～風々堂・覚え書き～

[ゴロリ寝読書] カテゴリの記事

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  へこんだときに、へうげもの！

   微風。気温低くして、静か。過ごしやすし。 こにち！ まもなくでかけます。やはり突発事の影響下からまだ脱出不能らしくて連休は貰えませんでした。ちぇ～～～～～っ（笑） そうそう、多忙というよりも精神ショックがひそかにひどかった７月上旬。園芸する気力も失せて、読書ばかりしてました。そーいや、毎回楽しみにしているくるねこさんブログで薦めていたマンガがあったので、うっかり読んでみました。   ７月８日、多忙の合間の読書『へうげもの』（、と銀） posted by (C)風々堂くも   や、さすがくるさんオススメ、たいそう面白かったです。と、云ってもまだ連載中なんですよね。それにしても、利休宗匠のすさまじさよ。てか、宗匠、あんた商人なの？　プロレスラーじゃないのっ、存在自体がなんか凶器なんですがっ(^_^;作中、一番爆笑してしまったのは、主人公古田織部さんの作った究極のマイホームへの命名でした。くものような、偏頭痛持ちでは絶対暮らせない趣の一軒家でございますが(^_^; なにはともあれ、読書ってええな。あらためて思った。  へいげものじゃなくて、へうげもの！　まちがえて修正乙。

  2011.07.22

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  ねつれつどくしょちゅう

   昨夜来、時折小雨あり。微風。 はい、こにち。本日は駄洒落花画像シリーズ、突発休みです。昨日図書館から連絡がありまして、読書予約しておいた本がきたそうなので、早速取りに行ってきたのですな、以来────   1月31日、物語シリーズ読破中 posted by (C)風々堂くも    熱烈読書中でございます。朝からず～～っと読んでます。もうすぐ身銭稼ぎなのが残念だけど、西尾維新さん…面白いです、はい。

  2010.01.31

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  秋なので爆読中

  はれっ(s) posted by (C)風々堂くも 昼過ぎより晴れ間広がる。陽光とともに気温上昇す。おだやかな日に。 こにちです。明日は大切な伯母を乗せるので、日頃放置プレイしているくも車室内を少々お掃除しまして。病院の看護師さんたちへさし上げるための菓子折を容易しまして。後はひたすら──── 読書しまくるくもです。 や、図工とかほったらかして、読書しまくるくも。あまりに身勝手、欲望に忠実すぎですっ。 す、すまんね、リスさん。イマイチ気が乗らなかったり、不調もあるけれど。おかげで発送遅れてるわ(^_^; ←こそっと私信(笑)  11月7日前後に読んだ本 posted by (C)風々堂くも  去年話題だったので、ふと近くの貸本屋さんで借りてみました。なかなか面白かったでっせ。情緒あふれるマンガでございました。やっぱりあれやね。大人気だという、にゃんこ先生はめんこいけれど。一体彼の本性はわんこなのか、それともでっかいイタチなのか、未だに良く判らないです。    11月10日から12日までに読破した本 posted by (C)風々堂くも   ずっと夢枕獏さんは面白いとは思っていたけれど。ただし、なんだか文体が読みにくいというか荒すぎて、苦笑することも多かったのですね。なんとまあ、木訥で不器用なヲノコなのだろうかと。が、近年、その木訥さがつきぬけてようやく些細な部分で読むリズムを乱れずに読破できるようになりました。熟練してくるんですねえ。そういえば。大尊敬しております池波正太郎さんの文体も、初期はさほど洗練されてなかった。作家さんってやっぱりすごいもんですな。 久々に読むとやはり陰陽師、面白うございます。一気に全巻読もうと、ついでにさっき残りを図書館で借り直してまいりました。て、コトは読書熱が冷めるまで、図工熱も更新速度もスピードが落ちそうです。申し訳ないけれど、目先の欲望には未だ弱いのです(^_^;   ……( ・o・)ハッ！あ、あれ？もしかして、このところの頭痛や目眩って。変な体勢で長時間、読書しているせいなのかしら…っ？そうなのかしら、らっらっ(・〇・;)

  2009.11.12

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  晴読雨読ヽ(´・｀)ノ

   早朝、思いの外冷え込むも、日中はおだやか。  ゆうべ、肌寒さをおぼえまして、Ｔシャツの上に作務衣を着込んで寝ていたにもかかわらず、どうも風邪を引きかけているようで。さっき風邪薬を飲みました。それはそうと──   9月17日の図書館かり出し本 posted by (C)風々堂くも    昨日からずっとまたり読書中。神社と狛犬について、あらためてちょいお勉強しようと思いますが…。それにしても宮城谷さんの三国志…8巻でたみたいですが、まだ図書館にありません。序盤、期待していたのに段々いまひとつ、意図が分からなくなっている現在。どんなラストがくるのかなあ。 と、読書はいつも、本命から脇道へどんどんとそれていく(笑)

  2009.09.18

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  くるねこ本がついにきたっ！

  はれっ(s) posted by (C)風々堂くも 時折薄曇りなるも、全体に猛暑なり。  こにちです。疲労していたらしく、なんとはなしに不調だったのですがあ、朝からずっとまたり転がっていたら大分楽になり、元気も出て参りました。 そういえば、ずっとこの楽しみを忘れていた気がします────     8月19日、密林からくるねこ届いた！ posted by (C)風々堂くも    くもは活字が大好きでして。かつては『活字に鼻をつっこむ蒸気機関車』（←ヘビースモーカーだったから）と、云われたもんでした(笑)もちろん、マンガも大好きで。でも、かれこれ一年くらいずっと読書の楽しみを忘れていたように思います。 ねこばす姐御から教えて貰ったくるねこさんちのファンになりまして。こうして遂にヲトナ買いをすることに。ねこばす姐御、多謝。 ちなみに、くるねこさんちはこっち→　くるねこ大和  みわのモンさんのファンです(^^)v さ、ちくっと園芸チェックへ出かけてきます。　　　　　　　　　　　帰ったらレスしやすです。

  2009.08.20

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  もの思う鳥たち…を読書中

  就寝前におこんばんはぁ。 そういえば、現在、くもは下の本を読破中でございます。   11月29日現在の読書（もの思う鳥たち） posted by (C)風々堂くも  空飛ぶ系には今ひとつ、縁が遠い方なくもでございます。それだけに興味深いレポートでございました。 子細解説ごー→ もの思う鳥たち くもが常々ご贔屓してしまうツメ引っ込む系の方々の脳サイズはというと、クルミ一個分くらいだそうで。けれども、彼らと同居した方、あるいは他のナマモノたちと同居された方ならば、だれしも、それっぽっちに思えなくなるものでございますな。そこはそれ。身贔屓かぎりない判断ではあるものの、やはり、生きとし生けるものなべて、尊いのだと、肝に銘じておくためにも、なかなかに結構な読書でございました。特に鳥たちのすぐれたコミュニケーション能力、発声能力の凄さを知ったのは非常に有意義でございました。 興味があられる方は是非、読破下さいますよう。高いのでくもは図書館本ですが(笑)   そういえば。あの、アナログ生活中とか、その後とか、最近めっきり、読書記事更新してないんですがあ、それなりに読んではいました、はい。たとえばですな(・_・)ｂ   9月30日の読書 posted by (C)風々堂くも  とか。あの暑すぎた9月末が良く判るような、季節が一月ずれたような、読破本でございますな。相変わらず、阿呆っぽい処が風々堂らしい(笑) ではおやすみなさいまし、佳き夢を( ´－｀)ノ  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。ついにラスト１名様、べっこうネコ、永遠さんの里親様かも～ん！やす猫１３頭緊急SOS新展開。里親さま、引き続き募集中でございますっ！

  2008.11.30

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  おかんのハマり方、すごい(^_^;

