日本橋錦豊琳 ちょこ
『天まで昇るカリントウ』 このブログをご贔屓にしていただき、コメントを頂いている「ママさん」からお土産を頂戴してしまいました。 『美味しいお菓子があるので、是非食べさせてあげたい。そして感想を聞きたい。』というありがたいお誘いを受け、お手数ながら送っていただきました。ママさん、本当にありがとうございます。 頂いたのは、かりんとう専門店「日本橋錦豊琳(にしきほうりん)」のかりんとうです。東京駅地下にあるエキナカ「グランスタ」内に店舗を構え、日々行列が絶えないと言われるお店。 特に女性からの支持が強く、口コミで伝わり、リピーターになる人が続出しているらしいです。送っていただいたママさんも例外ではなく、リピーターになっちゃったみたいですよ。 最近はテレビ等で取り上げられることも多くなったそうですが、私は情報に疎くて今まで知りませんでした。 何故かりんとうがここまで人気があるのか。一番の特徴は味のバリエーション。一般的な黒糖味、ゴマ味はもちろんですが、七味唐辛子や黒コショウといった刺激のある味。野菜の天ぷらからヒントを得たという野菜味。更には、ねぎみそ味、きんぴらごぼう味という「え?それってかりんとう?」というものも。竹炭味なんて味の想像もつかないんですけど。 これだけ種類があると、制覇するために何度も足を運びたくなりますよね。 もちろん、味も確かなはずです。 さて、前情報はこれくらいにして。 今回頂いたのは昨年末から今年の3月までの期間限定商品、ちょこ味。 サクッと揚げたかりんとうとチョコがどんな和洋折衷を見せてくれるのか楽しみです。 届いた箱を開けてみて身構えてしまいました。かりんとうなんて透明なプラ袋にワサッと入っているものを思っていたのに、なんというハイソサエティ感……これが東京の専門店の気品なのか…… 茶筒のようなアルミ缶に丁重に収められていました。その中には光と湿気を遮断するアルミパック。完璧な包装です。これなら少々のことでは風味は損なわれないでしょう。 取り出してみると、ふむ、見た目はどうってことないかりんとうですな。表面は黒糖が塗されており、普段見慣れたテカテカのそれとはちょっと違う感じ。 では一本いってみます。ザクッザクッ。 お、おおぉっ! 何だか凄いぞ。 てっきりチョコは表面だけだと思っていたのに、しっかりと中まで染み込んでいます。 かりんとうなのにチョコそのもの。これはチョコ味のかりんとうではなく、かりんとう味のチョコ? いや、そんなどっちかに分類できないですよ。チョコとかりんとうの中間?いやいや違う。チョコとかりんとう、その両方なんです。 私が食べ慣れたかりんとうと違い、食感はいたってソフト。ガリッとはしておらず、サクッとホロッとしています。こんなに上品なかりんとうなんて初めてだ。 ザックリした歯ごたえなのに、舌に広がる感覚は実にシットリ。このシットリはチョコではなく、かりんとうの揚げ油によるものだと思います。この油はかりんとうの旨味そのもの。決して邪魔になるわけではなく、しつこいわけでなく、人の味覚が欲求する味でしょう。油の味ってのは旨いんですよ。 そして隠れた実力者が二人。表面を飾る優しい甘みの黒糖と、舞台裏から支えるゴマの香り。特にゴマは見えない名脇役だと思います。 美味いよ!これは美味いよ! 行列に並んでしまうのも納得の味。中毒になってしまいそうな味です。かりんとうが怖い! 以前はネットによる通販を行っていたそうですが、数が確保できないとのことで東京駅構内店頭でのみの販売になっているそうです。 東京駅へ行かれた際に買ってみてはどうです? もちろん、並ぶ覚悟は必要ですが。 ちょこかりんとう度 : ★★★★★斬新度 : ★★★★★話のネタ度 : ★★★★★1クリック応援お願いします(σ・∀・)σポッチットナ今、世の中はチョコレート色 ↓ ↓ ↓