パリのなんちゃって寿司屋
今、パリでは日本食がブレイク中。以前は「生の魚なんて食べられない」なんて言ってる人ばかりでしたが、今そんなことを言ったら「え?今どき?」なんて思われそう。先日見たフランス映画でも、主人公の同僚が普通にお昼に買って来たパックの寿司をつまみ、キリンビールを飲んでいるし、その主人公が家に帰ると、奥さんが寿司をつまみながらアサヒビールを飲んでいました。ちょっと前ならフランス映画で寿司がそうやって出てくるなんてことはありませんでしたが、今はお寿司がそれだけ一般人の生活になじんでいるということなのでしょう。このブームに乗って、日本食屋をやりたいという人が増えています。なかには日本人にはいかにも怪しげに見える看板も・・・。例えばこれ↓決して間違ってはいませんが、文字がちょっとヤバイ・・・。こういうのもありました↓字がさらにヤバイですね。プラス、「にほんりより」って・・・。立地条件のいいところにある店なんですけどね、これでも。それからこれ。あらら・・・やっちゃいました・・・↓「ニ」と「こ」は確かに似てますけどね・・・。そして最後に極めつけ↓「おいしい」って書きたかったのかと思ってたんですけど・・・。看板の上の方を見てください。「幸しい」と書いて「SHIAWASE」と発音するらしいです。外から見てる限り、この手の店のお客に日本人はいませんが、私は一度だけ入ったことがあります。安いんですよ、とにかく。焼き鳥5本に巻き寿司が少し、それにお味噌汁となぜかご飯がついて、当時のお金で38フラン(1フラン=約18円)。プラス、皆さんにお酒を一杯サービスということで、食事の最後におちょこが出てきます。これが・・・酒と言っても中国のきつーいお酒。おかげで日本酒を味わったことのない多くのフランス人が酒イコールこの中国酒だと思い込んでおり、「サケは嫌い」と言います(怒)。クリックよろしくお願いします!→