団地のふたり
NHKBSドラマ「団地のふたり」。2024年放送。藤野千夜さんの小説「団地のふたり」のドラマ化。団地で生まれた幼馴染のノエチ(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。結婚したり順調に仕事したりと、若い頃は色々あって、わけあって昭和な団地に戻ってきて、50代、独身、実家暮らしの2人。料理上手の奈津子と一緒にご飯を食べて、バカなことを言い合いながら、日々のへこんだ心を膨らましています。50代でも古くなった昭和な団地では十分若手。子どもの頃から知っているおじいちゃんやおあばちゃんを助けたり、新たに越してくるワケあり住人を助けあったり。まったり、さらり、ホロリなコミュニケーションが広がります。何気ない日常で、ありそうなエピソードで繰り広げられるささやかな日々。小泉今日子さんと、小林聡美さんの2人の雰囲気がほこほこしてあったかいドラマでした。最終回のノエチと奈津子の「2人紅白歌合戦」は最高でした。