2つの収穫
2番打者にヒットを打たれたものの、2アウトを取ったエース君。今日はコントロールが纏まっているもののボールが先行気味。コントロールを気にしているせいかボールを置きにいってます。≪スピードの無い球を引っ掛けてくれれば締めたもの。≫甘い球がいくたびに肝を冷やす思いで見守っていましたが、4番打者から4連続長短打され4点を献上してしまいました。次の回、いつものエース君に戻ってしまいました。ストライクとボールがはっきりしてきてしまい連続四死球。そうなると守備陣の集中は切れかかってくる。「ピッチャー、打たせていこうぜ!」そう、一番の元気者のセカンド君が声を掛けます。注文通り、緩い球を引っ掛けてサード正面のゴロ。「あっ!」と、サード君がファンブル。すぐにボールを掴むも1塁送球出来ず記録はエラー。ここで誰からも「ドンマイ!」の声が掛からない。ベンチからコーチ陣が「ドンマイ!」と叫ぶものの内野守備陣はこのエラーで明らかに硬くなった様子。≪まずいな!緊張して硬くなっているところでエラー。≫≪このイージーゴロエラーが伝染しなければいいが・・・≫エース君、連続四球とエラーで明らかに動揺しています。ここから置きにいったボールを4連続長短打と痛打され、結局、この回も6点を献上してしまいました。2回までの我がチームの打線はというと、打席で緊張しています。いつもは打てるようなボールもまったくボールが見えていない様子で凡打と三振です。2回までヒット1本と内野ゴロ4・三振2で無得点でした。今日のtakaはというと、ネクストにいる時に声を掛けると顔が強張っています。打席に向う足取りも小さく、こころなしか構えも小さい。打席ではビビリまくって、いつもと違う打ち方で三振。いつもは足を上げて打つのに、足は上がらず踏み込めず。あとで聞くと、「2球目をファールして打てると思ったけど、 緊張していて体が動かなかった。」すごく緊張していたようです。2回を終わって10点差。≪この相手と我がチームの打線で10点差はキツイ。≫Aチーム監督は半ば諦めたような言い方で、「レフト君、投げさせるか・・・。」3回からレフト君を登板させることになりました。レフト君、昨日初めて投手をして球数投げているせいか、ボールが走っていません。本調子には程遠い状態でした。≪まずいなぁ、ボールが走っていない。打たれるかも。≫最初の打者をショートゴロに打ち取ったかに思った直後、ストライク送球をファースト君がポロリとエラー。2人目の打者もショートゴロに打ち取ったかに思った直後、今度はショート君がファーストに加減して送球してしまう。ショートバウンドになってファースト君が顔を背けて後逸。3人目の打者はサードゴロ。サード君またもやファンブル。4人目の打者はショートゴロも先ほどの再現。ショート君がまたもや加減して送球してショートバウンド。ファースト君がまたもや顔と体を背けて後逸してしまった。相手はレフト君のボールに押されてタイミングが合わない。しかし、打ち取った打球をことごとくエラーとミス。せっかくのレフト君の公式戦初登板でしたが、この回、相手にとって超ビッグイニングになってしまいました。守備の大崩壊です。レフト君の好投も空しく・・・。レフト君に代わった直後から内野陣が4連続エラー。内野陣は足は動かない、送球は縮こまってしまって、その後もエラーは続き、結局10エラー・5パスボールでこの回、打者2巡半で○○点を献上してしまいました。記録上は触っていないからヒットとした守備のミスや、捕れるファールフライを捕りに行かないものまで含めると10エラー・5パスボール5ミスと散々な守備内容でした。3回コールド ○○ 対 0で大惨敗です。(何点取られたかはご想像にお任せします。)せっかくの全国クラスの強いチームとの公式試合も大自滅で子ども達にとって勉強にはなったかどうか?もう何にも考えられない状態だったかもしれません。でも、チームにとって2つの収穫が救いでした。1つ目は、レフト君が充分に通用すること。守備の大崩壊に巻き込まれてしまいましたが、優勝候補チームに打たれたまともなヒットは1本だけ。エラー・ミスが無ければ4イニング無失点の内容でした。相手はボールに押されて打ちづらそうにしていました。2つ目は、入団したばかりの新6年生の打力。野球は始めたばかりですが体が大きくパワーがあります。前日の試合でもチョコンと当てただけがライトオーバー。この日のフルスイングの空振りは風圧を感じるほど圧巻。守備の良いセカンドが正面を弾くほどの速い打球で強襲打。まだキャッチボールもままならず先発では使えませんが、捕れるようになる頃には4番になっているかもしれません。2つの収穫を生かすチーム作りで出直しです。 1日1ヒットお願いします!雑誌「健康」3月号で特集されました!花粉対策グッズ!「黒焼花粉」 昔ながらの健康法にほんブログ村 野球ブログ 人気ブログを読もう!