あぁ人生って

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• トワイライト

  娘を金曜日、封切の映画を見に行って送ったばかりなのに、昨日また同じ映画を別の友達と見に行きたい、というので、私も送りついでに見に行った。別の友人夫妻もついでに来るというので、ティーネイジャー10人ぐらいと大人三人。当然別々に座った。私はラブストーリは基本的に嫌いだけど、夏に胸の痛みで緊急病院で入院したときに絶対大金を吹っかけられるので元を取ってやろうと殆ど寝ずに病室で只の映画を見まくった。その中で前作3篇を続けて見て、続きに興味があったし、というかTaylor Lautnerを見たかったので。観客に女子校生が多かったので、私と同じように彼が画面に映ったり、特に脱ぐときに拍手や歓声が上がって面白かった。

  2012年11月19日

• ダンスチーム

  娘の所属する高校のダンスチームは今年から学校区とコーチに対する支払でず～っと揉めていたけど、ついにコーチ、本＆副とも今朝退任届けを提出した。今年から学校区が課外活動のコーチへの支払を殆ど認めないことにしたからだ。周りはどこも不景気でお金がないのだけど学校区はその典型。日本の学校みたいに保健室に養護教諭や図書館に司書がいるのが当たり前ではない。音楽、美術、コンピュータクラスや課外活動は小学校でも親からの寄付金と資金集めで成り立っていた。どこに行っても資金集め資金集め。親から悉くお金を吸い取っていく。当然のように資金集め用のプログラムで色んなものを売ることを強いられるのだけど、結局利益の大方はその会社に行くのだ。資金集めで金儲けしている会社が全く持って腹立たしい。昨日はダンスチームでは今期初めての競技会参加だった。資金面で揉めていたので、今年は競技会参加回数もかなり減らしたのだ。コーチ達はせめてそれまでは、と我慢していたのだろう。コーチの退任はしょうがない、彼女達プロのダンススクールの先生達で、今年の夏から無給で子供達を指導していたのだもの。学校区がコーチに対する待遇を改善しない限り戻ってこない、と彼女達は保護者グループに宣言した。私たちもブースター組織を作って辟易するくらい資金集めのイベント尽くめだったのだ。去年と一昨年は娘のため毎月数百ドルを学校に払ってきて、学校がコーチ達に給金を払ってきた。その時だって学校の課外活動になんでこんなにお金がいるんだろう、と疑問だった。理由は彼らが外から呼んだプロのコーチだったから。学校の先生が担当していたらこんなにお金は要らなかったはず。これから娘達は生徒だけで振り付けと練習をしてどこかから仕上げにアドバイザーを雇うこと検討することになりそうだ。親だって皆平等にお金を払う人ばかりではない。しらばっくれて夏から一銭も払っていない親もいる。うちも資金のあり方がはっきりするまで払わなかった。コーチ達は今未払い給金の支払を求めている。ばっくれている親達が払うべき。娘はただでさえバレエも生徒会もダンスチームもやっていて、しかもダンスチームは副部長、授業は殆どがAPクラス。物理的にも時間的にもパンク寸前、これでもしダンスチームの選曲だの振り付けだの指導だのが娘の仕事になったら悲惨。もしそうなったらそのシワ寄せは家族に来るんだよね～。

  2012年11月06日

• オバマかラムニーか

  私には選挙権は無いので選挙できないのだけど、身内は独立派だ、といっているけど実質オバマ派、会社はラムニー派。今朝のニュースで４歳の女の子が泣いていたのが報道された。私も同じ気分。会社のガチガチの福音主義者から、オバマは社会主義者だの、イスラム教徒だの、イルミナティだの聞くと腹が立つので私もオバマ支持者なんだろうな。彼の経済政策とかデモの中国偏重主義とかも腹が立つのだけど。クリントンの時も中国中国って日本が無視されている気がしたけど、近頃の尖閣諸島の問題だってアメリカでの報道は本当に小さい。日米安保って本当に大丈夫なの？アメリカの最大査証発行対象国はインド、中国＆韓国。日本からの査証申請が少ないのかどうか知らないけど、ちょっと日本への対応興味低すぎじゃない？家電は元々だけど、近頃韓国車を非常に多く見かけるようになった。そこを考えるとラムニーの方がいい？アメリカ国民どっちの支持状況も逼迫している。２党制の弊害。どっちにしろ早く終わってくれ～。

  2012年11月01日

• 部活の資金集め

  娘が所属する高校のダンス部は今年から学校区から一切の補助が出なくなった。元々運動部の区分けに入らないので去年も一昨年も外部からのコーチにレッスン料を実費で学校に払い、学校からコーチたちに払っていたのだけど、今年からそれも駄目、ということで親達も娘達も資金集めに帆走している。殆どの週末に寄付金を募って自動車を洗ったり、レストランで出費の一部を部に還元させたり、試合の最中にものを売ったり、チョコレートだのクッキー生地の注文を取ったり、はっきり言ってやりすぎ。うちの事務所は3,4人しかいないのに50本入りのチョコレートの箱を渡され、その殆どが私のおなかに消えた。資金集めも不健康な食べ物ばかり。娘はバレエと生徒会とダンス部の3つを掛け持ちなので、私達は都合が合わず、今日がはじめてのレストランディナー。外食は食べ過ぎるし、税金が8.375%になったりでお金の無駄としか感じない私達にとっては辛い行事。今晩も食べ過ぎて思い胃袋で帰ってきた。そのまま毎月$300払ったほうがどれだけ楽だか。。。旦那が昨日から東海岸に出張なので、娘が私の自動車で学校に行き、私が旦那の自動車で会社に行くことになった。今朝、息子を学校へ送っていこうとしたら、なんとリモコンが効かない。どうも電池が消えかけているらしい。何とか会社まで乗っていって、鍵をかけるたびに、次開かなかったらどうしよう、と恐れいてた。昼休みに近所のオレイリーとウォルグリーンズで電子と極小のねじ回しを買って自分で電池の入れ替えをしようとしたら、オレイリーのお兄さんがお店にあったねじ回しが合うかどうか試して、ねじの頭の溝を壊してしまっていた。なので帰宅途中にディーラーにより、結局部品カウンターの叔父さんに入れ替えてもらったら、彼は3分も掛けずに終わってしまった。朝も昼も電池とねじ回しを探して駆けずり回ったのに。。。餅は餅屋、とはこの事。

  2012年09月20日

• 娘の運転免許

  去年の暮れにPermitを取って、おとつい路上試験に合格した娘。取ったその日から直ぐに一人で運転し始め、毎晩のバレエには自分で運転するようになった。Permitの間、お母さんのこの自動車（16年もの）はあんたのものよ、と言い続けていたせいで、娘にとって私の車は彼女のもの。お蔭で昨日の朝、娘が自動車の鍵を持って学校に行ったせいで息子を中学校に送る段になって鍵がないことに気付きパニック。取り合えず息子には学校に歩かせて、（たった１マイル、息子は何とか始業に間に合ったようだ）自宅近くの職場に向かった旦那に電話して彼が持っていた鍵を家まで持ってきてもらい、私も通勤には間に合った。でも一瞬パニックだった。日ごろから娘が一人で運転し始めたら、きっと家に居つかないだろうと、思っていたけど、本当にその通り。今日土曜日はバレエのレッスンとリハーサルでほぼ日中Mountain View。バレエ学校から頼まれて誰かの結婚式で踊ることになったので、そのリハーサルを先月からしている。来週SFのFairmont Hotelでやるそうだ。もちろん謝礼付き。バレエから帰ってきたら生徒会の打ち合わせを友達の家でするから、と夕方から深夜近くまで帰ってこない、という。18歳以下の子供は、運転免許を取って1年以内は例外を除き夜11時から朝5時まで運転を禁止されている。免許とっていきなり違反にならないよう祈っている。暫く娘と私は自動車を共有予定だったけど、あぁも娘に乗っていかれちゃ、もう一台私用に買わなきゃ不便。友達のKは息子にPilotをあげて、自分はCRVを買ったそうだ。今度はSonataかAccordかCamryがいいなぁ。無い袖は振れないからいつ買えるか判らないけど。。。

  2012年09月15日

• 先々週

  ずっと子供たちの行事に振り回されている感じ。娘のバレエ発表会の予行練習だの、高校のフットボールゲームだの息子のボーイスカウト行事だの盛り沢山。息子がスポーツしていなくてこんなに忙しいんだから、もし彼が野球かサッカーしてたら本当に大変だったことだろう。旦那の出張が取りやめになって一安心。大人二人でやっと子供二人の面倒が見れる。お母さん一人で子供の面倒を見ている人って凄い。

  2010年10月25日

• 07 ホンダ・パイロット

  ２１ヶ月無職だった旦那が５月に再就職して以来バッドラック。一つは義父が大腸がんのキモセラピーとラジエーションセラピーの同時施療のせいで、寝たきりになってしまったこと。この医者が変。83歳の老人の、しかも小さい腫瘍と説明されたものに対して両方のセラピーを同時にさせるなんて。彼は今義母には面倒を見切れないのでグループハウスという商売をしているルーマニア人のマリーの家に住んでいる。そこの郡のソーシャルワーカーが来てホスピスを勧めたらしい。私には彼らはどうも治療を惜しんでいるとしか思えない。そして先月末、15年修理に修理を重ねていたフォードトーラスワゴンがついにおしゃか。いや、まだ直せるかもしれないけど、いい加減これ以上お金をつぎ込むのは無駄だと悟った旦那が買い替えをようやっと決意。やっと中古のパイロットを入手。先日の主婦飲み会で、霊感友人がホンダを買っちゃいけないよ～。と言っていたけど、既に決めていたので、何も起こりませんように～、と願うのみ。早速リモコンキーが動かなくて2回ディーラーに行かなきゃならなかった。それで済むといいんだけどねぇ。

