(;一_一)全部深爪でもええか…
昨日。夜の7時半過ぎに“ピンポ~ン”。誰かが来ました。インターホンには、新聞の勧誘の兄ちゃんらしき人が写っていました。居留守を使いたかったけど、居るのはバレバレ。晩御飯はできていたけど「火を使ってて手が離せません」で追い返そうと思って、ぶっきらぼうに「はい」とインターホンに答えると「お忙しい時間にすいません。○小学校のIです。」( ̄▽ ̄;)あらら、自閉くんのクラス担任I先生でしたか~。何の用だろう。(てか、どう見ても新聞の勧誘の兄ちゃんにしか見えなかった(笑))その時の私、“もう、今日は家族以外の人間には会わない”級の、だらしなさだったので大焦り(笑)でも待たせるのは何なので、観念して玄関のドアを開けました。(ああ、先生、せめて学校を出る時に電話下さいな^^;)用件。提出期限が近い申込みプリントを持って帰るのを忘れていたのを届けに。は、口実で、なんか、ミニ個人懇談みたいなまだ2学期始まって3日しか経ってないけど、学校での近況(笑)それから来たるべき運動会について。I先生 「dちゃん、出てきてくれないかな~…」と寂しそうだったので(笑)娘に自閉くんを呼びに行かせて(^_^;)。暗い中、軽く外遊び、みたいな(笑)ウチは学校から近くてわかりやすい場所にあるのと、自閉くんが何かとあるので、お仕事帰りに先生が寄って下さることが多くて、ありがたいなと思います。I先生は前の日に別件で電話もらったばかりだったし、来られたのは家庭訪問以来だったので、びっくりしましたが。(ああ、だけど先生、せめて学校を出る時に電話下さいな^^;)---------------------------------------------------話していて思いました。I先生、ずいぶん、息子のことを好きになってくれたんだな…と。だいぶいろいろあって“ちょうどいい距離”がわかるようになってきたのかな(笑)その“自信”も手伝って、やっぱり、運動会もできるだけ参加して欲しい気持ちがアリアリで、でも、以前みたいに、押せ押せカラ回りではなくて、“どうやったらdokidokiくんが参加してくれるか”を息子をよく知る友達と考えてくれていたり、(学年一ガタイの大きい子と組ませて最強騎馬戦、とか)I先生の気持ちも伝わって来ました。こうして来て下さることも。…以前書いたかもしれないんですが、こうして“地域”にいながらにして“自閉症な生き方”をするのって簡単ではないので私自身、普段は自閉脳でモノを考えるようにしていることがほとんどで、もちろん、そうしない方も沢山おられますし、そちらの方が多いかもしれないですが私はやっぱり、そっち脳で、モノを考えるようにしています。でも、そうしていながら、息子のことだけでなく、こうやって、担任の先生のことまで、立場まで考えるのはとてもしんどい。実際、専門の先生には「なんで先生の立場まで考える必要があるのか」と言われちゃったりもします。…確かにそうなんですが。息子だけの事を考えるのか。それともうまく歩み寄りながら方法を模索する、という、面倒だけど平和な方を選ぶのか。板ばさみなんです。と言い切ってしまえばそれだけのことなんですが、ここが、なかなかうまく渡って行けない。 切り捨ててしまえない。…不器用なんですかね。-----------------------------------------------------さて、ミニ個人懇談も終わり、I先生お帰りです。原付に乗る人をこんなに間近に見たことがない自閉くん、エンジンのかかる瞬間が気になって耳ふさぎしています。それに気付いたI先生、気を遣って、角を曲がって姿が見えなくなるまで約20mもエンジンをかけずに原付を押して帰ってくれました(笑)「昨日はね、となりの女子に助けてもらいながら詩を読めましたよ!」「今日はね、なんと掃除までしてましたよ!! 脱走しそうになるとクラスの子に “まだ出ていったらアカン” って通せんぼされてね、怒りながらですけど、やってましたよ!」…自閉くんのことがいろいろわかってくると、うれしくなって饒舌になって学校の様子を私に話したくてたまらなくなる。自閉くんのことを好きになってくれた先生は、皆さん、こういう変化をされるので先生の様子をみて、その度に、ああ、よかったなあ。と感じる私でした^^;で、I先生、届けて下さったプリントはいいんですが、連絡帳を忘れておられますが?? ランドセルに入ってなかったです(笑)(連絡帳にきちんと目を通して下さるのはありがたいんですが、返し忘れが とても多い(笑))=======================================話しは変わって。自閉くん。夏休み中に何年かぶりに、爪を噛まずにのばすことができて、爪切りで切れました。今度は、これを自分でできないかな?…普通の爪切りでは、まるで紙にパンチ穴を開けるかのようなしぐさでしか爪を切ることができませんでした。どうして、できないんだろう?療育の先生に聞いてみました。理由はいくつかあって、要は、手指がそういう動きを習得していないのが原因。我々が普通の爪切りで爪を切る時、爪を切られる方の手指はグラグラせずに安定していないといけない。爪切りを持つ方の手は、しっかりと爪切りを握っていないといけない。そしていざ、爪を切る時は、切りたい位置に刃を合わせて、動かないようにして一気にパチンと切る。…気をつけていないといけない箇所がいくつもある。これらが、自閉くんはできないのが原因かと。できるまで練習するテはあるけれど、せっかく、自分で爪をのばせて、それを自分で切りたいという思いがあるので気持ちを萎えさせたくない。そこで、普通の爪切りじゃなくて、ハサミ型を試してみることにしました。よくあるニッパー型じゃなくて、ハサミ型。赤ちゃんの爪切りみたいなやつです。それの大人版を探していて楽天で見つけたものの、送料が……ありそうで意外となかったので、困っていると、ハンズでようやく発見^^昨日。学校が始まって、また爪噛みを学校でしてるかなと思いきや「dokidoki、爪のびてるで。ほら。」と言うので、試してみることにしました。まずは、注意深くゆっくりやってみせたんですが、そもそも、ハサミは紙電車制作で、毎日使っているので慣れたもの。逆に、ちっとも警戒しません。おーい、爪は紙とは違うぞー。見ていてハラハラ(>_