CHIQUITO PERO PICOSO !!
昨日から急にメキシコ料理が食べたくてしょうがない!と言う状態。しかし、ここはドミニカ共和国。メキシコレストランはけっこうあるのだけど、どれも「俺の思うメキシコ料理」って感じで、自称メキシコ料理研究家の私としてはとても食べに行く気にはならない。そもそも、ドミニカ人は辛いものが大の苦手。そんなお国柄でおいしいメキシコ料理があるはずもなく・・。なければ、なんでも自分で作る!をモットーにしている私。うどんも手打ちし、納豆もつくる。挙句の果てにはウスターソースも手作りして熟成している。・・・俺って、もしかして・・・暇?去年友達がメキシコに旅行に行ったのだけど、メキシコ料理にいたく感動した彼女。しかし、何を思ったのか全員のお土産が唐辛子・・・。それも日本人にとっては未知な唐辛子達。当然そんなものを使いこなせるのは私しかいない・・・と言うことで他の友達も「よかったら使って」と言って私に横流し。おかげでメキシコ産の唐辛子があるのですよ。うちに。オホホホ。そこでSALSA ROJAを作ることに。メキシコにはいろ~んなSALSAがある。同じSALSA ROJAといっても本当に様々。それにほとんど日本じゃ原料入手不可能。でも、日本の皆様にも作れるような唐辛子を使って本格的な同じのSALSAを作ってみた。レシピはこちらしかし。唐辛子は本当に危険だ。何が危険って、唐辛子を触っていた手で目や鼻などを触ると粘膜がもれなくやられる。去年日本でもブームになっていたHABANEROもメキシコ産の唐辛子。ちなみにスペイン語はHは発音しないので「アバネロ」じゃなくて、「ハバネロ」となります。このHABANERO,私の好物でもあります。しかし、あんな日本のなまっちょろいスナックではなく、ずばり「生」で食います。あのHABANERO,切った瞬間に「危険なエキス」が空気中に放出されるらしく、その瞬間にすでに粘膜がやられます。一言で表現すると「痛い」唐辛子です。やはり威力が違う・・。で、SALSA ROJAを作った。でも、肝心のSALSAをかける料理を作らねば・・・と言うことでCHIRAQUILES ROJASを作りました。CHIRAQUILESはトルティーヤを揚げて、それを煮込んだ料理です。濃いです。非常に濃い!しかし、これがうまいのだ。ちなみにこんな濃い料理、メキシコじゃ朝ごはんに食います。おまけに「二日酔いにいい」そうです。本当か??早速CHIRAQUILESを作りました。どんなんか見てみたい方はこちらあ~ぁ・・。うまい。やっぱりメキシコ料理は奥が深い。そしてうまい。ついでにカロリーもすごい。でも、満足。そして、昨日に引き続きタイトル解説(笑)「辛い」のスペイン語は一般的にはPICANTEですが、メキシコじゃPICOSO(A)も良く使います。で、日本語の授業で形容詞を教えるとき、「辛い」も出てくるのでスペイン語で説明するとき、私はPICOSOを良く使っていたんですね。するとある日。「先生、ドミニカ共和国じゃPICOSOは使いません!」といわれた。でも、ドミニカ共和国のPROYECTO UNO が彼らの歌の中で「CHIQUITO PERO PICOSO !!」と歌っていたので、あれ?ドミニカ人も使うんじゃない?と思ってそのことを生徒に言うと・・・大爆笑。みんな恥ずかしがって教えてくれなかったのだけど、彼らの表情を見る限り、ど~も、かなりエッチな意味らしい。まぁ、大体わかってるけどさ(爆)ちなみに「普通」の意味で訳すと「小さいけど辛い」です。みなさん、ドミニカ共和国ではPICOSOはTPOをわきまえて使用しましょう♪ さあ、本日も「ぽちっ」と行ってみよ~。