  2010年09月08日

• ぬいぐるみ

  夏休みが始まってから息子はモンテソーリの私立学校のサマーキャンプへ。小学校だけど6年生もとってくれるし、市のサマーキャンプは夏休みの最初の週と最後の週が無いので、仕方なく大枚を叩いて通わせている。通勤途中の送り迎えだけど、結構私の方が疲れてきた。今ひました息子が友達に電話掛けて男女双子の兄弟といつものバディーの3人が来て4人一緒に仲良く裏庭で遊んでいるのだけど、なんでぬいぐるみ。。。。今度から彼らは皆中学生なのに、本当に大丈夫なのか。長女との息子の社会生活のあまりの違いに、いつものことながら面白いと思う。長女はワシントンＤＣでバレエ合宿。これも大枚をグランマに叩かせた結果。親は休み無く働いているというのに～。

  2010年06月27日

• ハーバライフ

  ボスは例年のごとく、ペブルビーチでご自慢のボランティア。事務所にはレイチェルと二人きり。金曜日はカジュアルデーなので大体ジーンズを着ていくのだけど、彼女は最近始めたダイエットピルが効いて、サイズダウンしなきゃならなかったらしい。私も同じサプルメントを始めた。一本1ヶ月弱しか持たず42ドル。高いなぁ。でも朝起きるとおなかの辺りが少しすっきりしている感じ。レイチェルはいつもコテコテのすごい化粧だけど、口紅が取れると、色の無い大きな唇なのでオバＱのようになる。見慣れないので少し不気味だ。

  2010年06月19日

• 亡妹のブログ

  先月が、彼女の誕生日だったので、ブログにコメントを入れたら、亡き妹の友人が一人だけコメントを入れていた。元義弟からは無し。妹の死後、2度目の奥さん、通産3度目の妻と連れ子を迎えて、きっと亡き妹のことなんて脳裏の片隅にも浮かんでいないんだろうなぁ。寂しい。

  2010年06月17日

• カブスカウト卒業

  今夜は息子のカブスカウト卒業式。といってもそれほどたいした式じゃなかった。何しろ息子は始めて半年しか経っていないので色んなバッジもワッペンも矢ももらえなかった。今度はボーイスカウトが始まる。すべて旦那に任せた。

  2010年03月20日

• 高校説明会

  娘の中学で高校からのカウンセラーを迎えた入学説明会があった。主題はもちろん、親の関心事は大学に入るためには1年生からどんな科目をとるべきか。UC志向、State Univ志向、Community College志向でカリキュラムが分けてあった。アメリカの高校生活も思ったより楽そうじゃないようだ。なんで一限が7時半から？宵っ張りの母には厳しい。。。中学も8時からで、ちょうど2年前から失職している旦那が両方の子供の送り迎えしているからいいけど、今年度から息子の中学と娘の高校の送り迎え、一つは私もしなきゃならなくなるのね、旦那が仕事見つければ、いや、そう願いたいわ。

  2010年03月19日

• 不景気なのでお客さんが少ない

  特に日本人のお客さんなんか元から少ないから暇でしょうがない。仕事を増やすために郵便で勧誘しても、自分もそうだけど皆様のお財布の紐は今非常に固いです。なのでエルシーも辞めたこともあり、進んで電話番や雑用を買って出ている。昨日は日本語喋ったのは1件だけ。今日は3人。そのうち私も首になるかもしれない。本当に。。。レイチェルはアトピーらしい。ここ数週間手指の荒れが酷いので、この夏日本で買い込んだユースキン・エーを持って行ってあげたら、とても気に入った様子。彼女に「アメリカに売っていないから、次が欲しかったら私が日本に帰るまで待つしかない」、と言ったらがっかりしていた。「ならネットで入手できないか調べてみる」、というので、「そうよね、商品名わかる？」「ユースキナでしょ。」。。。いやユースキン・エーなんだけど、ま、いいか。どうせアメリカじゃ売ってないもんね。お昼休みにボスが私の机で緊急用の私の私物ラップトップ（会社の私のパソコンはよく落ちるから）をいじっていた。「貸してくれ～」といっても、左利き用に設定してるから彼は苦労したようで、お昼から戻ってくるとデスクトップのアイコンの配置がぐちゃぐちゃ。しかも奴は私の個人のメーラーから大量の写真を送って、割り当ての少ない会社のメールサーバをパンクさせかけた。でも私が一番心配したのは今までの私の汗と涙の結晶、ウェブからかき集めたヤオイ小説の私編集に何かあったらということ。どうせ彼は日本語は判らないから日本語の題名の分は心配ないけど英語の題名の文書もあるから、絶対見つかって欲しくないもんね。これからフォルダーの名前もファイル名もローマ字読みにしなきゃ。

  2008年11月22日

• 珍しくというか滅多に無いことだけど

  旦那が夕食後に皿洗いしてくれた。といっても食器洗い機に移せるものを移しただけ。買い物から帰ってくるとしっかり手洗いが必要なものは流しに残されていたけど、彼にしてはかなりの進歩。だって終日家に居るんだもんね。ちょっとずつでも家事をしてもらわなきゃ。買い物に行くのは大体夕食を済ませて片づけを済ませた7時過ぎ。大体5時半に家に帰ってきて6時には夕食なので、毎日30分で作れるものばかり。玄米は時間がかかるので夜炊く事は無い。大体朝タイマーで炊飯。だから夕飯は麺類中心。痩せるためには炭水化物を減らしなさい、と医者から言われているけどとても無理。去年から心配性の旦那が菜食主義に変えたい、というので肉と魚を絶っているから、お米とパンと麺類を減らしたら何を食べろ、というのか。肉の代替品を使おうと何回か試みたけど、あまりの不味さに挫折。以来豆と豆腐と厚揚げ＆油揚げを使うようにしている。夕食と休日の食事の支度、メニューに苦労している。もちろん、子供たちからは文句たらたら。次の血液検査でコレステロールが良くなってなかったら何のために苦労しているのか。それに体重は一向に減らない。レイチェルみたいにダイエットピルに走る気持ちがすご～く判る。

  2008年11月21日

• 2ヶ月ぶりなのよん

  母の日だったので、家族皆で私の分？と義母の分のプレゼントを買いに。レジに持っていって初めてBuy one get one freeといわれ、サンダルも寝巻きもサングラスも必要ないのに2個ずつ買った。私は色違いのお揃い物が大好きだけど、義母は寝巻き2枚とサンダル２足をもらってうれしいかなぁ。。。私の分は夏物のバッグとサングラス。旦那は買い物嫌いなので私に選ばせて楽をしようという魂胆。ギフトカードもらうよりはましなのかなぁ？今週末義母が娘のミュージカルを見にくるときに一緒に母の日のお祝いをする手筈だったけど、私は待てずに既に使っている。実家の母からは例年通りのリクエスト、グレープフルーツが届いた、と電話があった。今年はいつもと違うギフト会社に変えたら、こっちの方が体裁が良かったらしい。実は値段も少し安め。今度から○ーリツにしようっと。妹の誕生日と父の日の贈り物も○ーリツのさくらんぼにしてある。友達の旦那さんが勤めているから、と単純に○ーリツに変えただけなのだけど、切欠って結構大切なもの。仕事は何とかボチボチ。毎月ノルマぎりぎりで気の休まる暇が無い。２年間これが続くらしい。ノルマが果たせなかったら補助金打ち切り、という厳しい規則。雀の涙の補助金とはいえ、ないよりマシ。やれやれ、本当に渡し続けられるのかしら。先々週はLAまで１週間のぎっちり出張研修。色んな州の同じ立場の人たちに会って、ヤル気満々の雰囲気に推されて思わず辞めたくなった。参加者にアジア人が思ったより少なかったので意外。年齢的には若者も多かったけど、結構同年代で同じような経験の人たちが多くてびっくり。中年になって人生を考え直す人が多いってことね。帰って来て先輩エレノアに愚痴ったら彼女も２年前同じ感想だったそうだ。でも彼女、今バリバリトップの営業成績。まぁ、彼女のマーケットはヒスパニックだからってのもあるけど。今週は娘の演劇発表会でミュージカル。ハリウッドでスターになるのが夢である娘。一日中歌っていない時間が無いのだけど、悲しいかな音痴なの。娘が歌い始めると容赦なく私からも旦那からも「Save your voice（聞き苦しいから辞めてくれ＜＝本音）」と声を掛けられる。ジャイアンの歌を聴かされるのびた達の気持ちが今になって判る。トホホ。。でもって恐ろしいことに彼女は主役なのよ～。息子は春からサッカーを始めた。日本語学校も２年生になった。最初から期待されていないだけに、彼は親から賞賛を受けることになる。末っ子って得。近頃通り向かいのアビと裸足で行き来しているのでガレージのドアは開けっ放し。歩いていってドアを叩いてすぐに友達と遊べる環境にある息子は、まったくもって運がいい。今日はここまで

  2007年05月14日

• ゲイのディビッドとジョンの家に初めて招待された。

  娘のダニエルの中学校に日本から交換留学生が来ているから、と誘われ、面白そうだから絶対行きたい、と家族総出で彼らのうちへ。流石ジョンはどこかの会社のCFOだけあって素晴らしいお宅だった。折りしもディビッドの元妻マーリーンの家は住宅ローンの支払いが追いつかずに売り払うことを決め、この週末オープンハウス中だというのに。日本からの交換留学生は偶然にも私の出身県にある中高一貫教育の然る私立学園の女の子で、中学の卒業式を終えて、高校の入学前の時期を利用してきているという。たった2週間しかいれない、と嘆いていた。彼女はジョンの家を標準的なアメリカの家と勘違いして帰らなければ良いけど。彼女に提供されたゲストルームは、というよりジョンの家全体が雑誌に出てくるモデルハウスのように家具も調度も一級品が取り揃えられているって感じ。十分広いキッチンを更にリモデルする、とジョンは考えているらしい。彼らの言葉や行動の端々に「清潔魔」を感じられたけど、台所も裏庭もてきぱき片付けている様を見て、何でこいつらゲイなのよ、とちょっと残念な気が。毎朝学校へ子供を歩いて送っているのだが、毎朝すれ違う中国人のおばあさん達3，4人の群れがいる。こないだ後ろから彼女たちを追い越している最中、彼女たちがDVDらしきものを手渡しているのがちらっと見えた。どうみても「ブロークバックマウンテン」（自分も持っているから判る）。もしかしてアジア女性って日本人に限らずいくつになってもその手の話が好きなのね、と驚いた。彼女たち、どうみても60過ぎ。でも中国ってその手のものって規制されているんだと思っていたから尚更びっくり。

