中野のフジヤカメラで買った
Super-Multi-Coated MACRO-TAKUMAR 50mm F4（8000円）です。

レンズ構成は3群4枚のテッサー型、最短撮影距離23.4cm、レンズ重量245g、絞り羽根枚数5枚、最小絞りF22、フィルタ径φ49mmで、M⇔A絞り切り替えスイッチ付きの完全自動絞りのレンズです。

昭和48年6月当時の本体価格は19900円だそうで、調べてみると当時の大卒の初任給が57000円ぐらいだったそうなので当時はかなり高価なレンズだったんですね。('-'*)

マクロ琢磨君のレンズ構成図です。

長いヘリコイドによる全群繰出しで、テッサータイプの小さなレンズ群の割りに大振りな鏡胴なのは、1/2倍の撮影を可能にするための長いヘリコイド装置を搭載しているためなんだそうです。

最短撮影時にはこんなに先が伸びてゆきます。

同じく先が長く伸びるフレクトゴンと比べてみました。(^^)

擂鉢状の奥にあるレンズを拭くときは、フードの役割もする「擂鉢」を外すと作業がし易くなり、先端部外周を掴んで左回りに回すと抜き取れるんだそうですが、試そうと思ったけれどやっぱり怖くてできませんでした。(^^ゞ

ピント環先端部に表示されている数字は、分数で表わされる倍率の分母で、倍率は「倍率=繰出し量/焦点距離」で得られので、表示の1/2倍というのが正確だとすると、この交換レンズの実際の焦点距離は50mmではなく52mmということになり、このことから、26mm厚の接写リングを装着すると等倍～1/2倍の撮影ができるはずなんだそうです。

このレンズの絞り開放でいろいろ撮ってみました。(^-^)

先日、AUTO YASHINON-DS 50mm F1.7のご紹介で載せたこの写真、
実はマクロ琢磨君の写真でした。ごめんなさい～。(^^;ゞ

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/400、WB太陽光、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/250、WB太陽光、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/400、WB太陽光、ISO100、MF

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/40、WB太陽光、ISO100、MF

開放からくっきりシャープで鮮やかな色合いと滑らかで柔らかなボケ具合で、とても良い写りですね。(^-^*)

それとこれはフレクトゴンで撮った写真なんですが、

ハイパーマニュアルモード、絞りF2.8、1/320、WB太陽光、ISO100、MF

マクロ琢磨君で撮ったものとほぼ同じ大きさでびっくり。フレクトゴンってすごいですね！(^▽^*)

ハイパーマニュアルモード、絞りF4、1/160、WB太陽光、ISO100、MF

マクロ琢磨君も悪くないけれど、フレクトゴンの写真の方が柔らかでボケ具合もきれいで好みです。(^-^*)

ところで、この琢磨君もアトムボーイという噂があるんです。

さて、はかるくんの測定結果は間もなく発表。お楽しみに～♪(^^)/

さて、今日の晩御飯です。

石川県産本マグロと中トロ、静岡県産鰹のたたき、愛知県産平目、サーモンの刺身

鹿児島県産とびうおのカルパッチョ･グレープフルーツ風味

ワインは、結婚記念日の前祝いにちょっと良いワインを開けることにしました。

クラウディー･ベイは、ケープ･メンテル(オーストラリア)が1985年に設立したワイナリーで、ニュージーランド南島北部、ワイラウ川流域に広がるマールボロにあり、ワイラウ川の度重なる氾濫によって蓄積した土砂によって地層が形成されたこの地区の土壌は、きわめて肥沃です。また日照時間が長く、最高気温が夏でも摂氏24度を越えることがなく、昼夜の温度差が大きいという海洋性気候のおかげで、凝縮した味わいの葡萄が育成されるんだそうです。

