キシロカイン・・・
差し歯が取れてしまい、昨日、意を決して予約なしで歯医者に行きました。そこの歯科は、同じ町内で、大昔に何度か通ったことがあります。何が良かったかというと、その歯科で、なちおの親友のお母さんのKさんが歯科技工士として働いていて、結構 「嘔吐反射」 のことで相談に乗ってもらえてたという点ですかね。Kさんを介して、私みたいに反射の強い人にはどういう治療があるか?など、先生に色々訊いてもらい、少しは安心した状態で行く事はできました。受付のおばちゃんは(自分もおばちゃんだけど)、予約してないと言うと嫌そうな顔してましたけどね・・・呼ばれるまで一時間かかりましたが、その間、マスクしたまま下向いて爆睡してました^^;余裕あるように見えますが、それはデパスのせいです^^;呼ばれてからまず歯科助手さんに、反射が強い事や後鼻漏のことを簡単に話し、「先生ともよく話をしたい」 と伝えました。その後先生が来て、結構長い時間、色々な話を聞いてもらいました。先生はすごく優しくて、私が言う事を 「それは違う」 とも 「あー、はいはい」 とも言わず、親身に訊いてくれました。先生が言うには、反射が強いというのは、口の中に治療器具が入るだけでオエーってなるということとして認識されてるそうです。私の場合は、前歯などの治療は何ともないので、単に嘔吐反射が強いということではないかもしれないね~と。一番の問題は多分、後鼻漏だと思うということでした。常に粘性のある鼻水が鼻の奥から喉の方に落ちて行っていて、それが喉に絡みついてるせいで、喉に違和感・苦しさが出るんだと。人間、喉に何かくっ付いてたら、必死に嚥下して下に落そうとしますよね?治療中、その 「嚥下」 ができないこと、嚥下できないことによって喉のモヤモヤが 「嘔吐」 に繋がること。それプラス 「反射が出たらどうしよう」 という精神的な不安。以上のことを言われ、あぁ、今までどこの歯科医もそんなことは一切言ってくれなかったなぁと・・・。というか、全部自分では分かってたことです。それを、今までどこの歯科医も、言っても分かってくれなかったこと。まだ分かりませんが、ここの先生は分かってくれたのかな?と思います。じゃあどうする?という話ですが。先生としては鼻の方を同時に治療するのがいいみたいなことを言ってましたが・・・実は、ポララミンという薬、飲むと喉の鼻水の絡みつきが取れるんですよね。風邪で鼻がつらいときなんか、内科で普通に出してくれる去痰剤?のようなもんです。ただ、薬が切れるのが早いです。昨日も飲んで行ったんですが、呼ばれる頃にはもう効き目が切れてました。それも先生に言いました。では、去痰剤を使いつつ、それでもダメな時は、口の中に液体の麻酔剤をかけましょうということになりました。それは確か 「キシロカイン」 とか言ってたと思いますが、胃カメラの時などにも使うらしいですね。それを少しゴックンと喉に流せば、喉にも麻酔がかかるというので・・・。さて治療です。取れた差し歯は前歯だったので、治療は楽に感じましたが、その前のレントゲンと歯型取りがダメで、早速キシロカインの登場です。口にピューって入れて貰ったあと、口の中全部がピリピリ痺れて感覚がなくなりました。喉も~と思い、少しゴックンしましたが、正直言って気持ち悪かったです(-"-)しかし、口の感覚がなくなった後、頭までボーっとしてきて、歯型取りなんてあっという間に終わってしまいました。歯型取りが一番つらいので、こんなに簡単に終わってしまったことが物凄く嬉しかった。先生曰く 「こんな感じで治療していきましょう」 と。普通に治療できる時は麻酔ナシで、ダメなら麻酔して~という感じで。飛び込みで行ったのに、治療にも1時間かかりましたが・・・次回は27日の10時からです。すごく人気があって混む病院なので、予約は2週間ぐらいあいてしまうそうです。なちおの友達ママのKさんとは会えませんでしたけど、お礼言わなくちゃです。ま、同じ柔道部のママさんだし、もう10年の付き合いですからね~。薬づけの一日でしたが、頼るしかないですね。。。