あぁ人生って

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• 月曜日、休日明けに何故かホッとする

  週末の家族サービスと溜まった家事をこなすのに疲れ、月曜日に事務所に行くとホッとする。うちの子供達は悪い意味でデイケア慣れしていて、自分達で遊ぶ、とか退屈をやり過ごす、とか苦手。週末になると、特に娘はテレビを禁じられているせいで泣きたくなるぐらい退屈になるらしい。でも親も軋む体に鞭打って公園だの映画だの催し物だの連れて行ってあげているっていうのに、文句ばかり言われて溜まったもんじゃないんです。今朝はフロリダで誕生日休暇を過ごしていたキャシーが帰ってきて、パソコンが動かない、と大騒ぎ。そう言えばジルもアンナも金曜日に何かトラブってたな、と思い返して、彼女達がすったもんだしていた様子をキャシーに伝えた。キャシーが本社のHelpDeskに電話したら、結局停電で今までフロッピーがドライブに入ったままになっていたところから起動しようとしたからだった。アメリカはサーバーどころか、端末機器のパソコンも電気をつけっぱなし。年後半の嵐の時期には開発途上国であるかのごとく停電が頻発するのでこんな馬鹿げた騒ぎが起こる。私は自分の機の復旧で頭がいっぱいだったので彼女達の役には立てなかった。しかしお粗末でした。土曜日はサンホゼのクリスマス飾りを見に行く。色んな組織が飾ったツリーを見て歩く。子供達の目当ては移動遊園地。規模が小さいので娘が楽しめるギリギリの年代だと感じた。日曜日は家事に追われて本当に泣きたい気持ちに。貯めてた自分が悪いのだけど、今までの怒涛の11月が過ぎ、家事を片付ける体力と気力を失っていたのさ。買い物をさせるのに役に立たない旦那を心で詰りながら、久しぶりに近くの韓国スーパーに買い物に行くとチラホラ日本人の家族連れを見かけた。結構新しい駐在員家族が来始めているのか、うちに新規顧客は多くないんだけど、とつい商売のことを考えてしまう。旦那に曰く、お前が駐在の事務所を回って営業すべき、だって。いやぁそこまでする給料もらってないよなぁ。社長がそろそろ給料上げてくれっていうけど、それよりライセンス取らせてくれないかなぁ。というかライセンス取るためには学校に行かなきゃならないから2週間まとめて仕事を休ませてくれないかしらん。来年春に2週間ぐらい日本に帰省するつもりだから、それ以外に2週間の休みってきっと取りづらいに違いないけど。

  2003年12月16日

• 「ムリョウ」と「十二国記」

  ハードディスククラッシュでえらい目に遭った昨日までは、夜寝る前にパソコンの前に座る気がしなかった。社長が渋々事務所御用達でぼったくりの悪評高いグラントを結局呼んで何とか動くとこまでこぎつけたのは水曜日、その後のセットアップに費やした時間は丸2日。本当に疲労困憊状態。8月分までのデータまで残っていたのでラッキー？最近Chatに夢中になっている旦那がパソコンを独占していたせいで、いつもならWeb探索に当てる、家事が終わり子供を寝かせつけた後の時間に、やっと妹が送ってくれていた「ムリョウ」と「十二国記」のビデオを見る。昨夜は気がつくと1時半。それ以上起きていられず諦めて切り上げ、残りの分は今朝。その前2日間11時半まで見ていたから都合12時間ぐらいビデオを見つづけ、目も腰も悲鳴を上げている。だから続き物のビデオ鑑賞は怖いんだって。時間を忘れて見てしまう。ここ数年あまりない、というかとてもそんな時間的に精神的にも余裕は無いけど、以前駐在員の妻友達が多かった頃、彼女達から流れてくる日本のドラマをよく完徹して見ていたものだ。日本物は12，3時間物のドラマが多いから睡眠時間を削って1日中ビデオを見ていた。今考えると子供が小さいときは24時間体制の子守り、とウンザリしていたけど、それなりに時間があったのかもしれない、旦那もしょっちゅう出張してくれていたし。現在仕事と家事と子供の世話や宿題の世話があって、自分の趣味に時間が足りないのは子供が学齢期になってからかもしれない、とつくづく思う。「ムリョウ」も「十二国記」も未だ途中だったけど、妹がはまっているだけあっておもしろかった。ムリョウは学生服がバビル２世を髣髴させ、バビル2世が見たくなった。「十二国記」は結構「Crouching Tiger Hidden Dragon」入っている？旦那は大人が漫画を見ると呆れるけど、ガレージに積もる漫画本の山と本棚を占領する単行本の列に文句をいいながらも矯正の仕様が無い妻を諦めている様子。こんな調子だと私は老年になっても漫画から離れられないかもしれない。

  2003年12月14日

• どうもサボり癖がついてしまい

  なかなか日記が書けないでいる。元のペースに戻さなきゃ（といっても2，3日に一回ペース、情けないのぅ）と思った早々涙ナミダの出来事が。今年に入って（おっ、もう年末だ！）ずっと調子が悪かった会社の私のパソコンがついにクラッシュ～。朝からDellのサポートとの電話に齧りついてなんとか修復を試みたものの、結果ハードディスク取替えってことに。あぁ私が２年間蓄えた英文＆日本語レターとダウンロードしたあらゆるフォームのデータがおじゃん。うちは個人事務所で私がやるまでビジネス文書は全て社長のうるわしい急仮名使い（日本語は）の手書きの手紙と、いつから持っているか判らない古い英文電子タイプライタの手紙だけだったのだ。夏にやっぱりシステムが不安定だからバックアップしなきゃ、と思ってMOを買ったは良いけど、ディスクの容量が750MBしかなく複数枚にわたるバックアップと忙しさにめげて、近頃真面目にバックアップしていなかったのが更に打撃。最後のバックアップがなんと6月。ハハッ。笑うしかないってこのこと。旦那がMP3プレイヤーが大容量だし早いしバックアップに持って来い、と教えてくれたときにはコストコンシャスな社長に頼んでMO買ったばかりだった。悔しいったら。ところでこのDellのカストマーサポート、まるで「2001年宇宙の旅Space Odyssey」に出てくるHALそっくりの喋り方をするので、マジ最初はコンピュータと会話しているかと思った。ショックで落ち込んでいる私に多分マニュアル通りに慰めの言葉を掛けてくれるのだけど、かすかにインド訛りがあり名前もインド人っぽい。そういえば1-800番のカストマーサービスを経費削減でインドに設ける場合がある、とニュースでも聞いたので、きっとこの場合もそうだろう、と思えた。もっともウチの本社のコンピュータサポート部隊にもインド人は多いけど。しようがないからまっさらの社長のパソコンでE-mailの返事だけは出さなきゃ、と操作しているとこっちもおかしい。LANでプリンターもディスクも共有していたしなぁ、貯めていたWindows Updateかけたら少しマシかなぁ、と走らせたら今度はエミュレータまで動かなくなってしまった。そういえばキャシーがWindows Updateして同じ状況に陥ったのを今更ながら思い出す。ということで今日はあっちこっちのカストマーサポートに電話掛け捲って本来の仕事が殆ど出来なかった。でもこのままにしていても明日仕事できないし。困ったもんだ。先週今週とウチはどうもついていない。大枚はたいて買った本棚は傷がついていた。旦那が家具屋と交渉して最後にFxxkが出て、更に店に乗り込み、1週間掛けてやっと相手が折れて交換の運びに。その間旦那は気が狂いそうなぐらい機嫌が悪く家族もとばっちりを受ける羽目になっていた。アメリカの店にはサービスという言葉は無い！判っていたけど。

  2003年12月09日

• ズッキーニブレッドとオートブランマフィン

  先週義母が持ってきてれたズッキーニブレッドとオートブランマフィンがまだ残っていて朝助かっている。家庭菜園が趣味の義父のせいで腐るほどズッキーニが採れてしまうので義母はたくさんズッキーニブレッドを作って冷凍している。そのお零れがとてもうれしい。数年前までは私も庭でズッキーニなど野菜を作っていたけど、ナメクジとの戦いに負けてしまったし、仕事を始めてしまったのでもう随分と野菜を作っていない。義母のズッキーニブレッドのレシピはにんじんケーキにもバナナケーキにも応用できる優れもの。でも自分で作ると太るからあまり作らない。私は料理は嫌いだけどパンとかお菓子作りは結構好きだ。私がアメリカに来て３０パウンド太ってしまった最大の理由はこのお菓子作り、特にマドレーヌのせい。近頃少し高くなったけど当時安売りのときバターが２個で９９セントでケーキにクッキー、料理にも使いまくっていた。私のコレステロールが今高いのはその頃のバター取り過ぎのせいかもしれない。たまにうちに来るとき義母は、やはりオート麦のふすまが主分のマフィンを作ってきてくれる。彼らはオートミールと、このマフィンが毎朝の食事で健康この上ない。このマフィンの凄いところは一度でお通じが良くなること。私も作るつもりでふすまをウェアハウスみたいなところから大量に買いこんでいたけど封も解かないまま。これはコレステロール低下にも効くらしい。諦めないで焼くかな。

