入りました!
浪費スイッチ。 往々にして物事は「勢い」っちゅーので進んでいくことも多いものだが、どうしましょう、さりげに人生岐路局面を迎えていなくもない今日この頃、「そんな場合じゃねーだろ!!」感満載ながら、高額浪費強化月間を迎えちゃったりなんかしちゃったりして。 きっかけはシャネルの財布だったりし、それはまさしく「浪費」以外の何者でもないのだが、こっから先は大人のたしなみという話だ。と思うんだけど。 友人(女子)が、結婚するかもしれない。長くつきあってきた人と破局を迎え、ちょっと私生活がすさんだのは今は昔の話。去年の春頃だったか、新しい出会いがあって、昨年の暮れから一緒に住み始めた。誠にめでたい。あんなに気だてのいい子が幸せにならないのは、あまりに不条理だ。 が、さばさばした体育会系女子、っつーか、めちゃめちゃオヤジだと思っていたが、やっぱオンナって男次第で変わるモン? 乙女モード全開で、「メモリアルな派手婚しちゃうかも~(特大ピンクはぁと)」とノロけ倒される我らが友人一同だが。 そうか。今から結婚式か。まさかこの年になって、友人の結婚式に出ることになるとは思わなかったが、やっぱおめでたいことなんだし、着物だよな、アタシの場合。どれ着てこーかなー、着物。まだ袖を通してないの、たくさんあるんだー。うっふっふ。 …。作っちゃう??? 何でこんな発想になるかというと、一時収入の全てをつぎ込みまくったため、さすがにもう一生かかったって着られないほど着物(と帯)はあるので、ぽっぽどのことがない限り(けっこう簡単にあったりするんだが)絶対新しい着物はもう買うまいと、堅く堅く心に誓ったワケだが(その実全然堅くなかったりするワケなのだが)、当時お金が足りず、いまだ未仕立ての反物もいくつかあるんだなー。 一時の着物熱も今や平熱、放りっぱになっちゃってたりするのだが、何かきっかけがないと、たぶん反物のままだよなー。せっかくの機会だし、慶事だし、おめでたいのを1枚、仕立てちゃうかな~…。 というのは言い訳、単にただ今、散財モードに入ってるだけのことなのだが、どれをどんな風に仕立てるかな、といろいろ考え出すと、楽しいのなんの。ついつい着物タンスを開け、反物を出しまくり、一人呉服屋さんごっこ。ああ。テンション上がる~。 本気なホテルウェディングだったら、豪華訪問着は仕立て上がりがあるゆえ、大人のレストランウェディングだった場合に備え、うーむ、青地の鮫小紋か、若草色無地の結城あたりか。家紋だとつまんないよねー、どんな洒落紋を入れよーかなー、着物がシックな分、八掛も凝りたいよねと、際限なく夢と野望は膨らむのであった。財布、ぺったんこですけど。 ああ。禁治産者への道、再び。人生、こんなコトしとる場合じゃないんだけどな、ホントに。