だいじだよ！～宇都宮から

[歴史・史跡] カテゴリの記事

全62件 (62件中 51-62件目)

< 1 2

• 

  宇都宮城址公園 その4

  ↑今日は清明台の紹介から始めます。広さは三間(5.9m)×三間半(6.9m)あります。宇都宮城は本丸内に天守閣はありませんので、この清明台が天守閣の代わりになっていたようです。その証拠にこの清明台のあった場所は、他の場所と比べて土塁が高くなっているとのこと。↑清明台の中に入ってみると檜造りでとても香りが良かったです。日本人ってこういう檜の香りが好きですよね。日本人の遺伝子を持っていることを実感しました。↑清明台から市内中心部を眺めてみました。当時の兵士は見張り等で大変だったでしょうが、こんな高台で夜を明かしてみたいですね。↑帰り際、堀に目をやるとカモが悠々と泳いでいました。夫婦でしょうか？微笑ましい一コマでした。これにて宇都宮城址公園シリーズは終了です。

  2011.07.23

  コメント(0)

• 

  宇都宮城址公園 その3

  一日空いてしまいましたが今日も宇都宮城址公園の続きを紹介します。↑情報館の横の資料館の中にはこんなジオラマの模型が置かれていましたが、当たり前ではありますがお城の周辺には集落以外には何も無かったのですね。↑城跡周辺から出てきた土器類も展示されていました。歴史ファンには非常に楽しい場所でしょう。↑情報館、資料館の観賞を終え、エレベータを使って土塁の上まで出てみました。上まで上がってみると結構高かったです。↑見晴らしが良かったです。これなら敵の動きも一望できますね。↑土塁の上の土塀には方形の穴が設けられていましたが、鉄砲用の穴なのでしょうか？当時の兵士になった気分で覗いてみましたが、視界は十分でした。明日は清明台の櫓の紹介をします。

  2011.07.22

  コメント(0)

• 

  宇都宮城址公園 その2

  ↑宇都宮城は、関東七名城の１つとされているようですね。中世は宇都宮氏、近世は奥平氏、阿部氏、松平氏、戸田氏らの譜代大名の居城であったようです。↑中に入っていくと土塁の下に情報館が設置されていて、宇都宮の歴史遺物やお城の情報が掲示されていました。こちらは宇都宮周辺の歴史遺物の掲示ですね。子供が見てもわかりやすいように説明が書かれてありました。↑お城があった頃の市内中心部の地図も掲示されていました。本丸、二の丸を併せるとかなり広いお城であったことがわかります。↑こちらのパネルには、現在の宇都宮城址公園が出来上がるまでの過程が描かれていました。1989年から本丸跡発掘調査が始まり、実際の整備は2004年から始まったとのことで、かなり大きなプロジェクトであったのでしょうね。↑こちらは本丸内の模型ですが、今回実際に復元されたのはこの模型の中の左側に見える赤い線で囲われた部分の櫓と土塁だけです。本丸の全てが復元されたら面白いのですが、土地確保が厳しいでしょう。今日はこれにて終了です。さて、明日なのですが、以前ちらっとお話しましたように、さだまさしさんのコンサートがあります。夜の帰宅が遅くなる可能性が高く、明日はブログアップは難しいかもしれません。ご容赦下さい。

  2011.07.20

  コメント(0)

• 

  宇都宮城址公園 その1

  今日から暫く、宇都宮のシンボルでもあった宇都宮城の跡地に出来た宇都宮城址公園の様子を紹介していきます。↑先日宇都宮の中心地にある二荒山神社の前に伸びる本丸通りを歩いていたら、遠くにお城のようなものが見えるではないですか！私が以前宇都宮に住んでいた６年前にはこのようなお城の復元はありませんでした。どんな状況になっているのか慌てて確認しに足を運んでみました。↑近寄ってみると、清明台と呼ばれる櫓が！！↑ここは宇都宮城址公園と呼ばれる公園で、2007年3月に開園したようです。↑清明台にもっと近づくとお堀もきちんと復元されていて雰囲気を出していました。このお城、宇都宮のシンボルとしての復元を願う市民の声が結集されて今に至ったそうです。こういう歴史建築物が現在に甦ると、歴史を回顧する機会が増えて良いことですね。↑土塁と土塀、そして反対側にも富士見櫓があってなかなかの景色です。市内中心部近くにこのようなお城があったことには感慨深いものがあります。この続きはまた明日！

  2011.07.19

  コメント(0)