  2003年12月05日

• いや～疲れたのことよ。

  月曜の朝、義父母を送り出してホッとする間もなく、出社して見ると怒涛の事務処理が待っており、グゥ～、グロッキー。私、疲れていると英語がスムーズに出てこなくなるんです。リカバるのにちょっと時間が要った。はぁ～思ったより疲れちゃった。やっぱりトシかねぇ。バレエとサンクスギビング週末、来年重なったら絶対辞めよう、と密かに決心した私。でも肝心の娘は連日のバレエに疲れた様子も無く、彼女の出番がない日曜日は雨だったので家に終日居て"I’m bored"を連発。生まれたときから、寝ない食べない泣きっぱなしの姦しい娘だったけど、あのエネルギーは一体どこから？私は料理とバレエに専念したため、義母は独占したい息子と娘に挟まれてずっと子供達のベビーシッターだった。彼女も随分辟易したことだろう。今頃家でノビているに違いない。義父が少しでも加勢すればいいのだけど、彼はServe meタイプ。お義母さん、こんなお義父さんによく我慢したなぁ、というのが正直な感想だ。その彼女はもうすぐ80歳、でも私より体力気力知力ある。「くるみ割人形」は話題のアレックスが余裕の微笑を浮かべながらChinese Boy役で（彼のために作った）格好いいスピンを決めて拍手喝采を浴びていた。でも彼の角刈りの髪型は変えたほうが良いかも、どう見ても野球少年だもの。例年のSFバレエ団のローレンスペック（結構トシ）が出演せず、どこかから借りてきた男性ダンサーは彼に比べるとかなり見栄えが劣る、跳躍もおざなりな感じだし。いつまでこのオジサン頑張るのだろう、と皮肉に見ていたローレンスの有り難味が身に染みた。パドゥドゥのお姉さん達のほうがもっと感じているに違いないけど。今日の午後なんと隣のビルで捕り物騒ぎがあった。ライフルを抱えたシェリフや市警がゾロゾロと回りを警戒していたので生きた心地がしなかった。身近で銃声を聞きたくない、と緊張していたら、彼らは容疑者を取り逃がしたらしくパトカー数台を残して帰っていった。おぉクワバラクワバラ。数年前はウチのビルでレイプ事件があったという。老若含めて私みたいな事務パートの女性が多いからフリークな奴には餌場になるのかも。怖いのぅ。3時に帰れる自分が嬉しい。

  2003年12月02日

• あぁ恐怖のバレエ公演＆サンクスギビングの週がやってきた

  今日はサンクスギビングの休日のための食料品だの義父母をもてなす為の品々の買い出しの追われ、掃除と洗濯と家族の食事の世話でヘトヘト。Costcoで娘と息子、その先生達、学校のプレゼント交換用のクリスマスプレゼント購入を済ませてしまった。残るは一番難関の義母へのプレゼント。何もアイディアが浮ばん。もうすぐ1ヶ月を切ってしまう。どうしよう。しかも明日からは木曜以外全て娘のバレエ公演のリハーサル＆パフォーマンス。義父母を呼んでおいて、私居ませんから食事御勝手に、とはいかず、献立考えるのも一苦労。木曜日の七面鳥と翌日の七面鳥のハッシュは決まりだけど、土曜日と日曜日の夕食はどうしよう。カレーライスとか冷凍のラザーニャで誤魔化そうかなぁ、と罰当たりなことを考えている。だって私と娘は出ずっぱりなんだもの。近頃急に寒くなってしまい、体調が崩れ気味。週末が来るたび、なんで私だけが働いているんだ、と憤慨してしまう情けない主婦だけど、休日にダラ～としないで何時するよ。料理するくらいなら皿洗いのほうがマシ、と言いきる母を持った子供達と旦那も可哀想だとは思うから、外食もせずに苦手な料理を頑張っている（いえ、いつもスクラッチからとは言いませんが）私を誰か慰めて欲しい。

  2003年11月24日

• 社長、せめて私の邪魔をしないでくれ～

  木曜、金曜と週の前半を裏切るように忙しい日々だった。最低なのは事務能力に乏しい社長が更に私の仕事を増やしてくれたこと。社長自身は美人で気の良い、めったに怒らない人格者で、大好きなのだけど、如何せん物事にこだわらない、おおらかな性格が仕事面にも発揮されてしまう。社長のコンピュータ操作能力の向上を諦めている私は、社長が起こしたミスの尻拭いを厭うばかりに、本社のシステムもMSOffice関係の操作もなるべく私が処理してしまうように心掛けてしまった。それが裏目に出て尚更社長がコンピュータ操作できなくなり、ここんとこ増えてきたビジネスを書くのに、やっぱり9時3時のパート私一人じゃ間に合わないのが現状。さて昨日、金曜日は社長の唯一の仕事、電話対応が少なかったせいで、またまた私の机の前をウロウロ。切手張りだの封書詰だのコピーだのファックスだの、社長は私を手伝っているつもりなのだが、順序を考えて用意していた郵送用の書類をグチャグチャにして閉じてしまったり、これぐらいならやれる、とタイプライタ（！）でタイプした書類はミスタイプだったり、ファックスする書類をご丁寧に空白部をはさみで切って封書してしまったりで、私は怒るというより、泣きたくなってしまった。一度社長を手伝って現状を理解しているキャシーが、見兼ねて"Don’t bother her. Get back in your office"と社長に冗談めかして言ってしまうくらい。社長はこの道26年のはずだが、私が手伝い始めるまで2年前までMSOfficeさえ使っていなかった。最高時1000余りの顧客を抱えてよくコンピュータ化せずに事務をやっていたものだと呆れてしまう。いえ何が言いたいかというと給料もっと上げて？

  2003年11月22日

• 働かないアメリカ人？

  デイジーやアンナは学生パートいうのもあるかもしれないけど、時間より遅く来て、時間より早く帰っていく。本職のジルやキャシーも事務所に9時から5時まで居たためしがない。ジルなんか仕事より家庭優先を建前に週に2日しか来ないときもある。彼女は自宅に電話を転送して同軸を引いて端末を置いている（本社にばれるとヤバイはず）から在宅勤務しているかもしれないけど、どう考えてもやっぱりパートの私より勤務時間は少ない。更にジルは、私は9時から5時まで働かないことをお客さんに訓練している、とまで言いきっている。それがいやなら、他に行って、と開き直る態度は、お客様は神様です、の社長や私には理解できない。私も家庭優先だからパートに甘んじているけど、本職でそれをやれるジェネレーションXのジルが呆れるけど羨ましい気もする。昨日は突然離婚して金払いの悪くなった夫婦の旦那のほうが事務所に来た。話を聞くとアニバーサリー旅行直前に奥さんが子供を連れて突然実家に帰った（日本人ではない）そうだ。彼は別居して2ヶ月経ち、やっと心の整理がついた、といって社長に状況説明に来たのだった。どうも奥さん（美人のサモア人）にオトコが出来たらしい。仕事でぐったりして疲れた社長はまたまた暗くなるような理解できない離婚の話を聞かされまたぐったり。奥さんは彼が今支払いをしている買ったばかりの家を自分達が住むから旦那に出て行け、と主張しているらしい。割り切れない彼は愚痴る愚痴る。ガンバレ、負けるなFred！

  2003年11月21日

• 一人でお留守番

  日曜日はキンバーがメリーケイ化粧品のオープンハウスをするというので、いきなりマーシャルとジョシュアが来ることになり、大慌てで掃除する。旦那に買い物を頼んだらスイカなんか買ってきた。開けて案の定古い。全く常識ないのう。オジサン達はフットボール観戦、私は思いっきりウェブサーフィンできる、と思っていたら、マーシャルがしきりにキンバーのオープンハウスへ誘う。そうか、私が邪魔か、と思ってキンバーんとこへ。メリーケイのハンドケアセットは非常に効くので、前からギフトにしようと考えていたから、それだけ買ってさっさと退散。だってホームパーティだとキンバーは忙しくて私の相手してくれないもの。訪問者もそれぞれ連れ立てきているから、知らない人たちと会話の糸口探すのは辛い、お互い興味持っているなら知らず。月曜日はやたら仕事がスロー。溜まった業界情報を読み直す時間さえあった。社長に私の机の周りをうろちょろさえされなければ、たまに暇になるのは気分的にいいが、今日、火曜日は社長が1日留守なので、まさかあれが嵐の前の静けさじゃないことを祈る。ところで近頃旦那が某サイトのBBSに嵌っていて、夜私がウェブサーフィンする時間が無い。何のサイトかというとキリスト教のディベイト。奴は宗教だの人種だの語らせたら止まらない。酒が入ると日本についてレクチャー垂れる。あんた職業間違ったんじゃないの？

