一週間が過ぎました
あれから一週間が過ぎました。21日密葬24日が初七日のお経でした。あと数日後に本葬を迎えます。喪主として悲しみに慕ってばかりいられない毎日ですが、 時折、激しい悲しみが襲ってきます。 今春、奇跡的な回復を見せてリハビリで作ったキーホルダーです。 金具の部分は手伝って貰ったそうですが、上手にできたと褒めていただいて、リハビリ棟のウインドウに転院まで飾って頂きました。その後、嬉しそうな顔をしてあっくんにあげるって、僕が貰いました。ポッケから落とした時、鈴の音でわかるようにと言うので、鈴も付けてもらいました。そして、鈴は縁起が良いそうです。僕の宝物です。 半年前は、こんなに元気だったのに、お正月を楽しみにしていたのに、来年の桜を楽しみにしていたのに残念です。 医療機関にも恵まれたと思います。1月から6ヶ月も東京医科大学八王子医療センターで診て頂き、自宅静養が出来るほど回復しました。ワンクッション置いてリハビリ型介護病院へ転院しました。そこで、再び心不全の発作で、普通では転院できない東海大学八王子病院で受けて頂けました。そこでも奇跡的に回復して、元の介護型病院へ戻るのが普通なのですが、母は、持病がありますので無理なんです。現在の医療システムでは、病状が安定している場合は無理なんです。政府は、医療機関の整備ということで、急性期病院、回復期病院、介護型病院の枠組みと言ってますが、母のような病状では、どれも該当しないんです。なににろ、11ヶ月で6箇所も病院を変えましたから。 9月1日から最後まで診て頂いた病院は、救急病院です。当然救急車が毎日来ます。ICUもあります。リハビリ棟もあります。老人の病院ではありません。脊髄から髄液の検査も、CT、MRIの検査も、体中すべて検査をして頂きました。母のように転院を繰り返している老人が入れる病院じゃないんです。なぜ、このようなことを書くのかと言いますと、今の医療制度では、助かる命も助からないで終わる人が多いのです。人材と財源の問題と思っている方々が多いと思いますが、それだけではありません。この件は、落ち着いたら書きます 。 母が長期間、救急病院に入院できたのは、今まで書くことをひかえていましたが、僕の従妹が、そこの病院のナースだからです。そして、もう一つ、ブログでは書けない事情がありました。ですから、医師の説明も隠すことなく、高熱の原因は痰を取る吸引管で、気管に傷が付いて炎症していると思われる・・・( ̄Д ̄;;これは事故でもなく過失でもないんです。治療行為ですから。抵抗力が衰えた人ならば誰でも起こり得ることなんです。 後期高齢者医療制度では、来年4月から、 85歳以上の高齢者は、延命処置をしてはならない。皆さん知ってますか?延命処置とは、気管挿管、気管切開で人口呼吸器を付けてはならない。つまり、85歳以上は死ね!と言うことなんです。 病院側も猛烈に抗議しているようです。医療スタッフが少ないだけでもないようです。都市部の大きな病院へ経験のため集中しているのです。なぜ?産科で都立病院で2件も悲惨なことが起きたのか?それは、都が人件費を絞めているからです。都立病院のナースさんは、患者16人に一人のナースです。宿直医は1病棟に1人です。その一方で、少子化対策で12歳以下の子供の医療費は他県に比べ、お安くなっています。そこに財源をあてるより、子供を産めるように財源を工夫したほうが少子化対策になるように思いますが?うぅぅぅ~~~知事も事務次官も・・・・・これ以上書くと強制削除されそうなので書きませんが・・・・・( ̄Д ̄;; 母が入院した病院は、患者6人に1人のナースさんです。宿直医は、各階に1人でした。母は恵まれていました。