[ラテンアメリカ一般]の記事一覧 | CIELITO LINDO

ここが変だよ！○○人！（追記）

客観的に言って日本人のほうが変だと思う。変というか独特だと思う。なのだけど、現在在住しているドミニカ共和国に来て、ドミニカ人と暮らしていて「変だ！」と思うこともあるのでちょっと書いてみようかな・・・。その１　トイレのドアを閉めないで用を足す実に開放的。ドアが開いているので誰も居ないと思って入ったら・・・。いつも見てしまった私のほうが恐縮して、見られてしまったドミニカ人のほうはまったく気にしていない。気にしていないどころか「HOLA！」なんて挨拶されてしまう。その２　夜部屋で用を足すなんだかトイレネタ続きですが。ドミニカ人はなぜか夜トイレに行きません。それは部屋がトイレと離れているからと言うわけではないので、なぜなのかいまだにわかりません。みんなトイレがわりのバケツを持っていて、そのバケツにしています。その３　注射と薬が大好きドミニカ人は注射が大好き。というか何でも注射でことを済まそうとします。たとえば、体がだるいと「ビタミン不足」（←一応こういう知識はあるらしい）＝「注射」となります。ビタミン注射ですよ！そんなのしますか？普通。あと、生理痛でも注射打つそうです。信じられん。あと、お薬大好き！先日も車で家まで送ってもらっていると「薬局で薬を買いたいからよってもいい？」と聞かれた。具合が悪そうでもなかったのに。そしたら「昨日寝違えてまだ痛いから痛み止めを買う」ええっ！寝違えただけで痛み止め？？その４　なんでそんなに元気なわけ？ドミニカ人の食事は本当に栄養が偏っている。こんな食事でなんで健康なの？といつも思う。ちなみに知り合いのドミニカ人医師、コルステロール、２８０です。３００台の人も結構いるとか。そんなのでも普通に生きていけるのね・・・。その５　どこからその金、沸いて出た？首都のサントドミンゴならまだ、仕事もある。でも、田舎には本当に何にもない。農業って言ってもどこでも耕作できるわけじゃない。にもかかわらず、お金をかなり使う。ドミニカ人はお買い物大好き。でも、そのお金、どこからでてきたのだ？？確かにアメリカで稼ぎ者の送金はでかいと思う。でも、みんながみんな送金を受け取っているとは思えない。一度、ドミニカ人に聞いてみたら「そりゃあ、黒魔術だよ」って言われた。・・・・。その６　なぜCOBRADORはネクタイをするのだ？COBRADORとは「集金する人」と言う意味ですが、この場合のCOBRADORはGUA　GUA（バス）でお金を徴収する人です。ちなみに一応は首都。サントドミンゴにはスーツを着て仕事をしている人は居ます。でも、これは首都くらいなもんで、いっぽサントドミンゴを出たらだれもスーツなんて着ていません。が、COBRADOR,なぜかYシャツにネクタイと言う人が多い。バスって言ってもおんぼろバスです。なのに・・・。なんだか、以前は会社勤めだったけど、リストラされ、でも家族には以前のように振舞う悲しいサラリーマンのようです。その７　なんでそんなにぷりぷりなのだ？ぷりぷりなのはドミニカ人女性のおしり。とにかくすごい。スタイルがいいと言う意味ではありません。もちろんスタイルがいい人もいっぱい居ますが、すっごく太っている人でもおしりはぷりぷり。寝転がっても垂れることなくぷりぷり。うらやましすぎる。なんだか、ここが変だよ！ドミニカ人！っていうよりはここが不思議だよ！ドミニカ人！になってしまいました。追記一日たって思い出したことがあるので、さらに書きます。その８　いつでもどこでもシャワーキャップドミニカ人女性は「髪命」です。なので、雨が降り出すとそそくさとシャワーキャップを出してかぶります。そして堂々と街を歩きます。シャワーキャップはまだエレガントなほうでない人はスーパーのビニール袋です。最初、髪の毛乱れるよりシャワーキャップかぶるほうが恥ずかしい気がしたのだけど、彼女たちは髪の毛が水にぬれてしまうとたちまちアフロになってしまうのです。いったんアフロに戻ってしまうとまた美容院に行ったり、直してもらったりとかなり手間がかかるようです。なので、ドミニカ人女性のかばんにはかなりの率でシャワーキャップ入ってます。・・・話はそれますが、ひとつだけ、ここが変だよ！メキシコ人。スプーンでまつげをカールする！それも上手に！はじめてみたときにはびっくりしました。メキシコ人女性のかばんの中にはかなりの率でスプーンが入っています。その８　みんな軽く難聴ドミニカ人はとにかく声がでかい。はんぱじゃない。思うに小さなころからがんがんにメレンゲやバチャータがかかっている環境で育っているので、その音楽に負けない声を張り上げないと聞こえないので、大きい声で話しているうちにみんな大声になってしまったのだと思う。おまけに音楽の聴きすぎで難聴気味なので、大きい声でも多分ちょうどいいのだと思う。ドミニカ共和国ではなにかあるとばかでかいスピーカーが登場する。で、よく漫画とかアニメなんかで大きい音でスピーカーが動いていたり、大きくなったり小さくなったり・・みたいな描写があるけど、あれって漫画の世界だと思っていたけど、ドミニカ共和国じゃ、いつも本当にそんな感じ。スピーカー、動いてます！もし、その大音量のスピーカーの前に、ちょっと弱っている動物を連れてきて置いたら、多分死ぬと思う。その９　なんで２４時間鳴いているのだ！最後は人ではありません。鶏です。鶏と言えば朝。・・のはずなのに、ドミニカ共和国じゃあ鶏は２４時間けたたましく鳴いています。うちには居ませんが、ちょっと田舎に遊びに行くと本当にうるさくて寝れません。毎回いつか食ってやると思うのですが。・・こんな感じのドミニカ人ですが、とにかく見てると笑えます！わはは。楽しすぎます。

