ボンジュール･ド･パリ

[日常の出来事] カテゴリの記事

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  A LA RENTREE

  ７月にバカンスに行く人あり、８月にバカンスに出る人ありで、なかなか約束して会うのも難しかったりする夏の時期。結局お互い忙しいし、"? la rentr?e"ということでってことがどうしても増えてきます。? la rentr?e=休暇明け、新学期に。特にフランスは９月から新学年が始まるので、夏の終わりにやたらla rentr?eという言葉が見られます。百貨店やスーパーなどでrentr?eコーナー。文房具やカバンなど、新学期に必要な数々のアイテムが売り場に並びます。８月の初めくらいはこんなコーナーを見てもなんとも思わないのですが、今頃の時期になるとちょっと焦ってきます。そして数々の人々と交わした約束、「休暇明けに会いましょう」。ちょっと憂鬱。皆に会うのはうれしいんだけど、いっぺんに重なるのもなあ・・・みたいな。まあでもこう重なってしまうのは自分の責任でもあるというか。そう、私もいよいよバカンスなのです。今週末から日本に一時帰国します。なんだかちょうど台風が来てたりするらしいので、果たして目的地に無事着けるかどうか？という問題はありますが・・・。とりあえずフランス側から出発することはできそうなので、万一どこかで足止めなんてことになったらまあブログ用に１つネタができたと思って喜ぶことにします。ほんとにそれがネタになったら笑ってください。気候と言えば、暑さも心配ですねぇ。こちらで猛暑→ようやく過ごしやすくなったころに夏バテというパターンを乗り越えたと思ったらまた猛暑の中に突入するのもちょっと不安。年に２回も夏バテになったらシャレになりませんし。７月の暑かった頃は、←こんな格好で行って、→この格好で帰って来る。って思ってました。夏に帰るのは実は初めてで、夏はいいなー、服装が楽で。飛行機の中がちょっと寒いかもしれないから、これにカーディガンくらいあればいいかくらいの感じだったんですけどね・・・。今また２０℃前後になったので、上のような格好で行くのも不可能じゃないですが、帰ってくる９月上旬がヤバイでしょうね、さすがに。「え～、またちょっと暖かいところに行けるなんてラッキーだよー」なんて日本の湿気たっぷりの蒸し暑さを知らない人は簡単に言ってくれるけど・・・。６年もこんな暑さを回避してきた私にはちょっと不安だな。それにこちらでのダラダラ生活に慣れてしまった私が今、日本などという皆がきれいにオシャレしてる国に帰るとダサいかもしれないという不安もあり。こちらに来てから１年も経たないうちに一時帰国したとき、道行く女性の美しさにほんとにびっくりしたことがありましたし。持っていく服にも靴にも気を使うなー。日本に帰ると急に人の目が気になる・・・。びっくりしたと言えば、行く前にいきなりカルチャーショックなんですが、１０００円札っていつから変わったんですか？？？円に両替に行ってびっくりしましたよ。家に旧札が残ってるんですけど、これって使えるんですよね！？しばらく帰ってないうちに、出国前から浦島太郎状態ですわ。こりゃあ、おじけづいて実家から一歩も出れないかもね。・・・そうなったらまあブログでもやることにしよう（笑）。また毎日更新してたらほんとに一歩も家から出てないんだな？と疑ってください。ははは。とりあえず日本に帰ったときの楽しみはこれ↓********************************************************************************関西空港は世界４位　トイレと入国審査は世界一　英国の航空関連調査会社「スカイトラックス」が実施した２００６年の世界の空港ランキングで、関西空港が総合部門で４位になったことが２４日分かった。部門別では、公衆トイレの清潔さと入国審査が世界１位、旅客ターミナルの清潔さと手荷物の取り扱いが２位だった。スカイ社はこのほか「従業員の質の高さ」を評価の理由に挙げている。********************************************************************************以前ネットで読んだ記事の抜粋なんですが、へーって感じ。入国審査が１位ってどういう面で１位なのかな？って思うけど、愛想がいいと気分いいですよね。手荷物の取扱いがよいというのも安心。パリの空港は何位なんだろうな・・・。さて出発前でいろいろと忙しいので、バカンス前の更新は今日が最後ということにします。休み中は・・・きっとまたネタがいろいろとできるだろうし、ずっとお休みということはたぶんないと思います。ネタはできたそのときに書かないと新鮮さがなくなるしね。それにこれもまた「? la rentr?e」なんて言っちゃうと、帰ってきたときに書くことがありすぎて鬱になっちゃうだろうし。そんなわけで今後しばらくはサプライズ更新！どうぞお楽しみに。パリネタはまた帰ってきてからになりますが、パリの話を楽しみにしてくださってる皆さん、帰国後もまたよろしくお願いしますね。それでは。A　BIENTOT!いつも応援ありがとうございます。「BON VOYAGE!」と一発クリックよろしくお願いします！→　も開館中!　パリの日常の風景の写真を展示しています。

  Aug 17, 2006

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  スーパーでの密かな楽しみ♪

  昨日はフランスは祝日でした。ということは８月もちょうど半ば。そろそろ夏も終わりかなと悲しくなる時期です。幸い気温は２０℃前後で安定していて前みたいに寒くないのがありがたいですが、曇りが多くて野外に出るのはちょっとつまらないかも。今年も８月になってからピクニックとかの計画を立てて見事に失敗しましたので、来年は７月にいろいろやっておきたいなと反省しています。昨日の祝日は特に出かけることもなく、ボーっと過ごしてしまいました。出かけたってバカンスシーズンですでにゴーストタウン状態と化してる上に、さらに祝日で開いてる店もないし。食事に出ようかという話もあったんですが、行っても開いていないかもしれないしということで止めました。こんな感じでフランスは日曜・祝日は開いている店が非常に少ないんですが、スーパーは最近便利になってきまして、祝日でも午前中営業してくれるところが出てきています。週末の買い物は金曜か土曜日にできるので日曜に閉まっていてもまあ大丈夫なんですが、祝日の場合は必ずしも前日に買い物できるとは限らないので午前中開けてくれていると非常に助かります。と言ってもすべての祝日がこんな感じではないので要注意ではありますが。去年の夏にも同じことを書きましたが、夏のスーパーって野菜とか果物とかやばかったりします。こちらに来て初めて腐った果物が平気で売り場に並んでいるのを見たときはショックでしたね・・・。売り場の人が休みなのか仕入先が休みなのか不明ですが、いくら仕入がストップしてるからと言って売れなくて腐ってるものを放置しなくても・・・って思うんですけどね。今年はそれでもまだ野菜や果物は普通に買えているほうだと思いますが・・・。さて野菜や果物を買うと言えば、旅行でフランスに来ていた時代、そしてこちらに住むようになって長年経つ今でもうれしいのが野菜や果物を自分で袋に入れて自分で量るというシステム。こんな↓量りが売り場に置いてありますよね。リンゴならリンゴを好きなだけ袋に入れたら、この量りに載せてリンゴのボタンを押すと、ピーッと値段が書かれたシールが出てきます。これを袋に貼ってレジに持っていくというシステムです。日本でももと仏系スーパーがこのシステムを取り入れていたそうですね。私はこれがうれしくて。ところが最近、あちこちのスーパーでこのシステムを廃止する傾向にあるように思います。ときどき行くスーパーでもちょっとした改装があった後に野菜売り場で量りを探したけれどどこにもなく、店員さんに聞いたら「ああ、それはレジで」と言われたこともありました。そう、今は自分で袋に詰めたものをレジに持っていくとレジの人がそれを量って値段がそのままレシートに登録されるというシステムになっているところが増えているんです。これはちょっと寂しい・・・。これって簡単に不正できるからなんでしょうね、きっと。だってリンゴを４つ入れた袋を自分で量り、４つ分のシールを貼った後に５つ目を入れたところでレジではわかりっこないんですもの。実際にそんなことをやってる人を私自身は目撃したことはありませんが、ないとは言えませんよねぇ。ただレジで量る場合、今度はお客の方が注意しないといけません。たまに間違われて別の品物のボタンを押され、キロ当たりの単価がえらく高くなったりすることもあるので。お客の側からすればやっぱり自分で量るほうが安心ですよね。今のところ私の家の近くにある、私が一番よく利用するスーパーでは自分でシールを貼れるので、まだ楽しみは残っているのですが、これが廃止になったら悲しいだろうな・・・。いつも応援ありがとうございます。今日の日記、面白かったなと思ったら、一発クリックよろしくお願いします！→　も開館中!　

  Aug 16, 2006

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  寒くなったり暑くなったり・・・。

  タイトル通り、変なお天気です。変って言っても今日は暖かかったのでよかったのですが。フランスは明日が祝日なので、休んでいるお店がひときわ多いです。おかげで今日は美容院にも行けず、薬局にも行けず・・・。夏休みじゃなくても今日休んで週末から火曜までお休みにするという｢ポン（橋）｣という技を使ってる人も多そうで、メトロも空いていました。ただ暖房入れたの？ってくらい車内が暑いんですけど・・・。今日は、気温がちょっと上がった今のうちにとばかり、最近また気になっているス○バのフランボワーズのフラペチーノを試しました。紅茶とのミックスらしいです。おいしかったけど、バナナの方がクリームとか乗ってるしお得な感じがするな・・・。以前も日記に書きましたが、ここでは毎回お客は名前を名乗らなければなりません。一番最初に行ったときはまさか名前を聞かれるなんて思いもしなかったので、お名前は？と聞かれて素直に苗字を行ったところ、｢あ、いえ、ファーストネームを・・・｣と言われてしまいました。聞いたことのない外国の名前でパニくった上、ファーストネームならと思ったら結局ファーストネームだって外国人名で、慣れていない店員さんは焦ってしまい、私の名前はぐちゃぐちゃに・・・。この苦い経験から、毎回芸名を名乗ることにしています。セリーヌ、アレックス・・・と来て前回はNANA。いつも日記を読んでくださってる方にはピンと来たでしょうけれど、そう、あのマンガのNANAです。これなら発音も聞き取りやすいし、相手も間違えようがないだろう・・・。さらに店員さんがマンガ好きだったら受けるかもとそこまで考えていたのに・・・。いざ｢NANAです♪｣と言ったら相手は「え、NANA?」となんだか怪訝顔。あらら・・・と思いつつその場をクリアーしたんですが、なんとなくこの件がひっかかって１日尾を引いてました。それでふと思ったのが、これ↓NANA（女）（話）　女；娘そう、フランス語でNANAって女の子って意味なんです。文語では使いませんが、会話ではよく使う言葉です。日本で「娘です」って名乗ったら、モーニング娘。か？と思われるという可能性はあるわけですが（ないない）、こちらでは「娘です」は完全にヘンですね。日本名でわかりやすい名前と思うあまり、フランス語の意味を考えてませんでした。（余談ですが、「ムスメ」という日本語、実はフランス語にそのままムスメという発音、意味で日本語からの外来語として存在するそうです。ただし若い世代の人には通じないそうですが）。そういうわけで今日は写真のごとく、キムと名乗ってみました。由来は・・・。今も必死で見てる「２４」の大嫌いなキャラクターなんですけどね。お金を払ってから注文ができるのを待つ間、カウンターで待っていたら店員さんがやたらこちらを気にしてチラチラ。目が会うと、ボンジュール♪そしてある注文ができたとき、私の顔をまっすぐみて「YUKA～！アイスカフェラテできました～」と言うではないですか。しかし私はYUKAという名前でもなければアイスカフェラテは注文していない。そしたら横にいた欧米人の女性がアイスカフェラテに反応して前に進みました。カップに書いてある名前は汚い字で「YARA」。どうやら彼女のらしかったです。こちらをやたら気にしてた店員さん、たぶん「お～、日本人♪」って思ってたんでしょうね。それでついYUKAと読んだのではないかと・・・。そしていよいよKIMの番です。「KIMさんのフランボワーズ・フラペチーノ、できました～」私がまさかKIMだとは思ってなかったんでしょうねぇ、店員さん、え？って感じでした。ただしこの名前は発音しやすいのが特徴。店員さん、気を取り直して「ありがとう～、よい１日を、KIM～!」私が偽名使ってるってあんまし思ってないかもね。なんかちょっと悪かったかな。さて次は何て名乗ろうか（笑）。いつも応援ありがとうございます。今日の日記、面白かったなと思ったら、一発クリックよろしくお願いします！→　も開館中!　パリの日常の風景の写真を展示しています。

  Aug 14, 2006

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  cent mille mercis

  今日、当ページの総アクセス数が１０万を突破しました！このブログを始めて１年と３ヶ月プラス１６日。始めた当初はページの作り方とかよくわからなくて、いちいち自分のページを開いて確認しながら作業していたので当時の１日３０アクセス中半分くらいが自分みたいな感じで、記録のところに18:16 iqcot18:30 iqcot19:02 iqcotみたいに自分の名前が並ぶとなんだかガーッと落ち込みたい気分になったものですが（笑）、さすがに総アクセス数１０万のうち半分の５万がiqcotというのは想像に難いので、これもひとえにいつも来てくださる皆さんのおかげと喜んでいます。ほんとうにありがとうございます。ちなみに昔、当時の楽天のお仲間の皆さんがやってらした人気ブログランキングというものに参加したのですが、登録しただけでちょっと放ったらかしになってました。ところが最近、お仲間のページでランキングの話をちらほら見かけて、ふと自分のランクが気になったので確認してみたところ・・・。昨日の時点で４７位でした。激戦のなか、まさか５０位以内に自分が位置しているなどとは思いもせず・・・。ほんとにサプライズでした。クリックしていただいているということは読んで面白かったと思ってくださった方がいらっしゃったということと勝手に解釈し、ほんとにうれしくなっちゃいました。ランキングの方は、上を見たら一日何百人という私の一日のアクセス数よりはるかに多いクリックを集めてらっしゃる方のブログばかりで、その中に混ぜていただこうなんてそんな野心はございませんが、今くらいの位置にずっとのんびりといられたらうれしいな。というわけでこれからも今後も面白かったなと思われる日記がありましたら、をクリックいただけると非常に励みになります。１０万を超えたからまた一から出直す気持ちでとかそんなことは一切なく、これまで同様また好き勝手なことを書いていくと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いします！も開館中!　パリの日常の風景の写真を展示しています。

  Aug 11, 2006

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  リード・マイ・リップス

  ようやく木曜日が終わり、そろそろゴールが見えてきました。例の同僚が来週の月曜に戻ってくるので、そろそろ急ぎじゃない限り彼女の仕事は｢これよろしく｣とメールで転送攻撃を始めています（くすっ）。ただしなぜか急ぎが多いのが悔しいな・・・。先日、ちょっと大きめのスーパーに寄りました。買い物をした後荷物を持ってメトロに乗らなきゃいけないのが大変だけど、こういう大きいところに行くと近所には売ってないようなものが買えるのが楽しみです。ずらり並んだレジはどこも一杯の人が並んでいます。並ぼうかなと思ったレジはさっと先に１人並ばれてなんだかケチがついたので、隣のレジの列につきました（レジ係、並んでいるお客さんのテキパキ度によりずいぶん待たされる時間が変わってくるのでレジ選びは慎重です）。そこはちょうど順番になった人が日本人の中年のご夫妻でした。遠いのでよく聞こえませんでしたが、レジの人がその方々に何か言い、奥さんのほうが｢あ、どうも。お世話になります。よろしくお願いします。｣と日本語で言うのが聞こえました。これが短い言葉ならなんとも思わなかったのですが、えらく長い文章だったので、ひょっとしてレジの人は日本語が少しわかるのか？と思いました（近頃少し日本語がわかるという人は珍しくなくなってきてますので）。ご夫婦は帰り際もレジの人に楽しげに日本語で話しているようでしたし。ということは私の番になればまた日本語で話し掛けてくるかな？なんて思いつつ順番を待つことに。ところがいよいよあと２人というところになってふとレジ横の表示に気付きました。｢私は聴覚に不自由がありますのでお客様の唇を読みます｣え？ちょっと意外な展開でした。読唇術と言えば・・・。｢リード・マイ・リップス｣難聴のために読唇術が出来る女性が勤める会社に、刑務所を出たばかりの男が入社、彼女のアシスタントになる。彼は毎日コピーを取ったりいわゆる雑用係として働き始めるが、ある日女性の読唇術という特技に目を付ける。という感じの話なんですが、ヴァンサン・カッセルが鼻に詰め物をしてまったく違った印象の顔で出演してたのがなんとも驚きでした。女性役は私の好きな女優、エマニュエル・ドゥボス。なかなかスリルあるサスペンスです。このタイトルにしてもそうなんですが、なぜフランス映画のタイトルをわざわざ英語に直すんでしょうね？これ、大きな疑問なんですが。で、レジの話に戻りますが、唇を読むってまさかそれで日本語を解していたのでしょうか？そしていよいよ私の番に。｢コンニチハ～｣とか言われるのをすごく期待してたんですが、最初に言われたのは｢メンバーズカードお持ちですか？｣ちっ、普通の対応か。その後も結局日本語では話してもらえず、おまけに同じものを３回打っちゃったとかでそれどころじゃなくなりました。こちらのスーパーってそういう管理がとても厳しくて、あ、間違えた、はい訂正ってわけに行かないんですよ。各レジ係は自分で取消をする権限がなくて、わざわざレジの責任者を呼んで処理してもらうことになります（別のスーパーでですが、一度この件で私は大喧嘩をしたこともありますが、この話は前にも書いた気がしますので省略）。セキュリティのためなんでしょうね、レジもわざわざ責任者が持っている鍵を差し込んでからでないと取消が効かないようになっているようです。責任者がやってくるのに少し時間がかかりイライラしましたが、なんとか無事に精算を終えてさあ引き揚げようとしたその時、｢アリガトウ｣とレジの彼から日本語が・・・。おおお、気付いてくれていたか、私が日本人だということに。しかしあのたどたどしさから見てどうも読唇術で日本語がわかるほどではないような感じもしましたが、真相はわかりません。で、ふと自分のことを考えてみました。果たして私の話すフランス語は読唇術的にどうなんだろうかと。フランス人ってよく見ると話すときに上唇があんまり動いてなかったりするんです。それにFとかVとか同じアルファベットを使う他の国と同様ちょっと下唇を歯の下に入れ気味にしたりする日本語にはない発音とかもありますし。そういうのってきちんとできてないとちゃんと読まれないですよね、きっと。スーパーのレジという状況でしたから大して話すこともなかったのが幸いだったかも。クリックよろしくお願いします！→　も開館中!パリの日常の風景の写真を展示しています。

  Aug 10, 2006

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  これって夏バテ？

  この一週間、ちょっと食欲がなかったりしてなんとなく疲れたなという感じはあったのですが、昨日はとうとう疲れの蓄積がドカーンと来たのか、一日ほとんど起き上がれませんでした。少し起きては疲れてまた寝るって感じで、いったい何時間寝たことか・・・。これまで日本にいた頃も、３年前の猛暑のときですら、もともと暑さに強いために暑さのために食欲が落ちるとかそういうのが一切なかったため、これまで全く夏バテ知らずでした。ですから夏が終わってちょっと痩せたとかいう人の話を聞くと羨ましかったものです・・・。私の場合、最近食欲は確かにありませんでしたが、だからと言って特に体重に変化も見られないし、第一夏バテを経験した事がないので、果たして昨日のような状態を夏バテの症状のひとつと呼べるものかどうかもわかりません。今日はこうしてPCの前に座っていられるし、少しマシになりましたが、これって何なんでしょうね・・・？クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Aug 6, 2006

