Jours d'une Pivoine

[読書] カテゴリの記事

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  藤田一咲さん

  花と写真の時間先日、父の知り合いで、私も子どもの頃からよくかわいがってもらっているおじさんに本を貸していただきました。藤田一咲さん、という写真家でありエッセイストでもある、ような方の文庫本で、文庫なのにたくさんきれいな写真が載っていて、短い文章がついている、そんな本でした。最近ちょっと写真を撮ってみてる、っていう話から、そのおじさん（カメラ好き）が「こんな本知ってる？」と、結局貸していただくことに。他にもいろんなシリーズがあって、古いカメラで撮ることについてのエッセイや、猫ばかり撮った写真を集めた本など、文庫でいろいろ出ているようです。何冊か借りているのですが、この花の写真が載っているのが今のところお気に入り。写真の難しいことはわかりませんが、ただきれいなものはきれい、それでいいんだなあと思えるような本です。「写真」って日本語はこんな漢字を当てはめているから、「真実を写すもの」って思ってしまいますが、そもそもフォトグラフ＝フォト＋グラフ、で「光で描く」という意味だそう。なんか、それを読んで「そうか。きちんと写らない、って考え込んでたけど、見たままに写らなくていいんだ・・」って思えました。自分とちょっと視点や興味が違う人と交わるのは、こういう知らないことを教えてもらえるので、とてもありがたいです。

  2007.02.08

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  出会い

  昨日は、素晴らしい出会いがありました。最近、私はとあるサイトの立ち上げをお手伝いさせていただいています。そのサイトのコンテンツの一つに、インタビュー記事があり、昨日そのインタビューにメモ係として参加させていただきました。第１回は、まだここで書くことはできませんが、関西ではけっこう有名な方。すごく美人で、オープンマインドで、初対面の私にも、とっても丁寧に、いろいろ教えてくださいました。そのときに、「すごくいいことが書いてある本なのよ」ってお聞きしたのがこちら。　預言者カリール・ジブラン（ジブラーン）　という人が書いた本で、愛や子どもや結婚や・・・といろいろな人生のことについて書かれているそうです。ネットで調べてみると、けっこう有名な本みたいで、内容も本当によさそうだったので、これは即買い！と思っています。すてきな方に勧められた本ってついつい買ってしまいますよね。でも本当に、今回はお手伝いさせていただくなかで、こんないい出会いがあったことにとっても感謝しています。考え方やコミュニケーションについて、その方をそばで見ているだけで、とっても学ぶところが多かったのです。いつも明るく楽しくしていたほうがいいな、って頭で分っていても、普段あんまりできていなくて、でも実際にそんな人を間近で見ると、心から、そうしよう！って思えますし、何でも気楽に、完ぺきを求めない、っていうのも、周囲に気を使わせないためにはすごく重要な要素だってことも知りました。私の中でまた、憧れの女性が一人増えました

  2006.11.10

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  「和のフィンガーフード」

  和のフィンガーフード今週気に入っているのはこの本です。最近、スペイン料理がどんどんはやってきて、ピンチョスだのタパスだの、と小さいポーションのお料理が増えてきていますね。そういうの、自分でもやってみたいなぁと思いつつ、どの本を買うか悩んでいたら・・・とってもセンスのよい日本料理を提供しているnobuの松久シェフのフィンガーフード本が即購入してみましたnobuは海外で評価されているだけあって、「和」といっても日本人からすると「これ和食か？」みたいなものも。でもそれが新鮮に映って、とても魅力的です。ここに載っているお料理は、マグロのお刺身であさつきを巻いて串をさしたものや、表紙の写真のように、フグの薄造りでチーズを巻いて串をさしたものなど・・・シンプルなのにすごく見た目もきれいでおいしそうなものばかり！もともと日本料理は盛り付けなど見た目が美しいものですが、こうしてフィンガーフードにしてもやっぱり美しいので、改めて日本のよさを再認識しました。あとこの本で「やられた！！」と思ったのがロコモコ丼。実は以前、ロコモコを小さなココット容器に入れて、上にのっける目玉焼はウズラ卵で、と画策したことがあるのですが、やはりココット容器では微妙で、お箸で食べるにもスプーンで食べるにも中途半端な大きさで食べにくかったのです。せっかくパーティフードのご飯物にいいと思ったのに残念、とあきらめていましたが、なんとこの本ではロコモコをれんげの上にのせて供しているではありませんかれんげの上に少しご飯、その上にチビチビハンバーグ、その上にウズラ目玉焼き、と3層にしてありました。なるほど、これなら一口でパクッといけるわけだ・・・。なんて発想力なんでしょう。さすがプロの料理人さんは違うなー、といたく感動しました。パーティフードの参考にもなるし、今のご時世にぴったりなので、この本はほんとにオススメです。機会があればぜひ本屋さんでチラ見してみてくださいね。