  昼過ぎ、おかんから電話がありまして。 「本がな、もう二冊読んだんよ。それと、なんか、木輪さんのあんぱんが食べとうなった。一個だけ、買って来んね」 て訳で、持っていきましたですよ。  6月7日の差しいれ本(と、抹茶あんぱん、ゴーヤー塩せんべい） posted by (C)風々堂くも  今、アップしようとして、気づいた。隅に早速迫る、おかんの魔手が映りこんでいる(笑)それにしても、食べたいものがでてきたのは、ひそかに嬉しいです。相変わらず、おかんの食が細くなったままなんですけれど、食べたい意欲があるだけでも嬉しいものです、はい。  早速読書しまくる、おかん posted by (C)風々堂くも  渡した途端、読み出すおかん。ちょっ、くもは図書運搬係かっ(笑)くもは割と速読してしまうんですが、おかんはじっくりと読むタイプでございます。それがいくら暇だらけとはいえ、一日一冊読破してしまうのは、滅多にないスピードです。 読みながら、吹きだしたりしているおかんに、ちょっとびっくりしました。 「巧いとよ。笑かしたり、泣かせたり。こげん面白い本もめずらしか」  う～む、そんなにはまるとは珍しい。ちなみに、これ以前に、同じくらいおかんがはまりまくったのは、かの小野不由美女史のベストセラー──『十二国記』以来。蛇足ながら、おかんは──泰麒ファンらしい(笑) おかんの云うには、くも定期便は二日に一度にしなさいとのこと。今日、くもが到着する少し前に、救急患者で脳神経科のせんせを呼ぶ放送を聞いたおかんが、おもわず、くもが途中で事故に巻き込まれたのを想像しちゃったそうでございます。いくらなんでも不吉、すぎだよっ(^_^;つくづく、くもの運転を信用してないおかんなので、心配でたまらないんだそうな。うむ、二日に一度にしよう。 なんか、くも的にはあわない日はそれはそれで不安が募るのですが。、体力的な面も考えて、二日に一度にします…(苦笑）    6月7日のおかん病院食 posted by (C)風々堂くも   こそっと持ち込み、くも料理(^_^; posted by (C)風々堂くも   ポテサラと蓮根大豆の煮物、それとお味噌汁持っていきました。食が細いながらも、少しずつだけ食べてくれましたです。 おかん、昨日咳がひどかったらしい…。相変わらず、おかんの呼吸音も辛そう…。副作用は強く出てないのはすごくラッキーだけれど。まだ抗ガン剤が良く作用してきてない感じ。二人で読書しつつも、おかんの肺が回復するのをこそっとイメージしたりしてみたり。なんか、ほら。不思議なぱわーとか、少しは伝わらないかなあ、とか、ついついオカルトな祈願までしちゃうんです(^_^;来週火曜日の第二回点滴。もっともっと、効果が浸透しますように……(-人-)  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈募集！！後3名様のうち、ついに2名様にお話進行中！あと一名様、、里親様かも～ん。

  2008.06.07

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  おかんの読書

  風々堂近郊、雨のち晴れ。早朝、激しい雨風なるも、日が昇るにつれ忽ち晴れる。風強し。 こんばんはぁ。ええ、朝、すごい大雨だったので、これは一日悪天候と思いきや、あっという間に晴れたという、不思議なお天気だった明太子県です。先ほど、帰宅してきました。 ご存じのように、入院中な風々堂おかんですが。楽しみと言えば、今はひたすら読書三昧なようでございまする。で、くもがただいま、おかんの代理で、好きそうな本を図書館で見繕うのでございますよ。ちなみにおかんの好みはひたすら、ホラー系と推理小説系。くもには良く判らない、スプラッターな好みでございます(^_^;しかし、どんなのが好きかはもはや大体判りますので、どかどかっと適当にチョイスするのでございますがあ。 なんとなく、目先を変えようかと選んだ本が、おかんにヒットしたらしく──  おかんが今、お気に入りのシリーズ posted by (C)風々堂くも   意外や意外、時代劇捕物帖でヒット(笑)池波正太郎さん以外では時代劇はあまし好きではないそうなんですが、これはかなーり気に入ったようです。で、ご要望通り、上のシリーズ三冊を差しいれして参りました。渡した途端、娘を余所に読書へ没頭してしまったほどですから、すごい気に入りようです。ま、よかったけど。 それにしても… ６月５日のおかん、病院食 posted by (C)風々堂くも  …病院食って、……まずいよね…(^_^; 今のところ、特に吐き気や目眩なぞのつらい副作用症状はまだない、おかん。順調にお薬が効くのを祈るのみでございます。 おかん、ふぁいとぅ！   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈募集！！後3名様のうち、ついに2名様にお話進行中！あと一名様、、里親様かも～ん。

  2008.06.05

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  たまにはヲトメっぽく雨読したり

  小雨がぱらついたりする、曇り空です。こんにちは。 またりと過ごしておりまする。おかんの散髪に付き合ったあと、図書館へ行きました。なんとなく、ハードな本を読みたい気分ではないので、思いっきり阿呆な選出で本を選んだのでございますよ( ´－｀)ノ    5月24日、ヲトメっぽい本を図書館で(笑) posted by (C)風々堂くも  ──見よ、コバ○ト文庫だああ（えっへん） や。くもだってね、そうそういつもいつも、アヤシゲな伝奇しょーせつやら、時代しょーせつやら、恐竜やら人骨やらの本やら、読むわけではないのであーる！希には少女趣味へれっつごー、だ。ふっ、こーみえても、コバ○トは愛読書である（おおいばりっっ）さっき一巻読み終えてしまいましたが、結構楽しめる。全シリーズ読破しようっと。コバ○トなんぞ、一冊40分で読破できるし、気晴らしにもってこいでございますな。  なにしろね、だれも認めてくれないけれど、くもの成分には5パーセントくらいヲトメがまだ残存するのでございます。ま、後の95パーセントはヲトコスイッチでできているんだけれども(笑)   5月24日、おかんとトコロテン喰らった posted by (C)風々堂くも  さっき、なんとなくふたりでトコロテン喰らってみました。たまに喰らうと、やっぱり美味しヽ(´・｀)ノ    ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後3名様、里親様かも～ん。居残り３名様に安住の地が早く見つかりますように(-人-)

  2008.05.24

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  空白の一週間(読書編）

   はい、こんばんはｖえ～一週間、ネット外でそれなり～にまたりと過ごしていたくもでございましたが、その間なにをやらかしていたかというと、あちこちのお友達ブログさまへおてまみしまくっておりまして。はい、おかげで、あちこちでお知らせしてくれるばかりでなく、ネタにしていただいていたという、ジツに幸せ者のくもでごさいまする。つつしんで感謝しておりまする(・_・、)りつの気持ち 元気のタネ♪のりつさまｖ風々堂くもちゃんの受難のお知らせ記事を初め、くも絵まで載せてくださり、ありがとうです。それに絵はがきも一杯いただいたのでございますよ～～ｖりんのひとりごとのりんさまｖやはり、風々堂くもちゃんの受難のお知らせ記事を初め、ありがと～ですｖ知らせを受け取った楽天外おともだちからのカキコをわざわざ転写してお手紙してくれて、感激ですｖシンディの過去・現在・未来のシンディさまｖ風々堂くもさまからの手紙なんて、おてまみ記事を感謝でしｖナマシンディ声との出逢いもホント、嬉しゅうございました。 こうして、水面下でアナログなやりとりに支えられまして、くもが空白期間、まず何をやらかしたかというと、怒濤の読書三昧でございました(笑)  2月23日貸し出し読書本（2月25日返却） posted by (C)風々堂くも  ほぼ日曜日はガンガン読みふけっていたというのが丸わかりの返却期間の短さ(爆）うん、陳舜臣氏の『曹操』は前巻をもう7年前くらいに読破していたんですが、久々に完読し終わったという。あー、京極さんの『前巷説百物語』も久々の新刊で面白うございました。『どすこい』みて、やはりこの人、ヲタク気質だなあと(笑)やはり、好きですね、この方の本。  2月28日貸し出し読書本（3月2日返却予定） posted by (C)風々堂くも  で、こちら、第二弾。ぐぐっとくだけて伝奇小説なんか乱読したりｖや、新書は本当にあっという間というか、ほぼ2，3時間で読めるので気休めによろしゅうございます。注目すべきは岡本好古氏の本。ジツは初見でしてね。タイトルが際物っぽいですが、なかなか珠玉の短編集。偶に初見の方の本も読むべきでございますね。そして、長年読みたかった大佛次郎先生の『鞍馬天狗』をついに！ジツはずっと探していたんですが近年ようやく復刻したと知り、嬉しゅうございます。なにやらＴＶ番組になったらしゅうございますね、そのせいでしょう。それにしても、一世を風靡された方の本が長く廃刊であったのはジツに情けない。大佛次郎先生といえば、名高い鎌倉文士の筆頭でございまして。ツメ引っ込む系大好きで有名です。そして木々や花々を愛し、戦後、寂れきっていた名寺瑞泉寺をば、コツコツと維持するために尽力されたという素晴らしい方でございます。なので是非とも読みたかったのでございます。生憎読破したこの『角兵衛獅子』は少年物として発刊されたシリーズでして。早く次刊を読みたい！あー、明日読破できるかしら？まだ一冊、菌類の本だけ読みかけなんですが。これがまた素人向け入門書なんですが、けっこう時間が掛かる。なかなか面白いんですけどねっ。 そんなこんなで、ネット抜きでも夜更かししまくりで睡眠があやうい一週間でございましたとさ( ´－｀)ノ  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後6名様、里親様預かり先かも～ん。

