~続・春爛漫ラン絵巻~
高いところから見ると模型のようですが、降りてみるとショースペースになっています。1,000平米の空間に100種1,000株のランが展示されています。1,000株の蘭の圧倒的な香りに包まれて、ベンチに座って読書なんて贅沢ですね。明治の政治家・大隈重信侯爵はランのコレクターとして有名で、ラン温室で華麗な晩餐会を開いていたとのこと。その侯爵の「ランのある暮らし」を再現したガーデンショーです。 アトリウム横にあるショップで販売されていた多肉ちゃん。瓦をベースに多肉ちゃんがちょんと乗っかっています。触ってみたら本物でした。瓦は地場産業の一つで、温室内でも瓦を使った緑化壁などが見られました。最後は、特別展示室で見つけたベトナム北部のツバキ「ハイドゥン」です。ほとんどのツバキは枝の先に花をつけるそうですが、こちらのツバキは葉の付け根部分に花をつけるタイプです。花の色や質感が日本のツバキと違って柔らかい感じです。こんなところでベトナムに出会えて嬉しかったです。2回に及んだラン展日記もこれで終わりです。長々とお付き合い頂きましてありがとうございました。