  2006.09.14

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  ラッピング本

  フードラッピング今のお気に入り本です。タイトルのとおり、食べものを包む方法が載っている本ですが、手作りケーキやクッキーの作り方も載っています。また、ラッピング方法がわかりやすく、そのうえ、あまりかわいくないような材料（ごく普通のＰＰ袋とか、薄い紙など）でかわいらしくおしゃれにラッピングした写真が本当に参考になります。特に食べものではなくても、直方体や円柱形の箱や、きっちりしていない形のものを包む方法など、普通のプレゼントラッピングにも使えます。見ているだけでも、これはこんな風にしてプレゼントに使いたいな、とかこれは色合わせをこう変えてみたらあの人にピッタリ、とかいろいろと考えながらページをめくっていくのが楽しい本です。そんなに分厚くない本なのに、気付くと平気で2時間は見ていたりします。最近「食」に関してもすごく関心が出てきたので、これからそういう本を読むことが増えそうです。

  2006.08.28

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  こわい本・・・

  脳内汚染こんな本を今読んでいます。ゲームやネットが脳に及ぼす影響、そしてそれによる行動の変化を書いたものです。中学生やその保護者を対象に調査したアンケートの結果などもふまえて書かれており、ここ数年の少年の凶悪犯罪がなぜ増加しているのか、幼少期からゲームに触れるていることが一因と考えられる、ということが記述されています。具体例として、アメリカのコロンバインハイスクールの事件や、国内では小学生女児が同級生を殺害した事件などが出ていました。まだ最後まで読み終えていないですが、とにかく読みながらゾクッとする内容です。私自身はまだそんなにゲームが普及していない時代に幼少期を過ごしましたし、母が厳しくて、テレビは週に３０分、と決まっていたのでほとんど観ていませんでした。でも今の子どもは自室にテレビがあったりゲームがあったり、携帯用ゲームも普及しているし、でどんどん中毒になっていっているようです。ゲームをしているとき、はらはらどきどきでアドレナリンが出て、敵を倒したりクリアしたりすることでドーパミンが出るそうです。ドーパミンが出ると快感を感じ、それをより味わいたいと思って、次々とゲームをすることになり、依存症になるそうです。このメカニズムは、麻薬やアルコールの中毒症状と全く同じだそうです。それってすごく怖いことだな・・・と思いました。今は何でも便利な反面、よほど気をつけて情報収集していないと、取り返しがつかないことになりかねない、そんな時代だなと思います。

  2006.08.11

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  小説

  先日、こんな小説を読みました。あくまでフィクションだけれど、北朝鮮の拉致問題とか偽ドル札製造とかをからめて描いた、「実話だよ」と言われても信じてしまいそうな小説でした。たまに頭の休憩で、こんな風に何も考えずにその世界にはまりこめる小説を読む時間も大好きです。　　　　　　　　　　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝頭の休憩をした後は、手作業に没頭？！中張りをして完成させました～！！と言っても本当はハサミの隣にピンクッションをつけるのですが、こちらはまだ作っていなくて・・・。あとで貼り付けますでも・・・内側なんてごく薄いのに、それを貼ったことによってマグネットボタンがきちんと閉まらなくなってしまいましたとりあえず面ファスナーでも小さく切って貼り付ける・・？いやはやこれは難しい。10月に先生が再来日されるときに、このボックスのキットをお願いしているので、今度は内側の厚みも考えた上で作りたいと思います。

  2006.08.01

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  世界級キャリアのつくり方(読書)

  今日のオススメ本はこちらです！第11回国際女性ビジネス会議で講演された、石倉洋子さんのご著書です。黒川清さんという医学博士の方との共著です。世界級キャリアって別に自分には関係ないね～と思っていたのですが、こちらの本を読んで、「世界を目指しているわけでなくても世界級を意識しているほうがいいんだな」って思うようになりました。分りやすい例えが出てくるのですが、「エベレストが世界一高いって知っておくことは重要。だからといって全員が世界一を目指さなくてもよくて、他の山に登っていいんだけれど、エベレストのことを知っていれば、自分の登ったそこが世界一だと思ってしまうのは避けられるから。」というようなことです。これは、講演の内容だったかもしれませんが・・・^^;要はどんな仕事でも、自分の最高で仕上げるのは当然ですが、さらに世界標準、もっと上を知ってそこを目指すのがプロだということ。私はついつい「ここは田舎だからこの格好で出かけていいや。」なんて思ってしまうほうでしたが、そうではなくて（まぁ洋服のプロではないですが）、こういう目的であそこへ行くのならこの格好が一番！とそれが都会であっても大丈夫なように考えたほうがいいんだなぁと思いました。日々のそういう姿勢の積み重ねが何かに活きてくるんじゃないかな、って思います。

  2006.07.25

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  オードブル本

  なんでもオードヴル今日のおすすめ本はコチラ！音羽和紀さんという、アラン・シャペルに師事した初の日本人シェフ。この本にはたっくさんのオードヴルが載っています。しかも作り方もけっこう簡単。プロしかできない技、みたいのはあまりありません。「ブランシールして、」などという用語が出てきましたが、調べてみるとこれは「ゆでる」ことらしいです。でも文献によっては、「卵白などを細かく泡立てること」、とも書いてあるので、ちょっと迷いますが、レシピの前後関係から判断するとどうやらゆでるほうでよいようです。素材別に、野菜・魚介・肉・チーズ、などにわけてレシピが掲載されているので、材料から探しやすいですし、全てカラー写真つきなので盛り付けの参考にもなります。ものによっては、オードヴルというよりメインにいけそうなのもあるので、これ1冊あれば洋食のそれなりにおしゃれな献立ができるな、という感じ。お料理本にしては分厚い（100円玉の直径ぐらい）ので届いたときちょっとびっくりしましたが、内容はとても充実、いい感じでした。

