テロリスト
マテラッツィ許せない!!!などと言うつもりはない。「売春婦の息子」「テロリスト」と挑発されたとしても、それでも、あの場では我慢しなければならなかったことは、ジズー自身が一番良く分かっているはずだから。それに、真実は2人にしか分からないし、確証のないマテラッツィの発言を実しやかに垂れ流すマスコミこそが、むしろテロリストなんじゃないかとすら思う。だけど、マテラッツィの挑発がなければ、たとえ敗れたにせよ、ジズーは皆から喝采を浴びて、美しく引退できたのかもしれないと思うと、どうしても、この鬱屈した気持ちの矛先がマテラッツィに向かいそうになる。かといって、完全にジズー側に居る分、逆にジズーを無条件に擁護する盲目的ファンにもなりたくなくて、マテラッツィに恨み辛みをぶつけることも憚られる。当然、ジズーを心の底から本気で責めているわけもない。どうしようもない。さすがに、1日経ったくらいじゃ気は晴れないか。