  2003年11月18日

• チケットセール

  先々週のバレエ公演のチケットセールで9枚のチケット分の売上が足りない、と連絡があって、私が担当した分か、と不安だったけど、昨日のチッケトセールでLoriに会ったら彼女が担当した分だった。私じゃなくて良かった、とおもう反面彼女はチケットセールの責任者でもあるからかなり責任を感じて心穏やかとは程遠い顔色だった。でも買った人の記録があるから大丈夫じゃないのかな。リハーサル風景を垣間見る機会があった。一際拍手が大きい場面があったので覗いて見ると一人の小さなアジア系の男の子がRussian Dancerのトリを踊っていて、見事なスピンを決めていたのだ。今年は男の子が例年になく多く、このトリの子も今年初めて見る気がする。噂に耳を立てていると12歳の中国系アメリカ人で経験は4年らしい。見た目8歳ぐらいにしか見えないし、そこらへんを歩いていてドアから入ってきた普通の男の子にしか見えない。でも彼の体にはしなやかな芯が通っているように安定した、端々がキリっと小気味良い踊り手だ。Alex Liu、もしかして将来有名なダンサーになるかもしれない。Sugar Plum役のCarol Taiもアジア系の小柄で肉感的なダンサー。まだ16歳か17歳だった去年のArabian Danceには圧倒された。とても肉付きの良い子なので動きが滑らかで柔らか、手足が短いハンデをものともせず、セクシーなダンスだった。Sugar PlumよりArabianをまたやってほしい。それにしても数年前はアジア系の子が多かったのに、シリコンバレーの景気が落ち込んだ2年前くらいからグンとアジア系が少なくなった。まぁクララ役のロシア人Katyaは完璧な均整の取れた体の持ち主で、バレエ芸術を体現したような典型的な白人ダンサーなので本格的なバレエを見ているような気がするからいいけど。昨日で娘がHarry Potterの第1巻を読み終わった。誉めてやろう。でも彼女が読み終わるまで私の言葉は耳を素通り。怒っちゃいけないけど。怒ってしまう。テレビでも本でも夢中になったら誰でも同じ。私の毎晩の○おい小説鑑賞だってね。

  2003年11月16日

• Ｂｒｏｔｈｅｒ Bear

  絵柄がMulanみたいで好きじゃないな、と思っていたけど感動的なお話で、娘は最後泣いていたほど。息子？判っているんだか？3兄弟のナリが今時の若者っぽいところが何とも。しかし近頃映画を見るといえば子供向けばかり。Kill Billも見たかったけどダメだったし。旦那の会社が強制休日を取らせるようになってから、折角只のBabysitterがいるRosevilleに行っても1泊2日なので夫婦で映画を見る時間が取れないのが原因。Master and Commanderは評判がいいみたいだけど、私はRussel Croweが好きじゃないのであまり興味が無いかもしれない。それよりThe Last Samuraiでしょう。

  2003年11月15日

• くるみ割人形バレエ公演のボランティアも楽じゃない

  今年は別のバレエ団が例年の公演日スポットに割り込んだせいで感謝祭の休日が公演日になってしまい、参加者もボランティアも少ないのか、ボランティア登録していた全ての業種の纏め人から仕事を頼まれてしまった。チケットセール、会場セキュリティ＆会場でのクラフトセール。チケットセールは３年続けてやった公演日の控え室の４歳から１０歳くらいまでの姦しい女子生徒集団のベビーシッターより少しは楽だろう、と目論んで早めに登録していたし、纏め人のロリがしっかりした人なのでまぁ一番やりたかった仕事。セキュリティとクラフトセールはどうせ娘の送り迎えの合間の暇つぶしになるし、これも文句無い。まさかこれ以上頼まれないだろうなぁ。お蔭様で幸か不幸か、金曜と土曜の夕食は作れない、ってことになる。お義母さま申し訳ありません、だわ。なんか体の言い口実が出来た気が。ＰＴＡにボランティアしなかった私がいうのもおこがましいが、学校の場合もバレエ学校の場合もボランティアする人はいつも決まっている。ボランティアやらない人は金払え、と公演同意書には書いてあるけど、実行された試しがない。このボランティア、結構学園祭の準備みたいで楽しいんだけどね。自分が苦労を買って出るタイプだとは思わないし、総合プロデューサー等の大変な仕事を抱え込んでいるお母さん達もいるから私なんてまだまだの甘ちゃん。単に「同じ阿呆なら踊らにゃ損損」の理屈ですな。

  2003年11月11日

• 月曜日はあわやRoad Rage Caseになりそうな事があった。

  相手が銃を持っていなかったことを感謝。余裕あるはずだった車線変更で気が付くとすぐ後ろに、制限速度２０MPHオーバー（そうとしか思えん！）走ってきたらしい横車線のピックアップの赤首野郎が。合図出してただろうが、と毒づきたい気持ちを押さえ、バックミラーに映る凶悪な顔を見て、やばいと思って更に車線変更。案の定奴は私を追っかけてきてわざと目の前スレスレに割り込み、私に急ブレーキを掛けさせた。絶対奴は私に何かする、と確信して用心していたので追突事故にはならなかったが、こいつが銃を持っていたら一巻の終わり、と覚悟していたのでそれだけですんでホッとした。冷や汗物よ、全く。その後奴はまた７０MPHぐらいですっ飛ばして逃げて行き、気が付いたら奴のライセンスプレートを見るの忘れていた。ばかばかばか、ケーサツに訴えてやれたのに。ところで今年も残り少なくなり、巷も会社も忙しく、やってもやっても目の前の書類は片付かず、仕事が追いつかない。そんな中、万が一うちのお客さんがこれを読んでいたら不味いので、ネタにできないのが残念なぐらいの人間模様が色々お客さんの回りで起こっている。離婚、多いです。そして離婚前の奥さん連中は、何でそこまで、というぐらい○itchyになる。いやきっと私も十数年前はそうだったの違いないのだけど。うちはサービス業なので、時折勘違いした客相手に○itch!だの○ig!だの○erk!だの心の中で悪態つくことがままあるのだけど、今日久々に燃えさせてもらいました。自分がああならないよう他山の石にさせてもらわなきゃ。なんて殊勝な心がけ。こんなふうに始終エキサイトして休み時間返上で社長に尽くしているもんで、会社でなんか日記はおろか他のサイトへのアクセスなんかとっても無理。先週から旦那がパソコンを占領していて夜もつかえない日が続き、何があったか忘れてしまう、ただでさえ物忘れがひどくなってきているのに。副産物？１０時代のドラマを見てしまうこと。Fox系の１０時のニュースが定番だったのに、今週はケーサツ物ばかり見ている。Karen Cisco色っぽいにゃ。