  2007年03月11日

• スーパーボウルだったので

  キンバーんちでパーティ、というか一緒に観戦。エリザベスの一家はエミリー（１２歳）が熱を出したし、旦那さんのデイブがフロリダへ出張に行く事になっていたので、下の子ケイト（９歳）だけ参加。エミリーは中学校の演劇部の発表が終わって、きっと疲れが出たのね。子供達は女の子三人と男の子二人だったけど、女三人寄れば、の通り、姦しいたっらありゃしない。キンバーに頼まれてスパニッシュライスを私が、７層ディップをエリザベスが作ってもっていくことになっていた。私は箱入りのインスタントしか作ったことが無く、スクラッチから作ったのが初めてで、時間になっても水が足りなかったらしくお米の芯が残ってしまい、どうしよう、とスーパーに出来合いを買いに走ったけど見つからなくて、しょうがないので水を足して煮続けたら間際になって何とか煮上がった。長粒米じゃなくて、短粒米でつくったのでスパニッシュライスというよりトマト味の炊き込みご飯になってしまったけど、お味の方は○。キンバーはコスコで買ったカニータス（豚の柔煮？）を用意していたし、デイブが自分達は来れないのに７層ディップを届けてくれたので、料理はそんなに手が掛からず、私はビールとトルティーヤチップをしこたま食べて殆どの時間ゲームを観ていた。こんなに最初から最後までゲームを観たのはきっと初めて。ただコマーシャルに下品で暴力的な表現が多かったのが残念。このゲームのために広告主達は気合を入れた広告を作っていたはずなのに。変なの。旦那が応援していたシカゴベアーズが大方の予想通り負け。ペイトン・マニングがやっと勝ててよかった良かった、って感じ。好きな選手が居ないので冷静な皆？シム２をジョシュアとマディが遊ぶので、うちの子供たちも欲しがる。ベッドでドタンバタンする場面とか、小学生向きじゃないので当然うちは駄目。これからも他の子供達から色んな情報が流れてきて、○○ゲームが欲しいという子供達に戦っていくんだろうけど、ボードゲームが棚からはみだすほどあるんだから、そっちで遊んでくれ。

  2007年02月05日

• こっちは土曜日。

  午前中は頼んでいたズボンのお直し（こないだバーゲンで買ったダッカーズのズボン$10.00！のすそ上げで気に入って以来、追加でお尻がぶかぶかだったズボンも持ち込んだのだ。ベトナム人の美人母娘で経営して創業20年らしい）を引き取りに行ったら、小人症の男の人が採寸中だった。旦那が娘をバレエに連れて行ったのでしょうがなく息子を連れて行ったら、礼儀を知らない息子は「何であの人小さいの？どこか悪いの？」と、彼を指差して口に出して言う。済みません、しつけが出来てなくて。息子は答えをもらうまでしつこく聞き続ける性格なので、しょうがなく日本語で説明したけど、あれって返って失礼だったかな。こっちのズボンは私には中途半端。ショート丈やプチサイズは私には小さすぎ、普通サイズは丈が長すぎる。生来貧乏性なので、正価でカッコいいのより、バーゲンでそこそこのものを買う性質の私は、今まで長めの丈のズボンを高い靴底のブーツや厚底の靴で（ハイヒールのパンプスじゃないところがミソ、だって運転するからさ）ごまかしたり、腰回りが決まらないズボンも我慢して履いていたのだけど、この「お直し屋」さんを見つけてから大重宝している。お直し代も枚数が嵩むとバーゲン分を食っちゃうけどね。小人症の人たちは多分全ての衣類にお直しが必要なんだろうなぁ、経済的に大変よね、政府から何か補助とか出るのかな。１月から３月まで期間限定のバスケットボールシーズンなので午後は試合観戦。娘も息子も週１回の夜の練習と土曜日に1つ試合がある。今日は娘と息子の試合が重なってしまい、本来ならなら両方とも旦那に任せたいけど（彼はコーチなのでどっちみち参加だし）しょうがなく溜まった洗濯物に後ろ髪引かれながら（合ってる？）息子の試合の後半と娘の試合の後半を観戦。息子のチームは本当に初心者の集まりで、シュートどころか、ドリブルもパスも出来ない子が大半。ゲームの意味も判っているんだか疑問。なもんでいつもボロ負けなんだけど、今日は相手と5点差だったのでかなり良く戦った。一試合ずつ皆少しずつ覚えていってる感じ。今後1回でも勝てたらいいなぁ。娘のチームは抜群に強い。今のところ負けなし。何しろ10歳11歳女子の平均より15センチくらい高いドルーとバスケット歴の長いサバンナとシャノンがいるから。彼女達は万万シュートしてしまう。守り中心だけど娘もそこそこに出来る方。良かったよね、お母さんに似なくて。

  2007年02月04日

• ジャスティンの秘書アリスが

  近頃目が充血している、たまに目を開けられないくらい、と訴えているので、アレルギーじゃないの？とアレルギーの専門医に先週の金曜日に行ったらパッチテストのどれにも反応しなかったそう。で、鼻のMRIを撮ることになったそうだ。アリスは子供の頃鼻血が酷くて手術をしたことがあるらしい。１パイントの出血があって輸血しなければならなかったこともあるそうだけど、手術から今まで何もなかったのに、と不満そう。それで思う出すのが父のこと。私の父はずっと蓄膿症で若いころから数回手術を受けなきゃならないほどで、10数年前は悪化して視神経を圧迫して目が見えなくなったほど。その後手術してすぐ目が見えるようになったらしいけど。私も子供の頃、蓄膿症といわれ耳鼻科に通わされたものだけど、今にしてみれば只のアレルギーじゃなかったのかなぁ、と思う。ここにいると1月の後半からアレルギー鼻炎が始まって、春になると今度は別の花粉に反応して、快適に過ごせるのは夏と秋の少しの間のような気がする。ワシントン州に住んでいるともっと大変だそう。自然が多すぎるのもちょっとね。

  2007年01月30日

• サイエンスフェア

  毎年2月の頭に、子供たちの小学校では理科展が開かれる。旦那にとっては頭痛の種。息子と娘の両方を見なきゃならないから。何故私に担当させないのかな、と思うけど、幸か不幸か旦那が子供たちの宿題も課題も見たいらしいから、私から言い出すことも無い、と思い、放って置いている。今年は息子はアルコールが植物に及ぼす影響を調べる。何のことは無い、ただワインだのウォッカだのを野菜の苗に与えて成長を記録するだけ。水以外全滅。娘は同系色の暗色と明色を光の加減を変えて色んな人に見せて、個人差があるかの研究。家族全員参加。でも娘は自分でさっさとワープロ打って片付けるから世話なし。えらいのぅ。私は完全に自営なので自分で時間をコントロールするから事務所に用がない限り、どうしてもサボり気味。きっとこんな自堕落なタイプは自営には向かないよなぁ。月曜日は何とかサボりたくなる気持ちに叱咤して出かけたけどね。近頃事務所に行く目的は印刷物と郵便物のピックアップとコーヒーだけになりつつある。あやや。子供たちには私の性格を引き継がないで欲しいものだ。

  2007年01月29日

• 気づかないうちに３週間

  忙しかったというか、イライラしていたというか、日記をかくのをサボってしまった。あっという間に時間が飛ぶ。まずビジネス紹介グループに入れなかったことが一番悔しい。一ヵ月半も毎週火曜日の７時からの朝食会に参加したのに、競合者が一人現れたら、あっさり攫われてしまった。というか、あのグループは私を入れたくなかっただけなのよね。２週目で気づけよ、自分、と自分に腹が立つ。今月から子供たちのバスケットボールシーズンが始まってしまった。息子は今年初めて。週一回の夜１時間の練習と週末一回の試合に、旦那が一人ずつ連れて行ってくれるから別に自分には関係ない、と思っていたけど大間違い。旦那が去年の娘のチームのコーチに不満があったので、今年は娘のチームのアシスタントコーチに志願して積極的なのはいいけど、結局息子のチームのアシスタントも引き受けることになり、月曜と火曜の宿題の時間が削られてしまったのだ。土曜日は、ほぼ試合で一日つぶれる。それで旦那も私も一番気が重い困難な息子の宿題を、放課後すぐに私が遣らせなければならなくなったのだ。加えて日本語の宿題が増えてしまい、反抗期を迎えつつある息子と向かい合いながら、両方の宿題を遣らせるのは本当に大変。今までは子供のお迎えに間に合うよう事務所を出る時仕事の道具を持ち帰っていたけど、とてもじゃないけど今は仕事する時間なんか無くずっと事務所に置きっぱなしだ。娘は今年からトゥシューズを始めることになったので、母娘共々舞い上がっている。本当は週に４回、１時間半のクラスを取れ、と言われているけど、状況がそれを許さない。娘は、やはり未だ始めたばかりで興奮状態なのでキッチンの床の上で踊りまくっている。食器を壊さないで、と怒鳴る私。来月は、子供の学校が１週間大統領誕生日週間でお休みなので、妹の様子見に帰省する事になっている。一人で帰省した事なんか無いから何をしようか楽しみ。早速BL小説を妹にウェブで注文してもらい、一回食べてみたかったおからクッキーとやらも実家に送るよう注文した。早く帰りたいな。