  2008.03.01

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  宮城谷昌光氏の三国志・その１

  風々堂近郊、曇りのち晴れ。朝より昼下がりに掛けて薄曇り時々晴れ間。その後、蒼穹高らかに晴れ渡るも大気、凍てつく。 はい、深々と寒さを覚える明太子県からこんにちは。昨夜はダヤンさんの本に嵌っていると告白したくもですが、同時にはまっている本もありまして。ダヤンさんの本は情緒的にはまり、そして下記のご本は、別の面でわくわくしているのでございました。  宮城谷昌光氏の三国志３．４（2月14日図書館返却） posted by (C)風々堂くも  それがこれ、三国志。三国志といえば、知る人も多いストーリーでございますが、元本となるのが大抵、羅貫中さん編纂の『三国演義』でございますね。民間に流布していた苛烈であった三国時代にまつわる説話なぞをば編纂し、まとめたご本と云われておりまして。有名な名シーン、桃園の誓いや三顧の礼、赤壁の戦いやら色々ありまして、物語として非常に面白いため、今に残る名著でございましょう。が、もちろんにして、これは本来の史実をねじ曲げたものであり、事実とはほど遠いものなのでございます。それはそれ、長く愛されたお話というのはそれだけエンターティナーでなければいかん、という事でございます。 実のところくもは若いころ、さほど三国志には興味を持ってなかったんですね。でも、三国志関係の小説を気づいてみれば、5，6種読んでいた辺り、おまぬけでございまする。蜀漢が統一しちゃう逆転三国志まで読んでしまっていたりして(笑)けれども残念なことにどの本も、心躍らされる事ありませんでした。いえ、それなりに楽しく読書したのですけれども、なんというか心に響いてこなかったのでございますよ。確かに後漢崩壊後、我こそは覇者たらんと躍り出る群雄たちは勇ましく、また、一度大舞台に悠然と進み出ては、ほとんどの英雄達が空しく散っている姿は心躍るようであり、切ない展開なんでございますが。しかし、翻ってみればあの時代──。名も無き庶民達にとっては正に惨々たる時代でございまして。大乱の中、彼の地の人口推移は、下手をすると10分の一まで激減し、あるいはそれどころではなく、20分の一を超したかも知れないいう、恐ろしい時代でございました。おそらく、あの時代くもが存在していたらば、まずは命ながらえることもなく、風々堂一門なべて戦禍の中でのたれ死にであったでありましょう。だからでございましょうか。いまひとつ、物語に心寄せることができなかったように思いまする。 が、あの宮城谷昌光氏がついに『三国志』を綴り始めたと、図書館で見つけたときは、これはきっと面白いに違いないとうれしくなりまして。  くもが宮城谷氏の小説で最初に読破したのは『孟嘗君（もうしょうくん）』であったと記憶しておりまする。名高い孟嘗君の物語のはずなんですが、この長編、ジツはご本人自身はあんまーり活躍してないんですよね。実際の主人公は、彼を養育したと設定される、半ばオリジナルに近い（でもモデルらしき人物はあったもよう）風洪という、一人の快男児の生き様を中心にされておりました。ここら辺から、をを、と思ってしまったわけでございまして。最後、この風洪──後に士分を捨て商人となり、白圭となのる養父の末期をば、大身となった孟嘗君が見舞うシーンで終わりになりまする。波瀾万丈の生涯を送った白圭さんが、最後に曰く、『人生はたやすい』そう告げるシーンがこの物語の風韻となるわけでございます。読破したとき、（や、人生ってたやすくないと思うんだけど…）なんぞと愚考しつつも、宮城谷氏特有の読後の爽快感に満足いたしました(笑) しかし、後々、何作か拝読した後、この白圭さんの言葉に込めた宮城谷氏の心意気のようなものが、非才なるくもにもなんとなく理解できたように思うのでございますよ。曲がらずたゆまず、正しい道を苦難を物ともせずにただひたすら真摯に生き抜いた人だけが、『人生はたやすい』、そうしみじみ独語できるのではなかろうかと。 思うに、宮城谷氏の小説の清々しさは、ただエンターテイメントを書きつづっているのではなく、人は困難の中、どう美事に生ききるべきかを背後に隠しておられるから立ち現れてくる風韻であろうかと。しかも彼は、従来の歴史観ではなく、出来るだけ正確な史実と思われるモノのみを公平に探り当てようとして、世人が表してきた古代の人々の真の姿を追究しようとされている姿勢がまた、素晴らしいと感じるのでございます。それが如実であったのは従来ならば権謀術中の人と見られ、言わば悪人と断じられてきた呂不韋（りょふい）をば主人公に据えた『奇貨置くべし』でございました。読み始めてびっくりしましたですよ。くもも、呂不韋さんは悪人だと思いこんでおりましたから(笑)それがあーた、最初呂不韋さんご幼少から始まるのですが、宮城谷氏の癖(笑)で、ものすごい美少年として登場するわけで、まあそれだけでも吹きだしてしまうのでございますが。読み進むに従って、目ウロコな想いを覚えました。玉石いりまじった遠い歴史の中から人物の真実を見極めようとする宮城谷氏の真骨頂かと思いましたですよ。 そんな宮城谷昌光氏が三国志を書く。良く知れている三国志の世界では勧善懲悪的に善玉と悪玉がハッキリと分けられているのはご承知かと。しかし、真実からいえば、世の中にはっきりと判る善人も悪人も判る者ではないわけでして。ですからいわゆる三国志時代最大の悪漢のよーに描かれてきた曹操が実際はそんな人物ではなく、偉人であったことは近年、周知の事であるのでござまして。また、仁徳の極みと祭り上げられている劉備がはたしてそれだけであったのかも、どうも胡散臭い。そして三国志の登場する群像は本当に星の数ほどひしめきあっておりまする。そんな人物群像を宮城谷昌光氏がどう描くのかを、非常な関心を持って、今読破中なのでございました。  ──って、ここで既に長文すぎるの一旦切って、またいずれ(笑) あ、宮城谷昌光氏の小説一覧のサイトがございましたので、ついでに張り付けておきまする、はい。クリックで別窓ジャンプしやす→宮城谷昌光さんの作品一覧 ──てなわけで、いつかしら続く   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！

  2008.02.16

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  ペットロス経験者は読むべきかもしれない、ダヤンの本

  風々堂近郊、曇り時々晴れ。微風なるも、肌寒し。祭日、梅まつりの朝は春を思わせてくれたものですが、今週は寒い日が続く風々堂です。こんばんはぁ。 さて、最近すっかり読書熱再熱中ですが、意外なほどはまってしまったのが、コレ──  2月14日図書館返却、ダヤンの本 posted by (C)風々堂くも  例のダヤンシリーズの長編物語版でございましてね。ま、お子ちゃまにも読みこなせるよう平易な本でございますので、わりと速読してしまうくもなぞ、一時間もすれば一冊完読できるお手軽本でございます。丁度同時並行で宮城谷昌光氏の『三国志』も読んでいたりするので、バランス的にもこのほのぼの感が心地よい点もございますが。返却前に、2度ほど読み返したり、かなーりお気に入りになってしまいました。 ジツは若い頃、絵本作家である長谷川集平さんに一時期ご教授たまわったコトがあったくもでございまして。だから若い頃は絵本も随分と読んだりした一方、お子ちゃまの頃、乱読したウチに児童書も数々ありましたが。こういった本はほんとうに久々でございます。それにほら。20年一緒に居た黒女王さまを未だに追慕しつづけているくもでございますからして。 だからハマッてしまうのは無理もなかったのかもしれません。 ダヤンさんについてはピンクネコ（注・体長わずか3センチのピンク色の珍しいネコネコ族とゆー種族で、昼間は人型毛皮をかぶってヒト科ナマモノにまじっている──本人談）なる友人に以前ダヤンのキーホルダーをプレゼントされたとき、レクチャーされていたんですがあ。今回はじめて、ダヤンさんの世界を把握いたしました。 ダヤンさんはごくごくフツーのツメ引っ込む系でして。長い野良生活からヒト科ナマモノ宅在住になられたトムさんが生んだ三兄弟の長男だったそうな。処がある冬の日、機嫌が悪かったダヤンさんはお家を飛び出して雪の中歩いていたら、遠い昔、アルスという言わば地球から分離してしまった不思議なわちふぃーるどなる世界に迷い込んでしまったわけで。それから、ダヤンさんは動物たちが仲良く暮らすその世界で、年を取らない不思議な同族ジタンさんと共に様々な冒険をしてしまうという──。 まあそういった物語なのでございますね。読んでみて、お子さまより、ヲトナが読んだ方が楽しいかもしれない、とふと愚考しましたです。特にツメ引っ込む系好きで、一度はペットロスを経験した方にはオススメなのではないかと。ダヤンさんやジタンさんを、昔愛して一緒に居てくれた、懐かしい黒女王さまに重ね合わせてたりすると、思いがけないところでホロリと泣いてしまったりするくもだったりします。 ホロリとしたあと、（…くっ、やられてしまったあああっっ）ハタと気づき、悔しくなりますがあ(笑)  寒い夜長に、脇に暖かいココアをおいて、おだやかな気持ちでもふもふしたダヤンたちの絵を眺めつつ、またりと読めば、もしかしたら、夢の中で、なつかしい毛皮付きの旧友と再会できそうな本でございます、はい。  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後6名様、里親様預かり先かも～ん。

