『Yellow Submarine』~The Beatles
ビートルズのアニメ、『Yellow Submarine(イエローサブマリン)』は、アルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)」をモチーフとして作られたものです。ストーリー的には何てことないのですが、映像とビートルズの曲の絡みが絶妙で、最後まで夢中で観てしまいました。制作された1968年当時のサイケな極彩色のアートはすごく懐かしさを感じると同時に、その完成度は今見ても充分に耐えられるものがあると思います。私が子供の頃はこんなアートで溢れていましたっけ…(遠い目)タイトル曲の「イエローサブマリン」を初めて聞いたのも小学生の時でした。楽天レンタルで借りる‘Yellow Submarine’DVDあれは、友人のバレエの発表会を観に行った時のこと。―殆どがクラシックバレエな感じの演目の中、この曲でソロを踊っている子がいたのです。チュチュではなくシンプルなパンツスタイルで…。演目の斬新さもさることながら、今まで聞いたことのない種類の音楽のカッコよさが幼心に響いたのでした。誘ってくれた友人が何の曲で踊ったかとか、他の事は全く覚えていないのに、これだけが記憶に鮮烈に残っています。勿論その頃お子様だった私がビートルズを知る由もありませんが、この手の曲に反応するということは、結局私は根っからのポピュラー人間なのかもしれません(笑)後年に出た民謡歌手の金沢明子氏によるカバー、「イエローサブマリン音頭」のせいで大きくイメージが崩されてしまいましたが、まあ、あれはあれで別物ということで(^_^;)ただ、よく元曲の要素を掴んだ上に強烈なインパクトを添加された感がありますので、うまく持ってかれちゃったな、という気もします。ちょっと脱線をしましたが、アニメの中にはストーリーが展開するにつれ、他にもいろんな曲が登場します。その中で「Lucy In The Sky With Diamonds」のところの映像が何とも好きです。曲によって様々なテイストの映像が流れるのも魅力だと思います。あと、ビートルズの4人が途中で出会うジェレミーという人物(?)がいるのですが、何となくジプリの「千と千尋の神隠し」に出てくる「顔なし」を連想してしまいます。ジェレミーの方がカラフルだしもっと可愛いのですけれど。 CD"Yellow Submarine" The Beatles既にDVDは廃番になっているようですので、サントラCDを。右がサウンドトラック、左が1999に出た‘ソング・トラック’。ビートルズの楽曲だけ取り出してリミックスしたものです。というわけで、現時点ではレンタルで観るのが手っ取り早いかと思います。←実は無料お試しから始めて、その後しっかりハマってます。このDVDもここで借りたものです。返すのもポストに入れるだけなのがとっても便利です。こちらは金沢明子の‘イエローサブマリン音頭’が入ったオムニバスCD。(ご本人のアルバムは敢えて載せませんよ)左のはビートルズのエグいカバーがいっぱい入っている模様。最近ここの更新が滞っているのには、このためもあるかも…すみません…(^_^;)