  2006.07.06

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  ウェディング本

  アウトドア・ウェディング今日のオススメ本はこちら。洋書を翻訳したもので、欧米のすてきなアウトドアウェディングの事例を見ることができます。ナチュラル感いっぱいのシーサイドウェディングから、ゴージャスな邸宅のお庭でのパーティまで、さまざまなタイプの結婚式がのっています。楽天ブックスでの説明があまりにも少なかったので、ちょっとどんな中身か分るように写真に撮ってみました。（このぐらいなら問題ないかしら？と思いつつ・・・）砂浜でロマンティックに・・・！海を臨む邸宅のお庭で挙式を・・。カプリ島でスタイリッシュなパーティ。新郎がかっこよすぎます！装花や会食風景も掲載。花嫁のヘアスタイルやブーケも。ほかにもブライズメイドたちの写真や、テーブル上の写真、ウェディングケーキの写真など、もりだくさんで見ているだけでウットリです。自分はもう終わってしまったけれど、まだこれから、って人にぜひこの本をオススメしたいなぁと思ってます。日本ではなかなか野外での挙式は気候の問題もあって難しいとは思いますが、アメリカのようにかっこよくて機能的なテントなどがもっと普及するといずれは実現できるんじゃないでしょうか・・。5才の姪っ子が結婚する頃には、挙式スタイルも今とずいぶん変わっているんだろうな～、こんなのしてくれないかな～なんて思う叔母なのであります。

  2006.06.20

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  悪女の美食術

  今日の1冊はこちら。悪女の美食術評論家（？）の方の著作ということで、その方の価値観、考えを中心に、「食べることとは」という内容で書かれています。正直、部分的にしか共感できるところはなくて、大半は「イヤミだなぁ～」「辛辣すぎない～？」という感じでしたテーブルを人生の伴侶？としていこうと決めてから、食に関する本をなるべく読むようにしています。この本も、フランス料理のことなどはけっこう詳しく記されていて、また、家庭では和食器から始めなさい、など、テーブルコーデとはまた違う観点から書かれていたりもするので、考えの幅を広げるにはよかったと思います。今気になるのは「盛付」。お料理の味はもちろんですが、食器やクロスのコーディネート、ひいてはお料理そのもののビジュアルでずいぶん感じる味は違ってくると思います。なのでうまい盛り付けの仕方を習得したいなぁーと思っています。これもひとまず本を探してまずは独学から始めようかな・・。

  2006.06.13

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  今日の本は・・

  和田裕美の人に好かれる話し方今日の本はこちら。たまたま書店で時間つぶしに立ち読みしました。そしたら私に足りないことを指摘されている内容な気がして購入。私は初対面のヒトと会話が弾まないのですが、それは相手に対してもっと興味を持って、質問返しをしながら話していけばよいということが分りました。「どちらのご出身ですか？」とか聞かれた場合、「兵庫県です。○○さんはどちらなんですか？」とこれぐらいの内容なら相手の方にも普通に聞き返せますが、もう少し進んだ話とか漠然とした「最近どうですか？」なんて話になってくると「特に変わりはありません。○○さんは？」「最近ゴルフにはまってて毎週クラブを握ってますよ。」「そうなんですかー。・・・（ゴルフあんまりわかんないなー）」ぐらいになっちゃいます。こういうのも、相手のヒトは自分に関心を持たれてるって思うと快くなるし、空気が和やかになると書かれています。当然よ、っていう内容のことかもしれませんが、私にはいちいち納得できたし、自分ができていない部分がこれで、こうやれば解決できるっていうのがわかってよかったです。好かれる話し方っていうより聞き方に重点をおいて書かれているのが気に入りました。私はついつい自分のことをいっぱい話してしまうので、聞き方の練習しなきゃって思います。

  2006.05.02

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  おいしい本

  上野万梨子のパリの小さなキッチンから週末は図書館で借りた本を読んで過ごしました。なんだかんだで疲れているのか、土曜日は午前中、本を読みながら寝てしまうというのんびりぶり・・・。でも、この本を読んでいるとお料理する意欲が湧いてきて、掲載されていたレシピで「緑いっぱいの野菜サラダ」を作りました。豆類を塩茹でにして、白ワインビネガーとオリーブオイル（本ではレーズンシードオイル）でドレッシングを作り、炒ったカボチャの種やひまわりの種（手元になかったので、ミトクのオールミックスというナッツやドライフルーツ、種類が入ったものを使いました）を散らす、という簡単レシピです。グリーングリーンしていてとってもおいしかったです！本とは違ってしまいますが、ミトクのオールミックスがいい感じで、ドライフルーツの甘さとビネガーの酸っぱさが絶妙！と自画自賛してしまいました上野万梨子さんの著書ははじめて読んだのですが、読みやすく、レシピも試してみようと思うものが多くてよかったです。ほかの本も読んでみようと思います。