  2008.02.15

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  なかなか好みな図書館本

  こんばんは。久々に晴れ間が広がった今日ですが、一方では立春処ではなく深々と寒い夜でございます。さて、土曜日にまた図書館へ出掛けましたが、今回借りた本はどれもなかなかくも好みなラインアップになりまして、ちょい嬉しゅうございますｖ   ２月２日の読書本一式（図書館にて） posted by (C)風々堂くも  右側から──『ダヤン、わちふぉーるどへ』『怪しい科学の見抜きかた』『桃太郎の母』『三国志』１，２巻（特に著者が宮城谷昌光なのが興味津々）ジツにくもらしいというか、統一感のない選び方なのも相変わらずでございますが、それぞれ興味深く、読破するのが楽しみでございまする。 まずは『ダヤン』の本を軽くその日のウチに読破。ダヤン関係では第一作目の本らしい、『ダヤン、わちぢーるどへ』でございますね。著者はもちろん、描き手である池田あきこさん。なにしろ、半ば児童書扱いの本にふさわしく、３０分くらいであっさり読んでしまいましたですね。ジツはくものお友達に『ダヤン』のファンがおりまして、ずっと前にダヤンブランドのキーホルダーをプレゼントされて以来、色々聞いておりました。それで読んでみたのでございますが、うん、それなりにイイ感じでございました。あの独特な世界観をようやく理解できただけでもなんとなく嬉しい。ちょっとした息抜きとして非常に役に立ちましたです、ハイ。 あー、くもとしては、やはり、主人公のダヤンくんもめんこく感じましたがやはり、ジタンくんがなかなかｖま、黒女王さまと同じく、黒色主体の毛皮色らしいので以前からなんとなく【あひ】を感じていたんでございますが(笑)そうですね。黒女王さまの他界以来、別れのつらさにオカンが難色を示したままなので、いまだ新しい同居ツメ引っ込む系と暮らせない状況なのでございますが。もしもヲトコの子なツメ引っ込む系の方と同居できたならば、命名の候補に入れてもいいかなあ、とか、つい思ってしまいました。うん、ちょっと疲れを覚える休日、コーヒーを脇において、読むには一番良いタイプの本かもしれません、はい。  そして現在『三国志』を休み休み読書中。『三国志』を冠した小説本はかれこれ、７，８種ほど読んできましたが、それはおいても宮城谷昌光氏著とあっては、一層興味深い処がございます。数巻続きものですので、中間報告も含め、２回ほど飛び飛びに読書感想文をアップしようと思っておりまする。 しばらく、なかなか楽しめる読書になりそうな予感で、本当に嬉しいです( ´－｀)ノ   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後８名様、里親様預かり先かも～ん。２月３日付、報告にて二名様、里親さま決定だそうですｖ残りの方々も是非どうぞよろしくっ(-人-)余談ではありますが、先日8日に里親さん決定のミーシャさんをいままで預かっておられたお宅に、もう一名様残っておられまして。その子が大層けなげでシャイなご性格でございます。ひそかに一押しで応援しているこちら、ルルママさんのブログを、興味がある方はどうぞ、のぞいてくださいまし。

  2008.02.04

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  UFO誘拐事件の真相（MITからの報告）

  はい、こんばんは。久々に読書感想なんぞやらかしたくなったくもでございまする。こないだの休日、突発風邪で土いじりも図工も諦めて、ごろごろ転がって読破した図書館の本。これが意外な感じでなかなか面白かったのでございますね。 それがこれ──  1月24日現在のアヤシイ読書 posted by (C)風々堂くも  や。蕎麦の本はともかく(笑)問題は下になっている本。如何にもアヤシゲなタイトルの本でございます。『UFO誘拐事件の真相～MITからの報告』著者C・D・B・ブライアン。日暮雅通・訳。1999年初版発行、中央公論社。これでございます。 まずもって伝説の今は無き、大陸出版とか、あるいはたま出版ではなく、真面目系な中央公論社である処に注目(笑)上下刊に別れ、共に400頁弱の大著でございました。MITとはあれです、マサチューセッツ工科大学のコトなんですね。この権威ある大学内にて、1992年に『誘拐研究会議』とゆー、極めて真面目な会議が5日間行われまして。前半をその五日間の会議を傍聴した著者のレポートに、後半を会議後、その主要研究者と誘拐体験者たちとのインタビュー、そして催眠法による誘拐記憶の掘り起こし実験自体のレポートに当てられておりまする。 UFOによる誘拐事件とゆーのはこの秋津島でもかなーり有名になっておりますが、それらが取り上げられる番組というモノは知っての通り、かなーりアヤシゲな作りになっておりまする。故にくもも、アヤシゲ～なモノを楽しむつもりで偶に観たりするのですが。実際、誘拐経験者たちについてはとんと、理解しておりませんでした。漠然とちょっと行っちゃっている方々にしか思えなかったんですな。それを真面目に研究する方々についても深く考えませんでしたが。 が、しかし。事実は小説よりもアヤシゲ番組なんかよりもかなり、深刻だと初めて考え込んでしまった読書となりました(・_・)ｂ実際の誘拐経験者たちはかくもショックを受け、それぞれの人生において恐ろしいほどの重荷を受けてしまうようでございます。さもありなん。もしも、ある日、ふと気がつくと、（どうも、記憶が欠落している時間帯がある？）（何故か、気がつくと大量の鼻血を流しつつ、目が覚める？）（ある日を境に、覚えのない奇妙な傷が身体に出来ていた？）（まるで覚えがない不調を感じて病院へ行くと、思いあたる行為もないのに妊娠していると告げられるっ？）──等々が実際起きてしまったら、だれしもパニックになるのは間違いがないコトでございます。これらを事実として経験し、もしかして自分は気がおかしくなっているんではないかと恐怖を覚える。親しい者にも笑われるばかりなので、孤独に思い悩んだあげく、セラピストに相談し、催眠術治療を受けて初めて、更に信じがたい記憶が蘇ってしまう。ありえないと否定したいのに、記憶がフラッシュバックする。更にその経験が一度のみならず、二度三度と起きたと判る。これは正に恐怖以外の何者でもないかと。そんな方々があちこちで出てきて、セラピストも相談を受けた医師も困惑した結果、ツテを辿って調べていくと、自分の患者のみならず、同じような患者がいると判明するわけですな。 そうして、そういったケースをば調べると、更に奇妙なコトに、どのケースも共通するパターンが次々と判明していく。となれば、アヤシゲな学者ではなく、真面目な研究者たちもゆゆしい事態として取り上げざるをえなくなる。 そんなこんなで開催された会議がこの、MITでの『誘拐研究会議』だったわけでして。著者であるブライアンさんも傍聴招待されて、半信半疑ながらも段々レポートをしてゆく結果になったようでございます。  読んでいてくもも、かなーり怖かったですね。下手なホラーより怖い気がしますです。けれども、若干の疑問もいくつか生じてきまして。まずは、報告例が特に米国に集中し、後はイギリスが多く、アジア・アフリカ地域からの例がほとんどないこと(実際、秋津島での、アヤシイ人じゃないケースって聞いたコトあります？）そして、このレポートの最後にまとめられている色々な仮説の中、精神分析における掘り下げがいまひとつ弱い気がしましたですよ。会議からもはや10年以上経っている現在、もっと掘り下げた説明があれているんじゃないかと、期待もありますが。 くも的にはUFO云々については、今だ半信半疑でございます。というか、一種の心理障害というか、幻覚作用である感がまだ拭いきれないのでございますがあ。問題はそこではなくて、この秋津島における真面目な現象考察をする方々がどうも皆無に近いのがとても気に掛かりましたです。たしかに報告例は異常すぎるケースであるにしろ、実際に経験して苦悩している例が多数あるのに、それがなおざりになり、単なる見せ物としか感じられないコトが、どこか不快に思うくもでございます。奇しくも去年末からちと関心を寄せている報道における伝達とかにも考えが向かったり──そんなこんなを考える、なかなか良い読書でございましたです、はい。   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後１０名様、里親様預かり先かも～ん。残りの方々も是非どうぞよろしくっ(-人-)二名様、トライアルにはいったそうなｖ美事落ち着き先が決まるよう祈ってくださいまし。余談ではありますが、先日8日に里親さん決定のミーシャさんをいままで預かっておられたお宅に、もう一名様残っておられまして。その子が大層けなげでシャイなご性格でございます。ひそかに一押しで応援しているこちら、ルルママさんのブログを、興味がある方はどうぞ、のぞいてくださいまし。

  2008.01.31

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  冷え込む日はアヤシイ読書

  風々堂近郊、本日、曇りのち晴れ。久々の晴れ間。しかして、風強くしてひたすら寒し。 うわあ、さぶっっっっ(>_<)ヽ な明太子県からこんにちは。久々にお日さまとこんにちははしたものの、厳しい寒さにひるむ、くもでございます。今夜は早めにお布団へ潜り込こうと決めました。そして──   1月24日現在のアヤシイ読書 posted by (C)風々堂くも   はい、今読み始めたばかりの、このアヤしすぎるタイトル本を読み進めようかなあと。めちゃくちゃアヤシイタイトルの逆に惹かれて借りてしまいましたとさ(笑)この手の本は久しく読んでおりませんでしたがあ、ちらっと読んでみたら昔読んだモノとまるで違い、極めて真面目なレポートでございました。良い意味で期待を裏切ってくれた感じで、なかなか面白うございますよ、これが(・_・)ｂ この手の筆者はよくあるんですが、やたら狭すぎる主観でもって、いきなり、無駄に独りでエキサイトした記述をやらかすとゆーパターンがあるんですがあ(笑)この筆者は極めて冷静かつ、安定した常識人であるのにホッとしておりまするよ。うん、面白いｖ今宵はまたりとコレを読もうと思っておりまするｖちょい楽しみです。  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！後１０名様、里親様預かり先かも～ん。残りの方々も是非どうぞよろしくっ(-人-)二名様、トライアルにはいったそうなｖ美事落ち着き先が決まるよう祈ってくださいまし。余談ではありますが、先日8日に里親さん決定のミーシャさんをいままで預かっておられたお宅に、もう一名様残っておられまして。その子が大層けなげでシャイなご性格でございます。ひそかに一押しで応援しているこちら、ルルママさんのブログを、興味がある方はどうぞ、のぞいてくださいまし。