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  タクミとトニーとジャックが気になる・・・。

  今日は８月３日。もう木曜ですね！ということは明日会社に行けば週末か♪今週は８月１日＝月曜だったような気がして、常に頭の中では１日ずれています。今日が木曜日であることも、水曜発売の雑誌を昨日買ったという事実を何度も思い出して確認しなければならないほど。仕事ではいろいろとありましたが、１日得した気分でうれしいです♪昨日は同僚事件にあまりに腹が立っていたので、長文の愚痴になってしまい失礼しました。でもこの事件のおかげでこれまで抱えていた心配がイッキに吹き飛んだので、まあどんなこともいいように考えればいろいろ出てくるもんだなと（笑）。それまでの心配とは、これまたくだらない話で申し訳ないんですが、1. 「NANA」のタクミはどうなるのか？前日「NANA」の古本をイッキに買い揃え、読み終わったところで１３巻が発売になっていることを知り買いに走りました。走ったというか、たまたまシャンゼリゼを歩いていてヴァー○ンの店があったので、ついでに寄ったんですけどね。ヴァー○ンはもちろん音楽が主の店なんですが、音楽以外にも映画、本といろいろ揃ってます。品揃え的に見ても雰囲気にしても私は同じような店のFN○Cの方が好きなので、ヴァー○ンに行くことは稀。このときもせっかく買うならやっぱりFN○Cで買いたいなと一瞬思ったのですが、１２巻の終わりが非常にドキドキする内容で切羽詰っておりまして、ヴァー○ンに足を踏み入れることにしたのです。あれはまだ恐ろしく暑かったときのことでした（あれから２０℃くらい温度が下がっています）。こういう店はさぞかし涼しかろうと思ったら・・・。そこはまさに地獄でした。冷房どころか窓すらない構造なので立ってるだけで汗が・・・。それなのに階段で３階まで上がらねばなりませんでした。マンガ売り場は結構きれいに並べてあって買いやすい雰囲気でした。これは来た甲斐があった！と喜んだのもつかの間、「NANA」のコーナーに行くとなんと１２巻までしかない・・・。ようやく１３巻が読めるという喜びはこっぱみじん、こんなに暑いのに心の中はイッキに零下となってしまいました。翌日、今度はほんとに買いに走りましたよ、FN○Cまで。しかし心配は尽きませんねぇ。どうなるんでしょ、タクミ。日本は１５巻まで発売になってるようですが、最後まで読まれた方、どうぞネタバレのないようお願いしますね。フランス語版はどうやら５ヶ月に１冊くらいしか出ないようで、順調に行けば１４巻発売は１０月頃かもなので。さて、心配の２つめ。２．「２４　-TWENTY　FOUR-」のトニーはどうなるのか？現在ようやく第５シーズン突入で、お待ちしている俳優の出現はまだないのですが、トニーも心配。このドラマ、まあ次々といろんな事件が起きますねぇ。それにこんなにしょっちゅう裏切り者とか出てて、アメリカのセキュリティーはほんとに大丈夫なのかと心配してしまいます。そして主人公ジャック・バウアーことキーファー・サザーランド、今度映画にも出てるみたいなんですが、予告編見たらこんな感じでした。やっぱり大統領守ってるみたいなんですが、「２４　-TWENTY　FOUR-」そのまんまみたいな。このドラマを終えないうちはイメージを変えないように同じような役をやってるんでしょうかね？でもあまりにも同じってのもどうかと・・・。イメージが付きすぎちゃうのもマズいんじゃないかって、これまた心配になりますね、キーファー・サザーランド・・・。さてあまりにもくだらない話になってしまったので、最後にちょっとパリの風景でも。メトロ１番線、シャンゼリゼ通りにあるフランクリン・ルーズベルト駅の入り口横の写真です。さすがに高級車が並んでいますね。ここの角を曲がれば、高級ブランド店が建ち並ぶモンテーニュ通りです。先日この通りにあるプラザ・アテネというこれまた超高級ホテルのルポを見ました。素晴らしいお部屋、レストラン、そしてこのホテルの名に恥じない完璧なサービス・・・。夢のような世界なんですが、フランス人だってやればこれだけ細やかなサービスができるのだから、やっぱり社員教育は大事だなって現実的なことを考えちゃったりして。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Aug 3, 2006

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  フランスで働くということ・・・（ため息）

  あー、もう腹が立つの何のって。今日は｢全くフランス人の仕事ぶりって・・・｣の愚痴愚痴日記。ちょっと長文になっちゃいましたので、お疲れの方はここでパスしてくださいね。いやあフランスってほんとに「引継ぎ」って言葉が存在しないのでしょうか？・・・というのは前にも日記に書いたような気がしますが・・・。私がフランスに来て前の会社に入ったときも、今の会社に入ったときも前任者はすでに辞めていましたので引継ぎなんてありませんでした。私が日本で働いていたときは、後続の人に迷惑かけちゃ申し訳ないと思ったから退職予定３ヶ月前にちゃんと上の人に話をしたし、引継ぎノートもしっかり作って辞めたのに。日本では今は派遣社員がどんどん活躍しているし派遣→派遣の場合だとそこまで長期間引継ぎとかできない場合があるかもしれませんが、少なくとも正社員→正社員の場合は会社側もきちんと引継ぎ期間を設けますよね。フランスでももちろん会社によっては引継ぎをきちんとするところもあるでしょう。けれど、上記の私の例だけでなく取引先でも新しい人は「さあ、前任者からは特に何も聞いてません」という場合が多すぎ。引継ぎというものが存在しないから、引継ぎという仕事をするのが苦手、というよりどうやっていいかわからないのでしょうね。私の今の会社も前任者からの引継ぎはなかったので、大体の仕事がわかっている同僚に聞きながらやっていたのですが、これだって私から聞きに行けばおしえてくれるけどそうじゃなきゃ放ったらかしでした。つまり聞かれれば答えることはできるけど、自分から進んで教えることができない。よって、「わからないことがあったら聞いてね」とういセリフが出てくるのですが、仕事自体何をやっていいかわからない場合、ここがわかりませんと質問することすらできないですよね。「立つ鳥後を濁さず」（漢字これであってます？）というより「あとの祭り」やらひどいのは「後は野となれ山となれ」とかそんな感じでしょうかね、辞める人の心境って。辞めてはいないんですが・・・例の同僚。とうとう長期休暇に入りました。最後までなんか機嫌悪くって、帰り際にBONNES　VACANCESと言ったのに振り向きもしなかった。バカンス前で早く帰りたいのにやらなきゃいけないことがあって怒ってたものと思われます。私には関係ないんですけどね。バカンスに行く時くらい機嫌よく行けよ。これまではバカンス前はそれでも（フランス人にしては珍しく）簡単な引継ぎメモみたいなのを残していたのに、今回は一応たぶんやらなければいけないだろうということだけ簡単に説明があり、後は「何もない」とのこと。彼女自身が何もないというのだから何もないのだろうと思っていたら、月曜になって山ほど仕事が・・・。普段彼女が担当しているオーダーが入った・・・これは彼女も予測できなかったことだろうからいいんですけど、それにしても多すぎ。そしてわけのわからん、しかも急ぎらしい書類が山ほど来た。本人はそのことを忘れてたようだけど、それにしても長期で休むんだから一応休む前に自分の仕事を一通り見直しすれば発覚したはずなのに・・・。さらに私宛に不可解なメールが。送り主に電話をしたところ、私の名前で指示が出ていたが不足部分があるので至急知らせて欲しいとのこと。何のこっちゃ？？？これは彼女が勝手に私の名前を出したとしか思えない・・・。しかも私に何の連絡もなく。いい加減にしてくれっ！というわけで非常にムカついております。しかも急ぎだから何とかせねばならない。・・・でどうしたか？放ったらかしです。やる気がでん。と言ってもいずれやらなきゃ行けないのは確かだけど、すぐに私が解決できる問題でもない。ま、これで何か問題が起きても私のせいではない。こう思わないとやっとれんです、ほんと。だけど解決できる道筋はつけとかなきゃいけないってんで、最後の手段、同僚の「休暇に入ってもしばらくはまだ家にいるから」の言葉を頼りにご自宅へ電話。いないので留守電を残したところ、今朝ようやく電話が掛かってきました。そして「私のせいではない」。休暇を邪魔されたってんで逆ギレですわ。まあ私も休暇中に仕事の電話なんかもらったら気分悪いですけど、自分で蒔いた種ではないすか。「知らなかった」のはほんとでしょうけれど、上にも書いたように本人が休暇に入る前にちょっと疑問に思って確認さえすれば問題なかったはずのこともあったんです。しかし「確認さえしておけばよかったんじゃないの？」と言うとこれまた逆ギレで話が進まなくなることは目に見えてますから、あえてそこまでは言いませんでしたけど。そこまで言わなくても本人は「知らなかったのだからどうしようもなかった」って自分でデファンスに入ってましたし。その彼女の仕事に巻き込まれ、その関係で今日はさらに知らない会社の人とわけのわからない会話を延々とするはめになってしまいました。それが私宛の不可解なメールへの対処。だいたいこの相手の会社、おかしいです。必要な手続きをするためにそちらから指示がほしい。そう言ってくるのはわかります。しかしその指示の中にうちの会社ではわからないことまで含めろと言うのです。そのわからないことというのはあるナンバーなのですが、このナンバーについては指示をくれと言ってきてるその会社でしかわからないこと。ですからうちの会社から出す指示にそのナンバーを入れようがないのです。けれどその担当者はナンバーがないと困ると言う。矛盾してますよね。でもそちらの会社でしかわからないことをうちに聞くのはおかしいんじゃないですか？そのナンバーを含めた指示をくれと言うのなら、まずはそちらからナンバーをこちらに連絡してくるのが筋じゃないか？それともこちらがいちいちそちらの都合のために、わざわざ毎回電話してそのナンバーを聞かなきゃいけないことですか？・・・と多少バカらしくなってきてはいるのですが、私も同僚の一件で機嫌が悪いのでつい食い下がってしまいました。けどね、それだけガンガン言っても答えは簡単。それは私の仕事ではないとこう来た。けど彼女もちゃんとそのナンバーを知ってるんですよ。だけどナンバーを連絡するのは彼女の仕事ではなくて、別の担当の仕事だからナンバーをくれというのならその担当と代わるからその担当と直接話してくれって言うんです。断っておきますが、私はそのナンバーは全然必要じゃないんです。必要なのは彼女の方。彼女の仕事を進めるに当たって私からのメールにそのナンバーを書いてもらいたいとそういうことなんです。その彼女の都合のために、何で私がまたわざわざ別の担当と渡り合わなきゃならないんですか！？もう面倒になって、あなたの仕事内容はわかりました。けれどあなたも私の仕事がわかったはず。おたくにわざわざ電話してナンバーを聞くのは私の仕事ではない。別の担当からこちらにナンバーが送られてこなくてあなたの仕事がストップするというのなら、おたくの仕事のシステム上に問題があるのでしょう。とたたみかけるように言って電話を切りました。埒があかん。大きな会社になればなるほど、こういう分業が進んでいるのは当然のことだと思います。けれどこうやってそれぞれが自分の仕事の枠をきっちりすぎるほど守ってやっているので、いざというときに全く融通が利きません。今回のように同じ会社内なのに別の担当が私にナンバーを出さなかったというだけですべてがブロックされてしまうわけで・・・。そんなことくらいいちいちこちらに言ってこないで社内で解決しろよと思うのですが、それぞれが自分のことだけやってるので全体を見て物が言えないんでしょうね。全く疲れます、こういうの。もちろんきっちり社内でフォローしあえてる会社もないわけではないですよ。そういう会社の場合は、一人一人が上記のようなわけのわからんことを言ってくるようなことはしません。自分の仕事の範囲を超えることがあれば、それは○○の担当ですから、○○に私から説明してそちらに電話させますとそこまでちゃんと言えるし。・・・ってそんなの日本じゃ当たり前の話ですよね（涙）。昔、同じようなことでキレて日記に書いたときに、自社の都合でお客さんに迷惑をかけちゃいけないから、極力自分で社内の各担当のところを走りまわってある程度コーディネートした結果をお客さんに連絡するのは当然のことというようなコメントもいただいたこともありましたし。まあ私の場合、好きでフランスで働いているので文句も言えないんですが。それでもねぇ・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Aug 2, 2006

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  怖い歯医者に再会

  さていよいよ明日から８月。今週こそはメトロの乗客数も減ってるだろうと思ったのに、相変わらずの混みよう。座って優雅に出勤・・・というのはいつになるのでしょうか？今日は歯医者に行ってきました。もう何年も虫歯にはならないのですが、ここ数年詰め物が取れることが多くなりました。そのせいで年に２回以上は歯医者に行ってます。今回も同じで先週詰め物が取れてしまい、またまた歯医者に行くはめに。私の歯医者さん、小さいおばさんなんですが、ものすごく雰囲気が怖い人なんです。初めて見たときはほんとに怖かった。歯医者はできればすべてリラックスムードでお願いしたいところなのに、この人はニコリともしません。今日もこの人に会うというので緊張でした。まあ怖くても腕は確かだからいいんですけどね。予約時間よりきちんと早めに着いて、受付に並びました。ちょっと遅れたために次の順番の人に先を越されてしまい待たされるはめになるのはごめんですから。受付ではちょっとした事件が。私の番になったときに予約の電話が入ったのですが、受付の人が言ってることが全然通じてないようで・・・。「お名前は？」と５回聞いてもトンチンカン。ようやく次の段階に進み「電話番号は？」と聞くとこちらの電話番号は通常数字が１０個あるのに、６つしかない。「続きは？」と言っても通じない。これでもう５分以上経過。私もそろそろイライラしてきました。イライラしてもしかたないんですが、緊張してるもんでこういうハプニングがあると神経に障るのです。ふと我に返るといまだに・・・。「電話番号は１０個数字があるのに６つしかおっしゃってませんよ」とやっている。なのに相手は「それで大丈夫です」と言ったらしく、さすがに受付の人もキレました。「大丈夫って何が大丈夫なんですか！数字６つだけで大丈夫じゃないですよ！」それからまた数分経過・・・。ようやく通じました。相手の人、どういうわけだか電話番号はって聞かれてるのに誕生日を言ってたらしいんです。さていよいよ私の番って思ったら今度はクリニック内のおっさんがやってきて、受付の人に「あそこの石、ちゃんと取っとかなきゃだめだよ」と話しかけました。こっちはずっと待ってるのに、石の話なんかするなっ！おっさん！受付の人は「そんなの聞いてない」と言ってるのだから患者のいないときにゆっくり話すればいいものを、おっさんも引き下がりません。「だから石は取っとかなきゃ」と言いつづけます。受付の人は「え？何の話？」と席を立って行ってしまいました。受付待ちで１０分以上。歯のことなので長く待たされて倒れるという病気じゃないんですが、それにしてもねぇ・・・。結局私自身の受付は１分もかかりませんでした。なら先にやってから石を見にいけよってなもんなんですが。そしていよいよ待合室へ。ほどなく先生に呼ばれました。相変わらず怖い雰囲気。さらに・・・。「あなたの予約、入ってませんよ」そんな、今さら予約入ってないって言われたって・・・。じゃあなんで受付は通れたんでしょ？「そうは言っても今日のこの時間って予約の時に言われたから今日まで待って来たんじゃないですか」「でも入ってないものは入ってないのよ」そう言ってもねぇ・・・私が勝手にこの時間に来るわけないじゃないですか。コンピューターに予約が入ってないのなら私のせいではなく受付の人のミスでしょう。私が自分で入力して予約取ったわけではないんだし、そんなこと言われてもどうしようもないんですよ。そしてそれはその歯医者もわかってるんです。なのに「じゃあこっちに来て画面見てごらんなさい。予約なしって出てるから」と言って私にその画面を見せるのです。結局、予約が入ってないから診察できないとかそういうことじゃないんですよね。単に「予約なし」になっているという自分の主張は正しいということを見せたいだけなんです。フランス人でこういう人、よくいますねぇ。だからどうなのよ？と思うんですけど、そういうの場合はおとなしく「はあそうですね、あなたの言ってることは正しいですね」と認めた上で「それで、どうしてくれるの？」と話を持っていかないと次に進みません。全く・・・ばからしいんですけどね。フランス人相手に生きていく生活の知恵というか、疲れる話ですが。それに相手は歯医者ですからあんまり逆らうのもねぇ・・・。そんなわけで詰め物は無事に入りましたが、今日は１日反対側で噛むことと言われ、口がだるくて死にそうです。おまけにそのせいか頭がガンガン、薬を飲んでも効きません。日記はここでダウン、もう寝ます。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 31, 2006

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  夏のリュクサンブール公園散歩

  今週の月曜の、まだまだ猛暑の真っ最中のこと。実は先日からお話しているパスカルズのコンサートを見に今度はリュクサンブール公園まで行ってきました。これでコンサートは３回目。パリでは計５回でしたから半分以上行っちゃいましたね・・・。でも毎回違った曲も聞けるし、何より野外で気持ちがいいし、お客さんのノリもその時々で違うしと３回ともとっても楽しめたコンサートでした。３回目に私が行ったリュクサンブールの舞台はこんな感じ。森の中にいるみたいでしょ。ちょっと写真ではわかりにくいですが、舞台は円形の屋根付き。この日は時間があったのでリュクサンブールまで歩いていきました。猛暑のさなか、何をどう思ったのかわかりませんが・・・。パリはそれほど大きな街ではないので、歩こうと思えば市の端から端まで歩くのだって十分可能なんです。ですから私も会社から家まで歩いて帰ることもたまにあります。けれどなにもわざわざそんな暑い中歩かなくてもよかったんですがねぇ・・・。びっくりしたことは、夕方５時から６時の頃はパリの西から東へ伸びる道はカーッと太陽が照り付けて日向がありませんでした。そして私の歩いた道は多くが横へ伸びる道・・・。暑かった・・・。それに灼熱の太陽の下を歩いた道のりは、いつもよりやたら長かったし。こうしてようやく公園前に到着。ここに来たら、受けなければならない洗礼があります。それは・・・ダロ○イヨのアイスここのピンクグレープフルーツのアイスは絶品なのです。これをもっていそいそと会場へ。歩いて行ったために時間ギリギリになってしまい、思った以上にすでに多くの人が詰めかけていて前の方には行けませんでした。でもコンサートは最高でした♪お客さんのノリもすごかった。帰りにCD買って帰りました。２枚発売になってて、１枚は最近フランスで出たばかりのやつ、もう１枚は日本でしか買えないというやつ。日本でしか買えないと聞いて人が殺到してました。もちろん私もそちらを購入。今もバックにかかってます。リュクサンブール公園。最寄の駅は高速地下鉄RERのリュクサンブール駅で、普段使っている普通のメトロの駅に行くには少し歩かなければなりません。そこでコンサートのおかげで気分が高揚していた私は、家の近くのメトロの線が通ってる駅まで歩こうと思ってしまいました。夕方７時半頃はそろそろ太陽が西へ傾きだして、西日が強くなりだす時間。それをつい歩いてしまいました・・・。さすがに家に帰りついたときはぐったりでしたが、それでもおかげで少し公園内を散歩できたので、夏のリュクサンブール公園の様子を少しお届けします。今はもちろんお花が満開です。噴水もあって、ここには沢山の人が集まり、それぞれぼーっと時間を過ごしています。のーんびりしたいい感じなんですが、ここは日陰は全くなし。よくこんなところで本読んでるな・・・って感じです。いくら水辺と言ってもあの太陽の下、４０℃はありましたよ。棕櫚のような南国の木がこれまた不思議とマッチしているのですが、あの炎天の元ではただただ暑さの象徴でしかありませんでした・・・。結局、公園から私の行きたかった駅までは思ったよりずっと遠くて、ほんとに歩いたことをちょっぴり後悔したのですが、公園の景色を見れたのはまあよかったかな。今度はまたゆっくり散歩するのにまた来たいです。ただし木陰狙いで。少し気温が下がったとは言え、今日も暑かった。油断しちゃいけませんね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 28, 2006

