支部総会
22日土曜日は福岡県行政書士会筑紫支部の総会でした。私ももちろん参加です。午後4時から筑紫野市内の某ホテルでの開催。あいにくの天気だったが、せっかく行くのだからと、2件の交通事故の打ち合わせを予定に組んで書類を入れてイザ出陣。リュックサックを背負い、カバンを肩にかけていつものスタイル。「1~2泊できるくらいの荷物ですね~」とよく言われる。別に身体を鍛えているわけではないが、数件の書類を入れると、仕事カバンだけでは足りないし無理に入れるとけっこう重くなって腕が疲れる。だからリュックサックなのだ。背中に背負うので、格好さえ気にしなければとても楽だ。こんな格好で、県庁から舞鶴の法務局、大濠公園から博多駅近くの合同庁舎、博多駅から西鉄平尾駅、赤坂から西新・藤崎あたりまで、スタスタ歩いてしまう。天神と博多駅から大野城まで歩いたことも3回ほどある。慣れれば3時間半くらいで歩ききる。今回の総会の重要議案は支部規約の見直し。実は昨年からの懸案事項で議題に上がるのは2回目。昨年は準備不足による不手際であえなく撃沈。現在の支部規約はもうずいぶん前に出来たもの。歴代の支部長は私も含めて改正の必要性を感じながらも誰もメスを入れてこなかった。そこに疑問を投げかけ、実行に移したのが現在の支部長。素晴らしい行動力である。ぜひとも素晴らしい規約を作って欲しいと思う。総会では、大方の予想どおり会員からの忌憚のない厳しい意見が噴出した。意見は噴出したが、みな規約の改正に前向きだ。前向きの意見ばかり。反対を唱える会員はいなかった。みんなそれなりに支部を愛しているのだ。その愛情表現が厳しい言葉になって執行部に注がれる。意見はどんどん出し合うべきであるし、そこから新しい発見もある。確かに執行部は支部の運営を任されているが万能ではない。外部からの意見で気づかされることだって多い。忌憚のない意見を聞かされていると、どうかすると責められているような錯覚にもなるし、反対されているような気にもなる。なんと損な役回りだろうと滅入ってしまうこともある。「みんな頭が固い・・・」執行部の一人が総会後の酒席でぼやいていたが、それはちがう。決してそうではない。みんな応援しているのだ。みんな支部規約が素晴らしいものに生まれ変わるのを期待しているのだ。厳しい言葉と言うけれど、決して責めているわけではない。そこのところを執行部には分かって欲しいと思う。支部規約改正の議題については、時間の都合上、意見のある会員は後日書面にて執行部宛に提出するということでその場は収まった。しかし本来は、どんなに時間をかけても総会の塲で審議していくべき議題。支部規約は会員個人個人に直接影響してくるものだからだ。執行部のみならず支部の会員が一丸となって「産みの苦しみ」を乗り越えなければならない事案なのだと思う。重い議案は支部会員全員の知恵で乗り越える・・・支部総会の持つこうした役割を今回も発揮できず、再び執行部だけで抱え込む結果となった。誰も執行部だけに重荷を背負わせる気はないのに・・・。出席した会員と執行部が団結して、規約案を叩いて叩いていいモノを作るべきだった。私も言いたいことがいくつもあった。(だから総会議長の打診をお断りもしたのに)相互矛盾を起こしている条文もあるし、整合性が噛み合っていない条文もある。県会から提示された支部規約案を叩き台にしたらしいが、支部の実情に合っていない条文も指摘された。単純な誤字脱字、言い回しの間違いもとても目立つ。規約案に散見される「過半数以上」とはどういう意味か・・?言いたいことはわかるが、こういった変な日本語を使っていては常識すら疑われてしまう。後日書面で・・・ではどんな意見が出されてそれに対してどう対処していくのか、一般会員にはわからなくなってしまう。まさに主権者不在の議論になってしまう。私としては最後に「ぜひ透明性のある支部規約改正」をお願いしておいた。規約の改正については、昨年からの執行部の意気込みを会員みんなが分かっている。応援もしているし期待もしている。本当に素晴らしい支部規約ができるといい。「いいものを作ってくれい」会員のその気持ちだけは執行部にも伝わったと思う。みんな期待しているんですよ。T支部長!!