  2008.01.24

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  広重さんも原平さんもすごいｖ

  自家栽培の切り花・アフリカンマリーゴールドとフルーツほおずきばーじょん（11月20日) posted by (C)風々堂くも  風々堂近郊、本日曇り。微風なれど、空暗く、唇寒し。 いよいよ冬模様な風々堂です。24時間ぶりにこんばんは！え～、昨夜はちらっと図工したあと、ゴロリ寝しながら、下のモノを見入っているウチに、うっかり爆睡してしまいまして。おかげでコメレスもせず、予定していた友人とのメッセチャットもすっぽかし放題だった、ダメダメなくもで申し訳ないっ(^_^;  なかなか面白いｖ（11月19日の読書本） posted by (C)風々堂くも  でもまあ、なかなか見入ってしまう本でございます。原平さんは文才も確かな方だし、なんせ広重さんの絵はやはり素晴らしい。続刊でくもが好きなアンリ・ルソーさんバージョンもあるそうなので、図書館に置いてなかったら是非リクエストしようかと思っておりますｖが、しばらくは他の本も読破しなくては────  これから読破する予定本(笑) posted by (C)風々堂くも  ええ、相変わらず報道関係お勉強中でございます。学校が大ッ嫌いでぢぇんぢぇ～んお勉強しなかったバカモノ──じゃない、若者時代を深く反省する、秋に夜長でございますな( ´－｀)ノ コメレス、夕食図工後に致しまするです、はい。   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。現場からようやく全頭預かり先へ避難完了でございますが、発生確認からすでに3ヶ月経過。いつまでも善意の預かり先にはおいておけません。引き続き、共に生き、終生を共に幸せにしてくださる、素晴らしい里親さまを熱烈に募集しております！！

  2007.11.20

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  引き続き、読書しまくりです

  ただいま熱読中(10月28日現在） posted by (C)風々堂くも こんにちは。一昨日からず～～っと読みふけり、今朝からもず～～とこれを呼んでいるくもです。有名なペンタゴンペーパーズをスクープする記者達の苦闘ぶりを描いた本でございますね。おっと、クリックジャンプ→ペンタゴン・ペーパーズ - Wikipediaペンタゴンペーパーズについてはおぼろげながら概要は知っていたんですがあ、その前後のいきさつについてはあまり知らなかったくもでございます。ですから目ウロコ状態で熱読中。あと3分の1くらいで完読かと。今夜も夜更かしかもしれないなあ。困った困ったｖ  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。練馬区近辺の方で、猫さんの一時預かりをしてくださる方を緊急で探しています！いよいよ、最初の正念場かと。10月末日付けで現場からすべての子をレスキューしょうという時期でございます。現場にはあと4名様、この土日で三組の預かり先さんがご訪問とのこと。スタッフの皆様、及びねりま猫たちの未来をお祈りしますと同時に、里親さまも引き続き募集中ですっ！

  2007.10.28

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  ただいま、読書中につき(^_^;

  風々堂近郊、本日雨。夜半雷雨有り。朝には降り止むも、その後断続的に小雨が降る。気温は高し。 湿った明太子県より、こんばんは。本夕、いつも通りに阿呆ネタを記事にしようとしたんですがあ、夕ご飯をかっ喰らった後、『メディアの戦争』なる翻訳本を開いたら、思いの外面白くて、とうとうこんな時間に(^_^;分厚い本なので読破はしばらく掛かりそうですが、そんなこんなで、頭痛に倒れているわけでもなく、風邪がぶり返したわけでもなく、一応元気ですｖと、元気報告をば。  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。練馬区近辺の方で、猫さんの一時預かりをしてくださる方を緊急で探しています！

  2007.10.26

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  いわゆるお勉強をしようと思いつき

  こんばんは！秋になって過ごしやすくなってきました。なので思い立ってちょい久々にお勉強をしようかと。 ここ数年、すっかり読書量へりまくりくもですが、一昔前は月30冊読破が当たり前の暮らしぶりでした。『活字に鼻をつっこむ蒸気機関車』と呼ばれてました。ヘビースモーカーでしたので(^_^;てなわけで、日曜日、獲物ゲット後にまた図書館へ──  ただいまの読書本(10月21日） posted by (C)風々堂くも    はい、借りてきた本。中にコバ○ト文庫らしきものが(^_^;や。軽めの読書も入れながらとｖというか、──コバルトはヲトメ心の宝っっ。でも読破時間、30分未満なのが、ひどすぎるとは思うけどっ(爆） それはともかく(・_・)ｂ今回思い立ったテーマは、最近非難囂々の報道関係について、改めてお勉強しなおそうかと。ほら、批判するにしろ、擁護するにしろ、まずは今現在、秋津島の報道体勢をきちっと見定めないとなあ、とか愚考した次第です、はい。それに最近お勉強しないので、元々クルミ大しかないくも脳が縮小し始めているように感じてます。なのでお勉強。とりあえず、眼についたモノから最低15冊くらいクリアしていけば、なにか少しは見えてくるんじゃないかなあ、と期待しております。生涯学習って言葉もあるようですが。そんなたいそうなモンでなく、気軽にまたりと読書の秋を深めようと思います。それもこれも、くもには結局、遊び感覚なんですけれど( ´－｀)ノてなわけでおやすみなさいまし────  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。練馬区近辺の方で、猫さんの一時預かりをしてくださる方を緊急で探しています！

  2007.10.25

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  植え付け作業を押し流し、引き続き読書熱中(^_^;

   ネコ額畑から刈り取ってきたケイトウさん（10月6日） posted by (C)風々堂くも  風々堂近郊、本日曇り。風有り。過ごしやすい一日。 こんばんは。正に植え付け日和だった本日ですが…。  先日完読済み図書館本 posted by (C)風々堂くも  すっかり活字にはまりこんで、植え付け中途半端です(笑）それでも最初の画像のようにケイトウさんは今、ちゃぶ台の飾りになり、ネコ額奥は白菜さんと大根さんが植え付け済み。しかし前方が手つかずのまんま、またも一日読書です(^_^; あー、まあ上の二冊。元々北の映画はほぼ見ているくも的には非常に面白いインタビュー集でして、インタビュアーが渋谷陽一さんというのも、味噌ｖもう一冊の、恐竜の本ですが。ま、内容は置いて(笑）挿絵が楽しかったのでこれはこれで、それなりかと。特に── 四肢がすごく人間的な恐竜図(^_^;…（ヒサクニヒコ著、新・恐竜論挿絵） posted by (C)風々堂くも  この挿絵が特に、くものツボでしたねえ。多分古い時代のエッチングかと思いますが、なんというか、ナマモノの骨格なんぞ、知らないけど、とにかく真面目だぞ！てな雰囲気が伝わってくるのが素晴らしい。やっぱ、絵ってテクじゃなく、熱意ですねっ( ´－｀)ノコトに右後ろ足のあり得ない角度なぞ、キュービズムっぽくて、眺めて楽しい挿絵つきｖ でも、この本達はもう昨日返却済みｖ そして現在爆読中、ご本(笑） posted by (C)風々堂くも  今はこれを爆読中でございます。ものすごーく、くもの趣味が丸見えなこの選書(笑）昨夜一気読みしたのは、一番期待してなかったけれど、軽い数合わせの本として借りてきて、意外にも面白かった、『猫たちの９つの感情』ですな。作者さんはジェフリー・Ｍ・マッソンさん。こちら、著作一覧クリックジャンプ→河出書房新社｜著作一覧 ジェフリー・Ｍ・マッソン他の著作も面白いかもしれないので、また図書館にあったら息抜きにしようかと。どーぶつの本は久々に読みましたが、読みやすい本でしたね。 しかしなんで、エッセイ書いても京極夏彦さんって、結局本が分厚いんでしょーねえ。多弁すぎっ。や。だからこそ、京極さんかあ（笑）…でも明日こそ、畑の植え付け前の方、しないと（こそ）   ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。練馬区近辺の方で、猫さんの一時預かりをしてくださる方を緊急で探しています！

