丈で長持ち、そうしてそれこそが美しい、みたいな感じのブランドだと思っている。Elsaのこの、無駄を省いた単純な形はまさにその面目躍如といったところ。さてここのヌメ革だが、着色さえしていないので、買ったばかりはとにかく真っ白でややそっけない。これをこのまま使うと傷や汚れがつきやすいというのでまず一ヶ月ほど日光に当てる。そうすると、薄ピンク、肌色、淡いベージュ、そしてベージュへとだんだん革がそれらしく色づいてくる。後はどんどん使う。汚れたらお湯で拭く。長年の使用で色はだんだん濃く、深くなり、コニャックにたとえられるような色へと変化していく。と同時に革の硬さも取れて、風合いも良くなる、という。こうなると、汚れや傷なんて気にならなくなるといい、だからドイツでは、まずは日光浴、などと悠長なことは言わず真っ白なうちから使いたおすそうだ。私のElsaなんてまだ日光浴を終えたばかり、色もふつうのベージュなのだけど、はじめ硬くてごわごわしていた革がやわらかく馴染んできたのはたしかだ。とは言ってもこのところ雨続きでがんがん使うというわけにもいかない。もっとも全国的には生活の基盤が押し流されているところもたくさんあるのだからそんな贅沢は言っていられないが。天気の回復を本気で願う。そうして思う。ぴかぴかの買いたてをなるべく新品の美しさで愛でる、というものもいいけど、こういう風にいっしょに歳をとっていく、みたいなかばんもいいなあ。思い出に染まってゆくみたいでさ。

  Jul 20, 2006

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• この空の明るさ

  今日は何も特別なことなんて起こらなくていいからこの空の明るさがこのまま続きますように。また、買っちゃった。新しいかばん。フランチェスコ・ビアジアのシナモンブラウンという色のショルダー。すごく気に入って、到着するまで「荷物お問い合わせシステム」でどこに居るのか確認し続ける。なんというか、どうしようもないよなあ・・・。明るくきれいで落ち着いた色合いといい、すっきりとした形といい、本当に感じが良いよねえ、とか、見た目は上品で小さいけどマチがけっこうあって荷物はわりと入るしね、とか、それにしてもいいよねこの革、とか、後付けのそれらしい理由はいくらでも思いつくけど、思わず買っちゃったいちばんの理由は、すとんとした穏やかな雰囲気。「急にぽっかりと空いた、何もやることのない午後」が、お澄まししたみたいな顔してる。じつは私、娘・１１ヶ月が完全に離乳する秋ごろ、初夏をむかえる南半球へ旅行に行きたいと思っていて、たぶん一人旅になる筈なのだけど、知らない街をひとりそぞろ歩くイメージにぴったりという気がして。ふわふわと頼りなげで、でも地に足ついてる。そういう感じ。何をするにもわりとイメージ先行型の私は、旅行といえば行き先を印象だけではやばやと決め、見たいものより良さそうな季節を決め、合いそうなかばんを決め、服を決め、そうして日程や泊まる場所や、そういう実際的なことは必要に迫られてぎりぎりに決定するまで放っておいてしまう。期限切れのパスポートを取り直す、とかもたぶんまだまだ先だなあ。旅行自体もまだまだ先なんだけど・・・。

  Jun 29, 2006

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  ここに立ってる

  自分探しって、どこを探すんだい今、そこにどこへでも行ける君が立ってるのに・・・また、買ってしまった。というか、注文してしまった。かごバッグあまりにかわいくて。やっぱり夏には、ひとつは新調しなくちゃねえって、そんなことないのはよく分かってるんだけど、でもほら、夏はこういうの肩に引っかけてお出かけとか、こういうのもちょこんと持って旅行とか、考えるだけで楽しくなってしまう。江國香織さんのエッセイ「都の子」のなかに、私の大好きな、格好良い一節があって、「空港に行くととてもほっとする。自分のいる場所が、はっきり確認できるのだ。世界地図の中のある一点。すると途端に視野が広がって、雑事に埋没して忘れていた事実、　　　　　 いつでもでていける、という事実、でも今はここにいる、という事実、そして、ここにいることを選んでここにいるのだ、という事実 　　　　　 を思い出す。」というのだけど、何かお気に入りを持って、「さあ出かけるぞ」という時、そこが別に空港じゃなくても、ちょっとそんな気持ちになれるかなと思う。別に自分は何様でもないけど、でも、探すまでもなくここにいることは確かで、ここからどこにだって行けて、どんな事を始めるのだって自由さ、というぐらいの気持ち。

