久しぶりに「そろばん」をやってみた。
先日、子どもがあまりの暇さに「そろばん」をやり始めたと言っていた。今は、youtubeで色々な動画がありその中で「読み上げ算」をやっているという。自分の子ども時代は「そろばん」はメジャーな習いもので自分も小・中学まで習っていた。三日坊主の自分が唯一と言っていいくらい長く続いたものだ。そのおかげか「段位」までいった。しかも物持ちがいいのか、唯一の自分の勲章として持っていたのか分からないが、その当時の問題集と賞状を嫁入り道具として持ってきていた。そこでそれを引っ張り出し自分もボケ防止と暇つぶしのために「そろばん」をやってみる事にした。現役から35年経ち、久しぶりに触ったがきちんと指は覚えているものだ。しかし、あの当時のような手の動きは出来ない。手が鈍りながらも、久しぶりの「そろばん」は楽しかった。9桁の数字を当時は軽々やっていたのに見取り算なら出来るけど、読み上げ算となると結構難しい。そしてすごい集中力がいる。一度でも数字を聞き逃すともう終わりだ。ここでまた、負けん気が久しぶりに顔を出す。正解しないと気が済まない。これも変なとこに完璧主義な自分が出てきてしまう。なので、初心に返り少し簡単なものからすることにした。すると少しずつ感覚も戻ってきて「正解」が多くなってきた。あれ?なんか楽しくなってきたぞ簡単な暗算もやってみた。まだまだ脳みそは、落ちぶれてはいないようだ。そして動画を観て驚いたのが今の子たちは両手でそろばんをやっている。あれはどのようにするのだろう?いつから進化したのか、それとも自分の時代でもあった技術なのか?これもちょっと、お勉強してみようかな。最近、単調な毎日でこのように頭を使っていなかったからとてもいい刺激になった。ボケ防止にも良さそうだから、またやろう。・・・でもこれも三日坊主になってしまうのだろうか。まぁ、あまり深く考えずにやりたい時にやればいっか読んでくださった方、ありがとうございました。【40歩目】