  2007.10.07

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  久々にまたり読書三昧♪

   はい、こんにちは。朝からず～と脇目もふらず読書三昧でした。というか、昨夜2時間ほど読みまして。今日三冊読破。  9月24日、読書しまくり！(図書館から） posted by (C)風々堂くも  特に手前二冊の、『封印作品の謎』がなかなか面白かったので先ほど一気に完読でございますね。元来、活字中毒気味だったくもですが、明太子県へ移動して以来、急速に読書量が減りました。一番の理由は、地方では読みたいタイプの本があまり読めない、──の一点に尽きまする。人気小説やマンガは容易に手に入りますが、読書量の6割をしめていたあまり売れないマイナーな専門書の類をほぼ見かけられないのも、ある意味地方格差で、辟易しております。 あ、ちなみに『封印作品の謎』は推理小説ではなく、タイトル通り、ある一定の需要があった特撮やマンガがある日を境に一切公に出回らなくなったその経緯をルポした本でございました。大半がくもも知っているモノでしたので、ちょっとビックリした事実。まあ、ウチ、子どもの頃思い入れがあったものは『ウルトラセブン』と『怪奇大作戦』の欠番放送分、それと『ジャングル黒べえ』だけかなあ。うん、『怪奇大作戦』は好きでしたねえ。そしてこの本で復刻版ＤＶＤで欠番されているという『狂鬼人間』の回にはかすかに見た記憶が残ってまする。ただーし、あまりにお子ちゃまだったので、ストーリーはおぼろげですが云われてみれば、確かにおぼろげながら見た、という感じが。お子ちゃま向けなのにやけにシリアスっぽい刑事ドラマ仕立てでしたから、ほぼ記憶の彼方へ埋没しておりましたが。やはりそこはそれ、お子ちゃまというモノは派手な怪獣が強くインプットされるのですな。 読んでいて、なんとなくこういう色んな事情で封印され復刻されない作品があるというのは、『懲罰社会』と呼ばれる近年ならではの世相なのかなあ…となかなか感慨深く感じました。よい読書でしたね。やはり時々活字を読まないと、くも脳がとけはじめているのも実感中(笑） が、昨日借りてきたばかりなのにほぼ読破しちゃったよ。明後日辺り、また何か借りようっと。さあ、土いじり土いじりっ♪最近手抜き過ぎるから涼しさを感じた今、土とも戯れないとねえ(^_^;  ねりま猫40頭のSOS！↑クリックで子細サイトへジャンプします。練馬区近辺の方で、猫さんの一時預かりをしてくださる方を緊急で探しています！

  2007.09.24

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  図書館…収穫、ちょっぴりだけ(^_^;

  風々堂近郊、結局一日曇り。午前中10日ぶりに開く街の図書館に行ってきました。 ジツは美術書を欲して居ったのでございまする。くもが現在抱えているリクエスト図工の参考にするために、探したかった動物版アトラス(笑）アトラス、というのはですね、美術解剖学の集大成みたいな図解本でございまする。とっても高価でし。そしてどっしりとでかい。高価すぎて、アトラス自体を持つ方は、プロの絵描きさんか、お金持ちの画学生くらいなもの。第一、えーごだから、読めない(爆）でも、アトラス自体は手に入れられなくても、比較的リーズナブルでコンパクトな美術解剖学の図版本は数種ありまして。で。動物版も数はもっとかぎられているものの、あったりします。今回のリクエスト図工。くもテクではちょい難問なので、参考書を見たいと思い立ったのでございますね。が、しかーし。さすがはちっちゃくてせこい、我が街の図書館。………なかった…(x_x)目を皿のようにしてじいっと探したのに、どこの図書館でもこれだけはあると思っていた和訳本『やさしい動物の描き方』ですらないとはっ(怒） 仕方ないのでせめてツメ引っ込まない系の写真集でもないかとさがしたけれど、それも────なひ(x_x)その代わり、こーゆー本を見つけて帰ったくもでし。↓↓↓図書館で借りた本…(^_^;(7月21日） posted by (C)風々堂くも   下の骨格科学図解本はともかく、上の『猫村さん』はまるで関係ないんですが(爆）でも噂には聞いていたので、思わず借りてしまいました(^_^; 両親が離婚して外国へと連れて行かれた、拾い主の坊ちゃんにいつか再会するため、お金を貯め、えーごを勉強しようと思っている家政婦の猫村さんの一生懸命な毎日と、猫村さんが来て以来、少しずつ和解していく、崩壊寸前一家のお話だそうな。有名なマンガ本なので知っている方も多いかと。 午後、にが棚のネット増殖をトンテンやらかし。夕食図工、喰らい、その後────30分で完読(笑）その後23時まて爆睡したくも（爆）猫村さんは確かに面白かった。今はオカンが部屋へ持って行ってます。あらすじを教えると、即座に読みたがる、ツメ引っ込む系好きな風々堂でした(笑） ──( ・o・)ハッ！　忘れていたっ。ギロンスイッチですが、ま、2時頃にでも更新します。楽天メンテ入ってなきゃ良いな(^_^;

  2007.07.21

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  終日のたりのたりでした(笑）

  風々堂近郊、朝のウチ曇るも結局晴れ。 が、しかし。朝更新時の予定をほぼ破棄してしまったのでございまするよ。ワイルドストロベリーの植え付けもせず、その他の園芸作業もせず。ひたすらいままで、ゴロゴロまたりとのびたりちぢんだり(笑）ツメ引っ込む系ナマモノか、はたまた、かねてから生まれ変わったらぜひなりたいと願ってやまないナマケモノ化か。そしてｖ     ときどき、転がりつつ、こちらをゆっくりと読んでました。なかなかステキな対談集でして。元々対談集は好きなんですけれどもね、それ以前に梅原猛せんせも大好きでｖこれをじっくりと味わって返したら、『隠された十字架』やら『水底の歌』やら、借りて読破しようかと。梅原猛さんのご本はかねがね何冊か楽しませていただいてましたが、そういえば代表作を読破してなかったくもでした(^_^;あー、例のスーパー歌舞伎『ヤマトタケル』も観劇しとけば良かったなあ。当時は歌舞伎に傾きもしなかったもの、残念至極。

  2007.02.25

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• 土が生んだか、時代が生んだのか(児童文学編２・長文注意！）

  ここ数日、またっとお気楽気分の記事続きの風々堂でございます。すると偶にはくもなりに、クルミサイズ脳を少しは使うべく、再び記憶を辿る旅をしてみたくなりました。 本日のお題は『地べたっこさま』さねとうあきら作。そして『しばてん』田島征三作。なにしろ本日は風々堂収穫日でございましたから地べたから生まれそうな児童書と絵本のお話と（笑） くも自身が幼少時に読んでクルミ脳に衝撃をくれたのは、まず『地べたっこ』でございました。先回お話した『ベロだしチョンマ』よりもはるかに重いお話でして。あのお話の場合、それはそれは哀しくて、ポロポロ泣いたのでございまするが、こちらは完全にどど～んと重く落ち込んでしまいました(^_^;で、当時は確か、読破したのを後悔したような(笑）何故って、お気楽そのものに過ごした黄金期に突然青銅器が、いえ、むしろ鉄のクワ、それも１００万トンくらい巨大で、ドロドロとしたなにか判らぬ重くほの暗いモノを混ぜ込んだ泥地獄と一緒に頭へドブっと被ってきたような感じを受けてしまったような。お子さま的には大変な衝撃でございました。だからこそ、記憶の底にじわっと染みついたように残っているのでございましょう。良い本とは、なにも読後感が楽しいで終わるモノではないっと教えて貰ったかと思えば、今となっては本当に貴重な読書だったのかと思われます。でも当時はホント、心底怖くて、どんより落ち込んでしまっただけですがっ(爆）では、ご紹介ページへクリックジャンプ→地べたっこさま くも自身の記憶にどぶっと染みこんでいるのは画像真ん中をクリックするとでてくるカッパさんの哀しいお話なんですね、何故か。一読すればお判りのように、とても読み込みやすい文体でさすがでございまするが。この後、この人の良いカッパさんの身に理不尽なほどの悲劇が起きてしまいまする。子供心に「なぜっっ!?」としばらくどんよ～りと壁と仲良しになってしまったという…(^_^;今にして思えば、あれがヒトの持つほの暗さに怯えた最初の体験だったんですねえ…。 次は絵本、『しばてん』。絵本作家として知られる田島征三氏が作られた最初のご本。くもが読破したのはジツは大人になってからなのでございますよ。丁度どういう訳か、とある絵本作家さまに師事していただくようになる数年前だったような。でも上記の『地べたっこさま』より一年前の１９７１年度作品です。しかも、一番最初の初稿と思われる「しばてん」を描いた当時、田島征三氏はまだ学生さん、１９６２年のコトだったそうな。では田島征三氏の『しばてん』原画ページへどうぞ→田島征三ホームページ　新津美術館展示作品「絵本原画」 …う～ん、久々に拝見しますが、やはりいい絵ですねえ、征三さんｖ小耳に挟む話ではこの原画、数倍もでかいそうです。使用画材は『泥絵の具』だとか。かの長新太さんが冗談で『俺の作品は排泄物みたいなものだか、田島のヤツのは、まんま臭いんだよっ。だから嫌いだよ』みたいな言葉を、親しみをこめておっしゃったとお聞きしておりまするね。やはり原画を見た方が、たしかに臭い絵の具だよ、と教えてくれましたが。その迫力がやはり伝わって参ります。おっと、『しばてん』のストーリーですが。しばてんとは元々、悪さをする妖怪でして。恐ろしく力持ちで角力が強い。ちょっとカッパさんタイプの暴れん坊妖怪でございます。困り果てた村人たちがなんとかその妖怪を村の外へと追い出した、丁度同じとき、村はずれに捨て子がありまして。その子がまた異常に角力が強い！それでみなが『しばてん』とあだ名を付けて嫌うようになったのですけれども。それ以上語るのはご勘弁を。手に取る機会があられたときのネタバレは、つまらないですからね。でも、この『しばてん』も、ヒトの持つ小狡さや哀しい性が生み出す哀しい絵本でございまする。それをかような堂々たる絵で表現なさって田島征三氏のすごさが、光ります。 処で。『地べたっこさま』『しばてん』共に、同時代の作品でございまする。この７０年代らしいとも云える時代が生み出した話であったのは事実でございましょうが。元々、ヒトは皆、環境で形作られるものでもございましょう。くももまた、この時代に形作られたんだろうかと思うと、……年齢がバレバレでやや、怖い面も(笑）でも一方で好奇心がわき起こるのでございますよ(・_・)ｂでは今のお子さま方はこのふたつの物語をどう受け取るんでしょうか？　くもとは違う新しいまなざしで見つめるんでしょうか？それとも、くも同様、どこか心の底に沈殿し、いずれはなにか熟成されて新たに思い直す、そんな作品となってくれるでしょうか？前者であっても後者であっても、大層意味深く愚考されますデス。今、目の前に、そんな生の声を聞けるお子さまがいないという、事実が、ちょっと残念にもなったりするくもです。 最後に、参考にさせていただいたふたつのサイトさまに感謝して、トップページリンクをあらためてペタッと貼り付けさせていただいてっと。日本の子どもの本100選田島征三　オフィシャルサイト …にしても。子どもの本１００選に、『ドラえもん』が入っているのはよいとして。『ポーの一族』はちょっと違う気がするのはくもだけなんだろうか(^_^;むしろ『トーマの心臓』の方が……あ、あれはキリスト教文化判らないと複雑すぎてやっぱり、大人のマンガか(ぶつぶつぶつ…）