  2006.05.01

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  今日の本

  Wedding plannerへの道この本は、お花からウエディング全般のプランナーへと進まれた、KAORUKOさんのご著書です。内容はウエディングプランナーになるには的な本ですが、それ以外の職業にも通じる、心構えとか仕事に対する考え、姿勢が書かれています。勇気付けられるので、へこんだときに読んだりしています。私はたまたま今レストランウエディングのお仕事をしたいなと思い、プランナーを目指している（？）感じなので、「ふんふん、そうか、こういうこと気をつけないといけないのね。」と興味深く読みました。最近、「結局あなたは何をする人？」と聞かれます。撮影用のお花を依頼しに行ったお花屋さんでも聞かれました。確かに、お料理はレストランが、お花はお花屋さんが、となるとあとは何もいらないじゃない？と思われるのでしょうね。そういうことを聞かれて、即答できない自分がとっても情けない・・・。自分では、パーティのコンセプトに沿って、そのテーマを具体的に表現できるように考えて、必要な物（装飾やペーパーアイテム、レンタルクロスやナプキンetc）を手配、設置するのが自分のやることだ、と思っているのですが、その必要性をちゃんと他人に伝えられないのは自分に自信が無いからかなぁとも思います。実際、お客様からしても、この得体の知れない人が間に入って、料金が高くなるなら別にいらないよ、と思われるのかもしれないです。私自身が自分のやる事に対して自信が無い、誇りを持てていない、っていうのが一番の問題なんですよね。こればっかりは誰かに教えてもらったりお金で買ったりできるものではないので、ぼちぼち自分で積み重ねていくしかないんだろうな・・・。うーん難しい。最近、自分の今後について不安が増幅してきちゃいました。

  2006.04.12

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  エレガンスとは？

  今読んでいる本はこちら。シンプルエレガンス伊藤緋紗子さんの本です。高校生から大学前半ぐらいまで、SPURという雑誌を愛読していて、フランスのセンスって日本の男性受けしないけどすてきだなぁ～と思っていました。そういった特集があるとよく伊藤緋紗子さんのエッセイも載っていて、きれいな方だしフランスのお話が楽しくて好きでした。今改めて読んでみると、当たり前のことを丁寧にして暮らすということをいかに自分がおろそかにしてしまっていたか、気付かされました。それから、人生のほぼ3分の1は眠っているのだから、寝間着や寝室のインテリアにお金をかけるほうがよい、とも書かれてありました。肌にじかにまとう下着と、眠っている間とその前後にも着ている寝間着をより快適にするべきでしょう、こうした着る回数や時間の多いものにお金をかけるということは少しもぜいたくすぎることにはならないのです。それよりも気分がよりポジティブに人生が楽しくなってくるのですから何物にも代えがたい、ということでした。寝室も、「美しく快適で清潔であることが重要、ですから他の部屋よりも思いきりよく投資すること」を伊藤さんはおすすめされていました。パジャマはいつも綿100％と決めていたのですが、シルクもおすすめされていたのでそろそろシルク・・・？なんて思ってみたり。高校生の時の私は「絶対シルクのパジャマじゃなきゃ修学旅行に行かない」と意味不明なだだをこねて母に買ってもらったことがありますが（しかも白い縁取りがあるとはいえ黒。松○弘樹さん風？！）、その後自分できちんとメンテナンスすることができずすぐにくたびれさせてしまいました。なので自分には向かないなーと思っていたのですが、大人たるもの、シルクパジャマで寝てもいいんじゃないか？とたくらんでおります。ベッドリネンも、いつかはすんごくすてきな肌触りのものにくるまって眠りたいので、いいものないかな、と物色中。以前、旅先で、マドンナご愛用というフレッテ（だったと思うのですがスペルが不明・・）というベッド周りのすてきなものを扱うお店を通りかかりました。ものすごーくラグジュアリーなシーツやナイトガウンがディスプレイされていて、それはそれはため息がでるほど素敵でした。でも、店内にいらしたお客様が、地元の方っぽくて、すごくエレガントな銀髪のおばあさま。雰囲気もあまりに穏やかででも少し排他的で、旅先の軽装だった私はとても入ることができませんでした。いつかきっとここのリネンで眠りたい・・・と思っています。なんだか話がそれてしまいましたが、伊藤緋紗子さんのこのご本、軽くも読めるしじっくりも読めるし、おすすめです。少～し、各章の見出しをご紹介すると「素直に感謝することができる人は幸せな人」「控えめという美徳を忘れてはいませんか」「毒を持つ言葉はそれを発した人に返ってくる」「あなたの習慣はあなたの宝物になります」ほかにもいろいろ、うーんなるほど、と思うようなことが書かれてありました。何でも一日では成りませんが、日々大事に暮らしていくことが将来につながるんですね。

