[留学レビュー]の記事一覧 | ＣＡＴのアメリカ東海岸留学

日本人が多い学校には行ったことない

昨日の日記に「人数少ないですよね～」っていうコメントがついたんだけど、それについて書いてみようと思う。自分は実際に留学するまで「アメリカ留学事情」なんて全く知らなかったし、詳しくなったのはむしろアメリカに来てからなんだよね（爆）。で、何も知識なない頃は「留学生はあくまでも『稀』な存在」だと思ってたから（日本の大学だと留学生って「稀」だよね）留学生が学校に自分一人なんて状態でもさほど驚かなかったんだよな。むしろテネシーに来てからカリフォルニアとかから「逃げて」来た人の話を聞いてびっくりしたんだよね。ちなみに語学学校の後に入ったコミカレでも「初」にして唯一の日本人留学生。そしてＭＴＳＵでも２人しかいなかった日本人のうちの１人という状態。ＭＴＳＵからさらに移った大学（結局そこから卒業した）も恐らく学部には２０人くらいしか日本人がいなかったと思われる。「思われる」というのはやっぱり日本人同士の交流がなかったからなんだよね。さて、現在大学院生として在籍している学校はというとやはり学部の「純」日本人は２人だけ（らしい）。「純」というのは日本から直接留学してきたって意味で「日本国籍のある学生」だったら十数人いるらしいんだけど、そのほとんどは親の仕事の関係などで子供の頃からこっちで育った連中なんだよね。ちなみに「純」日本人が２人もいるって状態もこの学校にしては「驚異的に多い」らしい。

今は１４人

前になんとなく昔いた大学の名前で日本語ページを検索してたら、日本人の人のブログが出てきたんだよね。ってなわけで、こっそりリンクに入れたわけなんだけど、その人の話によると、今はその大学には日本人が１４人いるらしい。自分がいた当時は自分も入れて２人、それも自分以外にもう一人いる「らしい」ってウワサを聞いただけで、結局そのもう一人の日本人と会うことはなかったな。実質的に自分はその学校「唯一の日本人」的なキャンパスライフを送ってたってかんじかな。なにはともあれ、明日あたりからその頃の話しをぼちぼち書いてみようと思ってます。

なるほどな大学院の選び方

Kazutaka さんの大学院の選び方（トラックバック参照）を読んでなるほどな、と思わされたところがあった。特に専門性が高い分野の場合その分野の大学（院）認定団体のリストから絞り込むという方法があるらしい。かなり苦しい例だけど、例えばってなわけでやってみた。例えばアメリカ人が日本の大学のＭＢＡに留学する場合、アメリカに戻っても（そんなに面倒なことなく）そのキャリアを認めてもらいたい場合は、AACSB か IACBE に認定されているＭＢＡプログラムのほうが便利だと思うので、そのいずれかの団体に認定されている日本のＭＢＡプログラムを検索してみた。（「そんなに面倒なことなく」と書いたのは、日本には独自の学位認定制度があるので、アメリカ発の認定団体に認定されてなくてもいわゆるメイドイン Degree Mill の学位とは違ってその学位は日本の学位として正当ものなんだけど、アメリカのシステム外からの学位の場合、場合によっては第三者（バックグラウンドチェック会社など）にその学位が正当なものであることを証明してもらうことが必要になることがあるからです。） AACSB のリストに載っている日本のＭＢＡプログラムは今のところ５つだけのようだ。青山学院大学国際大学慶応大学名古屋商科大学立命館アジア太平洋大学 IACBE のリストには日本の大学の名前はなかった。というわけで今回のケースでは上の５つのプログラムの中から出願先を選ぶことになるってわけだな。

へぇ～

なんとなくなかなかすごい留学業者のサイトを見つけてしまった。「泊が付くインターンシップ」って言い切っちゃってるところがいいな～。名前が州立大学なのに解説では私立大学になってたりするところもなんともかんとも・・・。料金とかを見てもびっくりするような設定だけど利用してる人はけっこういるのかな。お客様からの声を見る限りではすばらしい会社のようだが・・・。