• 

  那珂川と那須与一伝承館

  大田原市の黒羽城址公園～大雄寺の観賞を終えた後、宇都宮へ帰る前に近くの那珂川を見に足を運びました。那珂川も鬼怒川に次いで有名な清流として周囲の住民にとって貴重な水源となっています。↑ほどなく綺麗な水をたたえた那珂川に到着しました。このすぐ近くに観光やながあると書かれていましたが、まだ時期が早くやなは見当たりませんでした。↑ここでも鮎釣りの太公望が・・・。腰まで水に使って本格的なおとり鮎釣りを行っていました。鮎釣りが好きな人っては毎年この時期を待ちきれずにいるようですからね・・・。↑那珂川を見終わった後道すがら、道路標識に「那須与一伝承館」という看板が・・・。近くにありそうでしたので経由して宇都宮まで戻ることにしました。那須与一伝承館の隣りには道の駅「那須与一の郷」があってたくさんの人が訪れていました。当日はフリーマーケットも行われていて面白いものがたくさん売られていました。栃木県周辺には非常に多くの道の駅が存在していて、地元の農産物や加工食品など美味しいものが色々と売られています。レストランを併設した道の駅もありますね。こういった場所で売られている有名なお菓子などを目当てに遠くから足を運んでくる人も多く、場所によっては週末は大混雑しています。↑これが那須与一の像です。↑こちらが那須与一伝承館です。平家物語の中に「扇の的」という有名な物語がありますが、四国屋島で海辺の源氏と船で海に逃れた平氏が対峙することになりました。このとき平氏側が船の上に掲げた扇の的を射落としてみよ、と挑発したことに端を発します。源義経がこの挑発に乗り、同行していた弓の名手那須与一を呼び寄せ、扇の的を射落とすよう命じたようです。那須与一はこの命令を辞退しましたが聞き入れられず、自害覚悟で命令に応じ、見事に的を射落とした偉業は、平氏側からも感嘆の声が上がった様子が平家物語に描かれています。平家物語と言えば、奥鬼怒には平家の落人の移り住んだ村がありますね。機会があったら足跡を辿りに足を運んでみたいと思っています。

  2011.07.03

  コメント(0)

• 

  大雄寺 その2

  ↑大雄寺の参門をくぐると・・・↑観音像がたたずんでいました。写真ではわかりにくいですが、かなり大きな像でした。観音像前で合掌し上に上がるとすぐ近くに↑茅葺きの総門が待ち構えています。写真では確認できませんが、門の上に「霊鷲」の額が・・・。どういう意味なんでしょうね？↑これが大雄寺の本堂で、栃木県の文化財に指定されています。釈迦如来座像を本尊としたお寺で、茅葺き屋根の素朴な大伽藍となっています。日本らしい本当に美しい建築ですね。↑本堂の周囲の回廊は土間叩きの質素な構造でこちらも県の文化財指定となっています。↑回廊から見える庭も綺麗です。秋になると紅葉で埋め尽くされるのでしょうね。こういう日本美は本当に守っていかないといけないなあと最近痛感しています。藤原正彦さんの何かの著書に「フィールズ賞（数学のノーベル賞）受賞者出身の国（故郷）には、必ず目を見張る美が存在している。」と書かれていたのを記憶しています。数学の美の世界と、自然造詣美の世界には何か通ずるものがあるようです。これにて大雄寺シリーズは終了します。

  2011.07.02

  コメント(0)

• 

  大雄寺 その1

  ↑芭蕉の広場から歩いて５分くらい下ったところに、これまた歴史を感じさせてくれる寺院「大雄寺」があります。旧黒羽城の南の要衝の地にあって、黒羽藩主大関氏の菩提寺で、本道・禅堂など室町時代の様式を今に伝える総茅葺き屋根の曹洞宗の寺院（禅寺）となっています。↑寺院本道までの参道を見ただけで歴史を感じます。このお寺ですが、応永11年(1404年)に創建され、現在の伽藍は文永5年(1448年)に建てられたものだそうです。黒羽藩主大関高増によって天正4年(1576年)に黒羽城築城のおり現在の地に移築されたとのこと。↑参道脇にラカンの丘と呼ばれる一角がありました。16体の羅漢像が祀られています。平成7年の当山開創600年を記念して奉安されたとのこと。色々ユニークな表情の像があります。↑羅漢は仏の教えを永く伝え見守っていく仏様で、笑い、叫び、悲しみ等々、様々な表情や姿から私達一人ひとりに何かを説き続けているとのこと。これは何の表情でしょうか（笑）？！お手上げ？？！今日はこれにて終了です。明日は大雄寺の中の紹介です。

  2011.07.01

  コメント(0)