  2007年01月28日

• 仕事始め？

  こっちは4日、木曜日だった。今年からうちの小学校も週途中からの休みの開始と終了を始めたらしい。やっと学校が始まって、2週間ぶりにオフィスへ。やっぱり私は専業主婦向きじゃない、オフィスに来てホッとするなんて。営業がうまく行っていない、というか、営業していないので仕事があるわけじゃないけど、頼んでいたビジネスリードのサービスからやっと1件、ホットじゃなくウォームリード。ジャスティンは、出社してこなかった私に怒っているか、と思っていたら、なんと彼の個人のビジネスを一個私にくれた。しかも今夜引き合いがあった2個のビジネスも私にくれるという。キャー、嬉しい！というより、ジャスティン、どうしたの？しっかし、このビジネスリードのサービス、$250使って収入$30の1件しか入らないなんて、がっくり。私には毎月少なくとも10件のノルマ、というか契約を続けるために目標値がある。自営だから会社からは補助なんて無い。この調子だと毎月自腹で$2500使って、やっと目標値達成ということになる。しかも収入は$300？ふざけんな、だよなぁ。何で私はこんなまっかっかな仕事を続けているのだろう、と思うけど、それはいずれ回収できるから、と信じているわけで。。。。やっぱり別の仕事探した方が。。。。と、心はいつも揺れ動いている。

  2007年01月05日

• ボーリング

  頭痛が治まって、少し気分が良くなったし、子供たちが五月蝿いので、午前中子供たちに日本語の宿題を済ませた後、近所のロビンとトビーを連れて午後からボーリングに連れて行くことにした。私自身ボール物のスポーツが全く下手だし、子供たちが誕生パーティに呼ばれてボーリング場に行く時も旦那に行かせていたので、ボーリング場の勝手が判らないし、あんなにお金がかかるとも知らなかった。でも平日ファミリーパックでポップコーンとジュース付き、子供４人、１レーン、２時間使い放題$50なら悪くない？息子がいつもビリッケツという以外、子供たちのスコアは似たり寄ったりで３ゲームもしたら皆ぐったりだった。バンパーが無ければ多分娘が一番上手だったと思うが、スコアはトビーが一番。私は２時間ボケーっと突っ立っていた。近頃トビーはうちに来たがらない。何故って？コンピュータで遊ばせないから。彼らはボーリングの後、クリスマスプレゼントで入手したばかりのゲームで遊びたがったので、彼らの家に4人の子供たちを下ろして、自分ひとり。先月$10セールしていたブロークバックマウンテンのDVDを見る。子供いたら見れないもんね。あんだけ貶していたのに何故見てるかって？ヒース・レジャーの喋っていることが全く聞き取れなかったので、字幕入りで見てみたかったのさ。訳が判って、尚更やっぱりエニスってしょうもないやつ。

  2007年01月04日

• ディープブルーとカスパロフ

  私は専業主婦向きじゃないので、こっちに来て悪阻と育児にまいっていた最初の5年間は死にそうなほど辛かった。今年の子供とべったりの2週間の冬休み、自分が腐ってしまいそうでやはり辛い。別に家事に手を抜いているわけじゃない。料理だってするし、汚れれば掃除もする。だけど夜中に家事をする癖が着いてしまっているし、日中邪魔をする子供が居ると尚更家事をしたくない。大騒ぎする子供を叱り付けたりご飯を作ったりする以外に何をしているかと言うと、801オンライン小説とDVD観賞ぐらい。今年の誕生日とクリスマスプレゼントに旦那に上げた、というか旦那が要求してきたDVDに某社製ディープブルーというコンピュータとチェスの世界チャンピオンカスパロフのドキュメンタリーがあった。私は将棋もチェスも凄く弱い。実家の父はアマチュアだけど囲碁が強かったらしい。なのに全然私は囲碁を覚える気にもならなかった。だから、こんな暇で腐りそうな機会がなかったら、このDVDだって見る気にはならなかっただろう。カスパロフがディープブルーに負けた理由が自滅だったなんて知らなかった。感情がある人間が機械に負けるなんて、スタートレック以来、アメリカ人の理想って感情を廃棄したコンピュータかよ、と感じてきたけど、1997年の彼の敗戦は本当に残念。もう一度巻き返しが無いのかなぁ。友人Yちゃんの、日本の某電機メーカー研究所に勤める工学博士の旦那さんが駐在に来たのはここなのね、と思いがけなく某社の研究所が見れて良かった。関係者なら皆知っているんだろうけどさ。

  2007年01月03日

• まだ正月

  具合が悪かったので深夜まで到底起きておられず沈没。娘が途中ハッピーニューイヤーと言いに来た様な。よく起きていられたこと。旦那は確か昨夜私より寝るのが遅かったはずなのに、早々と起きてパソコンの前に座っていた。買う前には、夫婦の会話が無くなる、と反対していたけど、私がラップトップを買って、一番喜んでいるのは奴のはず。どの道会話なんて疾うに無くなっているんだってば。午前中から昨日寝てしまって見外したスターウォーズのエピソード６の後半を見る。やっぱり続けてみると少し訳が判った気になる、すぐ忘れてしまうだろうけど。アビとヴィダンが来て相変わらずレゴで遊ぶ息子たち。アビはかなり我侭で自分の思う通りにならないと拗ねて家に帰る、とドアの外に出る。といっても家に帰るわけじゃなくてドアの外でずっと佇んでいるのだ。それを何回も繰り返されたんじゃ、暖房が逃げてしまうから私も堪ったものじゃない。そしてアビに猫なで声で取り成すのはいつも私。遅い午後になってロビンとトビィまで来てデイケア状態になったうち。必ず喧嘩になるので目を離せないんだもん。気が抜けなくて6時ごろに彼らの親たちが引き取りに来るのが待ちきれなかった。娘はやっと遊び友達が来て嬉しかったみたい。彼女には年頃の恥じらいが全く無く、遊ぶのは専ら近所の男の子たち。仲のいい女の子たちは離婚家庭なので中々すぐには遊ぶ計画が立てられないからしょうがないのだけど。下着まで床に脱ぎ捨てられたままの彼女の部屋に平気で男の子たちを迎え入れる娘の度胸が信じられない。昨日友人からお餅のお裾分けをもらって感謝。彼女は11歳のころからこっちに住んでいて、ご両親がうちの近所に住んでいるのだ。私も親兄弟の近くに住んでみたいもの。年賀の挨拶に日本の親に電話したら妹の家族も実家に年賀に来ていて一緒に御節を突付いていた所らしい。私もその場に居たかったさ。

  2007年01月02日

• スターウォーズ

  大晦日なのに旦那がまだ不調らしい。友達とも遊びたいけどこれじゃ無理。私もだるいので昼食は近くのサラダとスープのビュッフェ。自分が朝から食欲無いなんて珍しい。食べ放題のお店って体調が悪い時は損だよなぁ、と思いつつも無脂肪のフローズンヨーグルト（ソフトクリームとどう違うのか）だけは忘れずに食べた。乳糖不耐性だからきっと後からガスで苦しむのだけどさ。午後は友達から借りっぱなしになっていたスターウォーズのエピソード４，５、＆６の3部作をぶっ続けで見る。なんて大晦日らしくない！旦那も息子も内容をよく覚えているけど、私は駄目。昔、全部見たはずなのに殆ど内容を覚えていなかった。息子なんて一体いつ見たのやら。私も次にエピソード１から見直してみようっと。でも基本的に私はスターウォーズファンじゃないのさ、スタートレックは好きだけど。息子はレゴの宇宙船を沢山持っているし、近所の男の子連中としょっちゅうスターウォーズごっこしているだけあって登場人物も宇宙船の種類も良く知っている。息子は途中向かいのアビと彼の同い年の従兄のヴィダンまで来て映画を見ずにレゴで遊んでいた。今回のクリスマスで又義母からレゴのスターウォーズの宇宙船をもらったので、彼のコレクションは凄い。とっくの前に私はごちゃ混ぜにして、どれがどれの部品だか判りゃしないのだけど。しかも、きっと部品の10個ぐらいは掃除機に吸われて捨てられてしまったことだろう。でも片付けない奴が悪いのさ。

  2007年01月01日

• こっちは一日遅れだから

  あぁ、未だ土曜日。いい加減子供とびったしの休日も飽きた。旦那はまだ風邪が直らずベッドから起きてくるのは遅い。私も鼻の奥と脳みその周りが痛い感じ。サイナスペインってやつ。旦那は朝早くに起きてごそごそ何かやっている様子。相変わらず同じ屋根の下で別居状態。うちの年末年始は誰も食べないから御節も作る予定はないし、大掃除もしないし、でやることはない。昼過ぎも昼過ぎ、２時ごろになってお腹が空いた、ラーメンが食べたい、というので日系スーパーまでラーメンを買いに行こうとしたら、年末の買い物する人たちで駐車場が一杯。諦めて自宅近くの韓国系スーパーでラーメンを買う。ここって不思議なことに日本食も一杯置いてあるんだ。あまり来ないから知らなかった。頭痛でグロッキーになりそうなところを、目の前の白菜を６把持っていた韓国人のおじさんにレジを譲ってもらい、韓国人って親切な人が多いよな、と思った。学校の父兄も人が良すぎるぐらい親切な人が多いもの。

  2006年12月31日

• 奥様は魔女

  昨日事務所に郵便物だけを取りに寄って、結局１日も事務所で仕事をしていない。アリスにジャスティンが「何やってんだ」って言ってたよ、と言われてドキッ。そのうち絶対呼び出し食らうな。でも子供が居たら事務所で仕事できないじゃん。デイケアやベビーシッター雇えるくらいの収入ないしさ。というわけで来週の水曜日までこんな状態。毎日子供たちが今日は何するの、どこに行くの、と五月蝿い。旦那は相変わらずベッドから出てきやしない。学校で先月、虱をうつされ虱取りのシャンプーを２回もしてやっと無くなった、と思っていたら、また娘が頭が痒い、というので見るとニッツと呼ばれる卵（抜け殻？）を見つけ、がっくり。また娘に虱取りのシャンプーをしてタオルも寝具も、毛布まで洗濯し、息子に、たまりにたまった日本語の宿題させているうちに昼食の準備の時間。やっとベッドから抜け出した旦那はコーヒー飲んでくる、とスターバックスだかどこだかに行ったきりかえってきやしない。ふてた私はソファーに横になって昨日ブロックバスターで借りてきた「奥様は魔女」を午後中見ていた。気が付くと夕飯の支度の時間。休みなのに何故私だけが働いているのよ、全く。DVDは娘の選択で、あまりラブコメが好きじゃない私には内容はイマイチだったけど、ニコル・キッドマンって何であんなに美人でいられるの？完璧な体型と美貌。肌の様子も手足の形も彼女はちょっと作り物っぽいけどあんなに痩せてみたいもんだわね。私が見たかったDVDは全てR指定だから、子供と一緒に見れない。残酷な戦争シーンとかはアメリカ人の子供に是非見せてやるべきだと思うけど。私の子供時代は反戦映画の真っ只中。頭に戦争の悲惨さがまるで体験してきたように染み付いている。だから当然今も戦争反対。「蛍の墓」を子供に見せていたら、旦那がこんな暴力的描写の映画を子供に見せちゃいかん、と私を叱ったけど、戦争の真実を子供に知らしめるべきだよね。