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  パリ・猛暑ならではの新商売！？

  お扇子がひとつ欲しいなと思っているのですが、こちらではそれほど普及しているわけではないのです。先日百貨店の出店で見かけたときは、なんとなく質が悪そうで暑いにもかかわらずイマイチ買う気がしませんでした。なんとなく以前友人が持っていた中国系の店で買ったという１０分で壊れた扇子を思い出したんですよね・・・。日本みたいに夏になると扇子売り場が出来て選り取りみどりってわけには行きません、パリでは。というわけでいまだ暑いメトロ内でも風なしにタオル１枚でがんばっております。が、今日は新手の口上をに出会いました。メトロ内の口上・・・これは前にもご紹介しましたっけ？｢右や左のだんなさま・・・｣形式でとりあえず小銭を下さいというタイプ。オファーがあればお掃除でも壁紙貼りでも何でもお仕事しますが、当面小銭を頂戴できればそれもありがたいというタイプ。支援団体からレストラン紹介、パリの街巡りなど冊子を預かってメトロ内で販売、買っていただかなくても小銭やレストランチケットのオファーがあればありがたくいただきますというタイプ。音楽活動で小銭を集めるタイプ。などなど、いろいろあります。今日はこの季節らしく、新しい商売を目にしました。口上の出だしはこんな感じ。｢この夏の暑いときに皆様に風をお届けします。｣これを扇子で扇ぎながら語るのです。え？もしかして扇子であおいでくれて、１分間幾らってやつ？口上がやたら長いのとメトロのガタガタいう音で半分くらい聞こえなかったので、最初の｢風をお届けする｣っていうのでそう想像してしまいました。それからはもう興味津々。果たしてあおいでもらう人はいるのか！？ところが・・・。メトロが混んでいたのでそのおじさんは私のいた位置まではやって来ませんでしたが、そのとき手に扇子を数本持っているのが見えました。なんだ、やっぱり扇子を売ってたんですね。しかしこの６年間でメトロで扇子を売ってる人なんて初めてみました。３年前の猛暑の時ですらこの商売はなかったな・・・。私としては扇子よりうちわを普及させてほしいんですけどね。あれは手動で風を起こすには一番強力だと思うんですが。うちわなんてこの時期、日本じゃ道で結構配ってますよね。うらやましい・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 24, 2006

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  夏の夜の恐怖

  木曜には少し気温が下がるらしい・・・そう言う噂を聞いて楽しみにしていたのですが、その直前の昨日、これまた死ぬ思いでした。パリでも場所によっては４０℃に達したそうです。それがどこだったのか詳しくは知りませんが・・・。うちのあの暑さが４０℃じゃなかったとすると、他にもっと暑いところがあったわけで、それもちょっと信じ難いくらい暑かったです。おまけにこういうときに限って（というかいつものことでもありますが）、昨日はメトロが信号故障とかでダイヤに乱れがあり、やっと来た電車は超満員。なんとか乗れたのはいいけれど、今度は途中の駅で全員降ろされる羽目に。日中の暑さを家が全部吸い込んじゃってるものだから、家の中は扇風機で風を起こすのとはまた異次元な暑さ。午前１時頃にすごい雨が降って、これで涼しくなるとばかりに窓を開けたらやはり少しいい風が。これと扇風機でようやく寝られるかと思ったけれど、部屋にこもった熱気ってそれくらいじゃ出て行かないんですよね・・・。ベッドまでものすごく熱いし。こうしてまた寝られない一夜を過ごすはめになりました。今日はそれでも朝方少し涼しくて、気温が下がるのは本当だったのか！とうれしくなりましたが、結局少しは下がったものの暑いのに変わりなし。明日はさらに気温上昇。そろそろ国内で暑さによる死者が出てきてるので、なんとか落ち着いてもらいたいものですが・・・。三日坊子さんが、虫の大発生のことを書いておられましたが、私も夏の何が嫌かって虫の発生ほど嫌なものはありません。春になって暖かくなるのは嬉しいことなのですが、必ず同時に｢啓蟄｣という恐ろしい言葉を思い出して憂鬱になるのです。うちは窓を全部閉めていてもどういうわけか不意にすごく大きな蛾や蜂が家の中にいてびっくりすることがありました。これが不思議で不思議でいったいどこにそんな大きな穴が開いているのだろうか？と少々不安になったことも。そしてここに住んで何年も経ってからようやくその謎が解けたのです。お風呂場の換気扇・・・。プロペラに簡単なふたがあるだけの簡単な換気扇。おそらく壁の向こう側も穴が開いているだけでたいしたキャップなどないように思われます。これに気付いてから朝暗いうちにシャワーを浴びる場合はお風呂場の電気をつけないで間接照明で灯りを取る事にしてみました。するとやっぱり・・・。案の定びっくりするほど大きな虫が不意に出現することはなくなりました。しかし暑いと今度は窓を開けずにいられません。この夏も虫予防のため、外が暗くなって電気を付けたら窓は閉めるを実行していたのですが、さすがにここしばらくは無理。なので窓を開けたい場合は、まず電気を消す。そして明かりを付けていた間に窓にへばりついていたであろう虫がいなくなった頃を見計らって窓を開けるを実行しています。ただ、私自身寝る前は電気なしというわけにいかないので、私のいるところは窓は閉めっぱなしということになります。これがつらい。でも後で虫がうじょうじょ入ってくるとこれはもっとつらい。よって扇風機のみで我慢なのです。なにが不便かって網戸が使えないんですよね、こちらの窓って。先日友人と餃子を食べたあの日は電気を煌々とつけて、窓は全開でした。すると入ってくるんですよ、やっぱり。蛾はもちろん怖いですが、私がもっと怖いのは羽アリ。大抵電気に直にぶちあたったのか、テーブルの上に一直線に落ちてきて、もがき苦しむパターンです。私はこの虫がちょっと不自由してもがくシーンが恐ろしく怖い。へんにクルクル回ったり、意外な方向に行ったりするではないですか。あの日も私の目の前に羽アリが落ちてきて怖い思いをしました。意外にそれ以上虫の被害はなかったのですが。ちなみにうちの彼は壁にとまった虫は何でもかんでも掃除機で吸い込みます。これも怖いんですよね・・・。以前、母の友達が蜘蛛を掃除機で吸い込んだら、あとで小蜘蛛が掃除機から山ほど出てきたという話を聞いて以来。クーラーさえあればこんな余計な怖い思いしなくていいんですけどね・・・。今日は久々に日本食レストランへ行く機会がありました。注文するのはやっぱりこんなメニューになっちゃいますね。久しぶりにおいしかったです。今週末くらい、また冷やし中華用に麺を打ってるかも。しかし、先日うどんを打ったときよりさらに暑さで体力がなくなってるからな・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 20, 2006

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  古本を売りに行ってきました。

  ジダンショックから丸１日経ち、ちょっと落ち着きました。パリの様子も普段と特別変わったところもなく。３～４人、フランスのユニフォームを着て歩いてる人がいましたが、これはW杯のなごりかはたまた普段着か。メトロで昨日のイタリアの優勝の様子をデカデカと載せたイタリア語の新聞を読んでる人がいましたが、特に袋叩きにはなっていませんでした。また、さっき映画館の隣になったカップルがイタリア語で話していましたが、私も殴りかかる気にはならなかったので、かなりカーム・ダウンしたようです。ただジダンの一件は、主審は見ていなかったのです。まあ審判が見ていなければ何をしてもいいというわけではありませんが、FIFAはこれまでビデオによる判断は一切行わないとし、数々のファウル、さらにフランスが韓国に対して放ち、ビデオを見る限り完全にゴールだったものが審判判断で無効になったりしていました。これらはビデオを見れば明らかながらビデオは使わないというFIFAの方針によるものでした。それが決勝になってジダンの一件だけはなぜビデオを見て判断を下す事となったのか、これかなり大きな問題ですよ。１ヶ月間、サッカー中心の生活をしてきて、ここで急に夕方に見るTVがなくなってしまい、ちょっとぽっかり穴が開いたような気分かな。まあでもサッカーを見るために犠牲にしてきたことも多かったので、次第にサッカーなしの生活にも慣れることと思います。さて、先週古本を売りに行った話を書いていませんでしたので、今日はこの話を。「参考書」として授業中に紹介された本がありました。先生は、たとえ授業に出られなくてもこの本を読めば大丈夫みたいなことを言ってて、しかも学期初めに配られた授業のプログラムにも簡単な内容とともに参考書の参照ページまで書いてあり、休んだ場合もこの本があるから多少安心だなと思っていました。ちょっと横にそれますが「たとえ授業に出れなくても」とわざわざ先生が言うのもちょっとおかしい気がしますよね。実際、授業は出席することが前提なのですから。でも毎年、どの授業でも「私は授業に来られないのですが、授業内容をネットに載せてもらえないのでしょうか？」と質問する人がいます。確かに生徒の中心は社会人だし、仕事で来れないということもあるでしょう。あと同じ時間に違う授業を取ってて来られないという人もいます。けれどそういう場合は生徒同士でノート交換など（昔の日記に書いたようにこのノート交換も曲者なんですけどね）をして融通を利かせあうものであり、先生に堂々と来られないと言うのはすごいなと思ってしまいます。先生の反応も様々で、そういう質問にあからさまに嫌な顔をし、ネットに授業内容を載せてしまったら授業に来る意味がないと言う人もいれば、ネットにある程度の内容を載せる先生もいます。ま、でもさすがにネットに載っている資料も欠席した授業を１００％カバーするものではないですけどね。私が取ってた上記授業の先生は親切にも参考書紹介までしてくれて、一気に出席者が減りました。もともと土曜の朝９時、しかも遠方とあって行くのもかなりキツかったですから当然と言えば当然ですが。私は休みはしなかったものの、さすがに９時から１３時という長丁場の間にはボーっとしてしまったり、少し寝てしまったりしたこともあったので、この参考書が頼りでした。そしてテストも近くなり・・・ようやく重い腰を上げて参考書を買いに行くことに。店頭で初めてちゃんと見てびっくりしました。高っ・・・。５０００円もするんですよ、その本。１０分くらい躊躇しました。一応授業はちゃんと出てるし、５０００円も出すべきなのかと。けれどノートは一応ちゃんと取ってるとは言え、先生が黒板に書いたものを写したのではなく先生がずっと話しているのをノートしてるという感じなので１００％自信があるわけではない。ここで５０００円をケチってテストに失敗することを考えるとや買わないでおくという決断もかなり勇気がいり・・・。結局買いました。そしてこれで一安心。のはずだったんですが、テスト勉強の際に本を開いてみてこれまた驚き。授業内容とは全然違うのです。結局１回開いただけでその本は使いませんでした。先生がなぜこれを参考書として皆に薦めたか。それは授業中にも言ってたことですが、著者が先生の友達なのです。そう、我々は巧みに本を買わされたのです・・・。というわけで前置きが長くなりましたが、テストも終わったことだしこの本をたたき売りに行くことに。持ってても邪魔だし、たぶん二度と読まない内容だし。所は新品と同じ棚に古本も置いてある、カルチェ・ラタンにある大型本屋。本屋からの眺めはこんな感じの場所です↓この本屋は学術系の本も多く取り扱っており、例の「参考書」もここで買いました。新品同様のこの本がいくらで売れるのか？？？まず驚いたのが本を売りに来てる人がやたら多いこと。通常の本屋の横に古本を売る特別の場所があって、そこに人々が長蛇の列をなしていました。待つこと３０分・・・。ようやく建物の中に入れました。そしてなぜこんなに待たされるかよくわかりました。カウンターで対応してるのは３人のみ。古本を受け取ったらバーコードで商品価値を判断、値段を出して売りに来た人に金額を書いたチケットを渡し、受け取った本にすぐ値段を書いたシールを貼り付けてすぐ売れるように準備する。ここまでをやってから次の人に対応するのです。そりゃあ時間がかかるはず・・・。私のように１冊だけならあっという間でしょうが、５０冊くらい持ってきてる人もいるし。私の本は結局２２００円くらいで売れました。新品同様でも半額以下。やっぱり先生とそのお友達にしてやられたって感じですよね。不思議なのは、本は中身も確認しないということ。パリの日系古本屋ではたぶん本の状態を確認してるようなんですが、ここでは判断基準は在庫状況、需要状況などだけのようで、それらがすべてインプットされてるからバーコードでピッと調べるだけで一発で値段が出るわけなんです。どうりでここの本屋で買った古本には書き込みがしてあったりすることがあるわけだ。少々書き込みがあっても在庫薄であったり、需要が高かったりするとそれなりの値段がつくみたい。ということはうちにあるもう要らない本がもうちょっと売れるかも。時間のあるときにまた寄ってみようと思います。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 10, 2006

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  こんな結果になるなんて・・・

  フランス、負けました。トレゼゲのゴールが決まっていれば・・・とかそんな問題じゃないんです。ゲーム全体からすれば、あのイタリア相手によく健闘したし、ゴール１つ差で負けただけのいい試合だったと思います。なぜジダンが・・・。あんなときに頭突きなんてしたんでしょ？イタリアの選手が侮辱したとかそういうことだったのはわかりますが、これまでがんばってきた皆のキャプテンがあんなことをするなんて・・・。あのジダン退場の瞬間から私は勝ち負けなんてどうでもよくなりました。試合後に涙を流していたサニョルら、皆の気持ちを考えるとつらかった。さっきメトロの中でたまたま話した他の乗客によると、ジダン退場に「よくやった」と拍手したらしいですから。確かにジダンはマルセイユのちょっとホットな地区出身。カッとしてああいうことをやっちゃったのはジダンらしいという皆さんの気持ちもわかりますがね・・・。とにかく負けたことよりジダンの一件がショックでした。今日は勝利の酒に酔いしれるかはたまたやけ酒か、いずれにしても二日酔い覚悟だったんですが、結局今日のお酒はやけ酒ともまた違いますねぇ。なんせ明日はもう仕事なんてしてやるもんかっ！ってそんな気持ち・・・。あ・・・これってやけ酒か。ジダンがなぜあんなことをしたのか、後のニュースや特別番組を見ても誰も何も語りません。真実が知りたいところ。今、１時３０分。一応会社には行くので（そこんとこ弱気）そろそろ寝ます。昨日の日記のお返事・・・今となっては多少気が重いですが（コメントをくださった皆さんにはこんなこと言って申し訳ない）、明日ゆっくり落ち着いてお返事させていただきますね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 9, 2006

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  ２０００年、シャンゼリゼの思い出

  私がパリにやってきたのは２０００年の春。この年はサッカー欧州選手権の年でした。欧州選手権は２年毎。ちょうど４年毎のオリンピックの間に開催されます。２０００年の決勝がフランスXイタリアでした。そう、今年のワールドカップ決勝と同じカードです。そして勝ったのはフランス。この時活躍したメンバーにはジダンを初め、バルテズ、チュラム、ヴィエラ、アンリらがいたわけです。９８年のW杯でも活躍、さらにチームを優勝に導き、２０００年の欧州選手権でも優勝。こんな実績のある人々が今年のワールドカップでまた優勝を狙うのです。今年は予選リーグではしゃんとしなプレーで一時はどうなることかと思いましたが、どんどん上り調子。昨日の試合は若干精彩を欠いたことは確かですが、ファウルを誘発するポルトガル相手に決勝戦出場停止選手を1人として出さず、すばらしい健闘ぶりでしたね。予選リーグ通過後はスペイン、ブラジル、そしてポルトガルと強豪を倒してきました。そしていよいよイタリアと対戦・・・。どうしても２０００年の欧州選手権のことを思い出してしまいます。フランスの優勝が決まった時、私はシャンゼリゼに繰り出しました。皆さんもニュースでご存じかと思いますが、今年のW杯でも上へ上へとフランスが駒をすすめるたびにものすごい数の人々がシャンゼリゼに集合、皆で勝利の喜びを分かち合います。２０００年のあの時も同じでした。あの広いシャンゼリゼがたちまち人の波で覆いつくされ、皆が凱旋門へ向かって行進していきました。そして１ｍ進むか進まないうちにどこからともなく｢座れ！座れ！｣との声。何千人？と思われる人々が一斉に座ります。その後、今度は先頭の方から順に人々が立ち上がり、ウェーブが。それからまた｢座れ！座れ！｣の号令が来て、これが永遠に続きます。歌は”アリヴェデルチ～、アリヴェデルチ～、アリヴェデルチ、イタリア～ン”　（イタリア語でさらばイタリア人達よ）または”イタリアはどこへ行った？”あれだけ人がうじゃうじゃいるので危険と言えば危険です。実際、ばーっと警察が走ってきたときはちょっとしたパニックでしたし。今年のW杯でフランスが優勝してもたぶんシャンゼリゼまでは行かないでしょうけれど、また同じ歌を歌いたいな～と思います。これまでフランスの試合はすべて同じ人の家にお邪魔しているのですが、ちょうど食事時なのでなんだかんだご馳走になってます。昨日はわざわざ焼いたソーセージが出てきて、不思議な気がしたのですが、説明を聞いて納得。これまでお邪魔したときには必ずドイツのビール、ドイツのワインなど何かしらドイツのものが振舞われていたのです。ソーセージはドイツ製ではなかったけれど、ドイツっぽくということだったそう。決勝戦で勝つためにもまたなにかドイツの食べ物が必要ですね。サッカーに興味のない皆さん、というわけでまたまたサッカーの話題が長引いてますが、これも日曜まで。もう少し我慢してくださいね。明日はサッカーじゃない話題にします。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 6, 2006