  2003年11月07日

• ここ数日間のこと纏めて

  まず木曜日の夜の旦那の同僚達の親睦会は、ポットラックだったし、部を仕切っているらしい小母様二人が殆どのお膳立てをしてくれたので私は特別に何もしなくて良く、ゆっくり持ちこまれた料理を堪能。旦那の上司ジョーンは6週間のサバティカル休暇明けの直前で、ヘヴィ且つ凄く健康に悪そうでとっても美味しいチョコレートケーキを焼いてきてくれた。持ち寄りのデザートがはどれもチョコレート系だったのが残念。もっと外国人が多いかと思っていたら、旦那の部署以外のジョーンの部下達が何人も居たのでアメリカ人が結局多かったらしい。トルコ人のジュネイトとレバノン人の奥さん、同じくトルコ人で新婚ほやほやのオザンと超美人の奥さん、インド人のスブラット、チェコ人のイヴァンぐらいが外国人。いえ私もなんだけど。トルコ人のオザンに高橋ゆかりの漫画「私もトルコで考えた」を見せたけど反応はイマイチ。酒好きの私と旦那は、彼の持ってきたアニス味のラクに一度で虜に。水で薄めろ、と勧められたけど生のままでも十分美味しかった。つまみに小母様の一人が用意してきた無花果ジャムがけのプリーチーズが最高。チーズにジャムなんて聞いただけで恐ろしそうな組み合わせなのに。ハロウィーンは旦那が外回り係りで今年もジョシュア達と一緒。私は留守番係り。今年は今まで一番子供の訪問者数が少なかった。どうもウチの通りは玄関の明かりを点けている家も戸口にかぼちゃを置いている家も３軒ほどしかなかったので、子供達が暗い通りだと避けたのだろうとのこと。淋しい事。寒かったので外回り係の旦那とマーシャル、子供達がキャンディ収集の後ウチで一休み。久しぶりにキンバーも顔を見せて何故か大人の夜のお茶会。昨日の残り物のチョコレートケーキをつまみながら噂はデイビッドのこと。キンバーとマーリンは付き合いが長いので情報が多く、躊躇い無く率直に質問を浴びせる旦那に親切に答えてしまうキンバー。結局結論はデイビッドは我侭、ってこと。デイビッドもキンバーには色々打ち明けたらしく彼が自分がゲイだと意識したのは高校生のときだった、という。大学在学中ハタチぐらいからマーリンと付き合いだし、そのまま結婚して家庭を持ったので、今ジョンと出会って当たり構わずいちゃつくのは今まで我慢した反動、らしい。イヤハヤ。週末は親睦会・ハロウィーンでぐったり疲れた夫婦は何もする気になれず、例によって「プレイルームのおもちゃを片付けるまでどこにもつれて行かない」ルールを振りかざしドヨドヨしていたが、日曜日も午後になると、いい加減子供達が片付けを終わらせたので、約束してたローラースケート場へ。旦那が怖い顔して子供の監督しながら台所で漫画を読み耽っている私に詰め寄ってきたので、てっきり漫画のことを叱られるのか、と思ったら「マウンテインバイク行っていい？」だって。もっと可愛くねだったらどうよ。ということで私もローラースケート靴を履くことになってしまった。実に２？年振り。実は中学・高校の頃、自分のお小遣いで靴を買うくらい好きだったんだよね。でも久しぶりのスケートは転ぶと骨折は必然！と緊張の連続。おまけに借りた靴には左のローラーに癖が出来ていて滑りが宜しくない。やっぱりマイブーツか？まさか今更買ったりしないよな、私。娘は普通に滑れていたけど息子はまともに立てやしない。リンクにも上がろうとしないので娘と私が交代で滑って息子のお守り。最後は息子もやってみたくなったらしくリンクで私の手を持って練習。始終彼を持ち上げていたので、お陰で私の腕が筋肉痛。今日は娘が筋肉痛で脚が痛いと訴えているけど私はまだ。２，３日後に来るんだろうな、きついのが。

  2003年11月04日

• Carola

  旦那の会社のハロウィーンパーティで同僚の家族で、娘が3歳から5歳の間、定期的にプレイデートしていたキャロラ達にあった。私が欲を出して仕事時間を延長し、また当時彼女も3人目を出産したばかりで忙しく2年くらい会っていなかったのだ。2年前当時彼女の勤め先のオラクルからパートタイムが人員削減されるかもしれない、と言っていたので、とっくの前に彼女は仕事を辞めたのだと思っていたら、驚いたことについ2週間前に首になるまで続けていたそうだ。このレイオフは彼女にとって青天の霹靂だったらしく、かなりショックで今やっと気持ちが落ち着いたところ、という彼女はいつもの覇気が無く見えた。キャロラは元々お父さんがイタリア人でお母さんがオーストリア人なのでイタリア語を始め、フランス語もスペイン語もペラペラだし、学年もスキップしているし、二人目の子を妊娠中にMBAを取ったぐらいの豪傑、いや女傑で優秀な人材なのに会社側がよく首にしたもんだ、と思っていたら、上司が辞めてしまったのでその下が一気に切られてしまったそうだ。旦那の会社のレイオフ状況を見ていても人間関係の良し悪しがかなりの要因。しかしいつもエネルギー有り余っている風のキャロラがあんなに落ち込んでいるのを見るのは忍びない。彼女の家は娘のバレエ学校の近くなので今度寄る事にした。彼女の旦那マイケルがもう少しエキセントリックじゃなければ今も家族ぐるみの付き合いができるのだが、何しろウチの旦那が付き合うのが辛い、と愚痴るぐらいのオヤジな彼。マイケルとウチの事務所のグレッグのお蔭でウチの旦那がマダマダまともに見えるもん。Thank you for saving our marriageって感じ。

  2003年10月30日

• Halloween Party

  この間ブリブリと日記に旦那の悪口書いたとたん、なんと後ろに旦那が！パソコンを巡る攻防戦の結果、私が書いた大体の日記を読まれてしまった。（旦那は日本に滞在10年、後半は商社系で働いていたので日本語の読み書き，自称得意）これ以上読まれてたまるか、と後でクッキーだの履歴だの消したけど無駄な足掻きだったかも。今も読まれていたりして。ログイン名を見られたのが不覚。今日は旦那の会社のハロウィーンパーティ。クリスマスパーティは経費削減で何年も前に廃止になったのに何故か今年もハロウィーンはある。思うに旦那の会社には馬鹿なのはアメリカ人だけ、と旦那が自嘲するぐらい従業員には外国人が多いのでクリスチャンの風習があの会社に合わなくなったんでは？明日の親睦会のために早く帰宅して遣り残した掃除を片付けなくちゃだわ。

  2003年10月29日

• 週末はパンプキンパッチ

  先週からじゅうたんの染み抜きだの空気口の掃除だのを急に遣り出した旦那が、私の掃除のやり方に不満を感じたらしく「あんたの仕事の給料は貯金には何の役にも立っていない。あんたを精神上安心させるためだけのもの。俺が首にならないよう仕事を辞めて俺のサポートと家の世話をもっとすべき」といいやがりました。ムカッと来たので逆に絶対仕事辞めるもんか、と決心し冷戦状態に突入。旦那の上司は何故か女性が多く、ついこないだまで「ジャネットはあんたと同じ二人の子持ちで仕事もフルタイムでやっている」だの「今度の新しい上司ジョアンも私達と同い年の子供たちがいるにもかかわらず、云々」。うぅー、ハーバードMBA持ちのアメリカ人の女達と同じにするなぁ～！こんなこと言われてプレッシャーに感じずにはおれんだろーっ！私のどうして欲しいわけ？今からMBA取れってか？くそーっ！でございます。いや単純に私に専業主婦して欲しいんだろうけどさ。やなこった、将来何があるかわかんないのに！日曜の朝は気を取りなおして近くの催し物場でかぼちゃ選び。まるで真夏の暑さの中、子供達は空気で膨らませたジャンパーだのスライダーだのでおおはしゃぎ。お陰で夜は良く眠れたようだ。旦那はまとわりつく子供達を邪険に扱いながら3つのカボチャ彫を済ませていた。こんなに暑いとすぐに黴るかもね、と皮肉を漏らす私。性格悪い？

  2003年10月28日

• 夏時間が終わった。

  体は正直でここ2週間ぐらい朝が暗いので6時半に起きれなくなっていた。やっと思う存分、といっても1時間だけど朝寝ができる。今週は旦那の同僚達の親睦会がうちであるので掃除に追われる週末。溜まった漫画本も古い衣服もガレージへ。捨てるのはまたの機会になりそう。金曜日の夜のハロウィンは、始めて息子が仮装を付けた。もしかして今年はパレードにも参加できるかもしれない？前売りで買ったチケットを消化するのに一生懸命になる私。最後の30分ぐらいはベイクセールも人気のライトスティックも投売り。私にとっては塵にしかならないゲームの景品をたくさん子供達は集めてご機嫌。デイビッドとジョンが今晩の当番らしくダニエルとアロンを連れていた。またケイリーんとこはカートもルースも来ていたけど、カートはゲームのボランティアしてルースは子供のお目付け役。やっぱり離婚すると子供のイベントの時大変そう。

  2003年10月26日

• Halloween Happening

  今日は娘の学校で恒例のハロウィーンハプニングという催しの日。当然PTA主催のファンドレイジングの一環。うちのPTAは恐ろしく活発で、学区の中で最強のPTAというのは周知だけど、もしかすると中流家庭のコミュニティとしてシリコンバレー一のPTAかもしれない。毎週水曜日は生徒向けにアイスクリーム販売、そしてありとあらゆる催しでスナック・ディナーを売る。PTAのファンドレイジングというが正しくは財政委員会が予算を管理していて、なんとそこからコンピュータラボと音楽の先生の給料が半分出ているそうだ。昨日は２年続けてボランティアしたコンピュータラボの日系アメリカ人の先生から、彼女のおじさんの畑で採れたサツマイモをもらった。彼女の車のライセンスプレートは彼女の名前をもじったSUGARが入っている。彼女はラボの仕事以外にも課外活動で手芸のクラスも教えている。還暦過ぎても相変わらず元気でキリっとした様子は尊敬に値する。学区から音楽の先生の予算も減らされたせいでゴリラのシルバーバックを髣髴させるミスターフレイザーの授業は３年生以上のみ受けられることになった。彼に支払われる給料は結構高いらしい。彼は他の学校でも教えていて正に手に職。