  2006年12月30日

• カリブ海の海賊

  家に帰る車中では、子供たちに私のラップトップでこっそり買っておいた「カリブ海の海賊２」。義父母の家に行く時には「黒真珠の呪い」を見せたが、バッテリー切れで途中で見れなくなってしまった。今回も1時間ちょっとでバッテリーがなくなってしまった。長持ちするバッテリーを買えばいいのだけど、高すぎるのよね。なので家に帰ってきて夕食の後に続きを見た。私は「死んだ男の箱」をまだ見てなかったので楽しんだ。子供たちは当たり前だけど訛り英語でも苦も無く聞き取っているけど、私は唯でさえ英語の聞き取りに苦労しているから、訛り英語だと完全にお手上げ。「指輪物語」も「ハリーポッター」など流行のイギリス英語の映画は多分7割も聞き取れていないと思う。ところで「死んだ男の箱」、あんな終わり方は無いでしょう。「３」が待ちきれないじゃないか。ただ息子は悪夢を見る、と電気をつけっぱなしで寝た。

  2006年12月29日

• 辛抱させられる親？

  旦那の風邪が悪化したので明日帰ることにした。義母は少し元気を取り戻した様子だけど、無理させたくないもんね。ずっと雨なので子供たちはテレビ三昧。宿題に一向に手をつけようとしない。特に息子。私が一言言うと、思いっきり叫び返す。別に大したことじゃない。トイレの後に手を洗ったか、とか、そんな簡単な質問にだ。息子は何かと娘と勝手が違うし、私自身に男兄弟もおらず、この反抗にどう対処していいか、全くお手上げ状態が続いている。人前だから9割落としてしかりつける私に義母から責めるような視線。義母は息子がお気に入り。逆切れされてばかりの私とは立場が違うわな。妹も8歳男児を持つ。怒鳴りまくりの毎日らしいが、その妹が、近頃よく日本で折檻して子供を殺してしまう鬼母親にニュースを聞くけど、聞き分けの無い男児を扱うのに手段を間違ってしまうお母さんたちの気持ちが少し判る気がする、と言っていたのを実感するこのごろ。旦那は私が息子に対してネガティブすぎる、と非難するが、彼は英語の宿題担当。息子のぐずぐずに業を煮やして、毎晩声を荒げて勉強部屋のドアを閉めているのは誰？あぁ辛抱辛抱の毎日。

  2006年12月27日

• そり遊び

  スキーに行く予定だったのだが、一緒に行く予定だった旦那の従姉の旦那、二―ルが肩を痛めたので中止。代わりに従姉の子、娘と同い年のチャールズを連れてそり遊びに行くことにした。チャールズは排便障害があって、いつまでも「おもらし」が治らず、今も授業中にすぐトイレに行ける様、学校側に配慮してもらっているらしい。母親のリサは関節炎と眠り病に悩まされていて、父親の二―ルは10年以上前に脳腫瘍の手術の影響で顔面が少し引きつっている。うちも年寄りだけど、彼らは私らより更に数年上。やっぱり年取ってからの出産育児って、自分の体の不調とも戦わなければならず、大変だよね。いつも行くそり場のロッジは、あんだけの人出にもかかわらず閉まっていた。リサが持たせてくれたサンドウィッチとスナックが非常に有難かった。チャールズはリサとよく似た太目の体型だけど、けっして大食いじゃない。夏までグレッグのとこで働いていた牛のような体だったリセットも言っていたが「新陳代謝障害」なのかも知れない。だってチャールズは裕福な家庭の一人っ子で、ありとあらゆるスポーツをやっているはず（ありとあらゆるファミコンゲームも持っているけど）。私は生まれた時から太め。でも私の二人の子供は痩せている。旦那は25歳まで何を食べても太らなかった、と自慢している。私の場合、「あんだけ食べて、それだけしか太っていない」と褒められたことがある？娘はここのところ急に背が高くなり、胸も膨らんでちょっと親としては複雑な気分。まさか来年辺り、生理が始まったりしたら、、、と思うと可哀想な気がする。もう少し子供時代を楽しんで欲しいもの。そり遊びに後は、恒例の雪だるま作り。確か去年も同じことをしたような。今年の雪だるまはまたまたでかい。旦那は絵は下手だけど、もしかしたら造形はうまかったりして。。通りすがりの人たちが感嘆の声を上げるのが自慢げ。

  2006年12月26日

• たまに憧れるここの生活

  朝から私のおなかの調子が悪い。激痛が走って立っていられなくなった。寒くなるとよくある腹痛。でも子供たちはクリスマスプレゼントを開けたがって、寝ていたところをたたき起こされる。この家はクリスマスイブにプレゼントを開ける習慣がある。サンタが、こっそり夜中にプレゼントを運ぶ、という楽しみが無い。何しろプレゼントがずっと置きっ放し。今年は子供たちが自分でアマゾンからプレゼントを選んだので、彼らの喜びも半減以下。旦那の誕生日がなんとクリスマスなので余分にプレゼントを用意し、ケーキも買った。子供たちは他人が何をもらおうが全く興味が無いので、旦那の誕生日プレゼントは明日に回される。ケーキはカプチーノケーキ。うちと同じスーパー、アルバートソンなのに、何故か義父母の町のアルバートソンのベーカリーの方が断然美味しい。ベーカーが違うから？スーパー自体もうちの町の２倍の大きさ。だからこの町のコスコなんて私にとっては野球場みたいに思える。でもって売上税が１％低いんだから羨ましい。義父母はコスコが嫌いなので、専らウィンコという色んな食品をバラ買いできるスーパーを使っている。更に物価が安くつくのだ。

  2006年12月25日

• クリスマス休暇

  遅い午後に義父母の家に着く。義母は乳がんの抗がん剤治療の３回目が今週あったばかり。夏に抗がん剤治療中の妹に会った時は、本当に病気？と、疑うくらい元気で、（本人は痛みに苦しんでいたらしいけど）ここまで義母がやつれているとは想像していなかった。食欲が全く無く、脱毛だけじゃなく手足が枯れ木のようになっていて、動作が覚束無くなって、本当に弱弱しくなっていた。何しろ義母は８２歳。残念ながら彼女の乳がんは湿潤性だったらしく、腫瘍自体は小さかったけど、既にリンパ節の一個が侵されていたので抗がん剤治療を避けられなかったらしい。義母は非常に我慢強いドイツ女気質で、疲れていても自分から決して音を上げないので、私はいつも気を使う。しなくていいのにクリスマスの晩餐も準備していた。まぁ義父があまり頼りにならないからなぁ。でも本当に無理しないで欲しいのだけれど。

  2006年12月24日

• トゥシューズ

  郵便受けに、娘が待ちに待った「トゥシューズ開始許可」の手紙がバレエ学校から届き、私も彼女も有頂天。明日から義父母の家に行くので、何とか今日中に注意事項に書かれている通りにトゥシューズを買いに行くことにした。一軒目のダンス衣装屋、開店時間が11時と遅いので、それまで時間をつぶすため、買い忘れたクリスマスのプレゼントを求めて大きなショッピングモールに行ったり、電気屋へ行ったり。時間を費やすというよりお金を費やすことになった。やっとダンス衣装屋に入店したら肝心のシューフィッターがお休み。電話して確かめろってか。午後は２軒目の隣町のショッピングモールにある靴屋へ向かう。なんと同様にシューフィッターが遅れている、という。電話して。。。。うきうき気が漫ろっているからね。しょうがなくショッピングモールに併設されているはずのアイススケートリンクで時間をつぶそうかと思った。が、あまり来ないショッピングモールだし、しかも改装中でどこがどうなっているか迷って判らないうちに親子共々すっかり草臥れてグロッキー。すっかり２軒目のシューフィッターが来ている筈の時間になりお店に向かう。すると別のバレリーナがトゥシューズを吟味しているのでシューフィッターの時間待ち。ようやっと娘の番になり、彼女は満足できるトゥシューズを手に入り、さぁお勘定。一瞬、目が飛び出そうになった。しかも誰かが試し履きしたらしく少し汚れてるじゃん。次からはウェブサイトで注文することにしよう。二度とあの店には行かん。それより、電話して。。。。ですな。

