インフル285-B
営業という仕事柄、取引先に出向くとお茶やらコーヒーやらを出してくれることが多い。本日、取引先の小さな診療所に立ち寄った帰り際、ドクターが一言。『あ、ちょっと待っとき。エエもんあるわ』帰りに缶コーヒーでもくれるのかと思いきや、『インフルエンザワクチン打っていくか?』『・・・・。』タダで良いというので、遠慮なく打ってもらった。予防接種に行くと五、六千円は取られる。スイスのトイレは『ブルートイレ』と呼ばれ、その名の通り青く光っているものがある。個室での薬物使用を防止するためのものだ。青いライトの下では静脈が見えないのだ。静脈に刺さる細い注射針を見ていて、そんなことを思い出していた。ということで、今夜はお風呂には入れないので、とっとと寝ることにする。グッバイ、インフルエンザ。