国籍の違うパートナーと

本日女子３名でアジア系のフュージョン料理屋へ。・・と言う事でお出かけ前のシャワーを・・・と言うところでLOVELINさんの日記を思い出しました。ラテンアメリカ（と言っても広いので一概に言えない部分もあるのですが）では、一般的にシャワーは「朝と出かける前」に浴びる物です。日本人としてはやっぱり一日の疲れを癒す「夜」ってのが覆いと思うのですが。私がまだメキシコに住みだして日も浅かった頃、さあ、もう寝ようと思ってシャワーを浴びだすとホストファミリーに「あら？これからお出かけ？」とよく聞かれたりしました。ラテンアメリカでは夜のお出かけは遅いので、ちょうど私がもう寝ようかな・・・なんて思い出す頃なんてまだまだお出かけ時間なわけです。私としてはやっぱりシャワーを浴びるとさっぱりで落ち着くので基本的には夜ですが、かなりラテン化してしまっているのでお出かけ前もやっぱりシャワーです。この「出かける前」か「寝る前」かってのはやっぱりそれぞれのお国の事情を反映している部分もあるような気がします。ラテンアメリカは熱いところやほこりっぽいところが多いので、夕方ともなるとかなり汗かいてたり汚れてたり。でも、パーティーなどは夜なのでその前に身だしなみとしてシャワーを浴びるような気がします。朝浴びるってのもようは「身だしなみ」な訳ですよね。でも、日本人にとってお風呂ってやっぱり「リラックスタイム」だと思うのですよね。一日の疲れを癒す・・って言うような。でも、ラテンアメリカでは浴槽につかることはなくって、あくまでも汚れを落とすだけの為の物だと思います。私はメキシコ人の相方とはメキシコで知り合って、メキシコで付き合っていたので（現在遠距離中）、私自身かなりメキシコの習慣に慣れてしまっていて、一緒にいてもあまり「？？」と思うことはないのですが、パートナーの国籍が違って、パートナーの国以外で知り合った方だと、やっぱり「？？」って思うことが多いのでしょうね。他のラテンなパートナーをお持ちの方の日記やHPを見ているとそう思うことが多いです。そして、半分ラテン化してしまった私は「そ、そうなのね」と新鮮に驚きつつ、楽しく拝見させてもらっています。うちの相方いわく、国籍の違うカップルが住む場所はお互いが知り合った場所が一番いいそう。私達の場合はメキシコなのですが、確かに相方の言う通りと思う反面、単に彼はメキシコ人なのでメキシコに住みたいが為にそういっているような気もおおいにします。私達の場合お互いの仕事云々を考えるとメキシコじゃないとしてもスペイン語の通じるところ（アメリカも含めて）に住む事になりそうですが。さて、話は戻って、今日行ってきたフュージョン料理屋。思ったよりずっと美味しかった！そして雰囲気もよし。でも、結構高かったす。でも、たまにはいいのだ（←たまじゃないけど）やっぱり人間「いいもの」にたくさん触れないと「いい感性」というのは育ちにくいものだとおもうのです。あ～、でも金欠だ。