  2003年10月24日

• 大外れの修理工場

  ３年前旦那が久しぶりに会う東海岸から来た友人と歓楽街を楽しもうとサンフランシスコを運転していて、左折しようとした時、渋滞する対向車線の脇道を走ってきたバイクが助手席のドアにもろにぶつかり、彼女は車の屋根を越えて向かい側へ落っこちた。その時の修理からHONDAの助手席の窓の開閉速度が以上に遅かったのだが、ついに先日窓が開かなくなったので再度修理工場へ持っていくことになった。この修理は最初からけちがついていて完ぺき主義の旦那は車を持ち込むこと４回に及ぶ。３年前のクレームを再開して保険会社が払ってくれるかどうかだけど、彼の例のしつこさで多分大丈夫だろう。書きたかったことはそんなことじゃなく、周期的に巡って来る彼の痩せたい病が彼を会社からその修理工場まで１時間以上も歩かせたことだ。ハイウェイ101上を歩ければ確かに歩けないことも無いかもしれないが、下を歩いているうちに彼は道に迷ってしまい、結局車のピックアップに間に合わず、息子の保育園のピックアップにも間に合わず、気分が悪いと早くピックアップしなければならなかった病気の娘を車に乗せて私が旦那と息子をピックアップしなければならなかったことだ。はぁ～疲れましたのことよ。

  2003年10月22日

• 先々週からまた仕事が溜まってきて

  3時までに終わらせられないことが多くなった。私にとって嫌な事は、毎朝机の上に指示書が乗ったファイルが山積みになっていることと、ボイスメールに昨日の3時以降のメッセージがダラ～と残っていることだ。こんな時溜息つきながら思うのは、社長がせめてWardとかe-mailの送受信ぐらいできたらなぁ、ということ。ここで働き始めて約2年、少なくとも4回はWardの操作は教えたけど、全く覚えてくれなかった。というのも、社長（75歳、在米42年）の日本語は旧仮名使いなんだわ。「しはらひ」とか「ぐわっこう」じゃ正しい日本語変換できません。

  2003年10月21日

• 今更だけど夕べやっとBowling for Columbineを観た。

  Charlston Heston云々より、カナダとアメリカとの比較が私には印象に残った。実はカナダの銃による年間殺人件数が65件とは知らなかった。最も日本とは比べ物にならないけど。日本39件だって。あとはLockeed Martinばかりが槍玉に上がっているのはちょっと不公平な気がした。政府の防衛予算に占める受注金額は1番かもしれないけど他にもたくさんあるじゃん、旦那の会社とかさ、と思ってしまったわけ。今日は誕生日にもらった「火垂るの墓」DVDを子供達と見ていたら、旦那が暴力的だから子供に見せるな、という。夕べのMichael Mooreのメッセージは彼には伝わっていなかったようだ。暴力的な映像や音楽が子供に銃を持たせ殺戮させるんじゃない、と言っていたじゃないか、戦争する政府（ブッシュ）やマスコミによる恐怖感の刷り込みが人に銃を持たせるって。旦那を見ていると典型的なアメリカ時の白人男性だとツクヅク感じることがある。でもそれを彼らに理解できるようだったらアメリカはイラクに侵攻していないわけだし、とアメリカの未来は明るくないと思ってしまう。

  2003年10月20日

• 今さっきアーロンの誕生日ディナーから帰ってきた。

  さて問題のジョンはちょっと影のある、かなり年上の上品な男性だった。シリコンバレーには珍しくネクタイと背広着用。金融関係の仕事らしい。きちんと時間を守る私は約束のレストランに時間どおりについたのだが、入り口で佇む雰囲気のあるオジさん（いえ私も立派なオバサンだけど）を見て、まさか、と思ったらやっぱり彼がデイビッドの相手だった。性格そのままの見た目20代（子供よ、子供！）のデイビッドが35才ぐらいなので、相手は絶対年上だろうと想像はしていたものの、まさか推定50才往っているぐらいの年上とは思っても居なかった。会食は何しろデイビッドんとこと、ウチとマーシャルんとこの3家族、子供6人も集まったものだから、一番年下の子を持つ私は子供側の席についた。そして最初から不機嫌を隠そうとしないマーリンの隣で、喧嘩だけはおっぱじめないでくれぇ、何でキンバー今日来れないのよ～と緊張していた。だって席決めのところから揉めてたのだ。当然デイビッドはジョンの隣に座って、後半興に乗ってくると彼にベタベタしていた。私は以前ワインで酔っ払って道路を逆走して以来、絶対車を運転するときには飲まない（当たり前！）と決めていたけど、飲まずにやってられるか、とグラス一杯のワインを所望。でも男性陣が奥に固まって何を喋っているのかも聞こえないくらい、興奮する子供たちの騒ぎ声を押さえるのに終始したので酔う暇も無かった。マーリンは結構厳しいタイプなので私にとっては会話の弾む相手じゃない。せいぜい突っ込まれないように当たり障りの無い話題を探すのに一生懸命だったけど、時折ジョンとデイビッドに目を走らせるのを忘れなかった。そして感じたのは、もしかしてデイビッドは口やかましい母性愛より訥々とした父性愛を求めたのかな、ということ。彼はやっぱり子供だね。ジョンもデイビッドを甘やかせている雰囲気。意外だったのは10歳の長女ダニエルが最初マーリンより機嫌が悪いんじゃないの、て感じだったので、私はそれは父親がゲイになって恋人といちゃいちゃしているのを嫌悪しているせいだろう、と推測していたら、どうも弟の誕生会ということに焼き餅を焼いていただけだったらしくて、後半デイビッドとジョンの間に座り込み、うれしそうに二人の顔を交代交代に撫ぜ回して、最後にはジョンにしがみついて抱っこされ甘えていたので、私としては驚いたのなんのって。ジョンは相好を崩してダニエルを可愛がっている様子が伺え、ダニエルもアーロンもジョンを受け入れていることに本当にびっくり！ところで行く前に娘にやっぱり知らせおいたほうがいいだろうと思って、デイビッドとジョンの関係を教えたら、「デイビッドってゲイなの？」と聞き返しはしたものの、何の抵抗も感じていない様子。そうか、今時の子は7歳でもゲイが何であるか知っているのかぁ。そういや幼稚園のクラスのルームマザーがレズビアンカップルだったもんねぇ。いや～開けてますねぇ。凄い時代だ！（場所柄か？）

  2003年10月17日

• 明日はアーロンの誕生日ディナー

  毎週土曜日に娘のくるみ割り人形バレエのリハーサルが公演日まで続くので、週末のアーロンの誕生会へ出席できない、と告げたらマーリンから明日の夜、是非家族と近い友人達のディナーパーティーするから来て欲しい、といわれ参加することに。電話口でやたら歯切れの悪いマーシンは、先日キンバーに私が冗談めかして言った旦那のホモフォビア振りを間に受けて、もし旦那がUncomfortableじゃなければ、と恐縮していたのだった。というのも彼女の元旦那のデイビッドがパートナーのジョンを連れてくるらしいので。先々週デイビッドにプールに誘われたとき、彼はきっと私達にジョンを紹介したかったのだろうけど、別件の誕生会で行けなくて断ったので彼らはちょっと気にしていたのかも。ジョンがどんな奴か興味あるなぁ。でも旦那が「俺に触るなぁ～」状態にならないか心配。マーリンの元旦那デイビッドだけじゃなく、キャシーのコンパニオン（性交渉なしの年の差カップル？）デイビッドもゲイ。彼はHIVポジティブだし、C型肝炎だし、糖尿の気があるし、本人結構人生投げやりの姿勢なのだけど、彼のHIVウィルスは何故か増えないらしい。と聞いていたら偶然PBSでデルタ３２とかいう遺伝子の突然変異で白血球の中にウィルスが入り込めないヨーロッパ人の特集を観た。2つの遺伝子ペアだと完全にウィルスをブロック、1つだとそこそこブロック、と言っていたのでまさしくキャシーんとこのデイビッドじゃないかぁ～と感心してしまった。

  2003年10月16日

• 先週の誕生日でついにBIG？0　になってしまい、

  回り中にまだ？０歳になる心の準備ができていない～、とぼやいていると旦那から、体の準備は十分できているよね、といわれ、ムカ～。若い頃は？０歳になったらもっと心も環境も落ち着いてマダムマダムしている、と思っていたら、いまだ息子のおねしょパンツを洗う日々。グレッグなんて、もっと前向きに考えろ、あんたは結婚もしてなかったかもしれないし、子供だって居なかったかもしれないじゃないか、今よりもっと悪い状況だったかもしれないじゃないか、（そりゃあんたにとってはねぇ）と慰められたんだか馬鹿にされたんだか。彼も４５歳なのに８歳と５歳の子供が居る。ジルは私より６歳若いのに６歳、５歳、１歳の子供が居る。子供の年齢がそんなに離れていないので皆仲良く出来そうなものだけど、実は会社を離れた付き合いはない。グレッグは変わり者だし、私は日本人だし、ジルはいかにもジェネレーションXって感じだし、それぞれ価値観がてんで違うのだ。

  2003年10月13日

• Trader Joe’s

  という自然食料品店がある。うちのすぐ近くにスーパーのAlbertson’sがあるので、わざわざあそこまでいくのは面倒くさい、とか、日本食良品店にも定期的に買い物に行かなきゃならないのに、これ以上買い物する店を増やしたくない、と言い訳して足が遠のいていたのだが、先月当たりからKimberに勧められて月に２度くらいは通い始めた。彼女曰く、パンと牛乳と野菜果物ぐらいだったらAlbertson’sに行くのを辞めてTrader Joe’sに行くべき、だそうで。ところが行き始めたらシリアルと冷凍魚が安いことに気が付き、今はKimberに感謝。但し魚と言っても日本人が好むような青背の尾頭付きじゃないけど。

  2003年10月09日

• Arnold Shwarzenegger is our governor!