  2006年12月23日

• 元事務所でクリスマスパーティ

  子供たちの学校がないので終日自宅で仕事。といっても子供の世話ばかり。買い物に明け暮れた。午後は元の事務所でクリスマスパーティをするというのでチリをぶっ掛けたスパゲッティを持って子連れで参加。グレッグがいないので皆伸びのび。リセットが辞めて空白が続いた後、秋にやっと入ったグレッグのアシスタント、エリーは23歳。新婚ホヤホヤ。彼女の旦那は海軍のリクルート事務所で働いているらしい。彼女は太めだけど赤毛ブロンドとダークブルーの目を持ったルーベンスの絵に出てきそうなオレゴン出身の美人。まだグレッグのアシスタントを辞めていないから、きっと彼女はよっぽど辛抱強いか、お金さえもらえばどうでもいいと、思っているのかのどっちか。しゃべると今時の女の子の喋り方で社会人慣れしていなくて、あれっと思うけど、しっかりした女の子で、無駄口を叩かず黙々と仕事を処理する、珍しいアメリカ人。私は好きだな、彼女みたいなの。元社長は、私を呼びつけたくせに、もう一人の息子を連れて息子のブライアンの面会に行く、という。どうせ元社長に会えないのなら、とわざとパーティには遅れて行ったら、ちょうど彼らも事務所に入るとこだった。「あれ～なんで居るの？」と聞くと、これで3度目になるのだけど、予約して行ったにもかかわらず、ブライアンはちょうど別の施設に移されて会えなかったらしい。確か1度目は靴に金属が付いているから、と面会所に入れず、2度目はちょうどその日ブライアンが裁判所に連れて行かれた、と会えず、今日は中部にある新しい刑務所に移送された、という。刑務所の面会の予約システムって本当にどうなっているんだか。元社長はかなり焼けくそ気味。ブライアンの一番最近の罪名は万引き幇助。誰を傷つけたわけでもないのに1年以上拘留されている。彼は碌なやつじゃない、と思うけど、カリフォルニアの刑法システムも変だよなぁ。

  2006年12月22日

• 今日で学校は終わり

  息子のクラスのクリスマスパーティを、友達のテレサがルームマザーしているので手伝った。切っても離れられない仲の息子の友達に再度泣かれ、連れて帰る。月曜日もうちに来たい、と泣かれ、火曜日は連れて帰って、今日も。他所の子だと、どうしても怪我させちゃいけない、と気を使うから疲れちゃうのよね。建前私は自宅で仕事していることになってるんだってば。さっきまで、向かいの家のキャシーんちで妙齢の女だけのパーティー。多分全員４０歳以上。総勢９人。こっちは必ずパーティで何かゲームをする。最初のゲームは、先週やった旦那の会社の部長宅のゲームと全くおんなじだった。背中に有名人物の名前を貼り、質問して答えを当てるやつ。次はM&Mのチョコレートを各自適当に取って、取った数だけ自分のことについて喋るというもの。最後はホワイトエレファントといって、不要物を各自持ち寄り、くじ引きで引き取るもの。６２歳のキャシーの同僚、アメリカ初めての女性の核技術者を自負するバレリーが持ってきた２６年前のスヌーピーのラジオが激受け。２０年、１０歳上のボーイフレンドと付き合って、婚約したのが１年半前で未だに結婚の予定がない、スーが持ってきたサイズ１０（２６ｃｍ）の靴にも笑いが止まらなかった。向かいの家の夫婦、キャシーとマークは再婚同士で、お互いの子供たちは大学生以上らしく一緒に住んでおらず、共稼ぎの優雅な生活。キャシーはおちゃらけた外見から想像が付かないけどジョンホプキンズ卒でMBA持ち、リサーチ会社で働いており、今日のパーティーメンバーの殆どが彼女の同僚＆上司。彼らの職場にはお菓子と酒が常備されていると言う。羨ましい限り。マークは宇宙磁気の科学者でNASAだのハッブルだのロッキードだの、宇宙工学分野を行ったりきたりしているらしい。多分彼らは私たちよりほんの少し年上なだけだと思うけど、この生活の差は何？と羨ましくなる。同じ通りのクレア（会計士）とアリッサ（SRI研究者）も呼ばれていて、M&Mのゲームのお陰で彼らについて少し情報を得ることが出来た。あんなゲームでも役に立つものね。露見したことと言えば、多分この場でも私が「のん兵衛」だと知られてしまったことだろう。済みません、出ていたワインボトル、２バックス（$2.00ワイン）とはいえ、全覇しました。明日は元社長の事務所で昼食パーティ。果たして私の食欲をどこまで制御できるのか、全く期待されていません。年明け、無理やり医者から血液検査の予約を入れられているのよねぇ。ギャビ～ン、どうしよう。

  2006年12月21日

• 週末やっとクリスマスライトの飾り付けが終わった。

  リースに小さい電球がついたタイプを久しぶりに使ったら、子供たちに「何時買ったの？」と言われるくらい使ってなかったらしい。今朝は例の朝食会。ビジターとして2回目。ここ数日天気が良いせいで霜が真っ白の早朝。前回居なかった幹事格のインド人のインドゥが非常に良い人で、他の組織も（インド系だけど）教えてもらった。女性起業家の組織も毎月ここで夕食会して交流しているらしい。インド系のライオンズクラブやインド系の他業種の集まりにも来い、と誘ってくれて全く持って有難いこと。といってもこれが彼女の仕事。先週広告業のビジネス紹介したインド人のマニーシュもインドゥもインド訛りを矯正した英語を喋るので非常に聞きやすい。彼女はここに25年もいるそうで、やっぱり若いうちに渡米すると英語もうまくなるよなぁ。私が渡米したのは32才でつわりの真っ最中。言い訳するわけじゃないけど、思いつわりの後には、すぐに育児が始まったし、結構日本人の駐在さんも国際結婚妻も住んでいるもんで、最初の５年間ぐらい殆ど日本人の間で生きてきた。旦那は私に日本語で会話して欲しがるし、実際英語が必要になる機会は義父母や親戚の間以外はあまりなかった。中には育児の最中にMBA取ってしまうようなつわものもいるけど、乳幼児育成中はとてもじゃないけど連日睡眠不足で頭がボーっとした状態だったから、後悔も何もないよね。渡米前に準備した英語のヒアリングマラソンは少しは効果があったと思う。今は。。。。。聞き覚えがない英単語は、老化する脳細胞のお陰でちっとも記憶にとどまりません。娘は私の日本語を聞き取れないと「ハラフレホラ」と返してくる。私も彼女の英語を聞き取れない（頻繁）と、聞き取れた音だけを返すのだけど相変わらずLとRを間違えてしまう。私の耳から脳を通すと、LもRも一旦ラリルレロに変換されて口から出てしまうらしい。多分一生このまま。原因の一端はカタカナ日本語。きっとカタカナ単語を知らなかったら素直にLとRを分けて覚えられたのに、と嘆くのは私だけ？

  2006年12月20日

• 週末元気盛り盛りだった娘が

  早朝から、ゆうべご飯をたくさん食べなかったから気持ちが悪い、と起きてきてギャースカギャースカ五月蝿い。熱はないし、金曜日も具合が悪いと学校を休ませ、昼前には「退屈～」とおき出していたので、今日は無理やり登校させた。ら、学校から呼び出し。娘も息子も全くよく呼び出してくれるよ。去年肺炎になったので無理はさせたくないけど、仕事を放り出して子供を家に連れ帰ると間もしないうちに「退屈～」と来るので、病気のはずの子供たちに優しくなれない私。昨日は日本語学校での恒例の年末イベント「餅つき」。うちのクラスからの参加者は、年々減る傾向にある。ただ飯なのに、もったいな～い。去年、気が変わって遅くから参加した息子は、ご馳走？にありつけなかったので、今年はやる気満々。男の子って「恥ずかしがりや」からの変貌が年々著しい。ついつい成長の早い娘と比べてしまうけど、息子の社会性だの性格だのの成長って時間と辛抱がほんっとうに不可欠。逆切れ気味なのは勘弁して欲しいけどさ。

  2006年12月19日

• 息子が小学校でハヌカの講義を受けてきて

  ドレイドゥというユダヤ教の独楽と、ゲームに賭けるコインチョコをもらってきた。うちは親戚にも友達にもユダヤ教徒がいるので、そんなに変わったこととは思わなかったけど、駐在員の奥さんに「ジューイッシュて何？」と聞かれて、そういえば日本にいてユダヤ教の文化に触れる機会は皆無だったことに気づいた。でも今はベーグルがあるか。前のオフィスで私が秘書をしていた社長（日系アメリカ人）は、かなりの人種主義者で、彼女にとって一番は当然「日本人」。昭和一桁生まれの彼女に係ると、中国人も韓国人も人間扱いにならない。公民権運動以前に渡米したので彼女にとっては黒人も同様。ユダヤ人には嫌悪する。彼女の美観？に背く「関西人」をアメリカ人に説明する際、「日本でのアメリカ人がユダヤ人に対するようなもの」と説明していた。思い返しても隣にいて困惑すること多々だったと思う。社長の同業者キャシーはグレッグ不在の時に来たお客を、グレッグが「どんな人だった」と聞いたとき、彼女は人種差別用語を決して使わず、「女の人」とだけ表現していたのを思い出す。社長だったら「デブの黒人女」と迷わず表現していたことだろう。「背が低い」とか「太った」とかの形容詞も差別感があってよっぽど親しい人の間の会話でしか使わない。アメリカって直接的な表現を使っちゃいけないところがあって、語彙の少ない人には疲れるのよ。子供にしつけで「するな」と表現する時、私は当然直接「するな」というけど、それが旦那には粗野に聞こえるらしく我慢ならないらしい。婉曲表現で「ほらあそこに○○があるから、あれやってみたら」と言って、子供のやっていけないことから興味を逸らす的なテクニックを使わなければならないらしく、、、、できるか、そんなの。日本人の私が日本的なしつけをしてどこが悪い、と子育ては文化の壁ぶち当たり破りまくりです。

  2006年12月16日

• 旦那の会社のクリスマスパーティーが

  金曜日に数年続きで部長ジョーン宅で予定されていたのが、会社の引越しと重なったので木曜日になった。旦那の同僚たちの顔ぶれもここ１年で結構変わった。まさか、と思ったトルコ人のオザンが、辞めてしまったし、他にも会社の将来性を見限って辞めて行く人たちも多く、不景気なくせに人手不足。新顔が何人もいた。驚き。ルーマニアのトランシルバニア地方出身のルチアンは、旦那いわくドラキュラそっくり。少し似ているけど、若いから可愛い甘い顔立ち。しかしチェコ人のイヴァンといいルチアンといい、東ヨーロッパ人って何であんなにでかいのか。イヴァンは例年通りカクテル係。彼がいるお陰で、ジョーンの部はレストランやバー予約することなく彼女の自宅で素敵なパーティーができるのだ。２，３年前にイヴァンをうちに呼んだとき、彼の作ったカクテルで何杯飲んだか思えてないほど楽しんでノックダウンをくらい、その後１週間酷い二日酔いを引きずった事件は、おしゃべりの旦那のお陰で彼の同僚たちに周知の赤っ恥事実。それ以来ウォッカを飲まないよう気をつけているが、私の顔を見るたびに、彼らもいい加減同じことを何回も持ち出すなよなぁ。「のん兵衛」の称号を外せる日がいつくるのだろう。。。カクテルグラスも持ち寄りだったので料理を手伝えなかった代わりに皿洗いを手伝ったら、自宅に戻ったのは１０時前。子供たちは明日も学校があるのに、自分が疲れているのがわからない息子は泣き叫んで寝入ってくれない。彼にはほとほと手を焼いている。

