CHILD CPR, ICE
きょう、CHILD CPR(子供向け救命措置)の講習を受けてきた。本当はルナが生まれる前に赤ちゃん向けのINFANT CPRを受けたかったのだけれど、切迫早産で寝たきりになってしまって受けられず、生まれたら生まれたでなかなか行く機会がなくて今日になってしまった。クラスは2時間で、ビデオ教材に沿って実際にマネキンを使って気道の確保や心臓マッサージ(CPR)の練習をするもので、非常に有益だった。また、子供の場合は、まず救急車を呼ぶのではなくまずCPRを1分間施してから救急車を呼べということだった。子供が息をしていなかったり心臓が止まってしまった場合というのは心臓そのものに問題があったわけではなく気道が何らかの事情でふさがってしまった場合がほとんどなのでとにかく気道を確保して心肺に空気を送り込むということが大事なのだそうだ。それから、これはCPRとは関係がないが、携帯電話に家族の電話番号を登録する際、名前の冒頭に「ICE」と入れておくと良いということを習った。(例えば、ICE_SUZURAN、ICE_ELLIEなど)たとえば交通事故に遭って意識を失ったとする。救急隊員が到着して身元が分からない場合、身につけていた携帯電話の電話帳を検索して、ICEと冒頭にあれば、それが"In Case of Emergency"、つまり緊急連絡先だと分かって、しかるべき家族に連絡がとれる・・・というのが理由だそうだ。これはいいアイディアだと思い、さっそく主人や義父母の連絡先の名前の頭にICEをくっつけておいた。最近の救急隊員の訓練でもこのアイディアは取り入れられているそうで、実際、先日のロンドンのテロ事件でも効力を発揮したそうだ。思い切って行って良かった。CPRの方法というのは、時とともに若干変わるそうなのでまた機会があったら講習を受けようと思っている。