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  暑さが吹っ飛びました

  今日はいつもに増して暑かった・・・。普段は午前中はまだマシなのに、今日は朝イチから暑いのなんの。なのにまたメトロが超混雑。最後に乗った男の人がドアの上に手をかけて乗るテクニックを駆使したくらいですから、その混み方は日本の大都会並み。クーラーがないとこういうときほんとに最悪です。隣の人の体温がじっとり伝わってくるわ、汗の臭いはするわ・・・。会社に着いたらもうぐったりでした。なのにまた同僚の機嫌が悪い。今回から私がすることになった仕事があって、今朝一番に彼女の方から私に「今回からやってくれるんだよね」という確認があったにも関わらず、その件に関するメールの返事をやってくれてるもんだから、へー、親切にやってくれてるんだと思いつつ、一応「やってくれたんだね」みたいな事を彼女に言うと、「そんなメールは送ってない」と来た。けど実際、たった今彼女が送ったメールを見たのに・・・。そう言うと、キレられました。そして送ってないの一点張り。結局、彼女が間違ったメールを送っていた事がわかりました。こっちは不愉快な思いをしたんだから一言謝ればいいのに、自分が間違ったことに悪態をつくばかりで謝りもしない。暑いのは皆一緒。その後なんだかんだしゃべりかけてこられましたが、鬱陶しくて適当に返事しちゃいました。さらに夏恒例の道路工事があちこちで始まって、これも鬱陶しい。例年に増して、私の通るところ通るところ工事だらけなんです。しかも朝８時前からガリガリとドリルの音がうるさすぎ。いらいらいらいらいらいらっ今日はドイツXイタリアの試合をカフェに観に行きました。すると、今までどこにこんなにたくさんいたんだ？ってくらいイタリア人ばっかり。うるさいのなんの、我々は画面の一番前だったのにTVの解説が全然聞こえない・・・。イタリアが相手ゴール前にせり上がったら、ヴァ・ベーネ！ヴァ・ベーネ！ゴールに失敗したら、マンマミーヤコーナー獲得したら、ブラボー相手がファウルを出したら、バスタルド！　メルダ！！！！とまあこんな感じ。最初の９０分はつまらなかったですね～。何にも起こらず。ゴール前で全然決まらないドイツはまるで日本を見ているようでもあり・・・。延長戦になってからようやく面白くなってきたものの、PK戦の気配が漂った瞬間、ゴール！カフェ中がひっくり返るかと思いましたよ。イタリア人の大騒ぎで。イタリア国旗まで翻ったりして、すごかったです。そしてラストのデル・ピエロのゴール。こりゃあへたするとカフェから出られなくなるかもと思い、試合終了直後に逃げ出しました。デル・ピエロ・・・結構ファンなんでうれしかったです。開催国ドイツはほんと残念でしたね・・・。さて、いよいよ明日はフランスの番。ふるって応援します！クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jul 4, 2006

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  昨日から夏のバーゲンです

  まだやっと暑くなりだしたばかりというのにもうバーゲンです。たいして物欲もないのだけれど、なんとなく初日にぶらぶらとお店を回ってしまいました。ただし１歩入って人がわんさかのところはパス。目的の品があるのなら別ですが、何が欲しいかもわからないのにこういうところへかき分けて入っていくほどのエネルギーはありません。フランスではバーゲンではバーゲン前には店に並んでいなかった、いわゆるバーゲン用に仕入れた製品を値下げと称して売ることは禁じられています。けれど結構昨日までなかったぞって感じのものが山積みになってたりするんですよね・・・。昨日は結局Tシャツを買ったりするくらいでさて帰ろうと思ったところで急に自分のお財布が妙に古ぼけていることに気付きました。気付いたっていうか前から知っていたのですが、私はお財布に多くの機能を求めるため、なかなか買おうと思っても気に入ったのが見つからなかったのです。それが昨日ふとあらためてお財布を見るとやっぱりかなり年季が入っていて、少しまずいのでは？という気になりました。そういう気になったのは百貨店の中。しかもかばんやお財布が並ぶ売り場でした。ついふらふらと見て回って発見したのがこれまた私がカードを入れるところがたっぷりの私好みのお財布。しかも安くなっている！実はこれを見つける前にいいのを見つけはしたのですが、これはデザインはいいけれど機能的にはどうだろうか？という感じのものでした。新しく発見したお財布はこれより格段安く、もうこれしかないという雰囲気。それでもお財布なんてめったに買うものじゃありませんから、かなり考えてからレジへ行きました。すると前の人が使った小切手に問題が発生。レジの人がどこぞへ電話して確認したりとずいぶんと時間がかかってしまいました。その間、もう一度じっくり考えればよかったんですが・・・。なんとなく迷いはあったものの、これしかないと思い込んでレジで辛抱強く待ってそのお財布を買いました。で、家に帰って早速お財布の中身の移し変え。・・・私、これだからバーゲンっていかんと思いました。安い、これを買わないと次はないかもしれないという焦りが常にあるんですよね、バーゲン会場では。私の買ったお財布はお財布であってお財布ではない。つまり紙幣を入れるところがなかったのです。ポケットはいっぱいあったので、そこに折りたたんで入れようと思えばそりゃあ入ります。けれどお札を折りたたんでお財布に入れるクセのない私にはこれは無理。今日、買った売り場に返品に行きました。日本ではバーゲン品は返品お断りだったりしますが、フランスはバーゲン品でも返品有りなのです。それでも数年前は返品お断りみたいなことが書いてあったお店もあったように思いますが、これは法律違反なのだそうです。百貨店だし、返品できないなんて言われることはないだろう、たとえ言われたとしてもそれって法律違反じゃないんですか？って言い返してやろうと多少気を張って今日の夕方にその売り場へ引き返しました。ただでさえ客でごった返しているのに、返品なんてややこしいこと言ったら感じ悪くされるだろうなーなどと思っていましたが、意外にもお客はいなくてすんなり対応してもらえました。昨日からこれがなんとなく心のすみにひっかかっていたので、ホッ。その後、やっぱり昨日返品したお財布の前に見つけて気になっていたお財布をもう一度見に行って、これを買っちゃいました。各色１つしかなかったからきっとないだろうと思ったのにちゃんと残っていたのです。なんだか遠回りしてしまいましたが、返品騒ぎがなかったらこのお財布を買っていたかどうか・・・。これはやっぱり縁があったのでしょう。お財布は肌身離さず持つ物ですから、やっぱり気に入ったものでないとね。というわけで新しいお財布でちょっとハッピーになりました。けどこれは予定外の出費。もうバーゲンは当分足を踏み入れないことにしよう・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 29, 2006

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  VIVE LA FRANCE!

  フランス、決勝T進出決定！！！溜飲が下がりました。ここ２週間悶々としてた気持ちがいっぺんに晴れました！さて次の対戦相手は・・・スペイン。来週の火曜日です。フランスはここで撃沈でしょう。なぜなら・・・。今年のW杯のことをノストラダムスが予言してたからです。予言の内容は「２００６年、第６の月が終わると、スペインの王がその軍隊とともにピレネー山脈を越える。魔界の王ベルゼブブの軍団が中欧の平野で彼らと戦いを交えようと待ち構えているが、ベルゼブブの軍は粉砕され敗北。聖杯はスペインに戻り、王は凱旋（がいせん）する」というもの（Yahoo! Japanより引用）。１６世紀という時代にノストラダムスは２００６年というはるか未来をどう捕らえていたんでしょうか？それにしても私は予言は２０００年で終わってるのかと思いましたが、そうじゃないんですね。いったい何年分予言したんでしょう？クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 24, 2006

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  ２回泣きました。

  １度目は玉田がゴールを決めた時。１回くらいゴールが入ったくらいで涙が出るほど喜ぶなんて、世界のレベルから見たらバカみたいなんでしょうけれど、やっぱりうれしかったですよね。初ゴール。ま、これが今回のW杯、最初で最後のゴールだったわけですが。（注・MCK1706さんに、中村もゴールを入れたはずとご指摘いただきました。その通り！我らがシュンスケも１点入れました！でも私的にはどうもすっきりしないゴールで・・・。初ゴールと書いてしまいましたが、これはスカッと決まったゴールという意味だったのです。ご指摘いただいて読み返してみると、全くそんな風には読めないですよね、すみません。そしてMCKさんありがとうございました。）２度目は試合終了時。残念でしたよね・・・。これに尽きます。今日はこのままやけ酒飲んで寝ます（もうすでに飲んでますが）。でもホッとしたのも事実。これでストレスの原因が一つ減りましたし。さてこれだけじゃつまらないので昨日のフェット・ド・ラ・ミュージックのことを少しだけ。昨年もこの日記でご紹介したのですが、あの時はいろんな歌手が一同に会したのはヴェルサイユでした(写真はこちら)。これが今年の会場はラ・デファンス。あの新凱旋門の下が舞台になってました。セリーヌ・ディオンとかも来てて盛り上がってました。テレビ中継が終わったのが１時半。それでも現地では完全に終わったわけではなさそうでした。その時間でもかなりの人が残っていましたが、皆どうやって帰ったんでしょ？タクシーったって台数に限りがありそうだし。さ、明日はフランスの応援です。フランスもトーゴに２点差以上で勝たないといけません。せめてフランスは・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 23, 2006

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  緊急更新～思い出そう！W杯初勝利！～

  昨日ちょっと整理していたら、こんな新聞記事が出てきました。４年前実家から送られてきたものです。イナががんばったんですよね～。ゴールがバンバン決まって、うれしかったなあ・・・。先日ちょっと日記にも書きましたがイナはフランスのW杯中継の番組タイトルロールに単独出演してるんですよ（中継権をもつ２つのチャンネルのうちの１つ）。ちょっと映りは悪いですが、その１シーン。まさに４年前、ゴールを決めて嬉しそうに笑いながら走るイナが数秒間登場します。これは番組の最初、ハーフタイムでCMになった時、ハーフタイム終了で再び中継になる時、そして番組の最後と４回見れます。そしてその４回とも必ず見てる私。あの感激をもう一度。今日は奮って応援しましょう！クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 22, 2006

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  今朝のメトロで

  イギリス戦を見てしまいました・・・。ゴール前の粘りがすごいですね、イギリスは。前半のコールのゴール、見ました？一旦ボールがゴール前から離れたと思った瞬間のあれはすごかったですねぇ。結果は同点でしたが、ああいう接戦は見ごたえがありますね。さて先週に比べて何も余裕に思える材料など一切ありゃしないにもかかわらず、若干余裕を感じている私。それはなぜかと考えたら・・・一つはメトロでの時間の過ごし方が変わったからかもしれません。皆さんは電車の中で何をしておられますか？私は結構乗り物の中で過ごす時間って好きなんです。ですから朝に弱い私は家から会社のドアTOドアの時間は短ければ短いほどいいと思う反面、電車で過ごす時間は長ければ長いほどいいと思う性質で。日本でお勤めしていた時も車内で過ごす時間はわりと有効に使っていました。一番集中できる空間でもあるんですよね。フランス語を習っていた当時、単語の暗記にもかなり活用しました、この通勤時間。といっても乗り換えがあって途切れ途切れ、ほんとに集中できるのは特急に乗ってからの２０分ほどだったんですが。ある意味あの時の方が今より語彙数が豊富だったかも（汗）。そう確信したある日（もう数年前になりますが）、一時帰国の際に当時の単語帳をパリに持ってきました。おーっと思えるような内容で、しかも当時は確実に知っていたということは憶えているのに意味がわからない単語がわんさか。それらを復習しようと何度かトライしましたが、当時のようにはできません。やっぱりあの時の方が今より単語をよく知っていたと納得して終わりました。これは通勤時間中にやってるとかやってないかというより、集中力が前よりなくなったということが原因でもあるのですが・・・。今は普段はもっぱら読書、または気が向けば数独（まだやってる・・・）です。メトロの中の他の乗客も、一人で乗ってる人は概ね新聞か本を読んでいます。そう言えば携帯でショートメール打ってる人は以前より少なくなったかも？それが先週は朝イチから試験勉強を余儀なくされ、非常に疲れました。混んでるメトロの中で必死にノートに目を走らせてる・・・こんな日本人を見かけたらそれは私でした。でも今の時期、よく見れば結構こんな人がいます、学生じゃなく会社員っぽい人で。先日なんか至近距離に私を含め６人もの人が手書きのノートとにらめっこしてました。季節なんですねぇ。ただ日本の時と違うのは、メトロに乗ってる時間が短いということと、各駅停車なので止まるたびに人の流れに邪魔されるということ。通勤時間全体としてはそんなにめちゃくちゃ短いわけでもないのですが、途中乗り換えがあったりするのでひとところで集中というわけにはいきません。それでも先週はわずかな時間稼ぎにノート読んだりしてたわけですが、今週はそれがなし。試験はまだあるのですが、メトロの中で見直しできるような内容ではないのです。と言うと先週より楽に聞こえますが、実はそうでもなく・・・。というわけで相変わらず気持ちは焦ってはいますが、どうしようもありません。それで今週はメトロの中ではざっと新聞に目を通した後は目を閉じてゆっくり音楽を聴いています。昔は車内で音楽を聴くとなれば出かける前にCDを選んでCDプレーヤーをカバンに搭載するという作業がありましたが、ほんとに便利な世の中になりましたね。カバンのポケットにMP3さえ入れておけばいつでも音楽が聴ける上、音楽の選択肢さえあるのですから（注・さすがにフランスでは音楽まで聴ける携帯電話はまだまだ一部の人しか持っていません）。今朝は久しぶりにでした。思えばあの涙のコンサートから早一年・・・。久々に浸りました。当時は１枚のアルバムの中でも曲の選り好みがあったのですが、今はどれを聴いてもよい！サイモンの英語に溺れながらかろうじて立っていると、後ろから声が聞こえました。EXCUSEZ-MOIその声は後ろに立っていた背の高いサイモンばりのお兄さんから発せられたものでした。ま、要するにここで降りるから、どけってことなんですけどね。その言葉がなぜか耳に残って・・・。こう、なんと表現していいのかわかりませんが、こんなかっこいい人がフランス語を話すのか・・・。そうか、私はフランスにいるのだ・・・。そういう意識がふわーっと頭の中に浮かんできました。あのときは最高にリラックスしていた瞬間だったと思います。デュランの歌でこうなったわけでもないのでしょうけれど、音楽、遠くから聞こえる渋い声・・・メトロの中であれほどまでリラックス気分になれるとは。しかも支えもなしに立っていたのに。ルイ１６世の夢といい、今朝の体験といい、どうもスリップしちゃってますね、私。それにしてもあのメトロでの数分は究極のリラックスタイムでした。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 20, 2006

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  引き分けばっかり

  今日は日本戦あり、フランス戦ありと楽しみな反面、不安も非常に大きい一日でした。日本対クロアチア・・・。日本はゴール前のつなぎが相変わらずよくないですね・・・。せっかくのチャンスが生かされない。反面、中田のすばらしい一撃とか、ナイスチャレンジもあり、この引き分けは意外に私にはそれほどストレスになりませんでした。というか負けなくてよかった・・・というやや後ろ向きな気持ちがあるのかも。次、ブラジルで勝たないとね・・・。フランスは前半いきなりアンリの痛烈なゴールで盛り上がったものの、あとがねぇ。こちらも日本と同じで精神力が弱いという感じ。韓国にゴールを入れられるちょっと前あたりからどうも悪い予感がしてたんですよ。そしたらやっぱり・・・。２つの試合とも引き分けで終わりましたが、フランス戦のほうが後味が悪かったです。日本は実力のすべてを出し切った感がありますが、フランスはまだまだやれたはずなんですよね・・・。ジダン、イエローカードをもらってしまって次のトーゴ戦は出場できません。もしかしたら今日のあれが最後の雄姿かも。もうちょっと見たかったな・・・。今日はブラジルの試合は見ていなかったのですが、近所からものすごい歓声が聞こえてきて、これはゴール入ったなと思ってTVをつけたらやっぱり。前にも書いた、ブラジルの旗を窓から垂らしている家からかと思われます。ブラジルも２-０なんてセコイ試合をしないでもうちょっと点を入れてくれればいいのに。ブラジルはもっと点を稼ぐのかと思ったら、結局どのチームも接戦で、日本がオーストラリア相手に３点も失ったのが非常に悔やまれます。このようにフランスはいろんな国出身の人が住んでいるので、試合によって誰かが騒いでいるという感じなのですが、一方毎日メトロに乗る私は、車内の皆が敵に見えてしかたありません。さっきも車内のアジア人を見て「まさか韓国人じゃあるまいな？」と思ったり。ああ、やっぱりストレスは溜まる一方だわ、こりゃ。さらに試験も終わったわけではなく、やる気はないながら試験勉強は続いています。そういうわけですみません、コメントのお返事は明日させていただきますね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 18, 2006

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  試験でした

  今日は朝９時からテスト。３時間で足りるかどうか・・・というテストなので、９時きっかりに頭が働くよう早起きして、会場ではコーヒーを飲んで準備。例のカンニング大魔王と共に会場入りしました。今日、とても困ったことがありました。実はちょっと前から腕時計を修理に出していて、代わりの時計も持っていないため時計なしでの参加だったのです。腕時計、普段の生活ではないと不便なことは不便なのですが、時間がみたければ携帯電話もあるし、絶対困るということもないですよね。今日も携帯電話を机に出しておけばいいやと軽い気持ちで行ったのです。ところが・・・。会場に入ると前の白板に注意書きがいっぱい書いてありました。「携帯電話は電源を切ってかばんに入れること」「かばんは閉めて床に置くこと」ひえ～、と思いつつ試験官にこれは困ると申し出ましたが、「規則です」と聞く耳もたず。そして「ちゃんと聞いてもらえればいつでも時間を教えますから」・・・って言ってもねぇ、こっちは自分のペース配分のためにしょっちゅう時間が知りたいわけなんです。それをいちいち今何時ですか？って聞かなきゃいけないなんて。結局、隣のカンニング大魔王に腕時計を真中に置いてもらうことで対処しました。が、試験官のおばさんも一応前の白板に時間を書いてくれていました。これがまたわかりにくいのなんのって。３時間ですから○を３つ描いて、それにそれぞれ「１時間目」「２時間目」「３時間目」と書いてあります。一つの○はさらに４つに区切られていて、１５分毎におばさんがその区切った部分を塗りつぶしてくれるわけです。理屈は簡単ですが、ぱっと見非常にわかりにくい。私は今何時何分って書いてくれたほうがよっぽどわかりやすかったんですけどね・・・。フランス人にはああいうのがわかりやすいんでしょうか？前回のテストではカンニング大魔王にしてやられたのですが（彼はカンニングしまくりでちゃっかり合格、私は不合格という結末）、今回はカンニングどころのテストではなく、過去２年間彼は私のほうに９０度身体を向けてテストに臨んでいましたが、今日は初めて私に背を向ける態勢でした。３時間びっしり集中して手を動かしつづけたので疲れましたが、課題と試験が重なってアップアップの１週間がようやく終わりました。試験はまだ次があるのですが、この１週間が山場でしたから少しましな気がします。サッカー、イタリアXアメリカ見ちゃいました。絶対イタリアが勝つと思ってたのに、アメリカ９人で健闘しましたね。ファウル続出、レッドカード続出で面白い試合で目が離せませんでした。そしてさあ！明日はいよいよ日本戦！！！先日ネットでみたジーコ指令、「全員カカになれ！」っての、すごいですね。カカというのはブラジルのKAKAのことで、皆が全員ミドルシュートを打てるようにというジーコの方針なのですが、フランス語をやってる方にはあまりに当たり前のネタながら、発音で聞くと｢全員カカになれ｣という言葉はフランス語では結構強烈なのですよ。KをCに代えるとう○こ。ちょっと気になっちゃって。ま、くだらない話は置いておいて、ほんとに皆がガンガンシュートを打ってくれるといいですね。日本在住組も海外在住組も心を一つにして応援しましょう！クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 17, 2006