  2006年12月15日

• 昨日に引き続き今日も

  ブローシュア作り。ウェブサイトにアップロードして印刷処理できるから便利なんだけど、キンコーズで三つ折のカラーを頼むと100部でも$200近くするので、オフィスディーポで三つ折専用の光沢紙200部を買って、自宅のインクジェットでタラタラ印刷することにしたのだ。インクもきっと切れることだろう、と入れ替え用を買ったりしたら結局$100超えちゃった。それなのに30部ぐらい印刷に失敗。身を切られる思いとはこのこと、マジ泣きたくなった。小雨が降っていたので肝心の配布作業は断念。明日も小雨かなぁ、気がそがれるったら。先日、宣伝チラシ郵送用の切手に$78.00使って、ビジネスリードのサービスに$250も払ったけど（一件もビジネスにならなかったら丸損）、今月入った手数料は$450弱。年末年始に宣伝費$450が更に出て行く予定。そういえばビジネス紹介グループに入会するのにも$400だった。あぁ、どうしよう。。。。今年の前半はイラン人の同業者モハメドに勧められて、宣伝費に毎月$400ぐらい掛けたのに、一つもビジネスにならなかったので6ヶ月でギブアップしたのだった。どうにかしなきゃ。がん治療費が家計を圧迫していると嘆く妹が「天からお金が降ってこないかなぁ」といぼやくけど、私も本当にそう思う。追い討ちを掛けるようにクリスマスの出費。二人の子供の先生とその助手たち、掃除婦のエロイサとミリアム、庭師のニョエン親子にもクリスマスギフトとしていくらかあげなきゃならない。あっ新聞配達のおじさんの分忘れた。さっき台所の片づけが終わった夜の8時過ぎにターゲットに行ってギフトカードをそれぞれ買ったきたけど、駐車場がほぼ満杯。今気が付いたけどクリスマスカードを買うのを忘れたよ、あやや。ターゲットでさえ去年より物価が高くなっている気がする。アメリカはインフレしてる。旦那の誕生日がなんとクリスマスなので彼にはどっさりプレゼントを用意することにしている。義母は彼の名前にちなんだ聖人の日に贈り物をしてるけど、私はクリスチャンじゃないから面倒くさいことはしないのさ。明日はキンバーんちでメリーケイのお試しメイク会。駐在員の奥さんたち2，3人にも声を掛けたので楽しくなるかも。図らずも、実はビジネス紹介グループに入会したら、今後キンバーじゃなくて、そこの会員のバレリーから買うつもりだから、自分の代わりに少しキンバーに友達を紹介できることになった。お土産にはお通じが抜群に良くなってコレステロールが減る、というオートブランマフィンを焼いた。ちょっと目を離した隙に旦那が一個食べてしまった。油断も隙もない。

  2006年12月14日

• ビジネス紹介グループの朝食会が

  ７時から山手のロッジ（レストラン）で会合があると言うので、６時起きして雨の中向かった。メンバーじゃないのでビジターの立場、通常の加入方法であるスポンサーもなし。$12.00払ったのに朝食なんて食べる暇ない。メンバーは気の良い人たちばかりのよう。全て小企業の経営者。幹事のケイトはカイロプラクター、他には弁護士から税理士からマッサージセラピストに○リーケイの化粧品販売等いろいろ。グループ内に各業種から一人ずつ集めてお互いの顧客に仲間のビジネスを紹介し合ってお互いのビジネスを伸ばしていきましょう、というのが目的。私の業種に空があったのが今日のグループ。私を受け入れるか受け入れないかは彼らの自由。私自身があまり顧客を持っていないのではじかれる可能性大。自己紹介もビジネス紹介も彼らを印象付けられたかどうか疑問。駄目だったら別の方法を探さなきゃならない。辛いなぁ。参加者はアメリカ人のゴーゲッタータイプの人たちじゃなくて、（当たり前、彼らに紹介システムはいらないか）交流の時間も私は壁の花になることもなく、目が合ったらすぐに会話できて中々雰囲気が良かったので、このグループにできれば入りたい、と思う、参加費が高いけど。

  2006年12月13日

• ここのところ雨ばかりなので

  クリスマスライトを屋根に付けようとして中断したまま。いままでリースに小さな電球が付いたのを使っていたけど、毎回たわみを付けなきゃならないのが面倒くさい、と思って、一番スタンダードなライトを選んで、雨どいにくっつけるフックで固定しようとしたのだ。が、やたら時間が掛かるし、既に２個の電球が割れてしまったしで、結構やる気がそがれているのが現状。旦那は飾りつけに興味がない、で手伝うつもり皆無。クリスマスツリーは、これもまた10年前に考えなしに７フィートの人工物を買って、毎年組み立てと解体にウンザリしている。10年分生木を節約できた、と褒められてもねぇ。あぁ何でうちの家族って残らず面倒くさがりやなのだろう。移ってきて1ヶ月過ぎてしまったけど、ジャスティンのオフィスにいるのは、彼のアシスタントのアリス、メキシコ系担当のエレノア、ベトナム系担当のビクターぐらい。去年はインドネシア人の若くて陽気なビーマが居たのに、滅多に顔を見せない。ビクターも居たり居なかったりだし、私もついつい昼食取りに家に帰ってしまうとオフィスに戻らずに家でだらだらしてしまう。だってオフィスは昼食を取れる雰囲気じゃないのよねぇ。かといって外食できる経済状況じゃないからさ。今月は売り上げ成績に顕著に私のだらけブリが伺える。業を煮やしたジャスティンから流行のソーシャル＆ビジネスネットワーキンググループに参加しろ、と明日の朝７時の朝食会議を設定されてしまった。元社長からも会う度に発破掛けられてウンザリ。ビジネスリードも買わなきゃいけなかったし、本当にお金が出て行く一方。ツクヅク私って営業向きじゃないのよぇ。

  2006年12月12日

• 近頃寒い中、山で遭難した事故が続く

  ハッピーエンドだったのはサンタクルーズ山脈のハイキングコースで、午後軽い散歩の出かけたカップルが５日間の遭難の後、ボランティアの近所のハイカーが発見して無事救出されたもの。旦那さんはフランス軍でサバイバル技術を学んでいたから助かったとか藪が深かったので凍えずに済んで助かったとかで、良かった良かった、と思っていたら今日の悲劇。オレゴンの雪山の中でおととい行方不明になっていたサンフランシスコの家族のうち、携帯電話のPingのお陰（何しろ旦那さんはCNETの記者だったから）と旦那さんのお父さんが雇ったヘリコプター救助隊によって、奥さんと幼女二人が9日ぶりに救出されたのに、旦那さんは助けを求めて彷徨い、力尽きて今日8マイルも離れた場所で遺体で見つかったというもの。彼らはかなり裕福な家庭だったみたいだけど、奥さんの心情を考えると本当にお気の毒。旅行中に無理なことをしたら絶対いけないよね、特に幼児二人も抱えていたら。それと自動車にGPS積んでおくべきかも。今年、クリスマスプレゼントに小型のGPSを買う、と数人から聞いたけどいい考えかも。数年前タホのスキー場でサンノゼの小児科医が反対側の尾根から下りてしまって春になって遺体が見つかったというのもあったし。あの時彼女の旦那さんが疑われたりして気の毒だった。この辺りのスキー場もリフトが止まるのが早いし、3時過ぎても滑っていると辺りに誰も見えなくなって怖い思いをしたことがある。雪山って本当に怖い。でもクリスマスにはスキー行くつもりだけどさ。旦那の従姉の旦那いわく「クリスマスにスキーしているのはユダヤ教徒かイスラム教徒だけだから空いてるよ」だって。そりゃ、あなたはユダヤ教徒だけどさ、義母（敬虔なカソリック）はあまり面白くなさそう。

  2006年12月07日

• ハイジャッカー

  週末、旦那が大声出して娘を呼び、その後「見せたいものがある」とコンピュータ部屋に行くと、娘のアカウントで開いたパソコンの背景に二人の白人男性が裸で○○している画面が。。。大ショック。うちは家族四人が別々のIDで一つのデスクトップを使っている。一瞬、私がアクセスしているオンライン小説サイト諸々が頭を掠めたけど、そういえば自分はずっと自分のラップトップを使ってるし。。。娘が何かと言えば「グウゴゥすれば」と馬鹿の一つ覚えみたいに言っているので、多分娘がゲイで検索でも掛けたのかも。早速旦那が息子と娘のIDに「親制御」を掛ける。しっかし、娘もそんなことに興味が出るようになったのねぇ。あんまりゲイについて話題にするのをやめなくちゃ、と思うけど、身近に居るとついつい旦那から差別発言がボロボロ。妹と義母の乳がんで旦那も私もインターネット検索する毎日。今年は寄付を乳がん基金にした。いつもは旦那が学生のころ留学していたトーゴというアフリカの国の青年協力隊に寄付していたのだけど。先週はDMのジャスティンはサンクスギビングから1週間以上も家族旅行だったらしい。聞きたいことがいっぱいあったのに当てにならない奴。今朝（こっちは月曜日）も午前中来やしない。やっと取り掛かったウェブベースの研修コース、知らなかった、こんなにこなさなきゃならないカリキュラムがあったなんて。しかも単元ごとにテストが。。。。あやや、知らないって怖い。

