追っかけ日記 NO26 -MANSAI◎解体新書その七ー
昨日は、世田谷パブリックシアターに、「MANSAI◎解体新書その七・日本演劇のアイデンティティ~ドラマと語りのダイナミズム~」を見に行きました。司会は、野村萬斎さん、ゲストは豊竹咲甫太夫(とよたけさきほだゆう)さんと、いとうせいこうさん。豊竹さんは、人形浄瑠璃で、謡いや語りをする方、弱冠30歳の若手です。いとうせいこうさんは、作家であり、プロデュサーでもある方で、伝統芸能には、造詣の深い方です。 今回、驚いたのは、咲甫太夫さんの、舞台での座り方。能や狂言と同じく、正座だとばかり思っていました。ところが、正座だと、浄瑠璃の様々な声は出せないのだとか。膝を立て腰を浮かして座ります。そのままでは、きついので、お尻に「尻当て」という小さな椅子のようなものを当てて固定するそうです。そして、膝から太ももの内側に力を入れて腹筋と横隔膜を支えるのだそうです。そして、足の裏は、踵をつけず、足の甲を垂直にたて、親指で床を押した状態にしておくのだそうです。まさに、トーライズのような。そして、声を出すたびに、爪先に力を入れるので、2時間弱の舞台が終わると、爪先が痺れてしまうそうです。 教室に帰ってその姿勢を真似て座ってみましたが、とてもきつい。太ももにとても付加を感じます。こんな辛い座り方で声を出しているとは思いませんでした、。 狂言の立ち方は、腰を少し後ろに引き、太ももは前に出し、ふくらはぎは後ろに、状態は前傾に。体にいくつかの「くの字」を作った状態で立つそうです。そのことにより、体に前後から圧力をかけることより、中心に重心が集まり、意識も集まり、きれいな動き、よい声が出るのでしょう。「自分の体に強い付加をかけることで、その場に磁場が生まれ、それが客席にプレッシャーを与える」と萬斎さんは、以前から言っていましたが。確かに、私は、プレッシャーを与えられぱなしです。 ダンスの立ち方もまさにそのとおりですね。筋肉を使い、床に付加を与え、それが相手に伝わり、客席には、美しい動きとして見えます。恐るべし、伝統芸能と思った夜でした。☆ スタンダードドレスショップの商品を入れ替えました。本日の風水のラッキーアイテムは、「シーフード」です。【お中元・GIFT商品】ズワイガニ(調理済み)税込・送料込み価格7,000円今期最終特別セール!限定1日50個まで!!全国送料無料!ギフトからバーベキューまで♪甘~いあ...税込・送料込み価格2,980円イクラってこんなに美味しかったの・・・「特上いくら(しょう油漬け)」500g税込価格3,500円