私の居場所

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• サン・ジミニャーノ

  今週はNHKでずっとイタリア特集をやっています。今日はサン・ジミニャーノというトスカーナの街からでした。私もここに行ったことがあります。この街の特徴として背の高い塔がいくつも建っていることが取り上げられることが多いです。が、私としては、この街は塔ばかりじゃないと言いたいです。街並みがものすごくカワイイのです。道も、メインストリートでさえも幅が狭くて、たぶん車は通行禁止ではないかと思います。城壁の門をくぐってこの街中を歩き始めた時、こんな美しいロマンチックなところにいる自分が信じられませんでした。夢の世界に入ったみたいでした。街にくるまでの田園風景も美しいのですよね～。それと、食事したところでは、料理もよかったけど、ワインが信じられないくらい安くておいしかったです。ボトルワインしか無いといわれ（しかもハウスワイン一種類？）たけど、ボトルで８００円ぐらいでした。赤ワイン、おいしかったー。アグリツーリズモの発祥地がトスカーナというのを今日の番組で知りました。さすがトスカーナ。

  2005.07.21

• 「インタープリター」

  重い作品ですが、良かったです。重いといっても、一応はサスペンスなんですが。二コール･キッドマン、ますます好きになってしまいました。相変わらずお美しいのですが、今回はその美貌をも踏み台にして、孤独な背景を持つ知的で精神力の強い女性を演じていたと思います。彼女の役は、南アフリカで育って、？？語というアフリカの一部で使われる言語と英語の同時通訳としてＮＹの国連で働いています。そして一人暮らし。今なぜ彼女はここで国連通訳をしているのか。アフリカにいたときの家族はどうしたのか。明かされるにつれ、彼女の心の痛みとそれを乗り越えようとする強さが感じられてきます。正直痛ましいです。ラストもなんだか割り切れない、なにか暗い気持ちが残ってしまいました。個人ではどうにもならない、翻弄されるしかない大きな渦の中に彼女もまた飲み込まれてしまったということでしょうか。。。ショーペンも良かったです。この組み合わせ、絶妙でした。孤独なもの同士でどうにかなってしまうのでは・・・と恐れてしまいましたが、それは杞憂に終わったので、それだけは良かった良かった。もうひとつの見所は、国連内部で撮影されていることですね。ほーーー、本当にこうなんだ、と感動してしまいました。写真でしか見たことなかったものですから。最近は、アフリカへの援助が国際経済や政治の場で話題になることが増えているようですねえ。。。実にタイムリーな作品でもあったと思います。生々しく感じました。

  2005.06.21

• マンマ礼賛は本当らしい

  昨日の日記に書いたフィレンツェ在住のアメリカ人の女の子から聞いた話です。彼女のボーイフレンドはイタリア人で29歳だそうです。母親に対しては、マドンナのように愛と敬意を表すそうです。ほとんど崇拝に近いものがあるらしいです。非常に憤慨する様子で、日本で言えば、マザコン男について語る女性と似た状態です。そして最後には「29歳にもなって、母親が彼の部屋の掃除をするのよ！」と叫んでいました。それを聞いていたのは同じくアメリカ人女性。こちらは高校生ぐらいの息子と夫と3人でこのツアーに参加している。満面の笑顔で「あらーまー、うちはもうすぐやめるわよー！」と言ってました。息子君はちょっとシャイな感じで、ややうつむき加減でした。なんだか笑ってしまった。