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  さっき見た夢

  この一週間、ほんとにストレスが溜まってました。いろいろと重なった上にサッカーがあれでしたし・・・。寝る時間も遅かったのですが、暑くてぐっすりとは眠れないのもつらかったですね。それでさっき帰ってから少し寝てしまいました。その時見た夢。なんとルイ１６世のお付きになってました。ルイ１６世は革命からなんとか一人逃れてて、我々お付きとともに野宿したりしつつがんばってました。砂浜のようなところにちょうど等身大の穴がたくさんあいてるところがあって、「おお、この穴なら枕っぽい盛り上がりもあるし王に寝ていただける」とかそんなセリフも吐いたりして、私って何者だったのでしょうね？しかも不思議なことに時は現代、追ってくるのはお腹を空かせた民衆どもではなく、警察でした。本来は全員で王をお守りしないといけないのですが、食料調達とか生きていくためにはいろいろとやらねばなりません。私はスーパーに買出しも行きました。ある時、王にはメトロのある駅の控え室みたいなところでお待ちいただき、私はそこに荷物を運ぼうとしていました。それがメトロでその駅に着いた瞬間、いやな予感が・・・。慌てて駆けつけると、やはり・・・。警察が山ほどいて、ルイ１６世とともにそこに残っていた仲間が捕まっていました。王の姿はなかったのですが、やはり一応王様なので別室にての逮捕になったと記憶しています。慌てて駆けつけた私も本来ならつかまっていいはずなのですが、警察には無視されました。その後にやはり駆けつけた太った黒人の女の人も号泣状態だったのに、ただただ外に出されるだけで捕まっていませんでした。私はもう放心状態で・・・。そしてその放心状態のまま目が覚めました。何だったんでしょうね、この夢？？？ずいぶん以前にナポレオンのナの字も考えた事がなかった時に、突然ナポレオンの夢を見たことがありました。これが実は私がフランスに来る間接的な切っ掛けを作ったようなものなので、ルイ１６世も何かのお告げなのでしょうか？今日もまたスパムコメントが来ました。今回は３０通ほど。あまりやってくる日に規則性はないようですね。発作みたいなもんでしょうか？それにしてもキーワードかなんかを書いた日記をアップした途端ってのならわかるんですが２ヶ月前の日記ですよ。どういう仕組みになってるのか、ほんとに知りたいです。これ、昔の日記だからあまり気にはならないのですが、管理画面の「日記コメント新着書き込み」のところが英語オンリーになっちゃっててどなたからコメントをいただいたのか管理画面ではわからなくなるのが不快。それにそういうコメントの差出人って必ずタイトルと同じ名前がついていて、glucophage onlineとかfree wwe ringtoneっていうんですけど、管理画面ではご丁寧に「glucophage onlineさん」とか「free wwe ringtoneさん」になってるのも気になる。まあ来る度にこんな報告をしていてもしかたがないのですけどね。課題が終わったと思ったら明日は試験。なんだか課題やらテスト勉強やらがごっちゃになってしまって、精神的にしんどいばかりでどっちつかずになった一週間でした。どちらももっと前から準備していればもう少し楽だったのですが、なかなか前々からというのが苦手でして。それでも昔ならほんとに一夜漬けも可能だったのですが、今は無理になりましたねぇ。それもわかっているので、毎回試験が始まると、｢次回こそは毎日コツコツ勉強を｣と思うのですが、なかなか・・・。そんな中で学校の友人には特に水曜は必ず図書館で勉強する日に決めているという人もいるし（彼はコツコツ型）、前からときどき授業で一緒になってた人は子育ても一段落終えたそろそろ定年かという年齢でいらっしゃる。私は外国人なのだから人一倍努力せねばと最初の頃は思っていたのについダラダラしてしまって、いけないなあと思いつつ、結局そう思うだけで終わってしまいます。まあこういうのは昔からだし、性質は簡単に変えられないと諦めるしかないかも。皆さん、日記を更新したときに出る画面にある脳年齢テストってやられましたか（今もあるのかな？）私はあれ、なんと１７歳でした。今、何歳と年を聞かれて１７歳なんてそのまま言ったらその鯖の読み方だけで犯罪になりそうな数字です。まあなんとなく質問の主旨と回答の要領が飲み込めてしまったために出た結果なのですが、そうわかっている反面、なんとなく｢まだまだ自分はいける｣と思ってしまう自分もいたりして、これまたいかんわけですね。さ、もうちょっと見直ししておかないと。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 16, 2006

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  どうも気分が乗りません・・・

  まず今日は少しは涼しくなったものの、やっぱり暑い。地下鉄とか死にそうでした。また冷房のない夏を迎えるのか・・・と思うと暗いです。その上、さっき旱魃の被害が出そうな地域とかがニュースになってて、黄色くなりかけた麦を見てまたどんより。こっちは日本の試合のせいでただでさえ気分が落ち込みがちなのに、フランスチームもこれまたあちこちから試合内容の批判を受けて、どうもフランス自体に活気がない。見なきゃいいのに、さっきドイツ対ポーランドを見てしまいました。ずっと０－０で来ていたのに９２分でドイツがゴールを決めて、ポーランドの敗退が決定。ポーランドの人々の気持ちが痛いほどわかるような気がして、つらくなってテレビを消しました。さらに日本はドイツみたいに９２分なんて最後の最後にゴールを入れられるほどの精神力がないからな・・・なんて思うとまたどーーんと落ち込み。これで課題やらテストやらがなければまだ気が楽なんですけどね・・・。相変わらずこういう切羽詰った時期になると、やたら部屋を片付けたくなったり今しなくていい洗濯をしてしまったりという気が散りまくり状態です。こういうの中学・高校から全然変わってませんねぇ。明日はせめて仕事とかでトラブルがないことを祈るのみ。急にメトロとか止めるのもやめてね。一人しゃべりまくり男よ、明日は私をそっとしておいてください、お願い。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 14, 2006

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  気分はブルー

  いろんな意味で。まずは日本が対オーストラリア戦で負けてしまった事・・・。これはかなりブルーになりました。仕事も置いて応援してたのですが・・・。でも４年前に比べて戦い方が堂に行っているというか、世界レベルですっかり見劣りしなくなったなあと思いましたね。前回はまだまだ初々しさが残ってましたが。そうそうこちらのワールドカップの放送の締めくくりに前回のW杯の各場面がチラッと出てくるのですが、そこにあの時の稲本が映るんですよ。イナ、活躍しましたもんねぇ。４年前に比べて活躍できる選手が多くなったのは確かですね。海外で揉まれた選手はそれぞれうまい。それにディフェンスの宮本はいつもながら頼りになります。でも今回の一番の活躍はなんと言っても川口でしたね。実は、私は失礼ながら「なんで今さら川口なのだ？」とずっと思っていたのでした。しかししかし！！！彼がいなかったら一体何点入ってたのかと思うとこわいですね。こちらの放送でも川口についてはずいぶん誉め言葉がありましたよ。ですから最後にあれだけガバガバとゴールを入れられちゃってカワイソウでした。これに挫けずに次回もまたよりすばらしいプレーを見せてもらいたいものです。あとはクロアチア、ブラジル・・・軽い軽い！ま、決勝までは行けないかもですけどね。というわけでやはり気分はサムライ・ブルーでございます。そして今晩はイタリアの試合を見てしまいました・・・。相変わらずのイケメン揃い♪今日はいつもながらの派手なパフォーマンスがあまりなくて少し残念でしたが、審判団の方でもイタリアのずるっこには特に念入りに警戒体制を敷いているそうですから、ちょっと警戒したのかな？私はもともとデル・ピエロが好きなんですが、トッティはもちろんのこと、若手も続々と美形が入ってますねぇ。もう彼らを見るだけでうれしいのに、これまた冴えわたるプレーが見事でした。あれくらいスカッとしたゴールを日本チームでも見たい・・・。イタリアのユニフォームは青。ここで気分はイタリアン・ブルーになりました。そして極めつけはやはりフランスのLES BLEUS。彼らのチームカラーもブルー♪明日は対スイス戦！さっきジダンのインタビューを見て俄然気分はフランスのブルーになりました。予定フォーメーションも見ましたが、怪我人が出たことを感じさせない強気のフォーメーションのようで。こちらも応援がんばります！・・・ってほんとはそれどころじゃないんですよね・・・。課題をメールで先生に送って「これで恐らく最終です」って書いたのに、さっき見たら返信が・・・。ご丁寧にいろいろとREMARKSをつけてくださって別に訂正しろとは言ってないんですが、「いつでもヘルプします」と書いてある・・・。やっぱり訂正しろってことなんでしょうねぇ。先生、私は別に満点がほしいわけじゃないんですよ。このへんで勘弁してもらえませんかねぇ。ここでまた私は別の意味でブルーになったのでした・・・。余談になりますが、家の近くに黄色地にカンガルーの絵、おまけに「オーストラリア」とデカデカと書いた日よけをしている車が止めてありました。蹴りを入れそうになっちゃいました・・・。それにしてもKEWELLとかいう感じの名前のオーストラリアの人、なんだか私好みでしたよ。こっちに一瞬でも気を移したのが悪かったかなあ・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 12, 2006

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  踏んだり蹴ったり

  つい最近もついてないネタ集をやった気がしますが・・・。昨日はなぜか地下鉄やバスがストライキ。朝まで全然知りませんでした。いつもならストだと前日に騒ぐはずの同僚も何も言わなかったし・・・。朝はそれでも会社に遅れるだけなので人込みに疲れても気は楽なんですが、帰りもとなると疲れ倍増です。しかも朝苦労して会社に来たのに、着いた途端にストのことなんか忘れてしまいました。夕方は学校があったのですが、時間もあったので歩いていったし。で、晩の９時半に学校近くの駅で家に帰れないことが発覚したのです・・・。いつもならさっとそれじゃあの線を使って、そこからこうやってとすぐに帰宅方法がひらめく（ってそれほどたいしたことでもないですが）のに、今回はかなり遠い道のりになりそうで、いくら考えても最善の径路が見つからない。どう見ても家までかなり歩くことになりそうで泣きそうになりました。毎週見ていたオーディション番組が最終回だったんですよ。しかも授業が終わった時点で番組が始まって４０分近く経っていて、一刻も早く帰らなければならない状態だったのです。結局、いつもの倍くらいの時間をかけて帰るはめになりました。番組は遅くまでやっているのでかろうじて最後は見ることができましたが、やっぱり残念。ここまで何ヶ月も見てきたのに・・・。やっぱり昨日は最後まで授業に残らずに帰ればよかった。昨日は例のペアで課題をやる授業の日だったのです。先生の講義はもう先々週で終わっていて、今はそれぞれが課題に専念し、それぞれが先生に質問するという形。私もここで集中して片付けてしまおうと思っていたのに・・・。授業中一人でしゃべりっぱなしの男が隣でした。隣でしたと言えば偶然のように聞こえますね。そうじゃなくてわざわざ私の隣に座るんですよ、この人。課題は結構集中力が要るのでおしゃべりの心配はないだろうと思ったのに、５分おきになんだかんだ言ってくるのです（涙）。今度はもっぱら自分の課題のことで「これはどうすればいいか、あれはどうしようか」と質問攻め。他にも質問してくる人はいましたが、そういう人達は自分の聞きたいことがわかればそこであっさり「ありがとう」で済むのに、彼の場合はひとつわかればさらなる質問、こちらがわからない、それは自信がないと言っても「自分はこうこうこうやりたいんだ」としつこくしつこく説明し、その過程でなんらかの意見を求めてくるんですよ。「それじゃこうやってみたら」と言うと、「あー、そうかぁー、それは考えなかったなー。なるほどー、で、どうすんの？」「先生に聞けば」と言っても聞かないんですよ・・・。第一先生は一人一人を見てまわっていて、なかなか手を挙げたらすぐに来てくれる状態でもなかったし。私はせっかく考えて結論が出そうなところを１００回ほど遮られて一からやり直し。これじゃ集中できないから帰ろうとまで思ったくらい。そんな私の迷惑そうな顔もおかまいなしで、この男はのうのうと「この課題ってなかなかうまくできないよなー。これでOKと思ってもどこかで矛盾が出るしさあ」それで「だからこれってすごく集中してやりたいんだよね」と冷たい調子を出しつつ言ってみたんですけど、こういう人って何を言っても通じませんね。ふぅ。また前の人が心配して何度か振り向いてくれたんですけど、私のうんざりした顔に笑ってました。ストのことを思い出していればあの時絶対に帰ってたんですけどね・・・。昨日の晩はオーディション番組の他に、もう一つ見たい番組があってオーディション番組が終わってから次の番組までの間テレビを消して他の用事をしたりしました。で、ふとまだちょっと早いけどテレビを付けておこうかなと思ってスイッチを入れたら・・・次の番組はもう始まってました。しかもあの様子からすると１０分くらいはもう終わっていたような。これだからいやなんです、フランスのTV。日本みたいに９時ぴったりに番組が始まって、９時５０分にはお天気のお知らせ、１０時ぴったりに次の番組が始まってなんて当たり前のようで素晴らしいことが、ここではちゃんとできなかったりします。まあニュースが８時ぴったりに始まらなくて８時３分とか５分とかに始まったところで、実際はたいした違いはないんですけどね。それにしても諸事情で遅れるのはしかたないとして、なんで早めに始めるのか！これは納得行きません。先日は映画館で映画が早めに上映開始されたし。私はもう席に付いていたので問題なかったですが、上映予定時間ギリギリに来た人々が案の定、慌ててうろうろしちゃって最初の方はなんだか集中できませんでした。普段はどちらかと言うと遅れがちなのに、大事なところで予定を早めるのはやめてほしいですよねぇ。さ、なんだかんだ言って週末です！私は課題を仕上げなきゃいけないので篭りです。お天気よさそうなのにな・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Jun 9, 2006

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  そろそろ確定申告をやらないと・・・

  フランスで税金を納めておられる方々にはもうおなじみの話なんですが、確定申告。いつもは受付開始と同時くらいにやってましたが、今年はなんとなくやる気がなくまだやっていません。フランスでは所得税は給与から控除されていません。え？この給料の額でさらに所得税を払うの？と最初の頃はびっくりでした。というのも前年度の所得額に基づいた所得税を次の年に払うという方式なので、フランスに来た年は前年度の所得がなかったため税金の支払いはなかったのです。「来年から税金を払わないといけないから、お金横に取っておいた方がいいよ～」って当時の同僚たちには言われてたんですけどね・・・。こちらも初めての年はいろいろと物入りで横に取っておくなんてことはできませんでしたから、いきなり大金を請求されて青ざめました。さて簡単に確定申告のやり方について。時期がくると税務署の方から写真のような申告用紙が送られてくるので、これに前年度の所得額合計など必要事項を記入して返送する。まあそれだけなんですけどね。取り立てて資産がない私は簡単なものです。ただし初めて申告するときは、税務署に登録がないので用紙を取りに行かなければなりません。私も最初の年は用紙を取りに行きましたが、机の上に職種によって種類が違う用紙がざーっと並べてあって、配る人もにこやかに「何番の用紙が必要ですかぁ？」という感じでなんとなく楽しげでした。確定申告の方法は今ちょうど過渡期です。昨年はまずインターネットでの申告が可能になりました。そしたらネットでやる人が殺到してしまってパンク状態。結局締め切りを延長しての受付になりました。この国は早くからネットを奨励すると言って、駅に無料インターネットを設置したりしているのに、新システム開発となると必ず問題が起きます。聞いた話によると新システムを開発するのはいいがテストなしで使ってしまうことがあるとか。確定申告のシステムはちゃんとテストしたのかどうかそれは定かではありませんが、パンクしたということはネットを奨励している傍らで、そんなにたくさんの人がネットで申告するとは思ってなかったってことでしょうね。ネットでの申請の利点は１．税金の２０ユーロ割引がある２．わざわざ書留で送る必要がなくなると便利でお得。２は１００％郵便局が信じられないので、確実に税務署に届くよう（期日に届かないと罰金として税額が１０％UP!)書留もしくは追跡番号がもらえる方式で送っていました。これのために郵便局で並ぶのが大変だったので、ネットはやはり便利です。今年はさらに、送られてくる用紙にあらかじめ所得額が記入されているというシステムが導入されました。一応、自分の給料明細とあらかじめ印刷されている所得額を照合してみたら合ってはいたんですが、またしても・・・。端数が消えてる。私の去年の所得合計はXXユーロ６３セント。この０．６３の部分が切り捨てられていました。この端数処理の話題は「フランス人は意外と寛容　その２」でも書いたのですが、今回もいきなり切り捨て。これまで自分で所得額を書くときはきちんと端数まで書いていたのですけどね・・・。それとも長々書いてある説明書に端数切捨てと書いてあるのかしら？読んでもいないので不明です。そしてこの後、所得税額合計を１０回で割って（支払いは月々１０回払い、もしくは１/３ずつの３回払いが選べます）、ネット申告割引２０ユーロを控除して・・・と計算するとまた端数が出るだろうと予測されますが、それもまた切り捨てなんでしょう。前の日記で「総国民数約6000万人のうち、税金を払ってる人が半分として、それぞれに１セント誤差が出たとすると、3000万セント＝30万ユーロの損という計算になる」と書きましたが、こうやって見ると、１人につき誤差は１セントどころじゃないですね・・・。私の場合はすでに６３セント、月払いの計算後に恐らく出るであろう誤差を考え合わせると１ユーロに達することもありえます。国庫はこれでいいんでしょうか？「１円を笑うものは・・・」ですね、まさに。ま、私のほうが得してるからいいんですけどね。さ、さっさと確定申告済ませなきゃ。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  May 31, 2006

