9月に入ってからも、相変わらず元気なセミたちの声が聞こえてきます。

セミって土地によって鳴いている種類が違ったりして、かつて住んでいた土地の夏の思い出と共に心に残っていて、ノスタルジーを感じさせる虫ですね。

小さい頃の夏休みは、一日中、虫捕り網と虫かごを持って、元気にセミを追いかけたりしたものです。

私が生まれた山口ではクマゼミが主で、「シュワシュワシュワ」だったかな、何だか透明な鳴き声で夏が始まり、それからツクツクホウシで夏が終わっていました。

それから引っ越した沖縄でアブラゼミを初めて見て、クマゼミと全然違う茶色の姿や、濁音の「ジーーーーーー」というすさまじい声にかなり驚いた思い出があります。

鳥取と島根は、たしかアブラゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、それとヒグラシだったかな。なぜか、あんまり記憶に残っていません。

今の岐阜は、アブラゼミの大合唱で夏が始まり、それからニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシ、それと朝や夕暮れにヒグラシが鳴くという感じです。

しかし、今年は不思議なことに夏の初めの昼間からヒグラシが鳴いて、それからアブラゼミが加わるとヒグラシがほとんど鳴かなくなってしまいました。

で、ヒグラシのあの涼しげな声の代わりにあのアブラゼミの暑っ苦しい声が夜まで響いていて、今年の夏は気分的にもとても暑かったです。(>_<)

今年はやっぱり変な夏だったのかもしれないですね。(´へ｀;

ところで、主人はクマゼミとツクツクホウシの存在は知っているけれど、声を聞いたり姿を見たことがないそうです。

東京ではクマゼミとツクツクホウシはいないのかな。(･_･?)

そういえば、この前東京へ行ったとき、アブラゼミとミンミンゼミの声しか聞かなかったですね。

そうそう、夏の終わりを告げるツクツクホウシ、ようやく今日鳴き始めました。

まだまだ暑いけれど、ちゃんと秋に向かっているようです。(*'-'*)

さて、今日の晩御飯です。

お寿司をいろいろ楽しみました。

手前から、煮穴子、サンマ、ヤリイカ、ゆで海老、タルイカ、卵、甘海老、カニ軍艦巻、
いくら軍艦巻、ねぎとろ軍艦巻、マグロ、穴子、アジ、サーモン、鯛、貝

それと、竹ざる豆腐です。

ぎゅっと旨味が詰まったコクのあるとても美味しい豆腐です。

ワインは、今日は暑さがぶり返してとても暑い一日だったので、ブルゴーニュのスパークリングを飲むことにしました。

以前、ヴェリタスのセールで買ったとてもお買い得なセットに入っていたスパークリングです。ヴェリタスのセットは、美味しいものたくさんでとてもお買い得なのが多いので目が離せないですね。

このスパークリングは、シャブリ近郊の高品質ぶどうを使用し100%シャンパンと同じていねいな造り方で、天然洞窟の中で最高の熟成管理をされているそうです。

カーヴ･ド･バイイのHPは、⇒こちらです。

きめ細かで真珠のように美しい泡がとめどなく立ち昇ってきます。

美しいきらめきを見せる稲藁色。

グラスに近づくと、ミネラル、ライム、グレープフルーツの爽やかな香りの中にほんのり蜂蜜の香りが見えます。

飲んでみると、少しとろりとした厚みのある飲み応えのある味わいで、きりりとした酸味が嬉しい、とても美味しい味わいです。

ライム、グレープフルーツ、レモン、ナッツ、白い花、きのこ、カモミール、それと鉱石っぽいミネラルたっぷりで、まるでシャブリのようです。
余韻は長く、柑橘系の果物の香りの中にほのかに蜂蜜と焦がしバターの香りが見え隠れしています。

良く熟した柑橘系の果物の果実味たっぷりで、甘味はほんのりでかなりドライな味わいです。

活き活きとしてクリーンで切れの良い酸味とほのかに感じる苦味が味を引き締め、しっかり引き締まった味わいになっています。

コクと旨味がしっかりとあり、きめ細かで力強く飲み応えのある、まるでシャンパーニュのようなとても美味しい泡です。

温度が上がってもきりりとした味わいのままで、とても美味しいです。

この値段でこの味わい、素晴らしいですね♪ピータンポイント95点ですっ♪ヽ(=´▽`=)ﾉ

試しにフルートグラスで飲んでみると、柑橘系の果物の香りが強くなってナッツとかの細かい香りが感じられず、酸味と苦味が強くなってよりドライな味わいになりました。

シャルドネ用のグラスの方が香りがたくさん感じられ、厚みも出て美味しくなります。

きりりとした酸味たっぷりの味わいを楽しみたかったらフルートグラスで、厚みのある味わいや香りを楽しみたかったらシャルドネ用グラスがいいみたいですね。(*'-'*)

このスパークリングはこの前買ったセットに入っているので、届くのがとても楽しみになりました。

さて、昨日のサン･コムは、2日目の方がぐっと旨味と力強さを増して美味しくなっていました。

ブリュット･ド･シャルヴィは、サーモンとは香りを高めあってコクが増し、卵の甘味がワインの酸味と旨く調和し、アジとはお互いの香味を増し、サンマは臭みを消してくれとても良く合っていて、海老とカニとも良く合っていました。

一番合っていたのが鯛+青紫蘇で、香りを高めあい、ワインの旨味もぐっと増して、パパパパーンポイント95点の素晴らしいマリアージュを見せてくれました♪(*´∇｀*)

酢飯ともとても合っているようです。

ヤリイカとタコはお互い邪魔しないというぐらいで、イクラとは全く合っていませんでした。

豆腐とも良く合っていて、ワインの香りが増して美味しくなりました。

サン･コムととても良く合っていたのは煮穴子で、タレの甘みが合うようで、さらに海苔を巻いたところとは香りも合うようになりました。

それと、意外にシャルヴィとはあんまり合わなかった甘海老がサン･コムとはとても良く合っていて、お互いのコクと旨味を高めあって、パパパパーンポイント95点のマリアージュに♪(*'0'*)

甘海老って赤ワインとは合いそうにないと思っていたんですが、とっても意外で驚きました。やっぱり、何でも試してみると面白い発見がありますね。=*＾-＾*=