5月に読んだ本
5月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:4876ナイス数:243ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)の感想間宮中尉の物語がいちばん読みごたえがあった。綿谷ノボルは皮剥ぎボリスの再来なのか。村上春樹のダークファンタジー3部作なんとか読了。これで明日から日常に戻れる・・・本当に戻れるのか?読了日:05月31日 著者:村上 春樹ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 (新潮文庫)の感想謎が謎を呼ぶ第2部。井戸の中の閉塞感があたかも自分の経験のごとく突き刺さってくる。さて、この後の展開やいかに。第三部へと続く。読了日:05月27日 著者:村上 春樹ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)の感想こちらも日常から非日常への展開が心地よく、次にどんなことが起きるのかワクワクしながら読了。間宮中尉の語るノモンハンの話は衝撃的でした。読了日:05月25日 著者:村上 春樹大東京23区散歩 (講談社文庫)の感想知ってる場所も知らない場所も楽しい東京散歩の本。この本2016年出版だから、すでに無くなっているランドマークもあるのだが、寺社仏閣はそのままだろう。コロナが収まったら本書を片手にあちこち出かけたい。変貌の美学「東京」を味わいたい。読了日:05月24日 著者:泉 麻人,村松 昭ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)の感想てっきり初読だと思ったら、この展開を知っていた。それともデジャビュなのだろうか。ユキとのかかわりのパートがいちばん好きだ。ユキが「僕」に十五の頃の感情を思い出させたように、自分自身もその頃の感情をふと思い出した。読了日:05月18日 著者:村上 春樹ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)の感想これは初読。新たなドルフィンホテルの謎、羊男の正体は?殺人事件の顛末は?どう物語が進んでいくのか楽しみ。読了日:05月17日 著者:村上 春樹ノルウェイの森 下 (講談社文庫)の感想ピュアになろうとすればするほど、またストイックになろうとすればするほど、逆に自由奔放に走ってしまうように感じてしまう主人公。それは若さゆえのことなのか。自らの過去を思い出して、穴があったら入りたくなるような気分になった。読了日:05月13日 著者:村上 春樹ノルウェイの森 上 (講談社文庫)の感想当時、バブルの熱気の中で、周りに踊らされずに自分の世界を見つけようなどと、おこがましくも思いながら読んだ本。今読み返してみると、穴があったら入りたいような、そしてとても懐かしい気分に浸れた。読了日:05月12日 著者:村上 春樹闇の日本美術 (ちくま新書)の感想口絵写真を拡大鏡で見ながら読了。平安時代の日本。病気になること自体が因果応報とか、女性であること自体が罪であるとか、今では考えられない世の中であった。でもコロナにかかることが罪だと考える人もいる現代も闇かもしれない。読了日:05月10日 著者:山本 聡美なぜか結果を出す人の理由 (集英社新書)の感想才能があって努力する人、才能があって努力しない人、才能はないが努力する人。それぞれ選手の実名を挙げて語っていて面白い。まぁ書物に残すのだから、差しさわりのない程度なんだろうが。野球だけではなく世の中に通じる蘊蓄、ためになりました。合掌。読了日:05月07日 著者:野村 克也男と女のワイン術2杯め 日経プレミアシリーズの感想分かりやすかった。本書のとおり味見してみたい。しかし、酸っぱさと辛さの違いが分からない味音痴なもので・・・読了日:05月06日 著者:伊藤 博之,柴田さなえアミダサマ (新潮文庫)の感想著者プロフィールに元僧侶とあったので、どうりでこういう本が書けたのだなぁと感じた。それにしても、母親や町の人々が狂っていく様子は気色悪さ抜群!ただDV男は読んでいて胸糞悪くなった。読了日:05月05日 著者:沼田 まほかる誘拐 (ちくま文庫)の感想「罪の轍」からの流れで読む。はじめのうちは、文章がはっきり頭に入ってこなくて読みづらかったが、後半は怒涛の勢いで読了。人間関係の生々しい事実が描かれる反面、大きな省略があったりと一貫性はなかったが、犯人のエキセントリックな性格はよく分かった。読了日:05月02日 著者:本田 靖春読書メーター