父の受難
おひな邸の西側に隣接する、おひな青空図書市場。蔵書は全51冊。邸の中から身を乗り出して、本選び。 『読んでぇ~』と差し出す本は、決まって同じもの。本を見ることよりも、ページをめくるのが楽しいのか読んでいる端から、次へ次へとページを捲るおひな。本への興味は尽きることなく、あれもこれもと引っぱり出し散らかり放題に。同時に読み手の声もかすれがちに・・・。シンプルな本ほど、読むときに力が入るのですよね。 毎夜、おひなに1冊本を読んでくれている私の父。それが少し様子が違ってきました。一冊読み終わる頃には、違う本を指差して『◎×△◇(これも読んでぇ~)???』「えっ!まだ読むのか」この会話が何回か繰り返され、父はヘトヘトに。昼間はおひなと2人っきりで同じ被害に遭っている私はシメシメ、ヒヒヒ。そして、その不満の矛先はおひなへ向かわずに・・・「もうこれ以上、本は要らないぞ!」 となぜか私に文句を言う父。いえいえ、蔵書はもっともっともぉ~っと増えていくのです。 我が家では優秀な『0.1.2.えほん』シリーズ、最近は併せてこんな本も。 ぱんだいすきパン屋さんへお買い物に行って、パンをたくさん買って、おうちで食べるというストーリー。朝食でパンを食べ始めたおひなは、中でもゴマがのったアンパンがお気に入りのようです。『ごはん だいすき』っていう本もあるといいなぁ~。こんにちはどうぶつたち写真絵本です。いろんな動物が「こんにちは」と挨拶してくれるのですが、ちょっと馴染みの薄い動物たちも登場します。おおかみ、かぴばら、ちーたー、まれーぐま、れっさーばんだetc.,