9月の最終日曜日
さて、9月の3連休は2回あったわけですが、1つめは例年通りの秋祭り… 本祭りはお昼、雨天コールドゲーム。2つめは、土日の天候すぐれず、3日めになんとか北上・水沢散策。毎年のように、ウチの職場の夏季休暇について書いてると思うんだけど、7月〜9月の間で5日とれるんだよね。今年も、まずはお盆を絡めて2日取りまして…今年もあまり暑すぎて何もできず(泣)。なんかこの辺からじゃないすか、土日のたびに天気が崩れるのね。あ、そんでね、その夏休みなんだけど、昨年もそうだったように、今年も9月の最終週に取ろうと思ってました。土日を絡めるとなると… そう30日ですね。というわけで、29日に宿とって1泊しようじゃないの。で、25日(水)だったかに楽天から予約をしましたよ。今年の夏の一人旅企画は… 鶯宿温泉でございますよ。いろいろな宿をチェックしながら予約してのは、1泊2食… じゃじゃん、6,950円のところ。(宿名は伏せておきます)さーて、宿も予約できたしと安心していた27日(金)の夜。知らない番号から携帯に電話が入りまして、「予約いただいていた○○○なんですが…」と。そのお話の内容は… ○温泉の汲み上げポンプが壊れ、お風呂に温泉が入れられない。 ○部屋と食事は提供できる。 ○ほかのホテルなどのお風呂を案内できる。このことを了解のうえ宿泊いただいてもいい。 ○キャンセルでも構いません。ほかを紹介もできる…けど、 こちらの料金なみとはいかない。 ○キャンセルならキャンセル料かからないようにするし、 カード決済されている代金についても引き落とされないよう 手続きする。…とまー、こんな感じ。あらら、大変ですねと状況を察し、ご連絡いただいたことに謝辞を申し上げ…ではありましたが、好きな時間に温泉入ってという楽しみ方をしたかったので、申し訳ありませんがキャンセルで(あっさり)とお願いいたしました。では… どうしよう? 俺の夏休みプランは…頭の中は鶯宿温泉になってたし、もう1件、こっちもいいかなと思う宿があったので、翌28日(土)の午前中に再度楽天トラベルから予約を入れました。こちらは、1泊2食付き6,450円のトコ。こんな経過がありまして迎えた29日(日)。当初から入っていたスケジュールに「山車の資料館搬入」がありました。頭のなかでは10時くらいに終わって、10時半くらいには帰宅できるよなと思ってたんだけど、片付けやら何やらで、帰宅は11時頃になってしまいました。帰宅後、わっぱが準備しまして、11:40に出発しました。そうなると… いや当初予定していた昼食会場は…えーとね、前沢の「ちゃんこ部屋・大五郎」を予定しておりました。「あっ、ここだ!」と思ったら手前にしかない入口を過ぎてしまい…ダメだこりゃ…と、いかりや長介ばりに思いまして、無事通過(泣)。そんなもんで、県道302号に入ってから、JA直売所に併設する「あがらんえ」に入店。事前リサーチではカツカレーもあったと記憶しており、メニューでも確認。「先に会計」と書いている会計するトコに行き「カツカレー」と元気よく言うと、「あー、今日はバイキングかラーメンなんです」とか言われる。しばし考えたあげく「ラーメンで」と650円を支払いました。昼食にカツカレー食べられなかったショックがあまりに大きく、写真なしでございます。食べ終えて13:20くらいだったかな。道の駅はなまき西南でトイレ休憩と給油。13:51(レシートから)レギュラー160円/L に「安っ」って感心しながら北上。県道13号から県道162号へ左折。途中から県道281号に。こんな山道で大丈夫かと不安になりながらも繋から鶯宿へ向かう県道172号に出まして、目的地である宿に… いや一度通過しまして、酒屋に向かいます。ここから1キロくらいかな。鶯宿温泉に深部にある酒屋さん「煙山商店」で350ミリ2本とツマミを買いました。谷の方に足湯を発見したので、写真だけでも撮っておきましょう。足湯から階段が下に伸びておりますな。↑どうやら川辺まで遊歩道みたいになっているようです。↓なんか素敵な木陰です。↓ 川近くで生まれ育った和風としてはウズウズします。こんな素敵な場所がある鶯宿温泉っていいなあと思うのですが、周辺の建物は… いささか寂れた感じが否めません。あの(どの?)、長栄館も長い歴史に幕を引くことになりましたし、人が動く、動けないとか、人口が減ったとか、いろいろ大変でございます。さて、お宿に向かいましょう。買い物したので、宿着は15:20になりました。女将さんが宿内を案内してくれました。「ここが夕食会場の食堂です」。あ、はい。「こっちがお風呂なんですが、ポンプ壊れてお湯出せないので今日は入れません」え、なんて? ポンプ壊れて温泉出ない。風呂に入れないって!しまった! ここで大失敗に気付くのでした。つまり、先日「ポンプ壊れた」と連絡いただいた宿とこちらの宿、共通の源泉で、その汲み上げポンプが壊れたんだと察しました。クッソー(悪い言葉)、温泉組合とか観光協会とかのHP見るんだったと後悔しました。「部屋こちらです」の言葉で我に返りましたが、しばしボーとしておりました。女将さんから3件の宿泊施設が書かれた紙をいただきました。どうやらこれで、近隣施設のお風呂に入れるらしい。一応、その近隣をネットで距離などを検討しまして、歩いて100mくらい(車でも同じだろ)のお宿に行くことにしました。その前に、買ってきたお酒で勢い付けて…ふと気付くと、このTV、PCモニターに使ってるあれと同じじゃないかな?↓それから、ウチのに「現在こんな状況です」と近況を報告。風呂から戻り、女将さんにお酒の自販機は…?と聞きますと「無いです」と。えー、風呂にも自由に入れず、酒も呑めず、どうしたらいいのさ夕飯まで。それでも夕飯時間はくるもので、食堂に行きますと、↓写真を撮っておりますと、汁物とご飯が届きました。もちろん、お酒も発注しました。都会から来た75才前後のオジサンたちは大声で話をしております。正直うるさい。分かったように「けんちん汁」だとか言ってます。「うちでも残り物で、よく作る」とか。あのな。おっさん。こりゃな「芋の子汁」だぞ。しかもな、雫石牛と舞茸も使っている贅沢なやつだぞ。おめぇーのな奥さんとかが作る「残り物料理」とは違うんだよ、バカが。…と、いつになくご立腹な和風でした。こんな丁寧に作られたものに対してさ、失礼過ぎるでしょ、ほんと。さっきまでの宿への不満から一転、宿の擁護派になってしまいました。豚しゃぶを美味しくいただきました。↓…ということで、お膳のものは完食いたしました。↓ お酒もね(笑)。お櫃のなかみはというと…はい、全部いただきました。3杯くらいあったかな。夕食後は、もちろんどこにも行かず、なにも出来ず、なにも呑めず…しかも、あのジジィども部屋のドア開けて話し込んでるからうるさいし、帳場に何か頼みにいってるのかバタバタしてるし、ほんとウルサイ。もう、明日も風呂入ってユックリ… の夢はもう無いから、とりあえず、早く寝て、明日は早めに帰ろう。鶯宿温泉 温泉民宿 あけぼの荘