  2005.04.07

• テイスティング

  ４月３日の続き一人タクシーに乗せられ約１０分ほどで、フィレンツェ郊外の街フィエーゾレに向かう登り坂の途中の、なーんもない所に建っているお店で降ろされる。このお店は、小さいながらも緑の広がる山の裾野を見晴らすことができるテラスレストランだ。建物自体は決して立派ではないけれど、ロケーションが抜群です。小さなお土産やが併設されていて、チーズ・生ハム・サラミ・パスタ・オリーブ油・ワインなど農産物のお土産品を置いてました。こちらは結構いいものが置いてあるようでした。いかにも近辺の農家が経営している感じがしました。そして、赤ワインと前菜のテイスティングです。テイスティングといっても結構量も種類もありました。ワインは１種類でしたが、１２人ぐらいでボトルが数本ありました。赤ワインのおいしい飲み方を教えてもらいました。確かに香りも味も芳醇（！）になりますね。前菜もチーズの盛り合わせに、生ハムやサラミの盛り合わせ、郷土料理やパスタなど、大皿で軽く５-６種類くらいはあったと思います。日本人が想像する「試食」の範囲を超える内容と量でした。そうそう、高級品といわれるポルチーニ茸とポレンタの前菜がありました。肉厚でおいしかったです＞ポルチーニ茸。これは本格的に食べようと、夕方街のレストランでも注文。でもちっちゃかった・・・。テイスティングをしたあのレストランは、建物こそ手をかけてないけど、素材はかなり良いものを使ってたんだろうなあ。

  2005.04.05

• ドゥオモ

  何度見ても美しいです、フィレンツェのドゥオモ。正面から見てもいいし、斜めから立体的に見ても良し。普通の街並みの中に、突然あの白緑ピンクの大理石を使い、緻密で優美なモザイクで全体を装飾された巨大建造物がドーンと建っている。すぐ横の鐘楼まで同じモザイクなのがまた巣晴らしいです。そして上に載っている赤いクーポラとの組み合わせがまた美しい。始めてみた時、初海外旅行での初日でもあり、自分の見てるものが理解できなかった。カルチャーショックでした。その時は、2度もクーポラの上に登りました。あの頃は若かった・・・。クーポラの上から見たフィレンツェの街並み。青い空の下に、赤い屋根がずっと続いて、ドゥオモと鐘楼の黒い影がくっきりと落ちていて、本当に美しかったです。あの建物ができた当初も、フィレンツェ住民を始め人々はびっくりしたんではなかろうか。最初に考えた人、よく思いつきましたね。。。そしてまた、ドゥオモ建造を支えたフィレンツェの財力も驚嘆に値します。

  2005.04.04

• なぜかアメリカ人とウォーキング

  フィレンツェ最終日、突然トスカーナの田園風景を楽しみたい！と思ってしまった。でもショッピングもしなくちゃ。だからあまり遠出はできないし・・・。朝食後、ロビーにあったツアーカタログを方端から集めてフロントにもって行く。キァンティに行くツアーを探してもらった。数件電話してくれたけど、今日の葉全部ダメ。明日ならOK。明日はウィーンなんだよーー。ということで、ふと見つけた"Tasting in Florence"というパンフに注目。これなら集合時間は朝の11:00ではないか。値段50ユーロだが、時間が短いし、フィレンツェ郊外のヴィラ（映画ムッソリーニとお茶を　や　眺めの良い部屋　で使われたもの）を見学し、ワインやトスカーナ地元料理のティスティングができるという。行ってみたら、タクシーに乗せられ、フィレンツェの隣町で、小高い山のうえにあるフィエーゾレへ向かう坂道の途中のレストランでおろされた。テラスからは緑が豊かにひろがる山の裾野の眺望がきもちいい。しばらくすると、同じツアーの別の参加者10人ほどが到着。彼らは朝の8時からずっとウォーキングをしてたそうだ。皆一仕事終わったっ！っていうすがすがしい感じ。体も心もホカホカしている。えー、この中にはいるのー？私は静かに優雅に景色をたのしみたかったのだけど・・・　一抹の不安を感じてしまった。とりあえず、レストランのすぐ下にヴィラはありました。なんとお庭には桜の木が1本あり、花も咲いていました。フィレンツェ風の黄色建物をバックにしたピンクの桜の花、始めてみる光景でしたね。花は半分くらい散ってしまっている。ところが石畳の上に散り積もっていて、それが乾燥して指で救い上げて散らすと、とてもきれいで皆も喜んでしました。みなといっても、ほとんどがアメリカ人でした。あとオーストリア人が1名いたらしい。。。このグループと合流したときのガイドさんの第一声「ハーイ　アイム○○、nice to meet you.」とお互い言い合って、ぐっと握手。テンション高ー。さすがアメリカ人、と思ったものでした。イタリアではこういうテンションには、なかなかお目にかからないからなあ。。。さて、次回は、ここでの食べ物とワインについて書きますね。今日は眠いので　(mー_ー)m.。o○ zZZZ