なぜ死ぬのか

先日の集団自殺のニュースは海外でも報道されました。私は毎日ネットにつなげているので、リアルタイムでそういう事件がおきたことは知っていたけど、インターネットで自殺希望者を募って一緒に自殺するっているのはこれまでにもあったので、特に今回の集団自殺が私の関心をひくものではなかったのだけど・・・なぜか今回は海外でも割と大きなニュースとして扱われていた。なぜだ？あ、海外と言ってもメキシコとドミニカ共和国での話ですが。私はドミニカ共和国に住んでいるけど、ドミニカ共和国のテレビはつまんないのでいつもメキシコのテレビ番組を見てます。なので、メキシコで起こったこともリアルタイムで大抵の事は知っているわけです。いつものように仕事しに大学に行くと、いつも親切なトーマスがこの事件に関していろいろ聞きたいらしく話し掛けてきました。いわく「なぜ死ぬのだ」ううむ。ある意味ドミニカ人に説明するのが一番難しいテーマのような気がする。統計上、メキシコは世界でも１、２位を争う「自殺しない国」です。でも、メキシコ在住４年、メキシコ人の相方もって７年半の私から言わせると、この結果、本当だろうか？と思うのですよね。ま、明らかに日本人よりは自殺しないだろうけど、メキシコ人って意外と深～く考えてたりします。良くも悪くも。でも、ドミニカ人！絶対自殺なんてしない人たちだと思う。多分統計の対象国にすらなってなかったんじゃないだろうか？？話は戻って、その「なぜ死ぬのか」ってのを私なりにドミニカ人たちに説明してみた。「日本ってのはね、人口もやたら多いし競争社会なわけよ。戦いつづけなきゃいけないわけ。でも、そのことのプレッシャーってすごいし、誰だって勝ちつづけることはできない。でも、負けちゃうと再び社会に受け入れてもらうのって難しいのよ。その結果、生きるのも辛く感じてしまう人がでてくるということがいえるんじゃないかな」かいつまんで言うとこんな説明をしてみた。でも、こんなのほほ～んとしたカリブの楽園ではいまいち想像つかない話のよう。もちろん、ここドミニカ共和国も経済状態最悪だし、そりゃ、いろいろ問題山積みです。でも、やっぱりそれでも「自殺」という選択肢は絶対にありえないですね。それにはカトリックの影響もあるとは思いますが、それ以前に「生きることに絶対的に肯定的」な気がします。私はそんなドミニカ共和国がすきなんですよね。

調子のいい奴等

最近全然PLAYA（ビーチ）に行っていない！・・と言う事で今月は久々にオールインクルーシブでまったりするのだ！その為にはHOTELを予約しなければならないので、代理店へ。代理店のおばさん（ドミニカ人）、私を見るなり「あなたは韓国人？それとも日本人？」と聞いてきた。普通は「あなたは中国人？それとも韓国人？」が一般的質問なので、「日本人」と聞いてきただけでも、すごいことです（←なにが？）で、「日本人」って答えたとたん「そうよね～。日本人のほうがお肌がきれいだもの」と、一応私のお肌を誉めてくれた。って言ってももちろんお客（私）に対するリップサービスだけど。でも、思うに仮に私が「韓国人」って言っても絶対「そうよね～。韓国人のほうがお肌きれいだもの」と言っていたに違いない！というのも、１２月にニカラグアにいったときの話。友人数名（全員日本人）と韓国料理屋へ行く事になって、タクシーに乗った。（ちなみにニカラグアには日本料理屋はありません）うちら全員アジア人で行き先が韓国レストランだったので、タクシーの運ちゃんは疑う余地もなく私達を韓国人だと思ったらしく、とにかく韓国人を褒めちぎった。別にその事はいいのだけど、どう考えても私達を韓国人と思っていっていたので、友人がぽつり一言。「あの～、私達日本人なんですけど」そして、運ちゃん。さっきの韓国人の誉め言葉はなんだったんだ？と言うくらい今度は韓国人の悪口を言い始めた。いわく「韓国人は育ちが悪い。強欲だ。あんた達が韓国人だって知ってたら絶対乗車拒否だね」・・・・。そして一通り悪口を言った後、今度は日本人を誉めだした・・・。本当にラテンアメリカ、みんな調子がいい。でも、あんまりにもあからさまだから憎めないんだよね～。わはは。