• 

  芭蕉の広場

  ↑黒羽城址公園のすぐ隣りに芭蕉の広場と呼ばれる松尾芭蕉ゆかりの地があるとのことで、行ってみることにしました。こんな階段を下っていきます。↑木がうっそうと茂っていて昼間でも暗かったです。↑間もなく芭蕉の広場に到着しました。↑松尾芭蕉の像です。この場所なのですが、松尾芭蕉が奥の細道への旅の途中、風光明媚なこの地に２週間ほど滞在したそうです。↑そのときに多くの句が読まれたことから、この場所に10余りもの句碑が立てたそうです。↑こちらにも句碑が・・・。私は大学時代、教養課程の国語の授業で奥の細道の教科を履修したのですが、仙台周辺においても芭蕉が数多くの句を読んでいて、数箇所そのゆかりの場所を訪問したことがあります。北関東～東北地方は開発が進んでおらず、昔ながらの風情を留めている場所が多く、古の人が通った道を辿るのもまた楽しい体験でした。↑周囲は竹やぶに覆われていて日本的な美しさが感じられる場所でした。芭蕉がこの地を好んだ理由がわかったような気がしました。↑これはポピーの花ですね。芭蕉の時代にも咲いていたのでしょうかね？

  2011.06.30

  コメント(0)

• 

  古墳！

  宇都宮を含む北関東は遺跡や古墳がたくさん残っています。開発されずに多くの自然が残っていることが古墳が保存されている最大の理由なのでしょう。↑昨日紹介した清原工業団地の周辺にも古墳が幾つかあります。その１つが、竹下浅間山古墳です。清原工業団地と鬼怒川の間くらいに位置しています。↑矢印の方へ歩いていくと、こんな場所に？と疑問を持ってしまうくらい民家の中に入っていきますが、程なくこの古墳に出会えます。でも・・・、とても市の指定遺跡とは思えないほどの荒れ様でした。↑この古墳は綺麗な前方後円墳だったようですが、周辺の開発で墳丘は削られてしまったようです。この写真の遺骸を埋葬した石室は復元されたものとのこと。ここで出土された遺物は、近くの「とびやま歴史体験館」に展示されているとのこと。「とびやま歴史体験館」は飛山城址公園の中にありますが、この場所は後日紹介します。↑こちらは後久保古墳です。場所は清原工業団地の東の唐桶溜の近くにあります。↑これも前方後円墳だそうです。全長45m、高さ2～2.5mとのこと。周囲を雑木林で覆われていて保存状態が良いようです。この周囲には他にも古墳や遺跡が数多く存在しているらしく、この周辺は格好の居住区域だったようです。

  2011.06.12

  コメント(4)

• 

  二荒山神社 その2

  ↑二荒山神社ですが、前九年合戦（1051～62年）に随行し、戦勝の祈祷を行った藤原宗円（関白藤原道兼の曾孫）がその功績により社務職に任命され、宇都宮氏の祖となったそうです。3代宇都宮朝綱が社務を統括・監督する宇都宮検校職になってから、宇都宮氏は中世を通じて二荒山神社の神官を務めるとともに、宇都宮城主として下野に勢力を築いていったようです。↑その後、1585年に北条氏直との合戦で社殿を焼失したり、1597年に豊臣秀吉から社領を没収されたりと色々な歴史を経て現在に至っています。また、二荒山神社には、宇都宮氏と姻戚関係にあった藤原定家の孫為氏が編纂したと言われる「紙本墨書新式和歌集」が伝わっているそうです。宇都宮氏一族をはじめ、源実朝、藤原定家ら186人・875首の歌が収められていて、宇都宮氏と京都・鎌倉の文化人との交流が盛んであったことが伺えます。私はさほど日本の歴史に詳しくありませんが、こういった地元の史跡などの歴史を調べて足を運んでみると、いにしえの人達の思いや息遣いを感じることが出来て面白いと感じることが多いですね。歴女の皆さんの気持ちがわかるときがあります。

  2011.06.02

  コメント(0)

• 

  二荒山神社 その1

  ↑宇都宮と言えば市民の心のよりどころとなっている二荒山神社が有名です。宇都宮は二荒山神社の門前町として栄えてきました。この神社が市内中心部にあるんですよね。↑石段を上がって神門をくぐると境内には拝殿、本殿、神楽殿などが立ち並んでいますが、これらの社殿は1868年の戊辰戦争によって焼失し、1877年に再建されたものだそうです。↑石段を上がったところから町並みを眺めた写真ですが、市内中心部にあるパルコが見えますね。昔はこの右隣りに西武百貨店もあったのですが今は別の商店が入っています。私は宇都宮に住むのは今回で３度目ですが、宇都宮に移り住んで来る度に、まずこの神社にお参りにきます。

  2011.06.01

  コメント(0)

• 

  カトリック松が峰教会

  昨日の餃子像でも使用されていた宇都宮北西大谷原産の大谷石、この石を使って造られた有名な教会が宇都宮市内にあります。↑これがその松が峰教会です。大谷石が醸し出す素材感・質感がとても良いですね。↑この教会は昭和７年に建てられたロマネスク様式の双塔の教会です。スイス人建築家マックス・ヒンデルの設計で、国の登録有形文化財になっています。

  2011.05.28

  コメント(0)

全62件 (62件中 51-62件目)

< 1 2