季節のお料理-モッツァレラ-
これ、チーズです。イタリアのチーズだそうですね。作ったのは7月11日です。阿寒郡鶴居村の『らくらく館』でお友達二人と作って来ました。この季節に作らなくてはいけない、ということではありません。原料牛の乳ですので、夏でも冬でもできるようです。実際工程でお湯を使うこともあったので、私たちについてくださった指導員(イチロー似)の方は、「暑いですから冬の方がよかったですねー」とおっしゃってました。作り方…ご家庭では、もちろんできるものではありません。(加工施設もってれば別ですが)牛の乳に仔牛の内臓からとった酵素を入れておく(固めるためだそうです) ↓水槽に入った乳を賽の目にカッティング ↓ある一定の温度になるまで撹拌(水槽が2層になっていて、中と外の間にお湯が流れるようになっているらしい) ↓乳が賽の目状固まったものと乳精(ホエー)に分離するのでホエーを捨てる ↓ホエーを抜き、水槽の底に残った塊を8等分する。 ↓20分おきにひっくりかえす(数回) ↓塊を小さく切る ↓これを(確か)お湯の中で揉み、1つの塊にする ↓塊からさらに小さな塊をつくり、親指と人差し指で輪を作り、だんだん輪を縮めて行って切り取る(写真のチーズです)何を言っているのかよくわからないかと思います。まあ、鶴居のイチロー氏に言われた通りやってました。輪切りにして、そのまま主人に食べてもらいました。お味は…主人曰く1「なんだこれは味がしないな」主人曰く2「ふっ。動物性の豆腐だな」主人曰く3「しょうゆとわさび、持ってこいっ!」翌日一緒にチーズ作りにいった友人が来て、「新しい食べ方教えてあげるー。チーズを輪切りにして、わさびじょうゆにつけて、海苔を巻いて食べるのー」主人は「もうやっとるわい」とご満悦でした。イタリア人が聞いたらなんと思うだろう。ほんとは、トマトと一緒に、オリーブオイルをかけていただくそうです。