  2007.02.24

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  にゃんにゃんにゃんｖ宇宙の騎士クランツさんｖ

  夕食後、またりとニュースを見てましたら、本日はにゃんにゃんにゃんの日らしいとようやく気づいたくも。なので、予定を変更して、爪引っ込む系記事をアップしたり(笑） そう、ニュースを見て、腹ごなしに先日図書館から借りてきたうすいご本を一気読み。何故なら、にゃんにゃんにゃんがモデリング化された絵つき寓話の本だったからでございまする。   古くは『かもめのジョナサン』という本が大ヒットした事を思い出しまするが、こちらも寓話本。比較的せっかち読みなくもは二冊一気に３０分くらいで完読で作者様に申し訳ない感じです(^_^; ──『バターはどこへ溶けた？』２００１年。──『ネコはなぜ生きる』２００２年。作者様は、ディーン・リップルウド氏。少々変わった経歴な方でして。バリバリ働いていた時は金融界でかなーり成功した方。しかしてその後、仏門に入り、法名は流心さん、だそうな。処で。一冊目の『バターはどこへ溶けた？』は『チーズはどこへ消えた？』という大ベストセラー本のパロディ作として訴訟になり、一頃話題になったそうな(^_^;ベストセラーモノにとんと興味もなく、出版物山なす都会とはまるで違う地方人くもはそんなの、ぢぇんぢぇん知らなかったですよ。しかも我が街の図書館、しれっと置いてるしッ(爆）でも、これが結構、ササッと読み流すにはよろしい本でございました。そうか、この本は『にわとりのジョナサン』系だったのか…(笑）あ、記事タイトルの『宇宙の騎士クランツ』とは、二冊目に登場する変人しまネコの名です。奥さんを過ちで失い、その時見た大きな流れ星が次にいつ流れるのかをじっと岩の上で見上げ続ける方。次の大きな流れ星が自分が死ぬ時だとじっと待っているんですね。 まあ、本日の日付も出版物の争いも、現実の爪引っ込む系の方々にしてみれば、まったく関係ないことでございまするが…ヽ(´・｀)ノ    ですよね？にゃんにゃんにゃんさま。せめてにゃんにゃんにゃんさま、すべてが元気な星を祈りつつ──

  2007.02.22

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• すごい、兄──ベロだしチョンマをご存じですか？（児童書編）

  先日、引き出しにキューピーちゃんを飼う兄の話を致しましたが(笑）それで皆様のコメントを読みつつふと──（そーいえば、昔、すごい兄な本を読んだなあ……）なんぞとふと、思い出しましたですよ。それが『ベロだしチョンマ』。で、昨夜チラッとググってみれば、でるはでるは、今も愛されるお子さまのご本なのでございますねっ。 ストーリーはこうです。昔々の話。長松さんという、妹思いのやさしいお兄さんがおりまして。いつも吹き出物で泣いている妹のウメちゃんをなぐさめるため、「泣くんじゃねえべな。ほら、おらさ、顔みてみろや」そう云っては、舌をべろんとつきだし、世にもみょうちくりんな顔をしてみせるのが日課だったそうな。ちいさなウメちゃんはそうすると手を叩いて「ちょんまちょんま」と大喜び。 処がある日のこと。長松さんのご一家はお役人に全員捕まってしまう。それというのも、ご一家のお父上が厳しい年貢の取り立てをなんとかゆるめて貰えまいかと、幕府へ嘆願したせいだそうな。おかげでちいさな妹のウメちゃんにいたるまで全員がはりつけにされるということに。 処で、この『はりつけ』というのは昔よくあった刑罰でありまするが。実際どうしたのかというと、それはそれは恐ろしいコトでございまして。左右から槍で突くのですけれどもね。それが、脇の下から逆方向の肩までクロスするようにして、一気に突き破る訳でして……。そして、長松くんは１２才。妹のウメちゃんが３才、という。ウメちゃんは３才というからには「はりつけ」がどんなものかまで完全に自覚していたとは言い難いですが。でも恐ろしい目にあうっというのだけはしっかり判る。自然、大泣きに泣きじゃくります。すると長松が大声で話しかける。 「ウメー！　泣くなっ！　怖くねえぞ！ほれ、にいちゃんのつらぁ、みろーー!!」 そうしていつもの、舌をべろっとだした可笑しな顔をして見せて。ウメちゃんは笑い出しながら、儚くなり。長松も、その顔のまんま、一家共々、処刑されていったのですね。その後、年貢はゆるめられ、村人達はちいさなお堂を建て、やさしいお兄さん、『ベロだしチョンマ』の人形を作って忍んだという──。 まあ、かような物語でございまするが。皆様は、このお話、知ってましたですか？昔々、子供の頃に読んだお話は忘れられない話も数々ございまするが。こういう話は、延々と忘れられないお話のひとつとなるんですねえ( ´－｀)ノ ところで、ググっていて初めて知ったのですが、以前『チョンマ人形』なるものが売っていたそうで。やはりベロがべろんと動かせるらしいと想像できまする。で、すでに発売中止になっているらしいですが。何故かピーナッツ県のマラソンのＱちゃんも通う佐倉義民伝で有名な『宗吾霊堂』の売店で、けっこう近年まで売っていたという。直訴つながりという関連でしょうか。なんとなく、胸を突く逸話でございまする。 ──ＰＳ。懐かしの児童書話。また近々しようかと、思ってます。どうしても思い出せないタイトルのお話がひとつあることですし、ハイ。