  2005.04.03

• ユーロ高っ！

  ほんっとにユーロは高いですね。ユーロになったときの便乗値上げに加え、最近のユーロ高のおかげで、イタリアは物価が安いなんて、ほとんど昔話のように感じました。今回は都会のフィレンツェだったのでなおさらでしょうけど。まず成田で少し現金の両替をしました。その時は手数料込みで1ユーロ146円。フィレンツェ街中の両替店では手数料別で147円になってました。（私は利用してないけど）途中で3回キャッシングして、そのときのレートは140円台前半。教会や美術館の入場料はだいたい1000円前後。セルフサービスのレストランでパスタ一皿とお水でも1000円超えちゃいますね。おしゃれなレストランでおいしい料理おなかいっぱい食べて、ワインもいい味で、その値段を比べると本場だけあって、日本のイタリアン・レストランよりかなり割安と言えましょう。たまたまホテルの向い側に、衣料品のスーパーがありました。coinじゃないです。そこの服は年代サイズとも幅広い感じですが、お安くてデザインもいいのが多かったです。つい、まとめ買いしちゃいました。普段着れるものばかり。一着平均3000円ぐらいで買ってます。これもまた、日本よりだいぶお得といえるでしょう。そういえばポストカードとカレンダーは妙にお安かったですね。あの名画カレンダーやトスカーナの風景のカレンダー、日本に入ってくると値段が3倍ぐらいになるんだよね・・・。

  2005.04.01

• 部屋替え交渉

  さて、29日付けの日記にはフィレンツェのパーフェクトな朝について書きましたが、実はこの快適さは二回目の朝からでした。初日通された部屋はひどいもんでした。広々としてるし、調度品も結構いいものがおいてあります。しかし普段は使ってないんじゃないかと思われました。１　全体的に清潔感がない。埃っぽい感じ。２　部屋が広いのに照明が一つ切れていて薄暗い。３　カーテンが壊れていてちゃんと閉まらない。４　洗面台にひびが入っている上、栓が無い（コンタクトを洗うので栓は必須！)５　バスタブに栓がない６　大通りに面していて車の騒音ひどいなんでこんなに詳しく覚えているかというと、朝になったらフロントに部屋替えを頼もうと思い、問題点を英語で箇条書きにしておいたからです。他の部屋が塞がっていてここしか開いていなかったのか、それともキャンペーン料金だとこういう部屋になってしまうのか、そこが問題でした。後者の場合でも、交渉して絶対に部屋換えしてもらうべく、夜のうちに準備しておいたのです。ま、１は除いておきましたけどね。翌朝、あっさりOKしてくれました。静かな部屋を手配してくれて、しかもたまたま最上階だったのです。その代わりバスはなくなりましたが。。。。部屋の広さも半分くらいかな。それでも全然余裕の広さでした。おまけに照明はシャンデリアだし、お掃除もパーフェクト。よく使う部屋は、掃除も頻繁にするから綺麗なのねん。参考までに、両部屋とも室内に掲示されている宿泊料金は200ユーロ程でした。ギョギョッ。確かにあの場所、あの広さ、調度品、壁にかかっている数点の絵画（名作のコピー）など考えると、ハイシーズンだとかなりのお値段が取れるのかもしれません。なお、私はその半分も払ってませんが（うふふ）