  私の周りには一人もYes on recallした人も、彼に投票した人も居ないのに、彼が州知事。新聞で獲得票別の色分け地図をみるとやっぱりシリコンバレーはカリフォルニアのマイノリティ地区らしい。絶対通って欲しかったPoro.54もダメ。混血児を持つ親にとって何かのたびに子供の人種をマークするのに割り切れない思いをするイラツキが今後暫く続くわけ。反対勢力の宣伝は目に、耳に付いたけど、Racial Privacyの支持派からのアピールは足りなかったと思う。この地区はある意味Color Blindではあるからいいけどね。それよりArnold君は本当に税金を上げずに教育に予算回してくれるんでしょうね。頼むよ～。

  2003年10月08日

• 社長の姪に子供が生まれた

  週末はなんやかんやで忙しかったらしく、憩いのひとときSolitaireゲームもする暇が無かったようだ。姪御さんも出産で日本から親が来てくれても迎えるほうも大変、社長のほうが当てになるっていうのも判る。先週Lexusのパンクでごたごたした後、姪の産後のてんやわんや、お察しいたしますわ。４年前二人目が生まれたとき、母親が時給７５０円のパートの仕事を失いたくない、と言い張るので隠居していた父親が急遽加勢に来てくれた。産後２週間を経っていて、役に立たない旦那にいらついていた後、やっと一息つけるのか、と安心していたら甘かった。一番当てにしていた娘の保育園への送り迎えは、なんと言うか当てが外れて、あまりラクは出来なかった。だって道順を覚えてくれなかったのだ。当時彼は６０代半ばにして初めてアメリカの道路を運転する羽目になり、かなりの緊張状態だったようだ。おっぱいのたびに痛むので我慢できなくなった左手首のガングリオン瘤を切除手術した後、彼一人で私を病院までピックアップに来てくれたときは深～く安堵の溜息がもれた。おまけに鬱憤の溜まった私と旦那の怒鳴り合いの喧嘩に立ち会うことになり、彼にとっても最悪の娘の嫁ぎ先訪問だったろう。あの時口じゃ言えなかったけど感謝しましたとも！

  2003年10月07日

• 先週は体調絶不調だったので日記はパス

  社長が当たるから是非読め、と勧めるTOWN & COUNTRYの星占いは本当に当たってしまった。９月後半は体調不良注意、と出ていたのだ。息子から娘、そして私、とゲロゲロ続き。３日経っても吐き気が無くならないので久々に悪阻のときを思い出してしまった。２度とあんな思いはしたくない、いや２度は経験したのか、３度目は無しね。今日は日本語学校のバザーだったので冷やかしに家族でお出かけ。知り合いもチラホラ。会う人は大抵６ヶ月以上会っていない人達。いやー他所の子が大きくなるのは早い！このイベントは駐在員家族中心なのでどこにこんな日本人が隠れていたの！とびっくりするほど。木陰の無いアスファルトでの屋台の待ち行列は辛かった。子供達はそれなりに楽しんでいたようだ。私も久々の友人に話がチョビット出来うれしかった。あぁ腰据えて思いっきり彼らと喋り捲りたい、と切望。いつになるやら。旦那は先月の空振りレイオフ以来相変わらずMP3プレイヤ片手にヘッドフォン被ってソファーと一体化の週末。彼もいつになったらミドルライフクライシスから抜け出てくれるやら。

  2003年10月06日

• 先々週から娘のバレエ教室の送り迎えが始まり

  水曜日を２時で上がらなければならなくなったので、デイジーが手伝ってくれるようになった。私個人デイジーが好きなので、また会えるようになってうれしい。しかし今時のアメリカの大学生は、いや知っているたった３人だけ見て一般論にしちゃいけないけど、３人とも同じ個所に刺青が入っていて、仕事で電話しているより携帯で私用電話しているほうが多いし、合間を見つけては宿題しているし、あまり緊張感が無い感じ。娘は幸か不幸かくるみ割り人形のねずみの役を割り当てられた。今年のサンクスギビングデーは地獄を見そう。うっ。

  2003年09月25日

• 期初めなのか、また忙しくなった

  何故か仕事の注文は似たようなのが必ず重なって来る。社長は相変わらず書類をぐちゃぐちゃにしてしまうし、お客から署名を取り忘れて申請書を本社から差し戻されたのが2件。申請書類が足りなかったのが2件。何故提出前に事前に確認しないのか。社長は長距離電話を嫌がるので、先週電話１件を厭ったばかりに、別の取引先から嫌味たらたら。元々ライセンスの無い私が触ってはいけない仕事がたくさんあるのに、近頃切手張りとかファックスとか雑務を社長がして、書類作りを私がするパターン。ちょっとねぇ。

  2003年09月24日

• なんて暑いんだあ

  昨日今日と１００度を越す暑さ。台所に置いていても滅多に黴ないパンが珍しく黴ているぐらいのStickyな暑さだった。現在もう夜の10時なろうとしているのに窓を開けていてさえ暑い。クーラーの効いている事務所があって良かったと思うのはこんな時。この辺りはあまりエアコンを持っている家は無い、はず。夏でも朝晩は冷え込むし多分エアコンが無いと耐えられない日は年に2週間ぐらいのもの。Rosevilleなんかエアコン無いと人は死んでしまう、と思う。子供達も日中戸外でなんか絶対遊べない。プールは水がわざと冷たくしてある。暑くさえなきゃRosevilleは天国だろうに、街も家も新しいくてきれいだしさ。

  2003年09月23日

• 爆風スランプのテープを見つけた。

  久しぶりに通勤途中の車の中で聞いていた。進研ゼミ世代にはグッとくる青春歌だワ。いくら福武書店がベネッセなんて横文字の名前に変わっても、受験生の苦悩を商売にして許せん、なんて感じた時代もあった。そんな私の感傷を他所に子供達には「さようなら文明」がうけている。単に「おなら」に反応しているだけだけど。彼らは「おしり」だの「また」だので２時間は笑いこけていられる。去年の夏に友人が住む「みなまた」に行ったとき往路中彼らはずっと笑い転げていた。ところで私の日本での記憶は1995年で止まっているので、爆風スランプが最近新しいアルバムを出していないか、アマゾンで調べて見たが見当たらない。もしかして彼ら引退・解散してしまったの？サンプラザ中野は健康マニアになっただの、ファンク末吉は中国で音楽プロデューサーになっただのぐらいがWebから拾えるぐらいで、かなり寂しい。好きだったのになぁ。

  2003年09月20日

• Bratz Doll

  娘が今週末の友達の誕生日に、自分は行けないにもかかわらずプレゼントをあげたいというので毎度おなじみのBratzを探しに行った。この間アリッサに何が欲しいか聞いたとき、ドレスを着たの、というのでそれをあげる事を約束してしまった。ところがトイザラスでそれを見つけてびっくり！税込みで40ドル近くになってしまう。他の友達とプレゼントをシェアして払うことを模索中。私達は義父の誕生日でまたくそ暑いRosevilleに行くことになっている。毎月行ってるよなぁ。一人っ子の旦那の嫁はつらい。今年の冬くらいは日本に帰省したいよぉ。

  2003年09月19日

• 義父の誕生日が今週末

  彼のAmazonのWish listからCDを数枚選んだものの、残りのプレゼントが未だ決まっていない。父の日もそうだけど、彼への贈り物にはいつも悩まされる。だって贈りたい物は全て彼は持っているんだもの。今までワインやおつまみセットで誤魔化したけど、ここ2，3年続けているので今回ぐらいは違う物にしなくちゃ、と焦っても何がいいやら。。。自分の誕生日ももうすぐ来る。日本にいる家族にはちゃっかりAmazonのWishlistを送った。どれがもらえるかな、うふふ。旦那がリクエストしたモスラのCDは妹が注文したときには在庫あり、だったのに結局誕生日から6ヶ月待たされて結局、入手不可能の答え。Amazonの在庫管理は信用ならない。もっとも保険業界だの銀行業界だのでさえ、ここじゃミスが多いんだけどさ。