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  ついてない・・・小ネタ集

  昨日から、いや正確には例の戸棚口唇裂傷事件以来ですからおとといから、なぜかついておりません。天気予報が当たり、今週に入ってからパリはどんどん寒くなっています。今日なんかまた冬に逆戻りか？と思うほど。カシミアのセーターなんか着ちゃっています。冬から春になるときって、少々肌寒くても風に春の暖かさを感じるではないですか。今日のあの空気の冷たさはそれすらもなく、ほんとに身を切られるようでした。こんな状態の中、昨日は結構激しい夕立が。それも私が外に出るたびに。一度目は学校を出たとき。空は晴れているのに、私のいる辺りだけ真っ黒な雲があって勢いよく雨が降っていました。幸い傘は持っていましたが、荷物が多かったので大変。それも駅に着くまでにはすっかり止んで、あれは何だったんだ？という感じ。その後自分の駅に着いて、近くのスーパーに寄りました。その時は雨は降ってなかったんですが・・・。スーパーを出たらまた雨。もともと荷物が多かったのにさらに買い物を持って傘をさしてと大変でした。しかもその雨も私が家に着いたら止みました。そんな予感はあったんですけどね。やっぱり空は晴れていて私のいる辺りだけ曇っていましたから。昨日はいろいろとやることがあって、寝るのが遅くなってしまいました。ちょっと前までは１時過ぎに寝るのが日課だったのですが、最近は１２時台には寝るようにしているのです。それが昨日は気付いたら１時を過ぎていて、慌ててふとんに入りました。そしたら・・・どうも外からがーーーーっという音が。車、それもトラックのエンジン音が途切れないのです。窓から見ると、小型コンテナーのようなものを牽引しているトレーラーがうちの前の道路から小道に入ろうとしていました。この光景にはちょっとびっくり。うちの前の道だってそんな広い道じゃないし、トレーラーが通るようなところじゃないんですよ。さらに曲がろうとしている小道はさらに狭い。そして夜間は各道路とも路駐でいっぱいです。そんなところを通ろうというのだから、よっぽど腕に自信があったのでしょうね。けれど、結果としてこのトレーラーは半分曲がったところで引っかかってしまったのです。がんばって曲がろうとすれど、動かない。さりとて牽引車ですからバックすることもままならず・・・。それでエンジンの音がずーっとしていたのです。このまま朝まで動けないということもあるのだろうかと思いつつ、気になって寝られません。音がというより、こうなったらトレーラーの動向の方が。寒いのに何度もふとんから起き出して窓の外を見に行ってしまいました(*^^*)そしてそろそろ見物はやめて寝ようかなと思ったら・・・「ガッチャーン！」とすごい音。明らかに何かが割れた様子。暗いのと木が邪魔になってよく見えませんが、あれは明らかに車を引っ掛けたかもしくはトレーラーのバックミラーが壊れたか。運転手が降りて確認しにいく姿は見えました。こうなったらもう寝られませんよ。明日、惨事になってたら、目撃者はいませんか？というポスターでも貼られるんじゃないかとかいろいろと想像してしまい・・・。それからもしばらくエンジン音は続きましたが、ふと気付いたら音が聞こえなく鳴りました。「あら？行っちゃったのかしら？」と思ってまた見に行くと、あきらめたのかトレーラーはそのまま、エンジンだけ切られていました。とにかくこれでようやく寝ることができる。朝イチに目が覚めたらどうなったか確認してみよう・・・そう思いつつ、たぶん少し寝たのでしょう。それからふとまた起きて見に行きました（たぶんこれは無意識に。ばかですよね・・・）。そうしたらなんとトレーラーは影も形もなくなっていたのでした。なんとなくがっかり。今朝は出勤途中にトレーラーが引っかかっていた辺りを観察しながら歩きました。が、特に何かが割れた跡も、車が壊された跡もありませんでした。いったい私は何をやっていたんだろう・・・と重い足を引きずりながら駅に到着。そのとき気付いたのです。なんだかいつもよりかばんの中にスペースがあるなと。財布がない・・・。昨日、家で出したんですよね、財布。テーブルに置いたままだってすぐわかりました。駅で家に戻るべきか戻らざるべきか、とっても考えたのですが、結局戻りました。財布にはお金以外にいろいろと必要なものが入っているので。しかし駅からさほど遠くないとは言え、やはり朝イチから駅と家の１．５往復は疲れました。ちょっと遅くなってしまったのでメトロで座ることができたのが唯一の救い。さっきまたスーパーに寄って、外に出たら雨がちょうど降り出したところ。参りました。重なるときは重なるもんですねぇ、ほんと。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  May 30, 2006

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  衝撃な出来事

  今日はショックで寝込んでしまいました。・・・って大げさにするほどのことでもないのですが。流しの上の棚を開けたらなんと戸の縁が私の口に当たってしまったのです。というか、戸の縁が弧を描いて開くその線上に私の口があったんですね・・・。戸はガンッと私の口に当たり、その痛いのなんのって。口を押さえたままどうにもならなくなるし、涙があふれてくるしでしばらくその場に立ち尽くしてしまいました。ようやく手を口からどけると、やはり手に血がついていました。その時はどうなったのかよくわかりませんでしたが、くちびるが歯に当たって切れた感じ。くちびるはみるみる腫れてきて、それを触って感じたのもショックでしたが（すぐに鏡を見る気になれなかった）、あまりに突然のそれも思いがけない事故で、そちらの方がショックだったみたいで。とりあえず横になり、それから少し眠ってしまいました。ショックで寝るなんてこと、これまでなかったので自分でもちょっとびっくり。今は触らなければ痛みは感じなくなりましたが、くちびるはかなり腫れています。明日の朝は腫れがひいているといいのですが・・・。これで思い出したのが友人の話。くしゃみをしたらその反動で手が動いて、その爪でもう片方の手を傷つけてしまったとか。これが意外に重傷でした。私もくしゃみじゃないですが、何かの拍子に自分の爪で怪我してしまうことがあります。爪の怪我ってわりと直りにくいですよね。それにしても外では結構気をつけているつもりなんですが、家の中でこんな怪我をするとは思いもしませんでした。そのせいか、今日はもう非常に疲れました。コメントのお返事は明日ゆっくりさせていただきます。すみません・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  May 28, 2006

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  誤字脱字の宝庫ってフランスだけかと思ったら・・・

  日本でも結構あるんですね。YAHOOのこの記事、ちょっと感動しました。日本って個人レベルではもちろん、間違えたり抜けたりとかあるのは当たり前ですが、こうして公に出版されたものって間違いはないものだと思っていました。まして教科書ってなんか絶対的なイメージがあるではないですか。そこに「ひらなが」とか「someting」なんてことがあるなんて。実際は今に始まったことじゃないんでしょうけれど、海外にいるとどうも日本の話に敏感になります。特に普段やたら間違いの多いフランスにいるとどうしてもこういう話題には反応してしまいますね。今日は実はテストでした。というか追試。だいぶ前に受けたテストがだめだったので、今日受けなおしだったのです。追試って実は生まれてはじめて。しかもこの年になって、こんな異国の地で・・・（涙）。ただ日本より全然イメージはいいというか、本試験がいくつも重なったりした場合、わざといくつかの本試験をパスして追試を受けて調整したりする人もいますから、チャンスが２回あってどちらか受ければいいかみたいなところがあります。今日もなんとなく本試験よりだらけたリラックスした雰囲気でした。このテスト、とにかく書かなきゃいけないはずだったのですが、先生が「ダラダラ書かずに要点を数行書いてくれればいいから」というのを間に受けたのが失敗のもとだったようです・・・。実際、最高点を取った人のコピーを見たところ、これがまあごちゃごちゃとゴタクを並べてあって・・・。書きすぎでもしかしたら質問の要点からずれてんじゃないの？って思うような感じも受けました。でもこの人の感性と先生の感性がぴったり合ったのでしょうね、こんなめちゃくちゃで最高点なのだから。テスト結果の張り出しを見たところ、受かった人は非常に少なく、しかも合格ラインギリギリの人ばかりでしたから、やはり大半が先生の求めているものが書けなかったのでしょう。そう思うと安心なのですが、でも面倒な追試は受けたくなかった・・・。この先生（後で聞いたらなんと今年初めて教え始めた人だとか）、一応授業のサポート資料というものを作ってくれていたのだけれど、それがもうめちゃくちゃ。初めてこの科目を取る人対象の授業でこの内容はあまりにひどいのでは・・・というくらい誤字脱字の他、専門用語まで略式で書いてあって我々には？？？だらけ。それに授業も全然サポート資料に即していないので、これまた？？？。聞いているだけなら結構面白かったのだけど、こういうのがテストになるんですからねぇ。ちなみに最高点を取った人の解答も、意味不明な部分たっぷり。誤字、脱字、略字、文法間違い、誤った単語の使い方等あまりにひどく、最初フランス人じゃないのだと思っていましたが、この字は間違いなくフランス人独特の字体。フランス人が見てもやはりフランス人以外の何者でもないだろうとのこと。やっぱりこの部分でも先生との感性がぴったりだったのでしょう。普通、この内容では点はもらえないもんなんですけどねぇ。追試決定になった当初、同じく追試になった人々と「納得がいかない」と事務所に怒鳴り込みに行きました。こちらでは言うことはどんどん言いますから、泣き寝入りということはありません。とにかく皆すごく怒ってて、やれ授業内容がひどかっただの、１度ちらっと授業でやっただけのことをテストの課題にするのはおかしいだの、散々言いまくり。こわかったですよ～。私も怒ってはいましたが、最初のうち｢日本だと追試になった方が悪いみたいなところがあるけど、こっちは違うなー｣と押され気味でした。でもふと気付いたら結構文句言いまくっている自分がいたりして・・・（汗）。まあそれくらい授業内容には納得してなかったわけなのですが、これで万一受かってたら何も言わなかったんでしょうね。文句が多かったって聞いたのでしょうね（直接抗議もあったみたいだし）、今日の先生は妙に緊張気味でした。「きっと今日のは皆すぐできるよ。皆合格なんじゃないかな。」との先生のセリフに「前回もそう思ったんだけどね」という嫌味も聞こえました。採点も辛かったんでした、前回。今日はとにかく要点だけ書くというように小さくまとまることなく（先生は相変わらず「数行で」と言ってたんですけどね）ゴタクを並べまくったのですが、果たして結果はどうなんでしょう。この感性の違いを超えることはできないような気もします、はぁ。ちなみに本試験のときに散々私に質問しまくり、カンニングしまくりだった隣人はきっちりギリギリ点を取って合格してました。これも納得いかない・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  May 10, 2006

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  ご招待続きの連休でした。

  ああ・・・楽しみにしていた３連休２連発もとうとう今日で終わり。調子の悪かった土曜日は、「ま、１日くらい寝ててもいいか。まだあと２日もあるし♪」と気分が悪いながらも気持ち的には結構明るかったんですが、明日からまた休みなく会社か・・・と思うと、今日はなんとなく切羽詰ったようなへんな気分です。連休ってうれしいけれど、最終日は半分くらいこういう気持ちで潰れちゃうのが残念ですよね。さて、体調不良の件ではご心配をいただいてありがとうございました。胃酸過多っぽい気もしたのですが、実際なんだかわかりません。日頃の疲れや不摂生がいっぺんに来たのかも。あの日はきちんと胃薬飲んで寝たのですが、昨日起きてからもやっぱりどことなく胃の調子が悪い感じ。それでもお昼は一応食べて、そろそろテニスに出かけるか・・・という頃、また気持ちが悪くなりました。土曜日は一日結構な雨が降り、昨日は雨こそ降っていなかったもののどんより曇ったお天気。コートの状態はどうだろうかと思っていたら、午後から急に日が射してきました。先週は雨で中止になったし、今回はせっかくなのでがんばって行くことに。昨日は人数が少なかったのでかなり打ち込んで、いい具合に汗をかきました。胃の調子の悪いのは運動不足もあったのかもしれませんね。テニス後は恒例の一杯。やめりゃいいのに結局ビールを飲んでしまい、やばいかなーと思っているうちに場所を変えてもう一杯。ついでにご飯を食べて帰りましょうということになってまた場所を変えてベトナム料理。そこで別の友人からメッセージが入って、どうやらすぐ近くにいることが判明。ご飯後に合流してまたもう一杯。「一杯」の部分は全部ビールにとどめたものの、結局、胃の荒療治となってしまいました・・・。けれど全然会っていなかった友達にも会えたし、無理してテニスに行ってよかったなと思います。あそこでまた臥せってしまっていたら、きっと彼らから連絡が来ても断っていただろうし・・・。そして今日。レユニオン島に滞在中の友人がパリにやってきていて、先程インド料理をご馳走になって帰ってきました。実は昨日のベトナム料理も別の友人の招待で、２日連続ご馳走になってばかり。今日はこれまた久しぶりのインド料理で、胃の痛いのも忘れて参加しました。普段あまり行く機会のない場所にある小さなレストランで、マトンのカレーが絶品でした。さすがに有名な店なのでしょう、人が入ってきては満員なのを見て帰っていくのがひっきりなし。店を出たら雨がかなり降っていてちょっと濡れてしまいましたが、一番雨が降った土曜日は臥せっていたし、昨日今日と外に出た日は雨が降ることもなく、まあまあ恵まれた連休でした。さて今日も胃薬を飲んで寝ることにします。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  May 8, 2006

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• ３連休でホッとしてしまいました。

  待ちに待った３連休だし、なんだかボーっとしていたらもう朝の１時半！いくらなんでもこれだと明日は昼まで寝てしまいそうで怖い・・・。取り急ぎ今すぐ寝ることにします。皆さんへのお返事は明日必ず。お休みなさい！

  Apr 29, 2006

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  一周年を迎えました。

  昨日ふと気付いたのですが、今日でブログを始めてちょうど一年になりました。サイト名 ボンジュール･ド･パリ開設日 2005年04月25日　（開設365日）この一年あっという間ではありましたが、それにしてもよく続いたなって感じです。一年前に始めたときは他の人が読むためというより単なる自分用の日記くらいにしか思ってませんでしたが、そのうちいろんな方が来てくださるようになり、さらにコメントまでいただいて、ずいぶんとブログ観が変わりました。いつも読んでくださっている方々、ブロガー同士交流させていただいている方々、そしてブログを通じて実際にお会いさせていただいた方々、といろんな出会いもあり、猜疑心いっぱいでやっていた（笑）初期の頃と比べてずいぶん肩の力も取れてきたかなとも思います。毎日忙しいのによく続いているねぇと言われることもありますが、私の場合、時間がないからこそできてる気もします。いろんなことをやってると、一つのことを終えて次のことをやる前にちょっと時間の隙間みたいなものができるのです。そしてこのちょっとした時間の隙間にちょこっとブログというのが私にとってはよいペースなのではないかと思います。実際、時間がたっぷりあったら他のことに連続して時間をかけてしまって、この隙間もないですからね・・・。しかしどうも私は詰め込み型みたい（笑）。いろんなことをやっていてもそのスタイルの生活に慣れればまた時間ができる、その時間にまた何かをやりたくなる・・・そんな感じです。さぞかしバイタリティー溢れる人なんだろうなと誤解されている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなことないですよ。ダラーッと一日寝てたり、一日ゲームやってる日もありますから。ただこういう一日を送ったために、やらなきゃいけないことができなかった・・・ということはザラですが。ブログを書いていない日は実はこういう日だったりします。パリに来た当初はもっと見る目が新鮮だっただろうから当時ブログがあればどんなによかったかと思いますが、こちらの生活に慣れた今、冷めた目は冷めた目なりに書くことはあるものです。もっともこの一年、山もあれば谷もありました。実は昨年の年末あたりにはかなり行き詰まっちゃって、｢もう止めようかな・・・｣と思っていたこともあります。ちょうど上記のようなダラーッとした日が続いていたたのと、ネタがなかったのがうまく（？）重なったのでした。それになぜか書いても書かなくてもアクセス数も変わらなかったし・・・。アクセス数についてはブログ開始当初は変動が面白くてよくチェックしてたのですが、今は数ヶ月前の１日２８００アクセスとかああいうこと以外はほとんど毎日一緒だし、もうわざわざチェックすることもなくなりました。でもさすがに書いても書かなくてもアクセス数が変わらないというのに気付いた時は不思議な気分でした。｢更新されてるかな？｣と毎日チェックしてくださる方がいるんだなと今なら思えるのですが、年末は行き詰まってるときでもあり、｢なんだ、書いても書かなくても一緒か｣みたいにやる気がそがれたというか。（ちなみに今はなぜか書かなかった日はアクセスが半減するようになりました。更新チェック機能を使ってる人が多いってことかな？）その後新しい年を迎えてまたなんやかやと日々書くことができてきて今に至っています。。二年目からのテーマは｢脱力｣。いい感じに力を抜いてまたボチボチやっていきますので、今後ともよろしくお願いします。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 25, 2006

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  春休み終了・・・（涙）

  ２週間前は「わあ、これから２週間もゆっくりできる」と喜んでいたのに、あっと言う間でした、ほんとに。学校の春休みですから当然会社は毎日行ってましたが、それでも夕方好きなときに映画館に行けたし、特に土曜日に早く起きなくてもいいのが楽でした。確かこの２週間の間にちょっと勉強しておこうなんて思ったもいたんですけどね・・・。結局１行も読まず。ちょっとわからないところがあったのでよくよく復習しておこうと思っていたはずなのに。それによくよく考えたら木曜の授業は大量の宿題が出ていたのでした。しかも休み開けはテストもあると言っていたし・・・。ひえ～、間に合うのか？（汗）昨日の晩はそんなことをあれこれ考えて眠れなくなってしまいました。いつまでたっても小学生から進歩していないですねえ（涙）。とりあえず一番やらなければならないことはその宿題なので、会社のお昼休みにようやくやり始め、今日の晩の授業内容はメトロのなかで必死でチェック。なにやってんでしょうねぇ、私。でもまあ一応今晩はこれでやりすごしたので、あとは宿題を仕上げなければ。これをやれば同時にある程度はテスト勉強にもなるはず。ちょっとこれから必死になります。なんだか昨日から夕立続きです。昨日はテニスを終えた直後に雨が降り、今日は家に帰った途端ものすごいどしゃ降りになりました。稲妻は光るわ、雷は鳴るわで、なかなかすごかったです。そう言えば今の時期って結構雨が降る事が多かったような。夕立以外はノースリーブで歩いている人もいたりしてなかなかいい気候なんですけどね。桜はだいぶ散っちゃったかな・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 24, 2006

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  ふらり、メトロ、終電車

  日本にいた頃から結構終電車利用派だったのですが、いまもときどきあります。今日は友人夫妻宅で楽しい夕べを過ごさせていただき、気づいたら夜の１２時を過ぎておりました・・・。ついつい、しゃべってしまいますねぇ。挨拶もそこそこにおいとまして、メトロの最終より１つ前くらいのに乗りました。この時間でも結構人がいます。なんとなく飲んで帰ったかなという人が多くて、車内はなんとなく楽しそうな雰囲気なのですが、それはきっと私自身も飲んでいるのでそう見えるだけでしょう。うちの駅に着く最終電車は１時少し過ぎ。日本に帰ったときはついこの時間を想定してしまってえらい目に遭います。うちの実家の最寄駅に行こうと思ったら、１１時半には電車に乗っていないといけないので・・・。１２時過ぎまで余裕で飲んでいられるというのは、首都圏ならではなんでしょうか。ほどよく小さいパリってとっても便利です。・・・というわけでなぜこの時間になってブログなんてやっているのか自分でもよくわかりません。とにかく寝ることにします。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 13, 2006

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  だらだらの１日

  テーマに「今日の出来事」なんて選んでしまいましたが、出来事だなんて笑わせます。恐ろしいほど何もしなかったのですから・・・。今日は有給の消化で家にいました。朝起きたら、案の定お昼過ぎ。だらだらとビデオを見て、ご飯食べて、おやつ買いに行って、気がついたらNOUVELLE STARの時間で。とこんな感じ。今日した唯一有意義だったことって、洗濯をしたことくらいでしょうか。そしてさっき気づいたらもう朝の２時。さて、そろそろ寝なければ。休みは今日だけなので、明日の朝はきっと泣くはめになることでしょう。ま、たまにはいいですね、こういう休み方も。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 12, 2006

