鬼帝断片メモ
雨が斜面を激しい勢いで流れていく。この地にこんなふうに雨が降るのは記録に無い、と言うばかりではない。樹木の少ない高原にかこまれ、すり鉢のように水は街に流れ込み、濁流が街を襲う危険性があった。ダラたちは丘に向かった。だれもが言葉にしなかったけど、目的をはっきり全員が理解していた。「秘術!」いや、メモですから。ももあねさんの、おばさんみたい、から、色々広がって、とりあえずダラのあだ名はマダムになりました。するってぇと、当初考えていたよりも性格が柔らかい感じになっちゃったので、彼は頭がよくてまっすぐで責任感があってっていう設定にプラスして、柔軟性のある人ってなっちゃった。多分、性格もどこかおばさんみたいなとこがあるんですよ。このひと。でもって、そこからパケ砲台とか重要なパーツの設定がかなり変わって行きました。だって、当初は頭でっかちで自分の理想ばかり追いかけるタイプだったもんで。で、上のシーンが思いついたわけだ。ここに到達するまでには、後どれくらいかかるんだろう。