本日のおすすめラテン音楽

今日急に思いついてBACHATA（ドミニカ共和国の音楽）のCDを買おうということにして、PLAZA　LAMAへ！　このスーパー、ものすっごいドミニカ丸出しで笑える。みんな超テキトーに働いています。今日はCDコーナーのお隣のオーディオコーナーで大音響でレゲトン（プエルトリコの音楽）がかかるとみんな仕事と客をほったらかしで嬉しそうに踊っていました。日本に一時帰国前に前から欲しかったAVAENTURAのCDを買った。確か３８０ペソ（１ドル３７ペソくらい）だったのに、今日見たらセールになっていて、なんと！９０ペソになっていた。が～ん。思わずもう一枚買いそうになってしまいました。あ～、腹立つ！と思いつつもセールコーナーを見ると前から欲しかったAMARFISのCDも９０ペソじゃないか！おおお。早速ご購入♪AMARFISって何？どんな感じ？？って方はこちらを。www.labandadeatakke.com（AMARFISのオフィシャルサイト）www.sabordominicano.com/merengue/AMARFISBIOGRAFIA.htm（AMARFISのちょっとした歴史）どちらもスペイン語のみです。メレンゲで何がいい？って聞かれたらお勧めするうちのひとつがAMARFISです。ま、ノリ重視の典型的な「今」のメレンゲですね。わたしはどちらかと言うとMERENGUE　TIPICOと言われる古典的なメレンゲのほうがすきなのですが、AMARFISはいまどきながらも「音が詰まっている」感じが好きです。テンションの高いメレンゲですね。とにかく踊るのにはぴったりです。最近日本でラテン系のクラブには行っていないので、日本で人気のあるMERENGUERO（メレンゲミュージシャン）は誰なのか全然しいらないのです。知っている方、教えてください。ちなみにこのAMARFIS　歌詞がとってもドミニカ！というよりドミニカ共和国のスペイン語をしらない人には多分？？？例えば「EL　CONCON」CONCONは要するに「おこげ（ごはんの）」ですが、この歌で言っているのは別の俗語的意味です。あと、「POR　PARIGUAYO」のPARIGUAYOというものドミニカ表現ですね。ドミニカ共和国に住む事なかったらいくらスペイン語やっていてもこういう表現を知る事なかった・・だろうな。でも、おもしろい。そんな訳で今日のお勧めはAMARFIS　Y　LA　BANDA　DE　ATAKKEでした。

ラテンアメリカコーヒー飲みくらべ

私にとって「これが無くては生きていけない物」の一つ、それがコーヒー高校生の頃、試験勉強で夜遅くまで起きているときとかに飲み始め、今やすっかりカフェイン中毒　そんな私にとって、おいしいコーヒーの産地ラテンアメリカにすんで現地産のコーヒーを飲めるのは幸せ。ふと気づくとカリブの含めてラテンアメリカほぼ全部の国のコーヒーを飲んでいた。飲んだ事無いのは多分ホンジュラスのみ。というのも、実はなぜかコスタリカにも縁が無かったのだけど、先日コスタリカ在住の友人のお土産でコスタリカのオーガニックコーヒーをGET　おいしいというのは聞いてたけどそらほど気体もしてなった。で、お味は・・・うまい！のです。なんというか、まろやか。結構気に入りました。メキシコ人のうちの相方はさすがコカコーラ消費量世界一の国メキシコ出身だけあって、以前はコーラばっかり飲んでいてコーヒーは飲まない人だったけど、私といると嫌でも飲む羽目になり、そのうちすっかりコーヒー中毒まっしぐら。おまけに今じゃコーヒーの買い付けが職業になってしまった。なので、商売柄コーヒーには詳しい。そんな彼いわく、世界一うまいのはやっぱりコロンビアコーヒーらしい。ただし、本当に本当に美味しいコロンビアコーヒーにそんなにすぐにはありつけないらしいけど。私個人の趣味でいうと、私はやっぱりカリブエリアのコーヒーが一番上手いと思う。世界的に有名なジャマイカのブルーマウンテンはそんなに私の中では評価は高くないけど、今すんでいるドミニカ共和国のコーヒーは間違いなくうまい。それからおとなりのハイチ。ただ、この両国、全くといっていいほど日本では流通していない。世界的に観てもほとんど流通していないと思う。だからこそ、地元にいい豆が残るのです！ドミニカ共和国はその典型。別の意味での典型がメキシコ。ほとんどいい豆は輸出用。地元メキシコにはカスしか残りません。ま、それでも実際にコーヒーの産地まで行けばいい豆が手に入ると思うけど。コーヒーってほんとに不思議な飲み物だと思う。同じ品種でもほんのわずかな標高差だけでもすごい味の違いが出るし、もちろんその土地、土地でもまったく違うし。しかし、ドミニカ共和国生活もあと数ヶ月。ドミニカのコーヒーが手に入らないとつらいな～。ルート開拓しとかなきゃ。

