四畳半ふすまの下張り
色っぽい、ではなく、暗い気持ちだす。 ワタクシ、毎朝パンをかじりながら新聞を読むのが日課。なのだが、本日は折り込み広告に釘付け。 隣町にできる、有料老人ホームの入居者募集チラシである。健常者から介護のいるヒトまで、60歳以上が条件。近頃の「老人」と呼ばれる人たちは、お金に余裕があるようで、家賃が3ランクあるうちの高い方から埋まっていってるようだ。 アタシにとって、「老後」はそう遠い話ではない。「他力本願」がワタクシ人生訓だが、こればっかりは一人で何とかするしかないと思われ、そろそろ人生折り返し点、できれば死ぬまで現役で働きたいと思う、っつーか、根っからのキリギリス体質なので未だ預貯金0、納めてはいるが年金も甚だ心許なく、働かざるをえんやろ、という話だが、実際後何年働けるのかは謎である。 で。その老人ホームに、ワタシが入るとすると…と真剣にチェックしちゃったのである。まぁ、物価や社会情勢もあるけど、そういう心づもりをしとかなあかん、というコトでっしゃろ。 えーと、単身入居で、そんないろいろサービスは受けないコースで、と…。 おおぅΣ( ̄□ ̄;)!! 一月、16まんえん!? 腰抜けそうになりました。 部屋に備え付けのナースコールで、24時間人が来てくれるそうだし、病院が経営する施設なので、診察もばっちり、とある。安心料、というのも分かるし、食費、共益費も含んだ金額だそうだが、一応個室で、専有面積が18~20平米というと…6畳弱!? もう百万年も前の話になるが、ワタクシ学生時代、大阪市内の端っこだが、6畳一間(台所付き、トイレ・洗濯ルーム協同)のアパートに住んでおりましたが、家賃はといえば、4年の間に共益費込みで17,500円からじりじり22,000円に値上がりしたと記憶している。 もちろん設備も目的も違う建物なワケだが、年取るって、お金かっかるなぁ。呆然と立ちつくすワタクシである。年金が当てにならない以上、自己負担だが、一体、いくら貯めておかねばならないのか。くらくらくら~。 取りあえず、人様のお世話にならぬよう、まずは体力の増強に努めることにすっか、アタシ(--;)ゞ。