幸せになりたいなら、不美人と結婚しろ!?
昨夜、ブランと久しぶりにお芝居を見に行きました。ロサンゼルスではなく、うちの近くなので期待していなかったのに、意外にも大きなシアターでびっくり。普段はコンサートやダンスのパフォーマンスがメインで、お芝居をやっているのは年に数回程度。「屋根の上のバイオリン弾き」とか「CHICAGO」とか、昔のミュージカルが多いです。昨夜観たのは、お芝居中に出演者がいきなり歌いだしたりする半ミュージカルです。結構私が知っている曲も多くて、特にエンディングに使われていた"If you wanna be happy"という歌が印象的でした。この曲、ジュリア・ロバーツやキャメロン・ディアスが出ている"My Best Friend’s Wedding"という映画のサントラに入っていたので知っていたのですが、当時から歌詞が疑問だったのです。確か、、、、もし幸せになりたいのなら、不美人の女性と結婚しなさいというような内容だったと思う。検索してみたら、歌詞が見つかりました。If you wanna be happy for the rest of your life,never make a pretty woman your wife.So from my personal point of view, get an ugly girl to marry you.ああ、やっぱり。不美人と結婚しろと言ってる。何故にちなみに、A pretty woman makes her husband look smallAnd very often causes his downfall.美人の奥さんだと、男性が平凡で小物に見える。しばしば、破滅のもとである?そう?別に美人に相応しいような男性になればいいだけじゃない!?でも、不美人と結婚したら、、、、But if you make an ugly woman your wife,you'll be happy for the rest of your life,一生幸せになれるですと?An ugly woman cooks her meals on time,she'll always give you peace of mind.Yeah, she's ugly but she sure can cook.不美人の奥さんは、きちんとお料理を作ってくれて、男性に安らぎを与えてくれる。ですって?うーん、、、、、世の中には、綺麗で性格のいい女性、綺麗で料理も上手い女性がごまんといると思うのだけど、、、、、それに、奥さんが優しくてお料理上手でも幸せになれるとは限らないし。おまけに、Don't let your friends say You have no taste,Go ahead and marry anyway,友達に趣味が悪いとは言わせるな、とにかく結婚しろとまで言っている。それって、綺麗な女性と結婚できなかった男性の言い訳?奥さんのこと不美人と思ってるなんて、失礼じゃない。それに、本来、不美人の女性なんていないと思う。女性は皆それぞれ個性が違うだけで、好きな人のためなら、いくらでも綺麗になれるものだと思う。お料理の苦手な女性だって、好きな人のためなら頑張れると思う。まあ、私の解釈では、この歌詞を作ったJimmyとかいう男性は、『外見にとらわれるな。とにかく自分に惚れた優しくて料理上手な女と結婚しろ』と言いたいわけで、ある意味一理あるかもと思いました。自分のために、頑張ってお料理を作ってくれるような、自分をたててくれる、安らぎを与えてくれる、そういう自分に惚れた女性と結婚しろと。完全に50:50の相思相愛が難しいとしたら、男性も女性も、愛した人と結婚して幸せになれるタイプと、愛されて結婚して幸せになれるタイプがいるわけで、彼は後者なのでしょう。ちなみに私は、完璧に前者のタイプでしたが、いつの間にか50:50の理想どおりになったかな。(と、最後の最後で惚気てすんまそん。)