ラテンアメリカ　ゲイ事情

ラテンアメリカはゲイが多い地域だと思う。と、言ってもラテンアメリカはとっても広いのでばらつきはあるけど。何で今日はゲイの話を書こうと思ったかというと、今日美容院に行ったのです。今日本一時帰国中なのでドミニカ共和国に戻る前に「絶対美容院行く！」と決めていたので行ってきました。で、髪の毛を洗ってくれる担当の方が男性だったのだけど、「あ、女の人のほうがいいなぁ」って思ったときに「今まで男性に髪の毛切ってもらった事あったけ？」と考えていました。「なかったよな・・・」と思ったとき、メキシコじゃいつもゲイのお兄さん（お姉さん？）に切ってもらっていた事を思い出した。彼ら（彼女ら？）あまりにも「おねえ」なので男としてカウントするの忘れてました。そう、メキシコは「ゲイ大国」なのです！メキシコは「マッチョの国」　日本では一般的にマッチョって「筋肉ムキムキ男」の事を指しますが、スペイン語ではマッチョってのはたいてい内面的な男らしさのほうが強調されます。メキシコでは「メキシコ流男道」みたいなものがあるのです。で、思うにそういう「男道」の重圧が強いが為にゲイが多いのではないかと・・・。言うなればマッチョを極めてしまうとゲイになる・・。メキシコでは、かなり女装しているゲイが多いと思う。で、美容師さんの９０％近くはゲイですね。彼らは腕はいいですね。なので切ってもらっていたのだけど、けっこう頼みもしないセットとかのほうが時間かけてしてくれたり（苦笑）もちろんお金はとられません。要は彼らの趣味みたいなもんで、自分が気に入るようにセットしたかったんだと思う。メキシコシティーで働いている時、会社のすぐそばが売春夫の縄張りで、そりゃあもう、いろいろでした。夜の某大通りなんて「ずらっ～」と並んでいらっしゃいます。で、車が近づくとコートは「がばっ～」と空けてくれます。中はビキニか何もつけていないか。最初からビキニってのもあるけど。メキシコのゲイパレードも規模でかいしねぇ～。メキシコはけっこうゲイの方々は市民権を得ていると思う。以前の会社の顧客さんでメキシコ人なんだけど、この方もゲイ。で、ゲイパレードに出ているところをインタビューされて、大大的にカミングアウト状態になってしまったのだけど、本人はテレビに出れたことがもう、嬉しくてしょうがないらしく、私にも自慢してたな。それにうちの会社にもゲイの社員がいて、ゲイの彼が会社に遊びによく来ていたし。オープンでいいよね。それにひきかえ、ドミニカ共和国。ゲイに会う事はほとんどなし。ドミニカ共和国では全く市民権を得てません。ま、ゲイ人口が少なすぎるってのはあるけど、ものすごい偏見と差別があるようです。ドミニカ人ってあんなに脳天気（←すごい誉め言葉！）なのに、こういうことや恋愛全般にはものすごい閉鎖的なのですよ。でも、同じカリブでも、お隣のキューバにはゲイの人、多いのに。その他、ラテンアメリカでゲイが多いといわれているのはブラジルとコロンビア。どちらも行った事ないので友人連中から聞いた話ですが。それにしても「メキシコ・コロンビア・ブラジル」はいろいろな意味で「ラテン御三家」だと思う。共通点多い。長くなったので、その「ラテン御三家」の話はまた今度。