日本一高いチーズケーキ付(?)マ○○○ン講習会!(photo)
いよいよやってきた講習会当日。何の講習会って?マンション?マラソン(字足らず)?さにあらず。マージャン講習会なのである。ふとしたことから、この企画は持ち上がった。実家の母がカルチャースクールのマージャン教室に通い始めたのである。あんなにゲーム嫌いだった母が、とびっくり。子供の頃、ボードゲームを買ってもらう時も「私はお相手しないからね。」と条件付だったのに。レディース教室で、禁煙、お茶飲み放題、賭けなし、といたって健全で講師は若い男性プロ。生徒は幅広く、熟年女性を中心に最年長は70代の女医さんらしい。子供の頃、父がよく友達を呼んでマージャンしていた。「車の車輪みたいなのがあるよ」とか言って、「はよ、寝!」とオジサン達にイヤがられた覚えがある…。非常に真剣だったオジサン達…。その話をマージャン好きの友人にしたら、教えてあげるから是非覚えろ、マージャンは究極のゲームだ!という。そうね、帰省した時に家族でマージャンというのも悪くないかも。いつかは覚えたかったので、いいチャンスかもと、周りの人に声をかけると、もうびっくり。2日で8人も集まってしまった。ひゃー、皆さん、そんなに興味があったのね。講師となってくれるのは大学時代の友人である。彼は大学卒業後、某超有名企業に入社し、休職して米国のロー・スクールで修士を取得、復職して日本を代表するCEOのスタッフとして働き、内閣府にも出向、とサラリーマンとして非常に華々しいコースを歩みながら、「学者になりたい」とすっぱり会社をやめ、この春から博士課程に進学した人なのである。面白い人である。面倒見も良くて、料理も上手、なのにまだ独身という彼を講師として迎え、生徒は8人の美女達。彼にとってもいい会なのかもしれないぞ!さすが学者を目指すだけあり、レジュメもばっちりで、説明も上手。初心者の質問にも丁寧に答えてくれる。最後は牌をオープンにしてゲームをしたけど、やはりなかなかに難しい。あっという間の4時間だった。::::::::::そしてこの講習会のもう一つの目玉が、あの料理記者歴○○年の岸朝子さんをして「日本一高くて日本一美味しい」と言わしめたホルトハウス房子のチーズケーキである!無料で講師を引き受けてくれた彼のリクエスト「チーズケーキ」にこたえるべく、お取り寄せしてみました。 だってね、12,800円もするのですよ!普通はちょっと買いませんよねえ。みんなも「食べてみたい!」ってことで生徒一人1,800円づつ負担して取り寄せ。ケーキは径19センチ、高さが6センチで思ったよりも小さい。金属製の底が抜けるケーキ型に入っている。この型をはずして切り分けるのだけど、すでに周りのグラハムクラッカーが崩れてくる。ピンチ!熱湯で温めたナイフを入れるが、かなり柔らかく、クリームがぎっしり詰まった感じで、すごく重い。一回ごとにナイフを洗い、温める。久々に緊張したわー。あまり大きさが違ってもいけないし。 (あわてて撮ったのでぼけぼけ。柔らかくて中心はとろり)ドキドキしながらの試食、みんな無言である。ケーキは二層になっていて、表面は白っぽいサワークリーム、下部が黄色っぽいチーズクリーム層といった感じ。おそらく火を入れてあると思うのだけど、それを感じさせないようなレアな口当たり。全く空気の入る余地のないような、チーズをそのまま食べているような、しっかりとした、それでいて滑らかなチーズケーキである。周りのビスケットはシナモンの風味が利いていてしっとり。美味しい、確かに美味しい。が、1ピース1,200円と考えれば、ちょっと高いなあ。もう一度取り寄せるかというと、私はNOである。話の種に一度食べるのはいいかも、というのが正直なところ。あと、ケーキ型は返却すればキャッシュバック、とかにすればいいのになと思う。このケーキ型がごろごろ家にあっても困りますぜ。::::::::::夜はお気に入りの目黒の台湾料理へ、と思っていたのに、マージャンに集中しすぎたせいかダウン。近所の気になっていた地中海料理の店に行く。なかなか面白いお店だったので、書き留めておきたいのだけど、長くなったので、続きは後ほど!