  2005.03.31

• フィレンツェ　パーフェクトな朝

  今回はイタリア･フィレンツェ８連泊ということで、ホテル選びには慎重になりました。お手ごろ価格で快適なホテルがいいなーと迷った挙句、3月キャンペーン価格を設定していたホテルにしました。駅とドゥオモの中間点くらいの便利な場所です。それでも広くてきれいな部屋でした。普段の私の予算ならとても泊まれない所ですが、キャンペーン価格に感謝。前々から、ホテルのベッドに寝そべったまま空を見たいという夢がありました。しかし、なかなかこれが難しいんですね。今回はこんな街中のホテルで実現しました。朝、目が覚めてからベッドから抜け出し、窓を少し開けると冷たくて新鮮な空気が入ってくる。カーテンを少し開けたままにしておいて、ベッドに戻る。寝そべってから窓のほうに目をやると、隣の黄色っぽい建物の屋根越しに青空が見える。窓の1/3は空です。そして教会の鐘の音がひっきりなしに響いてきます。周り中教会だらけですからね。パーフェクト！　パーフェクトな朝！　と毎朝つぶやきました。

  2005.03.29

• スーツケース届く

  昨日オーストリア航空で帰国したのですが、実はスーツケースがその便に乗ってなかったのです！今日の夕方一日遅れで家に届きました。これでやっと旅が終わりましたね。それにしても、帰りのウィーン－成田便、自分としては前代未聞のトラブルだらけでした。まず、出発が1.5時間遅れる。ただし、これは街中でチェックインできるシステムのおかげで、観光時間を1.5時間得することになりました。しかし、いつもの通路側の席が取れず、両隣とも人に挟まれることに、、、。しかも通路側の隣席に変なオジサンが座り、ストレスに耐えかね座席チェンジすることに。。満席だったのですが、幸い（？）もう一人座席チェンジを希望している人がいて、その人と交換することになりました。フライト・アテンダントによると、座席トラブルによる変更希望はたまにあるけど、今回の便はそういうのが妙に多いそうです。なんか乗り合わせが悪かったのかなー・・。トラブルで多いのは、肘掛をめぐる隣同士のトラブルと、背もたれのリクライニングをめぐる前後席のトラブルだそうな。私もまさにそう。だって、肘掛をはみ出して、肘で私の腕を押してくるんだもーん。普通通路側の人は、通路側にちょっとよるでしょうーが、もー・・・。あまりに頻繁に肘プッシュされるので、体が自動的に反応して「押さないでもらえますか？」と言ってしまいました。すると、逆切れされて、「狭いんだからしょうがないでしょ。それならファーストクラスへいってくださいよ！」と怒鳴られました。シーン・・・・。ま、席替え後は、ほっとしました。やっぱり怒鳴る人は怖いです。しかし、新しい座席も、お隣さんがトイレに立たせてくれないという理由で座席変更を希望した人の席だったので、びくびくものでした。隣がトイレに立つときに、必ず自分も一緒に行きました。事情を知る日本人スッチーさんからは「大丈夫ですか？おつかれさまですー」と言われちゃいました。そして、無事成田に着いて、やっと解放されたと思ったら「○○ＸＸさまー」と私の名を呼ぶ声が。。。。何事かと思ったら、荷物がこの便に乗っていません、というおしらせだったんですね。もう、ここまできたら、笑ってしまいました。最後のとどめのこの荷物トラブルのおかげで、変なオヤジの嫌な気分もふっとんでしまいました(笑)。

  2005.03.27

• しばらく留守にします

  むっふっふ⊂((〃￣ー￣〃))⊃ 　明日からイタリアだーい。2年ぶりの海外旅行だ。うれしいなあ♪フィレンツェ８連泊の後ウィーンで一泊してから帰ってきます。本当はトスカーナの田園でアグリツーリズモなどやってみたいのだが今回は一人旅なんで、便利なフィレンツェ駅近ホテルにしてしまった。アグリツーリズモは彼氏といくもんね。（いつかかならず）とりあえず、いってきまーす。

  2005.03.15

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