  Jun 2, 2006

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• ひるまの星

  見えないけど確かにあるもの・・・風の向きが変わる瞬間とか、昼間の星みたいに。そういうものの気配が、心を明日へと急がせる。ここ数日、夜ふかしがたたってちょっと風邪ぎみです。少し熱っぽいけど、熱は測らない。何℃とか分かると、その具体的な数字になんだかいやになってしまう。でも明日には良くなります。もともと体は丈夫だし、それに、明日はサブバッグ代わりにする袋が届く予定。シンプルなリネンの袋です。　選ぶときわくわくして、注文するときわくわくして、配達を待つ間またわくわくして、もちろん届けばわくわくして。これだからネットショッピングはやめられない。

  May 15, 2006

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  身軽に出かける

  葉ザクラはいい。夏に向かって伸びてる気がする。春先に、咲き始めたサクラを見て、「あ、こんなとこにも」って思うのもいいものだけど・・・。　　昨日は急に思い立ってブログを開設、そのあと「ほんとにできちゃった」と悦にいったり、編集したり、編集失敗してまた編集しなおしたり、途中で何やってるのかわからなくなったりと怒涛の一日でしたが、その一日の終わりに。☆今使っているかばん　　が、昨日到着した これのこげ茶に変わったのでした。　前のショルダーの半分の大きさ。・・・ちっちゃっ！！　でもそれがかわいいし。　　ほら、初夏にちっちゃいかばん持って身軽に出かけるのって、楽しいし。　荷物の多いときにはこれ、コリーン持ってどこでもピクニック気分♪も良いしね。　新しいショルダーを、なんだったらそのまま放り込んで。　そうだ、colline て「丘」って言う意味なんだって。なんか、いいなあ。　でも実際問題、新しいかばんは中身がちょこっとしか入らないので、今日は中を整理するものを縫ったりとかしています。　そして、大きいかばんに飽きて小さいかばんを買い、「ちっちゃいのは不便」とまた大きいのを買う、といういつものパターンを抜け出すべく、もっか“「ちょっとそこまで」（ちっちゃいショルダーで事足りる）ではないとき用の、便利な「もう一個持つバッグ」”を物色中。　これ とか。リュックにもなるんだって。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・どうかな。

  May 12, 2006

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  かばん好き

  　それにしても、どうしてこうもかばん好きなんだろう。いつも使うものは基本的にひとつなのに、月に１、２個新しくバッグや袋を買ってしまう不思議。webで新しいのを注文し、喜んでいるそばから別のを物色している怪奇。　自分でもその理由を考えてみることはよくある。　・かわいい服は毎日着るわけにはいかないが、かわいいかばんは毎日使えるから。→コートは?　・全体の印象がかばんひとつでがらっと変わる（と思っている）から。→靴は？　・もしかしたら荷物を詰め替えるのがすきなのかも。→今あるかばんでやれば?　結局、説得力のある答えは見つからず、夫と、「趣味ってお金使っちゃうもんだよねえ・・。」となぐさめあっている。　夫は釣り好き。週末すぐ釣りに行ってしまう。だけでなく、３ＤＫの一室にはさおやリールやフライのマテリアル（と言って、針の付いた、魚が食べる虫っぽいものを作るための鳥獣の毛）が山と積まれている。果ては「この川で釣りしたい」と、一人アメリカに旅立ってしまう。　　でもまあ、趣味だから、ねえ・・・。　というわけで、初心者なので更新の仕方など分かるか不安がありますが、かばん好きの理由を見つけるべく、bags life 開設します。　☆今使ってるかばん。　普段は：イルビゾンテ　型押しショルダーバッグ　ダークブラウン　ピクニックには（なんだ？このカテゴリー）：ジュストカンパーニュ　コリーン　自転車に乗りやすいのは：エルメス　エールラインアドリュックＰＭ（ものすごく前に買ったやつ） 　　　　　　　　　　　　　　

  May 11, 2006

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