  2006.04.05

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  刺繍のビジュアル本

  イニシャル＆モノグラムの刺繍昔はハンドメイドが好きではなかった私。手作りの暖かみより、手の跡のないスッキリしたおすまし感のほうが好きでした。母の手による全面総刺繍の給食エプロンより、級友がつけていた、既製品だけど他の子と違うすてきなお店でおしゃれなお母さんが買ってきたというフリルエプロンのほうがすてきだと当時はうらやましく思っていました。でも最近、ペコケロさんのハンドメイド作品を見せていただいたり、本や雑誌でハンドメイドのことを知るにつけ、それらがとても素敵に思えるようになりました。上でご紹介の本も、昔、ヨーロッパの少女達が刺繍を練習した布を載せてあったり、それはそれは見事な繊細なデザインの刺繍布を載せてあったり、と、私が今まで見たことの無いものばかりで、とても新鮮でした。アンティークレースなども、美術館で「きれいだな、細かい作業だな」と見たことはありましたが、実際にそれを手にしてみたいと思うように。なぜ自分の興味が、こんなに今までと全然違う方面にも広がったのか、よく分りませんが、そんな自分の変化を肯定して興味を多方面にわたらせるのも楽しいことだなぁと実感しています。世の中には知らないことがたくさんあるので、毎日何でも興味津々です。

  2006.03.17

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  今日の本

  Sex and the city今さらな感もありますが、アメリカのドラマ、「Sex and the city」の解説本。買ったわけではなく図書館でブラブラしていたら目に付いたので借りてみました。ＤＶＤで持っていますが、「あのときの服かわいかったけどどんなコーデしてたかな～？」って思い立ったとき、ＤＶＤはいちいちセットして探して、と意外と面倒。本であれば、すべての写真があるわけではないけれど、ぱっとめくれてお目当てのものを探しやすいなぁと思いました。ドラマのＤＶＤとかって意外と一度見るとあとあと何度もは見ないものですね。この本はシーズン４までしか載っていないので（完全版も出ているそうですが、ピンクのクロコ風表紙でかわいいのはこちら）ちょっと物足りないですが、じゅうぶん、このドラマのエッセンスは楽しめます。今見ても古臭くないファッションってすごいなぁと思います。1997年に初回の撮影が始まった、と本に書いてあるので、まぁ一昔前と思っていいぐらいです。最終シーズンも3年近く前に終わっているので、日本のドラマであればかなり古臭く見えるはず。日本と海外の違いなのか、このドラマが特別なのかはわかりませんが、みんなが同じような服装をする日本と、個性を大事にしているニューヨーカーの違いもあるんだろうなぁと感じます。たまに見返しても楽しめる本です。

  2006.03.10

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  今日読んだ本

  クニエダヤスエのテーブル物語クニエダヤスエさんは日本で初めてのテーブルコーディネーター。時々雑誌でもお作りになったテーブルが掲載されていますが、本当にすてきで大好きです。かしこまりすぎない、でも気が抜けすぎでもない、普段にできそうなのにとってもおしゃれ！という感じのテーブルです。雑誌ではかなり作りこんだテーブルを披露される方が多いように思いますが、クニエダさんのテーブルは作りこんでます、っていう重さが全くないのに、とても存在感があります。私もいつかそんな風なテーブルを作れるようになれたらいいな・・。

  2006.03.03

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  衝撃を受けてしまいました

  昨夜この本を読んで、衝撃を受けてしまいました。ぼくは13歳職業、兵士。世界各地の紛争地域で、少年兵、少女兵がいるのは報道などで知っていました。この本は、ルワンダに駐在して現地の元少年兵の社会復帰ワークショップなどを行っている日本のＮＧＯの方たちが書いた本です。最初読んでいくと、誘拐されて兵士にされた少年少女の話で、肉親や友人を殺したり傷つけるよう強要されたり、脱走を図って暴行を受けたり、というなんとも悲惨な状況が描写されていて、ひどくショックを受けました。とても気分が沈んでしまって、なんてひどい話なんだろう、と暗い気持ちになりました。ですが、読みすすめるうちに、なぜ子供が兵士にされるのか、それは子供でも扱える小型武器が普及しているからだ、その小型武器はロシアやアメリカ、イタリア、ドイツなど先進国が生産して輸出している、という事実を知り、さらに衝撃を受けました。そもそも現在アフリカなどで起きている紛争は、ダイヤモンドや石油などの資源にからんだものが大半で、２つの争っている勢力をそれぞれ先進国が支援して、その利権をどちらが握るか、という争いになっていること。民族の違いなどの歴史的背景はその争いの結果に過ぎないということ。そしてそこから産出される資源を購入して消費するのは日本を含めた先進国であるということ。その資源を売ったお金で紛争地域はまた武器を購入し、争いが続く、という悪循環に陥っている、というようなことが書かれていました。子供は純粋で洗脳しやすいから兵士として使いやすく、また大人の兵士の盾がわりにもされているそうです。はじめは、紛争地域の子供達がとても大変な目に合っているんだな、という気持ちでしたが、読みすすめると、我々にも責任の一端があるんだということを知り、すごく重たい気持ちになりました。かるがるしく、かわいそう、とかひどいね、とくくれない話でした。目の前で見えていないことにも責任があるのはわかりますが、本当に眼前にないと自覚できないものだなぁと思います。こういう問題に疎い自分というのも大人としてどうなのよ？！と思いましたが、今やっと知ったので、これからは姪やその友達などの小さい子たちに何か聞かれても答えられる、答えよう、と思っています。