現在クラウディー･ベイは、モエ･ヘネシー･ワイン･エステーツ傘下に入っているんだそうです。

ワイナリーのHPは、⇒こちらです。

グラスに注いだ途端、カラメルプリンとミルクコーヒーの甘～い香りが辺りいっぱいにふわりと広がりました。

エッジに可愛らしい淡い紅梅色が見える、艶やかで澄み切った明るいルビーレッド。

グラスに近づくと、生肉、クローブ、アールグレイ、タバコ、ランの花、オレンジマーマレード、マッシュルーム、バラの花、ミルクコーヒー、ミント、カラメル、バニラ、カカオ、干し藁、カシスリキュール、フランボワーズ、ブラックチェリー、ミネラル、梅紫蘇、ブルーベリージャム、クランベリージャム、コンポートした白桃の甘く芳しくとても魅力的な香りが華やかに立ち昇って来て、いつまでも嗅いでいたい気分になるほど素晴らしい香りに思わずうっとりです。

飲んでみるとその香りに加えさらに、グレープフルーツ、ドライアプリコット、タイム、ローズマリー、なめし皮、セージ、バジル、森の下草、湿った土、シナモン、桑の実、ヤマモモ、カシューナッツの香りが感じられました。

余韻は素晴らしく長く、バラの花、カシスリキュール、フランボワーズ、グレープフルーツ、クランベリージャム、タバコ、生肉の香りとともにミントのすっとする爽やかな風味と香りがいつまでも終わることなく漂い続けます。

力強くもとてもきめ細かなタンニンで、舌触りは素晴らしく滑らかで柔らかでエレガントで、しっかりとしたミネラルも感じられます。

すっきり引き締まったしなやかできめ細かな酸味が、良く熟した果物のようなふっくらとした果実味と程よくコクのあるまろやかな甘味をすっきり引き締め美味しい甘酸っぱさを作り、ほろ苦さが大人の落ち着いたじっくり飲みごたえのある味わいを作っています。

じっくりだしの効いた深みのある旨みたっぷりの豊かな味わいで、きめ細かで繊細でエレガントさも感じられ、包容力のあるスケールの大きな味わいの素晴らしく美味しいワインです。

ブルゴーニュの試飲会などで、他の高価な上級のブルゴーニュに混じって出されたらすっかり間違えてしまいそうなほどハイクォリティなワインですね。('▽'*)

ピータンポイントは、100点です♪＼(＾▽＾)／

さて、金曜日に開けたドメーヌ･デュ･ランデイラン･キュヴェ･エミリアは今日も変わらず美味しいままだけど、すっかりクラウディー･ベイに負けてしまって、一緒に飲むと味が落ちたように感じられてしまいました。(^^;

キュヴェ･エミリアと本マグロはワインがマグロに負け気味だけど、クラウディー･ベイに合わせると、ワインの味引き締まり、力強さと旨み増し、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ

中トロとキュヴェ･エミリアはそのままでもぐっとワインの旨み増してとても良く合っているけれど、青紫蘇付きだとさらに良く合うようになり、パパパパーンポイント97点のマリアージュに♪

クラウディー･ベイと中トロはわさび醤油で合わせると、ぐーっとワインがまろやかになって旨みとコク深まり、パパパパーンポイント100点の素晴らしいマリアージュになりました♪(*´∇｀*)

鰹とは両方ともなかなか合っているぐらいでした。

平目とキュヴェ･エミリアはなかなか合っているぐらいだけど、クラウディー･ベイと合わせると、ワインの香り引き立ち旨み増してとても良く合っていました。

サーモンとキュヴェ･エミリアは青紫蘇+わさび付きで合わせるとお互いの香りと旨み深まり、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪(*^▽^*)

クラウディー･ベイとサーモンも青紫蘇+わさび付きで合わせると、ぐっとワインの香り引き立ち旨み増し、パパパパーンポイント93点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノ

とびうおとキュヴェ･エミリアを合わせると、ぐっと香り引き立ち旨み増し、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ

クラウディー･ベイととびうおを合わせると、ぐっとワインの厚み増し、旨みとコク深まり、パパパパーンポイント97点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ﾉ

カルパッチョにバジルを添えたけれど、どちらもバジルがない方がとても良く合っていました。

ワインそのものも美味しいし、料理とも素晴らしく良く合って、クラウディー･ベイのピノは素晴らしいですね。(^-^*)