ラストクリスマス
映画「ラストクリスマス」。2019年公開。1984年に発表されたワムの「ラストクリスマス」に触発された作品。ケイト(エミリア・クラーク)は、ロンドンのクリスマスショップで働いています。歌手を目指して、オーディションを受け続けていますが、落ちてばかり。そのため、なかなか仕事に集中できず、家族との折り合いも悪く、生活も荒れています。そんな彼女の前に突如現れた謎の青年トム(ヘンリー・ゴールディング)。~マレーシアの俳優さんなんだそうで、すごくかっこいい男性です。~心がパサついていたケイトに、少しずつ温かさを吹き込んでくれます。神出鬼没のトムは、いつもケイトを助けてくれるのですが、ケイトから会おうとすると連絡がつかないのです。職業も不明だし、携帯も持っていない。そして、トムの正体が、わかる時がきます。ケイトは、以前重い心臓病を患って、移植手術で命を繋いだのですね。そして、そのケイトの心臓のドナーになったのが、トニーだったんです。トニーは、昨年、交通事故で亡くなっていたのです。そして、手術をしてから、ハートを無くしてしまったようなケイトをトニーは励ましにきたようです。まさに心温まるクリスマスの奇跡。「Last Christmas,I give you my Heart.But very next day you give it away.」※去年のクリスマスに君に僕のハートを捧げたのに、次の日にはもう投げ捨ててしまった。 -ワムの「ラストクリスマス」の歌詞-の一節ーケイトの働くクリスマスショップのオーナーは、東洋系の美女。何処かで見たことがあると思ったら、アメリカのテレビドラマシリーズ「スタートレックディスカバリー」のすご~~くカッコいい船長役をやったミシェール・ショーでした。ロンドンのクリスマス風景が見られて~去年だから、綺麗で楽しそうだし~、クリスマスに見るのにピッタリの映画です。