  2006.02.15

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  お気に入りインテリア本

  表紙が洋書のようなインテリアだったので手にとってみました。リサブレアさんというウィンドウトリートメントを中心としたインテリアデコレーションを手がける会社の作品集のような本です。日本の個人宅の写真がほとんどですが、へぇ～一般的なマンションでもこんなに素敵にできるんだ、とか、床面積はどのくらいなの？！と驚くような豪邸まで、さまざまあって楽しかったです。自分の好みとぴったり、というわけではなかったのですが、カーテンなどの窓周りを重視したインテリア本って洋書以外では見たことがなかったので、とっても興味深かったです。細見貴子さんのプリンセスハウスの本もけっこう好きな私です。でも自宅はものすごいシンプル・・・。なぜ？なかなか夫との兼ね合いもあって、自分好みに突っ走るのは難しいですね。

  2006.02.09

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  今日も乱読・・・

  高村薫さんの小説は読み応えがあって好きです。こちらもなんだか大河って感じでぐいぐい読みすすみ、リフレッシュになりました。中国、日本、アメリカと国の思惑が交錯した中で生きている敏腕殺し屋と、なぜか固く友情で結ばれた日本人との長い人生の話、です。最近読書ばかりの私ですが、身近で手軽な気分転換ってこれしかないですね～。

  2006.02.07

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  小説でリフレッシュ

  このごろいろいろ頭の中で考えすぎて、ちょっとテンパリ気味でした。そういうときは小説を読めばをすればリフレッシュするわ～と思い、図書館へ。借りてきたのはこちら。最近はあまり書店にも行かないので、内容をチラ見することもなく、○○賞受賞作！とかいうのをとりあえずで選んでしまいます。こちらは少年法を扱った小説、という知識しかなくて読んでみたら、ぐいぐい引き込まれて一気に最後まで読み終えました。でもちょっと怖かった～。少年法によって保護される加害者、それにやり場のない憤りを抱える被害者遺族、そのそれぞれの立場が入り乱れ、交錯し、あとのほうはめくるめく展開です。何によっても犯罪を主題に据えた小説は読み終えて心が寒ーくなりますね。私は読書全般に好きですが、ストレス解消というか、気分の切替になるのはやはり小説です。現実と違う世界に連れて行ってくれるし、読んでいる間は何も考えずにそこに没頭できます。これがハウツー本だったりすると、読みながら自分に置き換えて考えたりしちゃうので、結局頭が疲れます^^;気分転換にはやはり小説！と思いました。何かおすすめの小説があれば教えてくださいね。怖いのより、明るい気分になれるようなものとか・・・。

  2006.01.26

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  新しい本

  「思えば、そうなる！」なりたい自分になるための７つの扉枝廣　淳子　著この本を買いました。地元の書店では取寄せに２週間（！）かかると言われ、アマゾンで注文したら翌日に届きました♪枝廣さんは、以前にも日記で書いたことがあったと思うのですが、時間管理や自分マネジメント術のエキスパートであり、同時通訳者であり、翻訳家であり、環境ジャーナリストであり、といろいろな顔を持つすてきな女性です。この新しい本は、自分マネジメントの指南書、といった感じで、何か腑に落ちない、もやもやしている、今の自分に満足していない、といった状況にあるのなら、その「もやもや」を大事にして、きちんと向き合い、すすむべき方向を見つけられるように、と具体的な方法が書いてあります。まず自分の好きや得意や大事をよーく考えましょうそしてビジョンを持ちましょうそれにむかってバックキャスティングという方法を使って目標をたて、すすんでいきましょう計画・実行・振り返り（自分できちんと進んでいるか振り返りましょう）というような感じです。それだけ書くと、意志の強さが必要そう？なんですが、枝廣さんは「まっすぐ走らなくていい、予定通りにできないものなんだよ」優しく励ましてくれます。実際に１週間の目標をつけるシートのひながたや、記載例のようなものもあって、こういうふうに考えて、こうやっていけばいいんだな、と分りやすいです。実は今度、この枝廣さんのワークショップに参加するので、その準備も兼ねてこの本を実践しています。ご本人のレクチャーを受けられるなんて感激！なのでしっかり準備して行こうと思っています。とにかく大ファン！の枝廣さんのご著書紹介でした。

