明日からクレニオせみなーだ
土曜、カルチャーセンターで行われた天野師の太気拳の講座に参加してきました。2時間という枠もあってか、初めから飛ばしまくり。太気拳とは何かをさらっと口早に述べられ、すぐ実技に入りました。(立)禅ー這において師が学びどういう理があるか気づいたことを、丁寧に指導してくれました。詳しいことは師の著書や武道雑誌「秘伝」に掲載されてあるとおりです。師の動きは、写真でしかしらない、師の師匠である澤井健一師を思い起こさせるとさせるもので(当たり前でしょうが)、太気拳は確実に受け継がれているのだなーなどと思いつつ、師の話をきいていました。思えば10年ほど前、もっと以前かもしれないけれど、澤井師の著書を読んでこれはすごい、いつか学んでみたい思いつつ、だらだらと今に至って、ようやく澤井師の残した拳に触れることができました。今回(前回から)天野師は武術という枠にとらわれず、心身の健康、スポーツや芸術にもつながる心身の状態を得るための道しるべとして太気拳のエクササイズを伝えてくれています。今後も講座を開く予定だそうで、今から楽しみにしています。印象に残ったことは「常識や自分がこうだと思っていることは、むしろ間違っていることが多い、禅を組んでその中でえられた身体の感覚、気分を信じなさい」、というような言葉です。今日は友人と会った。武術研究者としていよいよ稽古会のようなものを発足させるとのこと。非常に若い。以前の日記でも書いたが、その実力は、ある、と思う。相手の殺気というかやる気を察する能力、間合いを感知する能力、反応の速さ(本人いわく遅いというが)柔道を始めとして古流を幾つか学んでいるのだが経歴は載せないという。順当にいけば来月秘伝誌の巻末に案内が掲載される・・はずである。はたして何名の人が興味をもってくれるだろうか?