米国ゴミ事情
うちの近所は、毎週木曜日がゴミ収集の日。家庭で出るゴミは、フタ付き & タイヤ付き の大きなプラスチック容器に入れて木曜日の朝に自宅前に出しておきます。わが家の容器はちょっと小さめのものです。2つ持っています。容器の大きさが伝わるようにと思い、ハナぴ~と並べて撮ってみました。(普段はガレージに置いてあります。)水曜の夜から木曜の朝にかけて、みなさんが一斉に自宅前に並べるので木曜の朝はこういう光景。収集車は朝11時~午後1時くらいの間でテキトーにやってきます。そして彼らが去った後はいつもこんな感じ。そう、中のゴミを収集した後は、容器を ブン投げて 返しておいてくれます。丸い容器のお家もあるので、風が強い日なんかは道路にまで転がって出てきちゃってジャマになることも。いくつかあるゴミ収集の会社の中から選んで個人的に契約をするのですが違う会社だともっと丁寧に容器を置いていってくれるところもあります。うちが使っているところは、きっと料金が安いんだろうな・・・。ところで、日本でよく見るカラスは、このあたりでは全く見かけません。これは嬉しい。容器がフタ付き、っていうのもあるけど、一番の理由は生ゴミがないからじゃないかしら?アメリカでは、ほとんどの家に 「ディスポーザー」 (生ゴミ処理機) が付いています。真ん中に開いている穴の中に生ゴミを入れて、水を流しながらシンク横にあるスイッチを入れると、ガーーーーーッと細かく砕かれて流れていきます。日本でも、新しいマンションなどには完備されているようですがこれは本当に嬉しい機能ですよね。しかし、アメリカに住んでゴミを捨てながら罪悪感を感じることが少なくありません。それは、分別をしないため。紙もプラスチックもビンも缶もぜ~んぶ一緒くたにして捨てますから。ルイビルに来る前は、横浜に住んでいた私たち。横浜は 「G30」 (ジーさんじゅう) ですからね!「G30」 は 「ご・み・ぜろ」 とも読みます。そして、何年間かで (何年か忘れた) ゴミを30%減らそう! という中田市長の熱い想いがこめられています。10種類以上に分別して曜日ごとに捨てていましたからねぇ。ゴミ箱が増えちゃって大変なんですけどね。でも、素晴らしいことですよ。リサイクルできるものはちゃんとリサイクルして、ゴミを減らすのって。社宅の組長をやったときに町内会に出席しましたが、「G30」 を実行して半年経った頃の中間報告で、300億円のセーブになったと聞いてすご~~~~い! と感心したものです。そんな横浜から引っ越してきたもんだからね。でも、最近はちょっと慣れてきてしまって罪の意識が薄れているような。そうよね~、いけない いけない。NEW COMERS CLUBで知り合ったデニスに聞いたら、彼女はリサイクルをしているという。ビン・缶・ペットボトルを お金を払って リサイクル業者に取りに来てもらっているんだって。知人が送ってくれたオモシロ写真、第2弾。エコロジーに関してはまったくもって後進国なアメリカです・・・。