「弁済不能の十両の罪」
「弁済不能の十両の罪」突然断りもなく、押しかけて相手の時間を奪う行為は、「時泥棒」。お金は返せますが、時間は返すことができません。これは、人や物と同じくらい〝時間〟を大事にしていた江戸時代の人たちの心構え。 10両は現代の金額だとおよそ100万円。 江戸で10両を盗む泥棒は死罪にも値するといわていたそうで、 相手の都合も考えずに、一方的に自分の用件を押し付けて貴重な時間を奪ってしまうことは、それほどの重罪だとみなされていたそうです。 現在では、突然訪ねてくる営業マン また、こちらの状況も聞かずに、電話で話し出すセールスなど ~まあ、それも、仕事でしょうから仕方ないといえば仕方ないですが~,ですね。 大切な時間を使ってレッスンを受けに来て下さっている生徒さんにも申し訳ないので、レッスン中は電話は留守電にしています。まさに「時は金なり」。 人の時間を盗まないようにも気を付けたいものです。が、私が今考えているのは、 自分で自分の時間を盗まない~ 無駄な時間を作らないように…人生後半戦、ロスタイムのないように、毎日を過ごしたいと思っています。