フライ,ダディ,フライ
『フライ,ダディ,フライ』は、2003年2月に講談社より発行された金城一紀による小説で、それをもとに2005年7月9日に公開された映画です。 この映画は、日本で公開された翌年、韓国版でも公開されました。 私は、イ・ジュンギさん主演の韓国版を見たかったのですが、ついうっかり両方あることを説明しなかったので、ダンナさんが日本版を借りてきてしまったので...。 まあ、とりあえず、見ました。^^ 円満な家庭の中、幸せな生活を送るサラリーマンの鈴木一(すずきはじめ)さん。 夏のある日、愛娘が友人と訪れたカラオケ店でからんできた他の高校の生徒でボクシングの高校チャンピオンである石原に殴られ入院し、心を閉ざしてしまうのです。 鈴木さんは石原へ復讐を果たすべく、包丁を持って石原の高校へ向かうのですが、在日高校生であるスンシン(舜臣)に伸されてしまいます。 その後、目を覚ました鈴木さんは乗り込む高校を間違えたことを知り、ガッカリ。 そんな鈴木さんに対し、話を聞いたスンシンやその仲間たちは、石原に一矢報い、鈴木さんの家族の絆を取り戻すべく、ある計画を立てるのです。 それは夏の間鈴木さんを鍛え、ケンカ戦法で石原を倒すというものでした。 そして、地獄の特訓の日々が始まります。 どこにでもいそうなサラリーマン鈴木さんを演じたのは、堤真一さん。 そして筋肉隆々のかっこいい在日韓国人は、岡田準一さん。 厳しく鈴木さんを鍛えるスンシンの姿も、また、だんだんたくましく変わっていく鈴木さんもかっこよかったです。