  2003年09月17日

• 週末頭痛で臥せってしまった

  キャシーいわく頭痛と首の後ろが痛いときはウィルス感染のとき、というので、ニュースでウェストナイルスで死んだからすがSanGabrielあたりで見つかったと聞いた折、心配でしょうがない。明日まだ頭痛が続くようだったら、病院へ、と思っていると治るもんだ。社長の姪のベビーシャワーの案内メールの手伝いをさせられた。民主党支持者からのメールの返信とか、雑誌の定期購読の申し込みとか、何故こういう社長の個人的なことの手伝いって嫌だなぁ、と思うけど、なぁなぁになってしまっている。ちょっとは電子メールぐらい覚えてくれないものか。といっても社長のコンピュータ音痴のおかげで私の仕事は保証されている、とグレッグが冷やかした通り、それも意味があるかも。

  2003年09月16日

• Teddy Bear Factory & Build a Bear Workshop

  娘は去年学校の遠足でSFのTeddy Bear Factoryに行き、RosePinkの熊のぬいぐるみを作ってきた。仕事が休めなかったので添乗員できなかったのだが、私も行って見たかった。服だの靴だの帽子だの色々付属品を買えるようになっていたが、不相応に高かったので何も申し込まなかった。先月Kalieの誕生会でサンノゼのBuild-A-Bear Workshopに旦那同伴で行って以来、彼らは3回も店を訪れている。娘に甘い旦那は服だの靴だの寝巻きだのスリッパだのを紫色の熊に買ってやり、更に息子を連れて行き、犬のぬいぐるみとシャツとズボンを買ってあげた。息子には誕生以来離さない水色のウサギのぬいぐるみがある。首に巻いたサテンのリボンを触りながら親指しゃぶりをする癖がある。これがないと昼も夜も眠れない。歯医者からは辞めるようにと言われているのだが、つい親としてもBunnyのおかげで楽できるので、息子はなかなかBunnyから卒業できないでいる。社長からもデカイ熊を2つももらってしまい、置き場に困っている。帰ってしまった駐在員さんから残されたGarfieldはそれこそ息子より大きくどうしようもない。実はぬいぐるみが嫌いになっている私である。

  2003年09月13日

• 今週はイマイチ気分が優れずイライラしてばかり

  だから、息子がべったり甘えたがるのか、尚更イライラしてしまう。社長の毎日のボンヤリミスにもイライラして突っ込んでしまう私。何がいけないのか、と思うと先週末からKalieが泊りに来て以来、夜ドライブウェイの車の中で2，3時間閉じこもって出てこなかったり、日曜の朝起きてから昼まで行方をくらませていた旦那の勝手な振る舞いに腹を立てているのが一つの原因だろう。お互いわがままな性質なので、占いにも「すれ違い夫婦じゃないと上手く行きません」、と出ていて、妙に納得したものだ。でなきゃ半端に働きになど出ず専業主婦してるわさ。（かな？）自慢じゃないけど私は旦那に謝ったことがない。ちょっとぐらいは悪かったかな、と思っても誤りたくない。向こうだって同じだもん。気持ち良くお互いの非を認め合う、なんてそんな日が来たらお互いに死ぬとき、って感じがする。

  2003年09月12日

• 昨晩はBack to School Night

  直前までベビーシッターを決めてなかったのでマーリーンとこに混ぜさせてもらった。半額払うだけで済むから良いけど、ベビーシッターのこの辺りの相場は子供一人で＄１０。デイケアの先生に頼むと＄１４。大抵2時間以上なのでチップ含むと一晩数十ドルになってしまう。チョクチョク使えるものじゃない。デイジーが学業に専念するという建前で、（本音はグレッグに我慢できなくなった）8月いっぱいで辞めたので、アナ、やはりフィリピン系が働いている。感じるのは本当にフィリピン人は外見がマチマチってこと。Racial Privacyが叫ばれる昨今、こんなことを口外しちゃ行けないけど。だって、アナは中国人みたいに見えるし、ジャニスはサモア人みたいだったし、デイジーは兎に角肌が黒かった。バレエ学校の父兄にもフィリピン人が多いし、PTAにもフィリピン人が多いのだが、やはりタイプは色々。混血人種ってこと？日本人だってメンタンピンで4種類に分けられていたけど、そんなに外見に差異があるように見えないよなぁ。

  2003年09月10日

• 今週から娘の現地校の宿題が始まった。

  日本語学校の宿題もあるし、バレエと演劇のクラスも取っているので娘の毎日は盛り沢山。今日は宿題消化のために3時半にピックアップ。娘は今、私の横で算数とカタカナの勉強中。彼女のデカ目からは既に涙がこぼれている。泣かずに宿題が終わったことが無い。それに引き換え息子はフルタイムの保育園だけ。当然彼は日本語が殆どペケ。4歳になっても何の習い事も行かせてもらっていない。多分この分だとカラテも体操も音楽も触れることなく終わってしまいそうだ。可哀想な2番目。

  2003年09月08日

• 今日から娘の日本語学校が始まる

  と思っていたら、なんと先週からだった。先生に、お休みだったから病気かと思っていました、と言われ、スイマセン忘れていました、と恥ずかしかった私。娘はこの日本語学校が嫌でしょうがない。車の中でも行きたくないと泣き喚いていた。そして弟が日本語学校に行かなくても良いのは不公平だ、と訴えた。でも無理やり教室にドロップオフした。1学期の終わりに先生にそのことを相談したら、何の事？宜しく聞き返され、娘が元気良く好奇心旺盛で積極的に授業に参加している、と聞かされた驚いたのだ。行けば楽しく行くまでが大変、という私にも覚えがある習いもの症候群じゃないかと思う。朝は朝で今日まで提出する予定の現地校の書類に不備アリアリで、突き返されたばかりだったのだ。これは旦那のせい！請求書とか重要書類を奴は私に触らせない。私を信用していないのだ。Jiffy Lubeに自分で車を出したときさえ勝手なことするな、と怒られてしまった。随分じゃない？

  2003年09月06日

• なんと社長のEXが死んじゃった。

  大動脈破裂だそうだ。電話口で何回か喋ったことがあるけど、まだ確か70そこそこだったはず。社長との20年弱の結婚生活の不貞の限りを尽くして社長と24年前に離婚して何度も寄りを戻そうと口説いていたらしいが。社長の目が赤かったから悲しんだのかな、と思ったら息子が悲しむのが悲しくて泣いてしまったそうだ。今までされた浮気の数々を語るたびに怒りが蘇る、という感じだったから恨みが勝っているのか、とも思うけどやはり人の死は悼むもの。追悼。Ruthが今さっき娘をドロップオフしてくれた。10時半！こんなに遅くなるとは思わなかった。娘は興奮状態。息子は姉がいないのが不安らしくまだ起きていて、娘が買ってきたおもちゃを取り合って喧嘩。母は眠い～。

  2003年09月05日

• Kalieのお母さんが娘をサーカスに連れて行ってくれるそう

  娘はここのところKalie，Kalieと寝言のように繰り返す。彼女の髪の毛を舐める癖まで移ってしまっている。明日はRuthに子供達を夕方ピックアップしてもらって夜にうちにドロップオフしてもらう手はず。週末はKalieのお父さんCurtが彼女を家に連れてきてSleep Overの予定。家までKalie尽くし。土曜日は「くるみ割り人形」のオーディションもあるのでまたまた眩暈のするような忙しさだろう。さっき気づいたけど「くるみ割り人形の」公園はサンクスギビングデーの週末になっている。今年はバレエ公演を辞めよう（やったーっ）と思っていたら、旦那に両親に家に来てもらえばいいじゃないか、と言う。ひぇ～ダブルパンチ！掃除・料理・リハーサル・ボランティア。。。眩暈

  2003年09月04日

• 週明けでも社長の機嫌は直っていなかった

  理由を良く考えて見たら入ってくるはずのボーナスがおじゃんになったせいかも。おまけに先週お客さんに損失があって、その処理に今週は追われそう。と思ったら同じお客さんに再度大きな損失。社長の成績もがた落ちになりそうだ。また引退したい、と言い出すかな？今度の冬で丸2年社長の下で働いたことになる。社長からフルタイムで働いたらあんたももっと良い給料になる、と言われたけど、社長の言うフルタイムは何の福利厚生もないから、どうせフルタイムで働くなら別の会社に勤めるんだけど、と思いながら、考えときます、と誤魔化した。

  2003年09月03日

• 明日から新学期

  先週金曜日ギリギリに娘のクラス名簿の発表があった。日本人の女の子と一緒、うれしい！と思ったら彼女と仲良しの韓国人の女の子と日系アメリカ人の子が一緒だったので、あまり仲良くはなれないかも。デイケアで一緒のキッツーイ性格のShannonとも一緒。娘はやっぱりShannonとつるむんだろうな。幼稚園のコンピュータクラスでボランティアで一緒だったお母さんの息子ハキムが同じクラスなので、きっと今年はボランティアしなくていいかもしれない。ラッキー！その代わりお祭りや遠足等の催し物の手伝いをすることにしたい。