  2005.12.01

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  今のお気に入りはこの本！

  この、Ｄ・カーネギー氏の本はちょこちょこ雑誌や何かの書評などで目にしてはいましたが、私の中でひっかかるものがなく、読んだことはありませんでした。でも最近読みたい本がなかったので、一度読んでみるか！と思い、図書館で借りてみました。この本は邦題が「人を動かす」なので、なんだか威圧的というか、上から言っている感じがしてなじめませんでした。原題の「How to win friends and influence people」のほうがやはり内容に合ってると思います。その内容とは、人の立場で考えましょう相手に誠実な関心を寄せれば相手もこちらを気に入ってくれる笑顔を忘れずに相手の名前を覚えるのはとても効果的聞き上手になりましょうしかるより誉めるというように、当たり前の原則のようなことが書かれています。その原則にのっとって行動した人の体験談を主に掲載してあり、それにＤ・カーネギー氏のまとめがあるようなスタイルです。登場人物がアメリカの昔の人（初版が1936年！）が多く、名前を挙げて実例を書いてあっても今ひとつぴんとこないのですが、それでも内容にはまったく問題なく「ふーん、そうだよねぇ」と納得できました。よく私の母が「楽しくなくてもニコニコしてなさい。そしたら楽しくなるから。」と言っているのですが、子供の頃は「うそくさい！」と思って反発していました。年を重ねてきた今は、母の言うことも一理あるなぁと思っていますが、それと同じようなことがこの本にも書いてあり、国が違っても真理は一緒なんだなぁと感心しました。ちょっと引用すると、ハーバード大学の教授であった故ウィリアム・ジェームズの説。「動作は感情にしたがって起こるように見えるが、実際は、動作と感情は並行するものなのである。動作のほうは意志によって直接に統制することができるが、感情はそうはできない。ところが、感情は、動作を調整することによって、間接に調整することができる。したがって、快活さを失った場合、それを取り戻す最善の方法は、いかにも快活そうにふるまい、快活そうにしゃべることだ・・・。」やはり楽しくなくてもニコニコしていれば楽しくなる、というのは本当なんだ、と母親の説だと思うとうさんくさいけれど(^^;)、違う人の説ならなんだか信じられる単純な私です。

  2005.11.10

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  探しまくって購入した本・その２

  「パリ色の食卓」　古屋典子　著この本は、外交官夫人である著者が外国生活の中で身につけられたテーブルのあしらいなどをとてもきれな写真満載で紹介している本です。A4版ぐらいの大きさなのに3800円、と微妙に高めの価格設定だったため、図書館にお願いして購入してもらい、愛読していました。でも読めば読むほど手元に置いておきたくなって、さぁ買うか！と決めてネットや書店で探すと、どこも品切れ・・・。出版社に問い合わせると、そこにも在庫はなく、重版の予定も無いとのこと。がっかりしながらアマゾンの中古商品を見てみると、何冊か出品されていたので、なかでもきれいそうなものを（記述を信じるしかないのですが）購入しました。価格は4500円ほどについていましたが、届いてみると思っていたより状態もよく、やっと入手したぞ～という喜びでいっぱいです。あまり地方では売っていないJ.Lコケの食器などを使っていたり、ヴィトンでのテーブルコーディネートや、ヴェルサイユの朝吹登水子さん邸でのコーディネートなど、卓上だけでなく、周りの風景もそれはそれは絵になる、素晴らしい写真がいっぱいです。なかなか同じようにはできませんが、少しでもエッセンスを盗んで我が物にしたいなぁと日夜眺めている今日この頃です。秋は読書にもってこいなので、小説はもちろんのこと、こういった写真集を眺めるのにもいい季節です。

  2005.10.27

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  アール・ヌーヴォー本

  下村純一　著　　アール･ヌーヴォーの邸宅この本をアマゾンで見つけて、注文していましたが品切れとの連絡がきてしまい、あわててほかを探して、紀伊国屋書店さんで取寄せてもらいました。様式や歴史についてはあまり知らないのですが、とにかくガウディの建物がすてきだなぁ、きれいだなぁと思っていて、それがモデルニスモと呼ばれる様式＝アール･ヌーヴォーだと知り、興味を持つようになりました。この本は、アール･ヌーヴォーの時代の建物を内部の細かい部分まで紹介してくれています。そういった建物の写真を見ていて感嘆しました。今の時代には考えられないほどの、ぜいを尽くした装飾が施されています。現代では、かりに資産がたっぷりあっても、あまり飾り付けたりしない建築物が多いようなので、昔のそういった装飾過多とも言えるスタイルが逆に新鮮に映ります。この時代の邸宅では、床がモザイクタイル貼りなのは常識のようで、ほとんどのお屋敷の玄関ホールや階段室に趣向を凝らしたデザインでモザイク装飾がありました。中には階段の蹴上げ部分にまで花柄にモザイクタイルを貼っているおうちがありました。そしてステンドグラス。これはアール・ヌーヴォー、アール・デコともにはずせない要素だと思います。もとは、採光をなるべく多く、でも外からの視線はさえぎりたい、ということでよく使われたそうです。ルイス・Ｃ・ティファニー庭園美術館というところにはアール・デコ時代のたくさんのステンドグラスが後ろから自然光に近い光をあてて展示されていますが、本当にうっとりしてしまう美しさです。実用と美しさを兼ね備える、という点では日本文化にも通じるものがあるなぁと感じました。でも、残念なことに日本では昔ながらのよき建築物などはよほどの歴史的価値のあるものでなければなかなか保存はされてないですよね。外国人建築家の作とか、異人館のようなものとか・・・。日本古来の家屋ももっともっと残っていたらいいのになぁとこの本を眺めつつ思いました。ヨーロッパには行ったことがないけれど、いずれはこの本に載っている邸宅を外からだけでも眺めに行ってみたいものです。

