Led Zeppelin 20年ぶりに復活!
ツェッペリンは私の10代前半の頃のヒーローだった。その彼らが、今夜一晩だけ、20年ぶりにコンサートをやる。場所はロンドンのO2(オーツー)ドーム。1980年に亡くなったジョン・ボーナムの後釜は彼の息子のジェイソン。そしてそのチケット(一枚£125=約28,500円)2千枚の購入手段はインターネットを通じての抽選のみ。それも申込みは1世帯につき2回だけ。そもそも、このコンサートはアトランティック・レコード創始者、アーメット・アーティガンが昨年亡くなったため、彼の功績と長年の友人として人柄を惜しんで開催されるもので、チケット購入もアーメットを偲ぶHPからのみ受け付けられた。このアーメットと言う人は駐米トルコ大使の息子さんだったトルコ人でヨーロッパ・アメリカでの生活がとても長く、幼いうちからR&Bに目覚め、アメリカでは大使のリムジンでレコード店に乗りつけ、レコードを買い漁っていたという興味深い経歴の持ち主。今回のコンサートの収益もアーメット・アーティガンの名を冠したアメリカ、UK、そしてトルコの奨学金に寄付される。本来は2週間前に開催の予定だったけれど、ジミー・ペイジが指を骨折したため、万全を期して2週間延期され、今夜の開催となった。チケットを入手できたかって?もちろんハズレましたよ。現在もオークションネットでは£2,000(約45万円)!程度の値段がついているようだ。クイーン、ポリス、ジェネシス、そしてスパイスガールなど旧大物の復活コンサートが続いているが、その背景にあるのは何だろう?もちろん、ビズネス、何らかの募金活動、根強いファンからの支持、現在の音楽界、特にロックやポップへの不満?1つ、面白いのはBBCのアンケート統計によると、「レッド・ツェッペリンは過去の栄光を再現できるか?(Yes/No2択)」と言う質問に対し、Yesと応えたのは25.57%のみ。74.43%はNoと応えたのでした。実は私もその74.43%の1人。別にチケットを入手できなかった負け惜しみだけではない。BBCのニュースに出てきたジミー・ぺイジの容貌の衰え(特にヘア!)や、数年前に見たロバート・プラントのお腹の出っ張り具合からすれば、やっぱり・・・・ねぇ。今夜7時、でもやはり観てみたかった。☆モブログランキング☆