  2003年09月02日

• Spy Kids 3D

  Labor Dayの3連休で子供が五月蝿いので以前から見たがっていたSpy-Kidsを見に。Freaky Fridayは娘が義母と見に行ってしまったので、私は残念ながら見逃してしまった。Spy-Kids3Dは赤青の３D眼鏡をかけてみる飛び出す映画って奴。息子は相変わらず”Scarey"を繰り返していたけど、以前のように映画館から飛び出すようなことも無く、少しはなれてきたのかもしれない。映画はイマイチ。３Dのコンピュータ・ゲームに参加した、という感じ。前2作はそれなりに筋があったけど、これは何なの？それに私の大好きなCarmenの出番が少なく姉弟の絡みがなくて詰らなかった。同監督Robert RodriguezのOnce upon a time in Mexicoに期待しよう。

  2003年09月01日

• やっと金曜日！

  ここ数日社長の機嫌が悪い。突っかかる、突っかかる。私が仕事を追い立てているせいかなぁ、とも思ったけど、やっぱり違う。ストレスったって、そんなに仕事が立て込んでいるわけでもない。社長にはたまにそんなことがある。ホルモンバランスのせいかぁ？触らぬ神に祟り無し、と無視したいところだけど、たった二人だけの事務所じゃそうも行かず。3時に帰れる嬉しさを隠さない私。こんなときはついHot Jobで仕事探し。Marketing Associateぐらいからフルタイム始めるのも手かな、と探したらE-BayとIntuitであるじゃないのぉ。といってもどうせ今すぐには転職できないけど。娘がここ最近頓に仲が良くなったKalieという一つ年上の女の子がいる。去年両親が離婚して、母親のほうは既にボーイフレンドが出来ているらしいけど、父親のほうは一人暮らし、という感じ。なんかデイビッドとマーリンと同じ。父親のCurtは先日会ったときはちょっと取っ付きにくいという感じだったけど今日話してみたらそうでもなかった。PlaydateかSleep Overの計画を立てようとして彼らと喋っていたけど、この週は父親と一緒、あの週は母親と一緒、違った、あの週は母親が出張だから父親の番、とか子供にとって両親が離婚しているというのは、こんな面でも不便だ。結婚とか夫婦とかいう関係は世の中を便利にするものであると感じた。クリスマスだサンクスギビングだの祝祭日をどっちの親と過ごすか子供たちは悩む、という。ちょうど今日のニュースはゲイマリッジ。世の中の便利のために結婚があるのなら認めるべきなのか。いろいろと同性結婚の権利を拡張しているけど合併所得申請の権利を認めるには政府には費用予算がない、といっている件、やっぱり倫理より便利だよな、と思う。結局楽天に登録した。日記を書きつづけるのは良いことのはず。ダイエットのための食事記録は日が飛んでしまうと意味が無いので辞めてしまった。でも今日の晩御飯はTaco Pasta Bake，こんなの食べてたらデブルだけ。あやゃ

  2003年08月30日

• 今日のレイオフ発表で旦那が首にならずに済んだ

  ここ数週間のストレスがやっと収束した感じ。日本に帰ってなんか仕事を見つけようとまで思っていたのだ。そうすると旦那は永住権が手に入るまで5年間待たなきゃならないので住宅ローン申請ができないなぁ、とすると私がなるべく年収の高い仕事を見つけるしかないのか、と溜息ものだったのだ。でも友人のデイビッドはレイオフされてしまった。ゲイ告白するは、離婚するは、レイオフされるは、で今年は彼にとって厄年。これを機会にマーリンのところへ戻る、とか、ないかねぇ。アーロンとダニエルのためにも。娘のデイケアでBBQと演芸会が催されたので昼食時間をオフとって参加。行き帰りの移動時間をいれて2時間のメイクアップをしなきゃならない。今日と明日は4時まで働くことに。夜10時まで洗濯が掛かってしまった。演芸会では娘達は例によって聞き飽きた感のあるAvril LavingeのComplicatedを歌った。本当に飽きてます。この演芸会のトリはフラダンサー。デイケアのミス・ディーが振りを教えたらしいけど、一人本物みたいに上手な女の子がいて感激した。きっと本格的に習っているんだろうと思ったら、ミス・ディーの教えだけだそうだ。肌の色といい、顔貌といい名前忘れたけど（うぅ悔しい、思い出せない）四半世紀前に日本を沸かせたハワイのモデルを髣髴させた。ラジオでここ2，3日Culture Clubが流れている。これは懐かしい。NHKホールだか何かに見に行って、Boy Georgeが漫画みたいな6頭身に見えたのに驚愕したのを覚えている。この間までのお気に入りはFlakeだったけど、今Out of My Headが気に入っている。DidoのWhite Flagは娘のお気に入り。JewelのIntuitionとかMiss Independentとかもあの世代に受けているらしい。先日ラジオのベスト１０みたいなランキングを見て旦那がまるで70年代の焼き直し、という。Big yellow TaxiやDrift Awayが古い曲だと知らなかった！誕生日に娘に買ったE-karaのソフトも近頃の歌手が焼きなおした古い曲がいくつも入っていて、こいつらの世代はオリジナルを知らず覚えて行くんだ、と世代間の隔絶をしみじみ感じてしまう。

  2003年08月28日

• ここ数日珍しく小雨がちらついたりして妙に寒かったけど

  まさか夏がもう終わりじゃあるまい。9月にきつい残暑が必ずあるはず。でも朝晩寒いのでこの辺りでプールを持っていても本当に楽しめるのは2時から2時ぐらいというところ。カリフォルニア週知事選がたけなわ、というところ。別に予算が赤字になったのはGray Davisのせいでは無かろうに、と思う。じゃぁ国家予算が大赤字になった責任追及してBushをRecallするか？シュワちゃんの演説はまるでコメディのようだった。旦那もグレッグも彼の訛りを真似して面白がっている。なんせ義母までやるんだから。ブステマンテがシュワチャンの支持率を抜いたそうだ。何しろ意味がある予算案を出しているのが彼ぐらいだもんね。ビル・サイモンが出馬取りやめになったそうで共和党は何とかしてシュワチャンを当選させたいらしい。税金が上がらなくて学校の予算が増えさえすればいい、のが私の興味。不動産税が上がるのは嫌。

  2003年08月25日

• 先週から日記を続けようかどうか迷っている

  楽天に登録してJUNKメールが来るのが嫌だし、メールの転送設定するのも面倒くさいし。きっと今月末で私の日記生活、いや週記生活も終わるんだろう。ところで私の英語には綴りの間違いが多い。いつもはWordのSpellCheckを使っているので助かるので、この日記も一旦Wordで作ってからのほうがいいか、とも思ったが面倒くさいからそのままになっている。近頃辞書も殆ど使わなくなった。英単語を調べるのはもっぱら英辞郎のWebサイト、一般的な辞書より使えると思う。会社の暇なときに日記を更新できれば良いのだが、何故か会社のMeマシンではIMEを入れたにもかかわらず、Explorerだけ日本語が使えない。前バージョンのIEでは使えていたのでIE6で何か問題があるんだろうけど全くもって不便。先週は休暇開けで仕事がさぞ滞っているだろう、と心配していたらそうでもなかった。キャシーに私の代わり頼んでいたけど、彼女は大変だったらしい。まず私が自分のマシンの左利き用のマウス設定を右利きに直すのを忘れていた。これは彼女にとって非常に申し訳ないことになった。帰ってきたらデスクトップやアプリの設定がグチャグチャニなっていた。キャシーの苦労の跡が伺えてしまった。キャシーは私を見るなり私のボスはMessだとこぼしていた。Filingが混乱している、お客の書類が他のお客のファイルに混在している！そうなんです、社長は世の中のPaperlessに逆らって全てのTransaction&Correcpondanceをプリントアウトしてペーパーホンダーに格納している。きっと彼女は私の苦労が判ったに違いない。そして何故回りくどい仕事の仕方をするのか、だからあんた達は忙しくなるのだ、と忠告してくれた。そうなんです！私も兼ねがね、長距離電話一本で済むことを何故同じファックスを3回も送ったりして、相手を動かそうとするのか、と不満だったのだが、社長は長距離電話代を非常に気にするのでしょうがない、と諦めていたのだ。余程切羽詰ったときは電話するけど、だったら最初から電話しろよ、と思う。こんなけちなことでいらつかなきゃならないから個人経営の従業員なんて詰らない。でも今週はまぁまぁで終わって良かった。LaborDayの直後に娘の学校が始まる。宿題攻撃で夜また忙しくなる。今のうちゆっくりしとかなきゃ。

  2003年08月24日

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