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  ようやく桜を見ました。

  今日は偶然、降り立った駅のホームから桜並木が見えたので、帰りにそちらの方に寄ってみました。道の片側だけで全部で１０本くらいでしたが、こうして並んでいるのを見るのはやっぱりいいものです。この桜の向こうにはSTADE DE FRANCE、開閉型ドームのスタジアムがあります。サッカーからコンサートまでいろいろ行われるこのドーム、私はまだ入ったことがありませんが・・・。最近、朝がちょっとヒンヤリしているのでまだまだ薄手のコートはかかせませんが、毎日のように降っていた雨がここ数日はぴたりと止んでいます。たまたま桜を見かけることができた今日は、このようにとってもいいお天気に恵まれてよかったです。でもやっぱり日本の桜とは違うんですよね・・・。こちらの桜は八重が多いのですが、この桜は八重ではないにしても、花びらが日本のに比べて大きめ。だから花の形もちょっと違っていますよね。これが実は興ざめだったりするのですが、桜は桜。やっぱりいいもんです。すみません、ちょっと疲れているのでお返事は明日ゆっくりさせていただきます。皆さんの所にも明日お邪魔させていただきますね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 8, 2006

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  お金がない！

  ・・・ってタイトルの織田裕二主演のドラマがありましたね、昔。４月１日の日記だから、これはエイプリルフールの一環かと思われるかもしれませんが、私はほんとにお金がないのです。先日のようにお財布を忘れたとか、そんなかわいいもんじゃありません。今朝気付いて財布の中身を調べたら、かきあつめても全部で９ユーロ３０。今日はいろいろ買い物をしようと思っていたのに、それも出来なくなりました・・・。また悪いことにちょっと誰かにお金を借りることもできなくて、一人で悶々としております。何があったか。銀行のキャッシュカードの期限が切れてしまったのです。銀行からは新しいキャッシュカードが来てますよというお知らせを数週間前にもらったのに、取りに行くのをすっかり忘れていました。で、今朝９時に手帳を出した時に、カードを取りに行くのを忘れないようにと一緒に入れておいたその手紙を発見。さらに今日がすでに４月１日であることに気付いて呆然としてしまいました。週末に必要なお金を計算したところ、今日使えるお金は３ユーロほど。おかげで今日の昼食はこんなのになってしまいました・・・。これ、麺もおいしいし辛さもいい感じでとってもおいしいのですが、こういう状況の時に食べるとどうも気分が滅入りますね・・・。今日は、何度も「ああお金がないから買い物ができない」と思っては、「そうか、現金じゃなくてカードで買えばいいや」と思い直し、そして「いや、カードが切れてるから現金も出せなきゃ買い物もできないぞ！」と自分で突っ込みを入れるというのを何度繰り返したことか。そしてその度に落ち込んでいます。このカード、カルトブルーと呼ばれるもので、日本で言うデビットカードというものと同じ感じですが、このシステムは日本よりもっと前から一般化していて、銀行でカードを作ったらキャッシュカードがすでにこのカルトブルーになっています。VISAなどはオプションで。私は現金をあまり下ろさないし、買い物はほとんどカードで。この方が月末にいっぺんに引き落としされて便利なんです。そしてこの現金をあまり下ろさないというのが、今回の事件のネックとなってしまいました・・・。月曜はお昼休みにでも銀行に駆け込もう。すみません、皆さんへのお返事と皆さんのページへお伺いするのは明日にさせていただきますね。それから、しばらくトラックバック禁止します。最近またヘンなのが多いですよね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Apr 1, 2006

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  今朝のメトロで。

  時差ボケ重症かもです・・・。今朝はまた妙に早く起きてしまい二度寝しましたが、どうも時計が信用できなくて。家の中にあるあちこちの時計を全部見に行ってから一応は納得したのですが、やっぱり１時間おかしい気がしてしかたがありません。それから何度起き出して、家のすべての時計を見に回ったことか・・・（それならいっそのこと起きればいいのですけどね）。結局起きる時間になって、シャワーを浴びても、いよいよ出かけようというときにも、常にやっぱり自分は１時間遅れているのでは？という思いがだんだん強くなっていきました。そしてメトロに乗ると、なぜかガラガラ。おかしい・・・。やっぱり１時間遅いのでは・・・。と、どんどん不安が強くなっていくばかり。今日はメトロがストの日だったので、こんなにガラガラのはずがないのです。でも・・・やっぱり時計は合っていました。会社に着いたのもいつもの時間。なのに、なのに、感覚的にいまだに納得できません。重症です・・・。さて、今日のスト。ホームでもあまり待つことなく、上記の通り自分の駅から乗った電車はガラガラでした。ストって言われてなきゃ、「なんか今日はメトロが来ないな・・・」くらいにしか思わなかったくらいの遅れでした。そうそう先日お知らせしたメトロのホームにできた自動ドアですが、今朝はホームに着いたとき、ホーム側の透明の扉は開きましたが、メトロの方の扉は半開きにしかならず、結局乗客がこじ開けて降りる事件がありました。やっぱり無理なんでしょうかねぇ、こういうシステム。先が思いやられます・・・。とにかく降りて、私は乗り換えです。この線は比較的いつも混んでいるのであまり好きではありません。今日はストのせいもあって、やはり混雑気味。一駅皆ぎゅうぎゅうで、次の駅で人が降りて楽になりました。その瞬間、隣に立っていた女性が「ちょっとすみませんが、そのカバンを下げてもらえませんか？」と言ってきました。私のかばん・・・。こんな感じです。 肩から掛けるタイプで腋の下すぐあたりにカバンの口があります。確かにこの位置に人のカバンがあると多少邪魔かもしれません。けれどこれをさげるったって、紐はこの長さなんですからどうしようもありません。「これはこんな感じなんだからどうしようもない」とそのまま言いました。すると彼女は、肩からかばんを降ろして手で下げればよいと言うのです。「なんじゃ、こいつ？？？」と正直思いました。そして私の口をついて出たのは・・・。「悪いけど、重いからイヤです。」別に重くもなんともなかったんですけどね。無意識に出てました。相手もそういう態度に出られるとは思ってなかったんでしょう。「だって私もそうしているのに。そうすれば一人分のスペースが空くじゃない」とブツブツ言ってましたが、引き下がりました。一人分って大げさな。私のカバンがボストンバッグであったりスーツケースであったなら、そりゃあ私だって謝ったでしょう。けれど、たかが小さいバッグじゃないですか。しかも恐らく一番混んでたときに、その人が押されて私の方に来て、私のカバンが邪魔だったとかたぶんそれだけなんですよ。それを一人分のスペースが空くなどと、いかにも皆のためみたいな言い方をして・・・。それにその人は気付かなかったみたいですけど、皆降りた後だったのでその人の後ろには５人分以上のスペースがあったわけです。そこで引き下がらなかったらそのことも言ってやろうかと思っていましたが、残念ながらそれ以上は何も言ってきませんでした。その後私はメトロを降りたのですが、因縁をつけられたみたいで気分が悪かったです。そして日本で同じ状況になったらどうだろうかと考えました。まず、カバンを下げろと言う人などいないかもしれない。例え言う人がいたとしても、その答えに「重いからイヤ」などという言い方はしないかも（日本だったら、何も言わず無視かな？）。こういう言い方をして反感を煽るのを｢フランス人化している｣と言うのであれば、私もちょっとヤバイかもです。｢フランス人化｣と言えば、昔フランスに少し留学して帰ってきた人、なんか怖くなってましたっけ。フランスに出発前はかなり気弱な感じの人で、フランスでも人に強い態度に出られなくて困ると嘆いていました。それが彼女が帰ってきて一緒に居酒屋に行ったときのこと。そろそろ新しい取り皿もらおうかなって思った瞬間、｢ちょっとぉ、取り皿もらえますぅ？｣と彼女のビシッとした声が店員さんに飛びました。昔とは口調が全然違う。第一、店員さんにすらこうしてお願いすることすらできないタイプの人だったのに・・・。本人曰く、フランス生活の賜物だそうでした。これくらいのことなら怖いってこともないんですけどね。他にもいろいろあって、人って３０過ぎてからでも１８０℃性格が変わることがあるんだなあ、フランス恐るべしと思ったものです。何もかもフランスで生活したせいなんて言っちゃうと、自分のフランス生活をすべて否定したみたいになっちゃって悲しくないのかなあなんて思いましたが、ご自分でそうおっしゃったからには他人には計り知れないご苦労なんかがあったのでしょう。フランスに限らず、海外で暮らすって見えないところでいろんなことがありますから。ま、私はもともと日本にいたときからちょっと怖い系だったので、大丈夫！全然変わってない！・・・と安心して笑っているわけにはいきません。今朝のことを教訓に、もうちょっと自分を抑えてやっていかなきゃなって思いました。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 28, 2006

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  １時間失いましたが・・・。

  今日の午前２時。夏時間に変更しました。ようやくここ数日、１５℃くらいと暖かくなってきたところに夏時間への変更ですから、いい感じです。これまで日本との時差は８時間でしたが、こちらの時計を１時間進めたので、今後７時間になります。おかげで、ちょっと前まで４時くらいにもう真っ暗状態だったのが、夕方７時になってもまだ普通に明るいです。トップページの日の出・日の入り情報によると、なんと日の入りは８時すぎ。これでだいぶ気分も明るくなります。あとはこの毎日続く鬱陶しいお天気がすっきりしてくれればいいのですけどね。それに毎年起こる時差ボケの問題。夏時間→冬時間に変更、つまり時計を１時間遅らせるときには特になんともないのですが、冬時間→夏時間のときはどうも時差ボケのような症状が起こるのです。１時間だけなのに、しかも夜寝ている間に時間が変更になるのだし、なんと大げさなと思われるかもしれませんが、ほんとうなのです。これは私だけでなく、フランス人にもこの症状を訴える人がいます。一番ひどい時で、数週間夏時間に慣れないこともありました。ただ、今年はなぜか最近１時間早く目が覚めることが多かったので、もしかしたらすでに身体が夏時間へ向けて準備していたのかもなんて思います。いずれにしても最近は生活自体がちょっと不規則なので、気を付けるいい機会かもしれませんね。つい数日前に耳がちぎれそうなほど寒かった日があったばかりなので、こうしてこれから晩１０時でもまだ明るい夏に向かっていくのを実感するのはうれしいことです。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 26, 2006

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  あ～調子が悪い

  どうも最近目がお疲れ気味。仕事でコンピューターをよく使うので当然なんですが、最近は学校でも使うことがあって、会社→学校→家でずっとコンピューターを使うのはさすがにちょっとキツイのです。その上、最近はやたらネットのスピードが遅いときがあって、皆さんのページに行こうと思ってもなかなか開けなくて、じっと待ってる間に目が耐えられなくなってそこでやめちゃったりすることもあります。なのでなかなかちゃんと皆さんのところにお邪魔できていません。ごめんなさい。ネットの調子、なぜか今日は会社でもとっても悪くてなんと１４時から全く通じなくなりました。サービスセンターに電話をしようかと思ったのですが、また前みたいに「問題ありません」と言いつづけられて３０分後、「すみません・・・同僚によると実は１時間前からサーバーに問題があるようです」と言われて以来、電話をするのはやめました。はっきり言って無駄だし、第一お客様センターは１分いくらでチャージがかかるのですよ。確かにチャージをかければ、何でもかんでも電話してくる人は少なくなるでしょうけれど、だからと言って、お金をとっておきながら上記の態度ってのはねぇ・・・。だいたい客商売がなってない国ですから、仕方ないのですが。明日はちゃんと通じているといいのだけれど。でないと仕事になりませんから。昔は電話とＦＡＸだけで仕事していたはずなのに、今は「メールがないと仕事が出来ない」なんて、ちょっと贅沢な話ですよね。今日は目の疲れが原因なのか、はたまた昨晩調子に乗って遅くまで起きていたのが悪かったのか、さっき授業中に５分ほどうとうとしてしまいました。そしてこの５分がとっても大事だったらしく、その後全くわからなくなってしまいました。周りの人はその後の先生の説明がとってもわかりやすかったようで、皆うんうんとうなずきながら聞いていましたから、私はものすごく大事なポイントを逃してしまったようです・・・（汗）。あ～、せっかくネタを用意していたのにちょっと書けそうにありません。今日はちょっと早く寝て、明日同じことが起こらないようにしたいと思います。皆さんへのお返事も明日必ずしますので、ちょっとお待ちくださいね。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 22, 2006

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  また友人が帰国してしまいます・・・。

  今日の出来事というより、土曜日の出来事なんですが。ちょっと日記をさぼったので、土曜の気分でちょっと書きたいと思います。というわけで土曜日は午後イチから晩の11時まで飲みでした。昼の部は友人宅で、夜の部は近くの中華レストランで。特に昼の部はものすごく大勢の人が来られていて、しかもその大半が私の知らない人だったりでちょっと驚きました。行く前は午後２時から晩までってかなりの長丁場だなと思いましたが、気付いたときは、え？もうレストランに行く時間？って感じで、あっという間。楽しい時間ほど早く過ぎてしまいますよね・・・。私の場合ただでさえ友人が少ないのに、こうしてまた帰国組が出てしまって、つらいところです。フランス人にしたって、実家に帰るなど様々な理由でパリから離れていくし。新しい友達って言ってもそうそうできないので、減っていく一方になりそう・・・。この日は久しぶりにベロンベロンに酔っ払った人を見ました。日本だと珍しい光景じゃないんですけどね。こちらでは普通の人でこういう状態になってる人ってめったに見られません。この酔っ払ってた人もフランス人じゃなく日本人でした。日本人はアルコールの分解酵素が西洋人に比べて少ないとか聞きましたが、飲み方もあるんでしょうね。日本では居酒屋という簡単にいろんなお酒を次々と飲める環境がありますが、フランスにはあそこまでくつろいで飲める店がありません。それに同じビールを飲むにも日本じゃいきなり中ジョッキサイズをガーッと飲むという感じですが、こちらは普通は250mlをちびちびという感じ。ガンガン飲む環境じゃないですね・・・。ただ家での飲み会の場合は、ワインのビンがいつでも手の届くところにあるので要注意です。パリって小さいので、最悪歩いて帰れるという気軽さもありますし、くつろいだ雰囲気の中、ついつい飲みすぎて・・・ってことになります。あのベロンベロンになってた人、晩のレストランにも来ていたのですが、もう食べるどころじゃないって様子でした。そんな状態でちゃんと帰れたんでしょうか・・・？東京だと、郊外に住んでる人が飲んだ後電車に乗って、朝気付いたら長野にいたとかそういうエピソードがありますが、パリだと終点まで行っちゃってもまあしれてますから、乗り過ごしてもまあなんとかなるのでしょう。けれど普通はどんなに飲んでいても、不思議と自分で知らないうちに乗り換えしてちゃんと家に着くもんなんですよね、これが。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 20, 2006

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  パンチに関するエピソード

  穴あけパンチ。まあ家ではあまり使うことはないですが、会社では必須アイテムの一つですよね。 よく使うわりにケアが出来てなくて突然ふたが開いて中身がバーッと散らばっちゃうなんてこともありますが。私は片付けがうまくないわりに、わりとキチンキチンとしないと気がすまないタイプ（周囲はこのギャップが理解できないようですが）。ファイルにする紙はどれもこれもキチンと同じ位置に穴を開けて、ファイルの中身がキチンと本のようにそろっている・・・これが理想。事実、日本で働いているときはそうなっていました。ところが・・・。今は本のように中の紙が揃っているファイルなんてありません。これはもう諦めました。フランスに来て前に働いていた会社、今の会社とも、ファイルの中身はめちゃくちゃです。パンチって一応揃うように印がついていて、そこに紙の長さの中心を合わせればきちんと揃うように一応はなってるはずなんですが・・・。紙を軽く半分に折って印をつけた上で、パンチで穴を開ける人って私の見る限り誰もいません。普段きっちり仕事をやってる人でもファイルの中身はガタガタ・・・。中身が全部A４の紙でも揃っていないのですから、少しでも大きさの違う紙を一緒にファイルしなきゃいけない場合はもう見た目悲惨です。大きさの違う紙同士でも､上の端を揃えてファイルとかそういう芸当は存在しないのでしょうか？？？まあ揃っていようがいまいが、仕事にとって大事なのはファイルしてあるということなのですから、こんなことでガタガタ言う方がおかしいのでしょうけれど。最初はこれが気になって気になって仕方がありませんでした。でも共用のファイルなのでどうすることもできません。それですっかり諦めた今は私も紙の中心を目印にして穴を開けるなんてこと、なくなりました。ま、これはフランス人だからって日本人だからって問題じゃないんでしょうけどね。さて、フランスに来てから６年。ついさっき、初めてパンチを表すフランス語を覚えました！実はこれまで｢パンチ貸して｣と言われる度に、雰囲気で悟っていました・・・（汗）。と言うのも、貸してと言われるのはホッチキスじゃなかったらパンチなんですよね。ホッチキスという単語は知っているので、それじゃなかったら必然的にパンチなんです。｢パンチ貸して｣というのはいつもとっても不意に言われるので、これまでどうしてもこの言葉が耳に入ってきませんでした。和仏辞書で調べても｢パンチ｣という言葉では載っていなくて、パンチじゃなかったらなんて日本語でなんて呼んだらいいかわからない代物の、ましてフランス語なんてわかるわけがありません。私の持っている辞書は古いのかどうか、カタカナ語に弱いんです。なので他にも結構載っていないのがあって困るのですが。さらに私の仏和辞書は、第２外国語がフランス語だった友達のお下がりなので、もっと古くてカタカナ語にやっぱり弱い。VIN=ぶどう酒だし。最新のだとこういう欠点は克服されているのかもしれませんが、特に和仏は信用していないので新しく買う予定もありませんし、一生このまま行ってしまうかも。高いですしね、辞書も。さてパンチという単語、PERFORATEURというそうです。今日たまたま事務用品のカタログを見ていて発見しました。PERFORERは動詞で私の辞書の訳語は、｢（に）小穴をあける、パンチを入れる｣でした。そして問題のPERFORATEURの訳語は｢穴あけ機｣。ちなみに｢パンチ｣という言葉では調べられなかった私の和仏は、｢穴あけ機｣という言葉でもPERFORATEURという単語を見つけることはできません。洋書ですが、実家には全ページイラストが入った辞書があって、それこそパンチの各部の名称まで目でわかるようになっています。毎回帰国するたびに持ってこようと思いながら、重くって諦めてましたが、このまま実家で眠らせておくのもこちらで新しく買うのももったいないので、今度は必ず持って帰ろうと思います。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 15, 2006