こんな学校に行ってました

そろそろ時効（？）だからプロフの年表でいままで在籍してきた学校のリンクを公開しようと思ったんだけど、プロフのページってHTML 使えないのねん。ってなわけで、ちょろっとここに出してみるわけだが・・・。自分が最初に通ったのは Vanderbilt大学の付属の語学学校。ちなみにここにのっけるために検索してみたら、名前が昔とかわってやんの。歩いて５分のところにＩＥＩっていうプライベートの語学学校があって（もうなくなってるかもな）ＩＥＩで物足りない学生は Vanderbilt の語学学校に。Vanderbilt で落ちこぼれた人はＩＥＩにっていうめちゃはっきりした流れができてたな。ついでに言えば先生も同じでＩＥＩのバリバリやる先生はVanderbilt の語学学校に引き抜かれてたけど、結局フタを開けてみれば Vanderbilt の語学学校にだってＥＳＬの「プロ」はほとんどいなかったんだよな。基本的にそこいらへんのおばちゃん系が教えてるってかんじ。でも、それなりにしっかりはしてたよ。

アメリカの大学の選び方（プロローグ）

というわけで、前の日記（リンクかトラックバックからジャンプ可）からの引き継ぎだからいきなり本題から入るぞ。アメリカの大学の選び方だ。まあ、人それぞれ留学環境は違うからどのやりかたが正しいということはないが、もしよかったら参考にしてみてくれ。とりあえずまずは、ずっと前にアメリカの大学の選び方を日記に書いてから、さらに気づいたことを一つ。こと最近、インターネットで全てをすませようとして、たかだか数千円の出費を惜しむ人がいる。あなたの将来を決める選択ですぜ。そんなケチケチしてどうするの？（ここでも何冊か紹介するが）参考資料になる本の２～３冊は買ってみようよ。さてさてとりあえず小話からはじめてみたい。某掲示板の「留学カテ」で小さな（名前を聞いたこともないような）地方の大学にこれから留学するのだが、どんなところか教えて欲しいといというメッセージがあった。ラッキーなことに、そこの卒業生（？）から「プラス」情報のレスがつき、ただ、その人が「その大学は大学ランキングにも顔を出しており（ものすごくマイナーなカテゴリーでランク入りしてるだけ）すごくいい大学です」と書いたところからケチがついた。そのケチをつけた人というのが、異常にランキングなどに執着する人なのだが、彼が「普遍的な情報（つまり総合ランキングなど）を出さずにその大学に都合のいいプラス情報だけ出すのは他の大学選びをしている人を混乱させるだけ」と言っていた部分には賛成する。基本的に内部の人間はプラス情報しか出さないし（そりゃ自分が通ってたり卒業したりした大学にケチがつくのはやはりいやだろう）だから、しっかりと留学の行き先を選ぶにはむしろ「マイナス」の情報収集に力を傾けるくらいでバランスがとれるのではないかと思う。ここでもう一つトリッキーなのは、そのランキングに執着する彼にかみついたそこの卒業生（？）が「個々の成功例」をあげて反論しているという部分である。（例えば卒業生の○○さんは○○という大手の会社に就職した、など。）その○○さんの例が非常に稀な例なのか、それともそれはその大学を出ていればよくある話なのかという情報がなければそんな話はクソである。１００人中５人がそういう道を歩めるのかと、１０人中５人がそういう道を歩めるのかではでは話がぜんぜん違う。あと、大前提として言っておくと、この選び方は「自己満足系留学」の人には全く参考にならないと思う。つまり例えば「日本ではできない経験をしたい」とか「英語でコミニュケーションがとれるようになりたい（あくまでも英語学校レベルの英語で友達などと楽しくコミュニケーションできれば満足という程度）」とか「いままでと違う環境に自分をおいて自分自身をみつめなおしてみたい」という場合。（つまり内面的、主観的にプラスであれば、客観的将来性などはあまり問わないというケース。）それと、日本に帰った場合に就職などで親御さんなどのサポートを受けられる場合もこの限りではない（いわゆる良家のご子息ご息女ってやつである）。