門前の小僧、習わぬ経を読む
そう言えばこの前面白いシーンに出くわしました。土曜日に行ったプールでの出来事です。それは更衣室の中でした。◇久しぶりの家族一緒の水遊びをたっぷり楽しんだ後の帰り支度。奥さんが女の子を、私が少年を連れて更衣室へと入っていったのです。ザッと身体をシャワーで流し、タオルで身体を拭いて服を着ようとしおりました。突然、前で着替えている男性の股間のその部分が私の視界に入ってきました。更衣室。男同士。隠す奴もいれば堂々としている者もいる。その彼は後者の方だったわけで、見たくなくても見てしまった。ありがちな設定です。普通ならそのまま視線をずらすだけの話しです。でもね、その時私はつい見入ってしまったんですよ、彼の股間を。何故かって、彼のそこにはシルバーのピアス玉がキラリと光っていたんです。そう言う物の存在は知ってます。インターネットを使えばいくらでも見れます、見た事あります。でも実物を見るのは初めてでした。それにその人それ以外はいたってノーマルだったんですよ。そのギャップにも驚いてって感じでもありました。でも流石に凝視はしなかったですよ、時間にして1,2秒です。さり気無くです。ましてや手に取ってってこともありませんでした(当たり前か)。っで、次の瞬間ハタと思った。これはうちの少年が目にして良いものだろうか?いやもう見てしまったのでは~...と思って、振り返ってみると、彼は大きな声で歌ってました。♪ゲロ ゲロ ゲロ ゲロ、 クワァ、クワァ、クワァ♪カエルの歌に夢中。◇っま、それだけなんですけどね。純真無垢な少年が歌うそのそばで光るピアス。平凡な日常の中のちょっと非日常なワンシーンとして書き留めて置きたかっただけです。それなら普通『小ネタ』カテゴリーですよね。でもあえて『これが〇〇の生きる道』にしました。私は田舎育ちの田舎者。子供の頃は周りにいた人達は、言い方は変ですが、同じ人、似た様な人ばかりだったわけです。黒い髪に黒い目。生活。習慣。物の見方。考え方。全く同じではありませんが大なり小なりです。それがこっちでは逆、似た人を探すの大変。何かにつけバリエーションの嵐です。ちょっと替わったの物も普通に、身近に、手軽にある。丁度今回の様に...そんな沢山の選択肢を受け入れたり、取り入れたり、認めたり。あるときは拒絶したり否定したり。自分の考えで収拾選択です。日本が良くてこっちが悪いとか、またその逆だとかそんな事を言う気はさらさらありません。目の前の状況としてそうなんですね。私は日本で育った。そう言う環境の中で育ってこういう人に成った、と言う事は多分に言えると思います。この子達はこういう環境の中で育つ。どんなやつになるんだろ~?結構楽しみだったりして。所詮私のDNAです。知れてるっちゃ~知れてますが...