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  世界で一番礼儀正しい国は？

  フランス人にとってなのかもしれませんが、世界で一番礼儀正しい国はどこでしょうか？日本とドイツだそうです。少なくとも人の話を遮らないという意味では。日本語やドイツ語は動詞が文の最後にくるため最後まで聞かないと相手の話がわかりません（下記注をご参照ください）。これは知っていましたが、それをフランス人は｢人の話を遮らないから礼儀正しい｣と取るとは思いもしませんでした。人の話を遮るのは無作法だと言われる日本では相手の話を最後まで聞くのは当然ですものね。同じ事でも、捉え方によってニュアンスが変わるもんですね。さて、そうやって｢人の話を遮らないから礼儀正しい｣というフランス人はものの見事に人の話を遮ります。まあ友達同士一対一で話していて、人の話を聞かないというのはいくらなんでも常識外ですが、テレビやラジオの番組はすごいです。昔日本で見ていたお昼の１２時のバラエティー。ゲストが翌日のゲストを呼んでずっとつながっているコーナーでは、短い時間内にゲストの話が聞きたいのに、司会者の方が自分の話をしちゃったりしてイライラしたことがありましたが、こちらはもっとひどいです。ニュース番組で政治家のお偉いさんを相手に、キャスターが遮る、遮る・・・。相手もそれに合わせて声を荒げますから、もう２人の声が同時にかぶっちゃって何にも聞こえなくなります。日本じゃゲスト第一のはずでしたが・・・。もっとひどいのはサッカーや映画なんかについて何人かの人が討論する場合。もう皆が興奮しちゃって、口々にしゃべるもんだからすごい修羅場になっちゃいます。フランス語は英語なんかと同じで、確かに主語の後に動詞が来ますから、会話の流れで目的語まで聞かなくてもだいたい相手の話がわかっちゃうんですね・・・。さらにこれは今、書きながら気付きましたが、話を最後まで聞く、聞かないは動詞の位置だけではないのかも。フランス語は形容詞は短い・簡単なものを除いて、名詞の後へ後へと続きます。日本語で、｢大きい、青い、便利な｣で一台の車を表そうとすると、全部が車の前に来ますね。ですから、｢大きい｣と聞いた時点でも｢青い｣が付け加わった時点でも、｢便利な｣が入った時点でもそれが｢車｣のことを指しているとはわかりません。が、フランス語はこれらの形容詞が後に来るので、まずは車の話であることは明白ですね。ここでディテールなどどうでもいいと思ったら、相手が車と言った時に話を切っちゃうことができるのです・・・。私は結構最後まで人に話を聞いて欲しい性質なのですが、どうも途中でディテールに入っちゃう傾向があるようです。オチに持っていくのにこのディテールが大事だと思うからこそそこにも話を振るわけですが、フランス人を相手にこの話法で最後まで聞かせるにはテクニックとパワーが要りますね。ディテールに入っちゃうと言えば、ブログも最初の頃は簡潔に・・・と思っていたのがだんだん長くなってきているような。ちょっと注意をしてた時期もあったのですが。またちょっと気をつけよう。（注）私がその話を聞いたときは動詞が文の最後に来ると聞いたので、そのまま書きましたが、ちょっと訂正です。私のドイツ語を勉強した時の記憶をたどると、現在形の時は英語と同じ語順だったはず。私が｢ああ、ドイツ語も日本語と同じで最後まで聞かないとわからないな｣と思ったのはむしろ複合過去（？）とか動詞に助詞がつくときだったと思います。英語の、I HAVE RECEIVED A LETTER.をドイツ語の語順に並び替えると、I HAVE A LETTER RECEIVED.と言う感じになって、肝心の本動詞の部分が文の最後に来ていたはず・・・。ただし、否定かどうかはNICHTという否定語が現在形でも文の一番最後にくるので、やはり最後まで聞かないと、肯定か否定はわかりにくかったような。ドイツ語にお詳しい方、間違っていたらご訂正ください。すっかりドイツ語を忘れてしまって、冷や汗ものです。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 14, 2006

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  忙しいような暇なような週末でした。

  せっかく前期で土曜の朝の授業が終わったと思っていたのに、後期の選択科目がまた土曜になってしまいました。しかも朝９時からお昼の１時まで４時間！昨日はその最初の授業だったのですが、数日前に学校から速達便でお知らせがあって、来週の授業ができなくなったので、代わりに午後も授業を行うとのこと。なんと９時-１３時、１４時-１８時の８時間授業でした。１回３時間というのもつらいですが、４時間というのは全く気が遠くなります。１時間半過ぎたところで３時間ならもう半分来たかと思えるところ、４時間の場合はまだ２時間半もある！という感じですから。昨日は一応２時間ごとに１０分ほどのブレイクがあったのと先生の話がおもしろかったので、思ったよりは疲れませんでした。けれどさすがに１８時になったときはもうぐったり。スーパーに寄って買い物して、帰ってしばらくしたら友達がやってきて、そのまま飲みでした。金曜の晩、就寝時間が思いがけず２時くらいになってしまい、昨日というか今日の朝、友人が帰ったのが朝の２時半でしたから、２４時間思い切りフルに使ったという感じですね。今日はその疲れがまた一気に押し寄せて、朝から今までボーっと過ごしました。昨日に比べて今日は全く空っぽの１日。いろいろやっても、何にもしなくても時間は同じように過ぎていくんですよねぇ。明日からまた会社かと思うとちょっと憂鬱です・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 12, 2006

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  もう一歩突っ込むと言えば・・・。

  ここ数日、朝の冷たーい冬の空気というのがなくなって、なんとなく春独特の空気が流れるようになりました。気温はまだ１０度前後と暖かいとは言えないのですが、この空気を感じるようになったらもう厳しい冬に戻ることはないと思うので、すこしホッとしています。これであと毎日続く雨がすっきりしてくれれば（今日はヒョウも降りました）いい感じだな・・・。さて昨日の｢もう一歩突っ込んでおく｣の日記にいただいたコメントを読ませていただいて、やっぱりこれは文化の違いなんだなとあらためて感じました。今日は逆に日本でも一歩突っ込まないとわからないことがあるという話です。日本にいるときは全く気付かなかったことなんですが・・・。こちらで働き始めた当時のある日、日本からメールがきました。｢サンプルが欲しいので送ってください｣これ、日本にいたときどうやって対処していたのか思い出せないのですが、何の疑問も感じなかったから感覚的にうまくやれていたのですが・・・。ところが、サンプルをいざフランスの会社に依頼しようと思ったら、？？？だらけ。英語に直すにしても、send sample　というわけには行かないですよね。sampleは単数なのか複数なのか？送るというのはどこに送るのか？と、この短い文章の中に２つも疑問が起こるのです。そこで日本に、サンプルの数量、送り先はその会社宛で間違いないかと確認をしなければならなくなります。何も書いていないからサンプルは１つ、送り先はその会社の依頼者宛かと思ったら、必ずしもそうではないんですよね・・・。送り先はまあ依頼者宛に送っておけば、あとはどうにでもなりますが、サンプルは足りなかったりしたら二度手間、三度手間ですから、日本国内ならいざ知らず、フランスー日本だと時間もお金ももったいない。というわけで日本でも一歩突っ込んで聞かなきゃいけないことがあるんですよね・・・。これを読まれた方は｢そんなばかな｣と思われるかもしれませんが、実は結構ありますよ、こういうこと。特に今はメールで半分会話のようになっていますから、よけいにひどくなったとも言えます。こちらが、｢よろしければサンプルもご用意できます｣と書くと、返事は｢じゃ、送ってください。｣だけ。上記と同じ疑問が発生しますよね・・・。メールは半分くだけた感じになってしまいますから、気をつけないとと自分でも思います。日本語には冠詞もなければ複数形もない、これが一つの問題ですね。これらがあれば、サンプルを依頼する時点で数ははっきりしているはずですから。それに、必ずしも”～に”というのを入れなくてもいいというのも問題。これは決して批判でもなんでもないんですよ。これが日本文化の一つの根本なわけですから。｢はっきり言わなくてもよい｣というのは言葉からしてそうなんですよね。ところが、例えばフランス語だと、一発ですべての情報を入れ込んでしまわないといけない。英語でもそうですよね。Please send me a sample.短いながらも簡潔に、数量・宛先がちゃんと入っていますし、これらの情報がないと逆に文章が成り立ちません。ですから、数の概念を常にはっきりしないといけない言語を話している人との間では日本人との間で発生するような｢いくつですか？｣と聞きなおさないといけないような問題は発生しません。ただ逆に、こういう言語を話す人に向かって何かを依頼するときは、同じように一発でなるべくたくさんの情報をいれないと、聞いてもらえない場合があります。これは不親切でもなんでもなくて、当然のことができていないと思われるのかもしれません。１つでも情報が抜けていると、そのまま放っておかれることも・・・。ならこれはどうしますか？と上のサンプルの数のように聞いてくれたらいいのだけれど、日本みたいに皆が皆ちゃんと聞いてくれるわけではないこの国では、そのまま本当に放っておかれる場合があるのです。いつまで経っても回答が来ないので、｢どうなってますか？｣と聞いたときに初めて、｢ああ、あれは○○が抜けていてわからないのでそのままになっています｣・・・。で、こっちが真っ青になるわけです。ま、ちゃんとしてなかったこっちが悪いのだけれどね。言ってくれてもいいじゃない・・・。特にお役人関係の書類で多いですね、こういうことが発生するのは。それでかどうか知りませんが、こういう行政に出す書類につける手紙には、｢”すべてきっちり書き込んだ”書類をお送りします｣という文章が必須です。文化の違いですねぇ、やっぱり。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 10, 2006

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  もう一歩突っ込んでおく

  昨日の日記を自分で書いて、どうしてこう一言多くなったのだろうと考えました。一言多いというのは、確かに怒った場合に一言多くなったのも事実ですが、他人に何かを尋ねられたときに昨日の道を聞かれたときのように、相手の期待以上のことを言ったりしたりするということです。親切なのはとってもいいことなのですが、昔はここまでではなかったので不思議な気がします。まあ、年の功とでも言うか、単に年を重ねてきてそういうことも普通にできるようになったのかもしれませんが、これはこちらに来てから何事につけて｢もう一歩突っ込んでおかねば｣と思う習慣がついたせいかもしれないなと思います。日本のように｢推して知るべし｣ということがない分何事もはっきりしていいのですが、こちらがしっかりしていないと困ることもたくさんあります。例えばA→B→Cの順番で物事が進む場合、Aの日時が変更になったらB、Cの日時も遅らせねばなりません。日本人であれば、Aが遅れるとわかった時点でB、Cのことまで考えて連絡してくれるでしょう。ところがフランスの場合は、｢Aが遅れることになりました｣という連絡はあっても、B、Cのことはこちらから質問しない限り行ってこないということがあります（もちろんすべての人がこうだというわけではありませんよ）。こんな単純な図式ですらこうですから、もっと複雑な仕事の話になれば尚更こちらが気をつけていないと足元をすくわれることになってしまいます。無駄口の場合はいろいろと語ってくれるのに、仕事となると気が利かないよな・・・というのが私の素直な感想です。こちらが何か問合せをする場合、相手は聞かれたこと以上にいろいろと言ってくれるということはまず期待しない。そして自分が聞かなければならないことはその場でしっかり確認しないと（例えしつこいように感じても）、何度も電話を掛けたり、出向いたりしなければならなくなります。先方が一歩突っ込みが足りない分、こちらが突っ込まなければならないということでしょうか。何か問題があった場合、｢相手は何も言ってくれなかった｣があまり通じません。｢だったらなぜその時に確認しなかったのですか？｣という話になってしまいますし。ま、そう言われればそうなんですよね。今日はこちらが一歩突っ込みようもない次元で、一つやられてしまいました。それも１０日以上前のことで。こちらがたまたま別件で問合せをしたから発覚したのですが、それがなかったら何も知らされなかったんでしょうね。参りました。道を聞いたりとか、利害関係が発生しないような場面では結構皆親切で、それこそ一歩突っ込んだくらいの親切もありえますから、旅行者の方はご安心を。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 9, 2006

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  フランスに来てちょっと親切になったかも？

  私は知らない人に話し掛けられるのがもともとあんまり好きではありません。そのオーラを察するのか、長蛇の列の中で並んでいると絶対に「これは何のために並んでいるのですか？」と何人もの人に集中的に聞かれる母や、しょっちゅう道を聞かれる友人の横にいて、私はほとんど話し掛けられることがありませんでした。日本でもたまに知らない人に話し掛けてくるおばさんいますよね。靴売り場で「これどうかしら？」とか「あら、素敵な靴ねぇ」とか言ってくる人とか。これがイヤでイヤでたまりませんでした。心が狭いですね・・・。フランスでは日本以上に「これどうかしら？」って聞いてくる人、いっぱいいます。旅行者時代、パリのとある駅構内にあるアクセサリー屋でネックレスを買おうとしているおばさんにやたらアドバイスを求められてびっくりしたのを皮切りに、こちらに住んじゃった今は道もよく聞かれるようになりましたし、お店で「これどう思う？」なんて聞かれることも日常茶飯事です。お店で「これどう思う？」って聞くのは、同じ客としての変な同胞意識があるんでしょうね。というわけで少しは知らない人と話すのも慣れてきました。が、それはあくまで話しかけられた場合のみ。ただブログで自分から知らない人のページにコメントを残すのって、いまだにごく稀です。学校でもその傾向があって、ちょっと顔見知りであっても、必ずしも私から話しかけるわけではありません。ただ一度ちょっと話して一緒に座ったりするようになると途端に友達になる方なので、知らない人と話すという第一関門をもっとあちこちで突破すれば、もうちょっと顔も広くなるのにと毎回反省しています。こんな若干内向的とも言える私ですが、長年この地に住んでやはり少しは根本が変わってきているようです。昨日、道を歩いていると、前をカップルらしき男性二人が歩いていました。時間もギリギリになっているのに、道もよくわからなくてケンカしながら・・・。男１「もう～どうすんのよ、こんな時間になっちゃって。ほんとにこの道でいいのね？」男２「わからないけど行ってみるしかないじゃないか」男１「いやーん、行ってみるったって違ったらどうするのよぉ」って感じでした（女性言葉は私の意訳です）。なーんとなく目の前で言い争われていると、後ろを歩くのもつらくなっていたのですが、横道もなくって困っていたところ、急にその男１が振り返って、｢すみませ～ん、rue Auberってこっちですかぁ？｣まさか私に振ってこられるなんて思いもしなかったので、ものすごくびっくりして｢わかりません｣としか答えられませんでした。その付近にAuberなんて通りはないってことは知っていたのに。それでまたケンカが続いてしまって、それを聞いているうちに、その付近はAuberなんて通りはないし、むしろそれは劇場の方に行かなきゃいけないんじゃないかとか思い出し始めて、｢わかりません｣としか言わなかったのはこの人達になんか悪かったなーと思っているうちに、大きな通りに出ました。彼らはそこがてっきりAuberって通りだと思っていたらしく、違うとわかったと同時にまたケンカ。とにかく時間に間に合わないらしい・・・。すると、そこに大きな地図があったのです。｢あなたの現在位置はココ｣って矢印が書いてあるようなやつ。そして私は知らず知らずのうちに、彼らに向かって叫んでいました。｢あの地図で確認なさったらどうですか？｣こんなこと言える自分じゃなかったんですけどね・・・昔は。これに限らず、わりとこういうことを我知らず言ったりしたりする自分にはっとなることがあります。これっていい人になったのか、それともお節介を焼きになったのか・・・。それとも単に年を取ったってことなんでしょうか？でもだからと言って、日本に帰ってもこの調子ということはないと思います。またきっと靴売り場で「これ、どう？」って知らない人に話しかけられたらいやな気分になるかも・・・。クリックよろしくお願いします！→　も(さぼり気味ながら）開館中!

  Mar 8, 2006

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  やっぱりおかしいお役所仕事

  今日のパリは、朝降った雨が途中雪に変わったりと、やっぱりちょっと寒いです。例年、４月頃に突然ヒョウが降ったりすることもあるので、今の時期もまだまだ油断がならないのですが、それにしても今年の冬は長いですね・・・。そうこうしているうちに、学校の方もそろそろ後期がスタート。先日、また学校の事務所に行ってきました。過去の顛末は｢またまた出ました、お役所仕事・・・ ｣、｢キーッ！もう懲り懲りお役所仕事！！！ ｣と２日連続で詳しく書いておりますが、今回はそれに比べたらずいぶんとマシではあります・・・。事務所に入って、問合せをしたところ、学校の人は｢たぶんこれでいいんじゃないかと思いますが、この関係はむしろ別の人が担当なので、彼女が来てからでないとはっきりしたことは言えません｣とのこと。その別の人というのは前に座っている人のことのようでしたが、席は空いていました。｢その方、今日はいらっしゃらないんですか？｣と聞いたところ、答えは｢さあ、わかりません。｣｢わからないって、お休みってことですか？｣｢さあ・・・。いないからそういうことなのかも。｣｢明日はその方いらっしゃるんでしょうか？｣｢さあ・・・来ればいいですよねぇ。｣｢ってことは病気か何かなんですか？｣｢さあ・・・わかりません。特に連絡もないし。｣びっくり。フランスでは民間の会社でもまあいろいろとあるわけですが、どんな職場でも一緒に働いている同僚（しかもその部屋には彼女と休んでいる人二人っきり）が休みなのかどうかもはっきりわからないって、これはさすがに未経験でした。パリ暮らしも長くなりましたが、こういう不思議世界に入っちゃうと、いまだに「ああ、私って外国で暮してるんだな」ってあらためて感じます。いいですよね・・・こののんびりモード。のんびりモードと言えば、最近気になるのはある郵便局。ここの郵便局は、最近全面改装した新型郵便局。これはまだパイロット店として、パリに３つしかないそうです。さすがに長い間工事してただけあって中は真っ白ですごくきれい。けれど、何が変わったかって・・・。内容は何にも変わっていません。もっと機械化されて切手を買ったりするマシーンが増えたのかと思ったら、それも従来通り１つだけだし、窓口の数も変わりないし・・・。ただ新しい試みなのか、ここに行くとまず並ぶ前に、｢案内係｣という感じの人が｢今日はどういうご用件ですか？｣といちいち聞いてきます。｢手紙を送りたい｣と言うと、ここに並ばなくても機械で処理できますよとしつこく親切に教えてくれます。それはわかってるんですけど、窓口に誰も並んでいないのだからわざわざ遠い機械に行く必要はないんですけどね・・・。またある時はまた用件を聞かれて、｢書留を送ります｣と言ったところ、今度は｢あ、そうですか。｣とあっさり一言だけ。あるおじさんには用件をしつこく聞いて、嫌がられてました。つまんないでしょうね、この仕事。何も変わっていない郵便局ですが、入り口のところに新しくショップができました。小包用の箱やらなんやらグッズがあって楽しそう・・・楽しそう・・・楽しそう・・・なんだけど、店番のおじさん・・・いつ見ても顔が半分死んでいます。だって、あそこってお客さんが一体一日何人来ることやら。少なくとも私は見たことありません、お客がいるところを。一畳くらいのスペースを責任もって管理しているのでしょうけれど、たった一人、他にちょっと話せる人もなく、来る日も来る日も一日中ぽつーんと立っているのってつらいでしょうね・・・。何かの罰ゲームかと思うくらい、ちょっとひどい仕打ちって感じ。と同時に、一日多く見積もって数人のお客の為にこんなに人件費を使っていいのか！？とも思います（これは例の案内係も同様）。あと、この郵便局はいつ見ても、奥から出てきて窓口の所に来て、ずーーーーーーっとしゃべってる男の人がいますから、人が余ってるのかな・・・。ちなみに、この近くにあるもう一つの郵便局は猛烈な忙しさだとか。人手不足が深刻だそうです。郵便局のショップのおじさんほどヒマなのであれば、忙しすぎるほうがマシかな・・・。でもあんまりヒマなのに慣れちゃうと、今度はもう身体が忙しいのについていけなくなりますよね。先日彼のいとこが来たときに、｢公務員もいろいろと審査、管理が厳しくなってきているよ｣と言ってましたが、上記の学校の話、郵便局の話には絶句してました。一部には管理が厳しくなっているのでしょうけれど、なかなか末端まで行き渡らないのかもしれませんね。でもこういう管理ってまずは末端からって気もしないでもないですが。クリックよろしくお願いします！→　も開館中!

  Feb 28, 2006

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