  2006年12月05日

• 霜

  先週から寒い日が続いている。毎朝霜で前庭も近所の屋根も真っ白だ。二日前になってやっと寒いと体が気づき、ジャケットをヘビーなものに変えた。先週まで忙しかったから気付かなかったらしい。子供たちと毎朝学校まで歩くことにして早２ヶ月。今のところ何とか続いているけど、寒さに負けそう。誕生日に買ってもらったトレッドミルには、二日に一遍が精一杯。夜、やっと台所を片付けた後に洗濯があると乗る気になれない。走っているわけじゃなく精々早歩きなんだけど、テレビを見ながらやれたら最高、と思ってテレビのあるプレイルームに入れてある。確かにテレビを見ながら出来るけど、頭をテレビのほうへ向け続けると結局首や肩が痛くなるので、近所の裕福なインド人マノジが言うように天井からフラットスクリーンテレビを入れたくなる気持ちが判る。彼らはDVDプレイヤーをパネルに貼り付けて歩いている。私も自分のノートブックを貼り付けてDVDを見ながらやってみたい、と思うが旦那に知れたら大事さねぇ。今着ているピーコートはカシミアの紺で、最初の旦那の義理の母にもらったもの。同居し始めてすぐに彼女は赤のカシミアコートに買い替え、お古が回ってきたのだけど、彼と離婚した際に彼女に返したのに、すぐ、送り返しされてきたもの。多分20年物。受け取った時、ちょっとムカついた。文字通り「坊主憎けりゃ袈裟まで憎し」。今思い返してもムカつくとんでもないお姑さんだった。コートなんて捨てればいいのに、つい便利で着てしまう私って馬鹿。

  2006年12月01日

• お化粧

  バレエの発表会が済んだので、夜、宿題に充てる時間が確保できるようになり、ロビンやトビィを家に連れ帰っても大丈夫になった。といっても日本語の宿題は時間があるなしより子供の気分によるところが大きいけど。子供たちを見ながら台所でノートブックで仕事、というか遊びだか、できるようになったので、子供たちにとっては迷惑らしい。結局寝室にお菓子を持ち込んで遊んでいたりする。後でこっぴどく怒られるのに懲りない奴。廊下の鏡の前で息子（７歳）がTシャツの首を腰まで下げて裸で居るので、何をしているかと思ったら、娘の化粧セットを持ち出してアイシャドウだの口紅だの果てはマニュキュアまでし始めた。最後はジーンズを頭に被って女の子の仮装だそう。ロビンと一緒にTシャツがスカートで、ジーンズはロングヘアーのつもりだそうで、笑いが止まらなかった。多分息子は娘がバレエの舞台化粧をするのに触発されたと思うのだが、ロビンんちは女きょうだいが居ないので仮装を私に見られたのがとても恥かしかったらしくすぐにマニュキュアも取ってしまった。お陰で化粧おとしでバスルームがぐちゃぐちゃ。夕食時に話題に持ち出すと、息子はロビンがマニュキュアを塗るのが上手だったと感心していた。息子はあまり恥かしいとも思わないらしい。どうも姉と自分があまり違わないと思っているらしくて。。。。去年、息子は姉と結婚するのだと思い込んでいた。おいおい、じゃぁロビンとトビィはどうするんだよ、と言ったら初めて気が付いたらしい。娘の友達のジョシュアも３年生のとき、どうしてもドレスが着たくて、母親のキンバーはここで拒絶すると返って良くない、とドレスを着させてあげたそうで、そのままPTAの主催する資金集めのレストランに夕食を食べに行って、知り合いだの友達だのに見られて当惑した、と言っていた。２年前ぐらいのハロウィーンイベントの時、デイケアでよく見かけていた男の子、息子より１，２歳上、が「チアリーダー」のピンクのコスチュームを着ていたときも衝撃だった。連れていたお父さんはやはり当惑気味だったけど、きっとキンバーと同じ理由で着せたんだろうな。今年は彼はゴーストかなんかのコスチュームだったから、やっぱり一過性のものだったらしい。

  2006年11月29日

• 毎晩、大好きなヤオイサイト巡りもせずに

  乳がん関係のウェブサイトに漂っている。「史上最凶」さんの日本医療現状について痛快な批判にへぇ、と感心する。何しろ私も乳がん予備軍だという意識があるので。妹の骨転移で「イタイイタイ」と訴えているが、色んな人の闘病記を見てもやっぱり「痛み」との闘いのようだ。日本のサイトだと再発・転移についてのその後の記述があまり無くて「処置無し」という訳じゃあるまいし、と結局はアメリカのサイトを頼りにする。ここじゃ再発・転移について詳しく説明してあるので、「緩和ケア」以外の生き方の選択についても触れてある。アメリカは進んでいるかもしれないけど、保険がどこまで払うか、どんな保険に入っているか、で受けられる治療だって限られてくる。もし私が癌になったとき、旦那がどこかの会社に所属していて、未だグループ保険に入っていればいいけど、そうじゃなかった場合は目も当てられない。アメリカの医療費は何しろべらぼうに高いから。自己破産者の多くは多額の医療費債務者という。ちょうど今朝のラジオでシュワちゃんが、健康保険改革に着手する、と宣言していた。去年、彼はなんだかんだ言いながら労災保険のレートも下げたし、偉い奴っちゃ、と評価する。話は変わるが、去年少し体調が悪くて生命保険に入ったほうがいいのでは、と思ったことがあった。今でも入りたい気持ちは変わらないが、それを伝えたときの旦那の台詞が凄い。「あんたが死んでもお金には困らない。返ってあんたに掛かる出費が無くなるし、すぐに別の女と結婚するかもしれないし」なんて、のたまったのだ。絶対お前より長生きしてやる、と心に誓った瞬間だ。以前、離婚が話題になったときも、「離婚手当を払いたくないから離婚しない」発言をした旦那。膨大な医療費残して死んでやろうか、とも思った瞬間。現実は子供も二人居るし、今から大学も行かせなきゃならないし、そんなことしないけどさ。

  2006年11月28日

• サンクスギビングとくるみ割り人形バレエと

  妹の骨転移のニュースが重なって、とてもブログする気分じゃなかった。サンクスギビングデーには当然義父母には七面鳥を焼いた。あまり食べない人たちばかりなので14パウンドの七面鳥は大きすぎたらしく沢山余ってしまった。彼らにレフトオーバー料理を2種も食べさせて、今朝送り出した。暫くサワークリームもヘビークリームも見たくない。パンプキンパイも娘がガンガン食べるので4つも焼くことになった。妹のニュースに義母も2歳年下の妹を50代前半でハートアタックで亡くしているので、私に非常に同情的だった。義母は明日からキモの予定。82歳の彼女、キモ自体は4回だけらしい。クリスマスは多分私が向こうに行って料理することになるだろう。年が年だけに副作用が酷くない様、祈っている。くるみ割り人形バレエの出来はまぁまぁ。何しろ旦那もパーティーシーンに参加したから、面白さは倍。調子に乗って彼は来年以降も引き受けるつもりでいる。娘はもうすぐトゥシューズなので、待ちきれない様子。私も待ちきれない。とりあえず大仕事が終った気分、今回は何もボランティアしなくて済んで、ちょっと物足りない感じ。その分料理ばかりで水曜日からずっと台所にいた感じだけど。ウッドマン家族が総出で出演していたのにはビックリ。長女のジェシカは金平糖の精を踊るぐらい上手になって、他人の子の成長を見て時間の流れを感じる、とはこの事。妹のニュースは大ショック。夏に会ったとき、髪の毛こそないけど、本当に元気な様子だったから。ここのところ夜間は乳がんのウェブサイトめぐりをしている。色々情報があって助かる。妹も「ファイト一発」って感じで、漲る闘志ギンギンなので、この調子だとずっと経過がいいのじゃないか、と期待する。随分前だけど友達のお母さんが40そこそこで乳がんになり、結局10年後に亡くなってしまったのだけど、弔辞を述べるお父さんが、「よく10年間闘病した、頑張った」と言っていたのを思い出す。彼女は友達の結婚式もカツラで出席したし、家族のために本当に頑張って生きたのだ。妹の下の子は未だ2歳。頑張れ妹、10年と言わず、20年でも30年でも行き続けてくれ！

  2006年11月27日

• 今こっちはまだ月曜日の夜の十時

  明日は学校が早帰りの日。水曜日から義父母がくることになっているので明日の午後は買い物しなくちゃ。なんとまだ七面鳥も買っていないのさ。だって冷蔵庫に入らないんだもん。皆小食だから大きい鳥を買えない。でも小さい鳥はやっぱり肉付きが悪くて美味しくないんだよねぇ。他の日本人家族は七面鳥じゃなくって唯の鳥を焼くところが多いんだと。うちは大抵の家庭と同じで感謝祭は七面鳥、クリスマスはハムかポークロースト、復活祭はハムなんだよねぇ。さぁ、気合入れて買い物しよっと。できることならクリスマスの買い物も速めに済ませてみたいものだ。出来たためしがないけど。先日ギフトカードが何千万ドルも無駄になっている、と新聞に出ていた。私も使うの忘れてしまったギフトカードがある。どうせなら現金にしろ、だよね。自分の収入が急激に減って支出が増えているので買い物が怖い今年の買い物シーズン。性格がみみっちくなってしまう。うちはデパートはおろかコールズもマービンズもチャージカードを作っていない。渡米間もない頃電化製品を揃えるのに割引が効くシアーズカードを作ったら、いろんなオプションを売りつけられて訳の判らないチャージが付いたり、日本に帰省中に請求書が来て小切手を出せなかったら延滞チャージが付いたりしたので、便利より、詐欺感のほう強かったし、すっかり嫌気がさして、それ以来割引チャージカードを作らないことにしている。唯ガススタンドのシェルカードぐらいは作りたいなぁ、とシェルの看板見るたび思うけど。マイリッジがたまるクレジットカードも作ってないし、さ。

  2006年11月21日

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