  2005.10.26

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  仕事のための考える本

  「仕事のための１２の基礎力」　　大久保幸夫　著いまこの本を読んでいます。私は別にキャリアウーマンでもなければ、転職活動中とかでもないのですが、こういう、何ていうんでしょう、いろいろ考えさせられる本がけっこう好きで、よく読んでいます。この本には、仕事のための、とはなっていますが、普通に生活していく上でもあったほうがいい１２の能力を紹介してあります。１：反応（リアクション）力２：愛嬌力３：楽天力４：目標発見力５：継続学習力６：文脈理解力７：専門構築力８：人脈開拓力９：委任力10：相談（カウンセリング）力11：教授力12：仲介調整（コーディネート）力以上の１２です。この中でも私が最も興味を覚えたのが２の愛嬌力。私は子供時代から無愛想で、幼少時の写真なんてほとんどヘの字口で写っています。性格は明るかったようなのですが、人付き合いが苦手で、家に友達をよんで遊ぶこともほとんどありませんでした。子供だけど子供が苦手だったのです。大きくなるにつれ、あまり無愛想でもいけない、と表情や話し方など気をつけるようになりましたが、この愛嬌力っていうのはそういう部分の能力ということらしいです。会って２，３言葉を交わすだけで相手をとりこにしてしまったり、ちょっと知り合いにエレベーターで乗り合わせてもすぐ気さくに話かけたり、なんていう人はこの愛嬌力があるそうです。愛嬌はもとは愛敬という言葉が転じた仏教用語だそうです。仏様や菩薩様の柔和で慈悲深い表情をそうよんだものとのことですので、ただおべんちゃらをするとか、女性を武器に愛想をふりまくというのとは違うのだ、というようなことも書かれています。この愛嬌力があると、人間関係をうまく処理することにつながるそうなので、これを鍛えていこうと思います。方法としては、鏡の前で笑顔の練習をする、とか、愛嬌力の高い周りの人間を見つけて、まずは真似から入ってみる、などだそうです。そうやってはじめは意識的に練習しているものでも、継続すれば自然とできるようになるとのことなので、気付いたときだけでもやってみたいと思います。

  2005.10.07

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  室礼の本

  テーブルを習ったりするうちに、生活の中で昔ながらの行事や慣習を見直すようになりました。今までは、面倒だなぁと思ったりして、季節に応じて何かする、ということもなかったのですが、このごろはお月見をしてみたり、今度のお正月はお屠蘇をちゃんと用意してみようかな、なんて思っています。そしてこんな本を見つけました。年中行事など、なぜこれをするのか？という疑問を探求するのもいいけれど、まず一度、その事を行ってみると何かに気づくかもしれないよ、というようなことが書かれてあります。そしてお正月、節分、ひな祭り、というように月ごとにある行事の説明と、その際のしつらい（お部屋の飾りつけなど）や、使用するものの写真が載っています。我が家には和室がないのですが、この本を参考に、雰囲気だけでも表現したいな、と思います。最近はスローライフだロハスだ、とゆっくり丁寧な生活が見直されてきていますね。昔に戻るというわけじゃないけれど、忙しすぎる、合理化を考えすぎる現代に、出るべくして出てきたものだろうなぁと実感。お茶一つでもケトルでお番茶を煮出してしまう私ですが、ひとつゆっくり、急須で淹れて味わおう、という気になります。秋は紅葉も楽しみだし、日本に生れてよかった～！と思うことが増える季節です。

  2005.09.30

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  かっこいい生き方！

  今日の一冊はコチラ。雑貨などを扱うF.O.B COOPの益永みつ枝さんの著書。F.O.B自体は知っていたし、普段使い用なのにおしゃれな物が揃ってるな～と思っていました。どうしても自分の思い描いているとおりの物が見つからない、でもないと困る、というもの（物干しハンガー、シンプルな冷茶グラス、など）があれば覗いています。益永さんには、コアなファンがいるようなのは知っていましたが、本を読んでみて、「あ！この人がいたから今の私たちの世代はさほど苦労せずにまともな品物が手に入るんだ・・・」と知りました。それに、自分の正しいと思うことをまわりの目を気にせずやってきた結果がこれだ、みたいに読めたのですが、それってすごくかっこいいなぁと。誰でも好みってあるし、自分の好きなものはよく分っていると思いますが、それだけで突き進んでいける、またなければめちゃめちゃ探す、というのは今の時代でこそやりやすいですが、昭和22年生れの女性がそうするってすごくパワーのいることだと想像はつくし、すごいなぁとただただ驚嘆でした。それに、50代後半で「女を捨てちゃいけない」と言い切れて、マニキュアもメイクもヘアもきまってるなんて、とってもかっこいい！！私の母も同じ年齢ですが、女を捨てる云々より、おばさま仲間と出かけるときや、父と食事、などの時しかマニキュアはしないし、メイクも長年同じ感じです。うーん・・・・自分は20代後半で既にネイルもしてない、美容院に行く回数も減った、かかとがカサカサしてる、犬がいるからと自宅では楽チンスタイル・・・身なりのこともそうだけど、自分の好きなこと、ものに自信を持って、それを愛でて大切に生きるっていうのも、今までそこまで考えたことがなかったので、これからはそういうように生きていきたいなぁと思います。この本はいつものように図書館で借りましたが、自分用に1冊買おうかな。

  2005.09.22

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