  2007.02.21

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  図書館で借りてきたモノ(ニヤリ）

  ちょっと野暮用で怒濤の更新祭りに少し水差されてましたが、思ったより早く復活。早速更新作業に戻ってきたくもでしｖ 本日、図書館に出掛けてきたくも。かつて、一時期──『本に鼻先を突っ込む蒸気機関車』と、異名を取ったコトがあるくもですが、最近はめっきり活字から離れてしまい、今やオカンの方が断然読書量が多いのでございまするが。本といえば、昔から友人宅へ上がり込むや、一番興味津々なのは、そのお宅の本棚です。なにしろ個人の本棚には、その方の趣味嗜好がバッチリですので、いつでもそれが一番の楽しみなのでございますよ(^^)vてなわけで、本日くもが借りてきた本は、皆様にどう映るでしょうか？逆説的にとても楽しみです♪では、こちらをどうぞ(^～^)v  どうです～、我ながらとても素敵な本を選んできましたですよ(爆）え？　なんだかやたらとパステルカラーなモノが見えると？とーぜんです！コバ○ト文庫ですからっっ（いばりっｖ）コバ○ト文庫といやあ、旦那ｖたとえどんなに年を食おうとも、ヲトメ心の純真を忘れぬための必須アイテムなのだからねッ!!(＠_＠)／尤もコバ○ト文庫はほぼ３０分で読み終えてしまえるシロモノなので、一回に５冊までの、我が街の図書館で借りるには効率が悪いのですが、昼間見たパンジーさんの様子を明日もう一度チェックしたいし、ついでにご近所の天満宮分祉さんの梅の様子もみてみたいから、今回は丁度いいですよ、ハイ。 でも、今回借りた本たちの目玉はもちろん、今夜寝がけに一気読み予定のコバ○ト文庫ではなく、一番大きな黒っぽいハードカバー本なんでありますよっ。ハイ、ご覧の通り、『ゴトランドの絵画石碑』と題名がありまする。この題名みて、ピンとこられた方、おりますよね？──ゴトランド、それはどうもゴットランドらしい。ゴットランドとは、スウェーデンの島。ここまで云えば、風々堂常連な有難い皆様はピンとくるはずでございます。──そうなんです。以前ご紹介したものの、ついにオリジナル画像をばネット上で発見できなかったもやいオブジェ、───『ピクチャーストーン』のオリジナルがココにあるんですよ、絶対！実際、図書館でこの本の背表紙へ目がとまったとき、ピンときましたですよ。その場でパラパラめくってみて、すぐ確信しました。あきらかにあのピクチャーストーンに酷似した絵柄がずらずらとでておったのでございます。その瞬間、（────勝った…ニヤリｖ）と、静かな図書館の中、妖しくほくそ笑んで、一気に挙動不審化したくも(笑）更に閃いて、急いで後付確認。────１９８６年初版発行………ニヤリｖ８６年といえば、もやい道完成の２年前。完成が２年後となれば、資料として取り寄せた可能性も大なんじゃないかと愚考するくもでございますよ。だって、わが街の図書館といえば、と～～っても、小規模。一部の郷土史ならばいざ知らず、かような分野の本を常備する必要性があまりないと思われますが、如何でしょうかあ( ´－｀)ノ気分はもう、デスノートを拾った夜神月状態なくも。けど、高笑いは、ナシ。図書館は静かに、が基本ですっ（笑）但し、恵方巻き喰らった後もう一度ペラペラめくると類似石碑がかなりあります。それとしっかりの読破してみたいもの。未知のオブジェですから、きっちりと把握したいから。 てなわけで、まもなく終了な筈だった、『もやいへの道』ですが、新たな展開で、まだ続きそうでございますですねヽ(´・｀)ノ  あ、そうそう。ついでに。  くもがるんたった気分で振り向くと、オカンが文庫コーナーにいましたですよ。これはこれで、アヤシイヒトっぽい後ろ姿で、ステキっっ(笑）

  2007.02.03

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• 大好きな池波正太郎さん…

  夕べ、早速と早寝する直前。なにげなくＴＶをつけたら、池波正太郎さんが愛したお蕎麦屋さんが映っていて、つかの間、息をつめ、しばし固まって見入ってしまいました。 くもが尤も敬愛した小説家さんは、池波正太郎さんでございます。時代劇ものの小説が特に好きなわけでもなかったし、そもそも溺愛した小説もあまりない。一時的には、猛烈に読みふけったモノなら、いくつかございますけれども。けれども、数年を経て何度も読み返したいのは、池波正太郎さんの三大人気作、──『仕事人梅安』『鬼平犯科帖』『剣客商売』。池波正太郎さんの文章はたいそう読みやすい。いえ、読みやすくするために極限までその身をそぎ落とすようにして、文字を削り込む。まるで抜き身の命を削り落とすような推敲の末、あのやさしい文体を会得なされたのだろうと愚考する次第。そして場面場面にさりげなく配置される食べ物の記述。ふろふき大根や、一本うどん、しゃも鍋──。読みふける度に、それが夜中であろうと食後であろうと、たちまち口の中に唾液が一杯になってしまうという、恐ろしい記述ぶり(^_^;最初くもが読み出し、次いでオカンへ横流しし、最後には兄夫婦まで一気に巻き込み、風々堂内、大ブームになってしまったのは、後にも先にも池波正太郎さんの小説だけでした。池波さんによると、あちこちへ挿入されている美味しそうな食べ物の話は、すべて季節感を出すために記述するのだそうな。そんな池波さんのお宅には、押し入れ一杯、江戸期の資料が詰まっていて。江戸学の学者さんですら驚く量に蓄積されていた、とも聞き及ぶ。なのに、そんな山なす資料なぞひけらかす素振りもみせず、あのスタイリッシュなほどにとぎすまされた文体の行間にそうっと隠し込み、ただ善人も悪人もなく、なべての人の奥底にある、優しさももろさも、ほの暗さも異常さも、するりと透明に見据えておられた──。大好きな池波正太郎さん。 ──１９９０年、５月３日死去。訃報を知らせる朝刊に、手が震え、涙がでた。未だ７０代に達せぬまま。早すぎるとも思う反面、池波さんのあの文体ならば、とも思った。大好きなルイス・ブニュエル監督や、マストロヤンニさんが亡くなったと知ったときもこれほど衝撃を受けなかったのに。後にも先にも著名人の訃報で泣いたのは、このときだけでした。 久しぶりに、押し入れの奥の埃だらけの『剣客商売』を読み返そうか。数年ごとにそう思う。くもが大好きでたまらない、池波正太郎さん── 

  2007.01.28

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  本屋さんの、密やかな楽しみ（プロローグ編・笑）

    かつて風々堂がまだピーナッツ県にあった頃、本屋さんといえば、通り過ぎてはいけない場所でございました。活字に鼻面突っ込む蒸気機関車だったくもなぞ、ぶら下げている鞄に常時文庫本２冊は入っていないと落ち着かず、関東圏映画ヲタクなら必読情報誌のぴ○と一緒に持ち運んでいなければならぬので、かなーり鞄も重くなったもんでございます。神保街界隈に至っては、月に一度は徘徊せねば気が済まぬ、くもの遊び場でしたっ！書泉グラン○なんかね～。時々代わる可愛いしおりとブックカバーが大好きで～ｖしかも各階、違う専門書が揃ってて～ｖまさに────、活字好きの宝石箱やったんだね～～！！わ～いわぁ～～いヽ(*^。^*)ノ←阿呆や が、しかし！こちら明太子県に移動して以来、本屋さんとの蜜月は遠くなってしまいました。何故なら、まず専門書の類は到達しない！よほどの発行部数本じゃないかぎり、下手すれば新刊書が一月遅れる！一般書の回転だって怒髪天を突くほど、のろい!!おまけに許し難いことにも、ご近郊半径１０キロ四方に、古本屋すらない!!!!地方になんざ、文化はないぜッ、ばかやろーーーー（心の絶叫!!、でも自粛で一応抹消線つきｖ）地方になんざ、文化はないぜッ、ばかやろーーーー（心の絶叫!!、でも自粛で一応抹消線つきｖ）…等々、種々様々な、こめかみに青筋が立ちまくり、あげく、奈落の底へと転がり落ちるほどの落胆の末、くもの活字中毒者としての生涯は消え失せ果てたようなモンでございますヽ(´・｀)ノ  フッ...←大袈裟(笑）でもまあ、今は昔な本屋さんめぐりは夢又夢ではあるものの、希には本屋さんも出掛けます。入ると今も心がときめき、しばし本の匂いにうっとりと立ちすくむヘンタイ体質は残り香的に残ってはおりますし。専門書が読めない代わりに、図書館には行くんですがっｖ　でもね、蔵書がね、クソのように少なすぎる上、あまりにマイナーで他の人がほとんど借りないようなリクエストばっか繰り返せないってつらさがあるよね...ぶつぶつぶつ(苦笑）そんな自他共にご隠居気分なくもが本日昼間、とある密やかな目的と共に本屋さんへ出掛けました。と、いうのも、ブログを始めた後、一応お勉強のためにのぞいたとあるサイトさんで、くもの笑い心をふるわせるよーな記事をみてしまい、抱腹絶倒したあげく、くももぜひとも体験しようと、もくろんで出掛けたのでございます。結果、記事を書いた方の困惑振りを美事に追体験して、めったにないスリルとサスペンスを楽しんだ後、ヤケに疲れまくって帰宅したわけでございますよ、ハイ。生憎、まだそちら様にはご挨拶メールも致しておりませんので、この子細はこれからそちら様へご挨拶と元ネタを使った追体験レポート書き込みをするコトへのお断りをばしたため終わってから、改めて近日中に書き込みたいともくろんでおりますです。ちなみに、ある意味────シモネタですから、お楽しみに(爆）  でも、それだけで出掛けた訳でないのもくもでございます。楽しみは抱き合わせｖ　一粒で二倍楽しむ欲張り主義のくも。実際今も年越し蕎麦とお雑煮用の元出汁をば、ストーブでぐつぐつ煮てました(笑）別のモノも仕入れて参りました。    そう、先回の『黒女王さまにサンセを覗かせよう企画』ではなんとか足りた絵の具でしたが、今回はもうないので補充でございます。それからかねてから一遍使ってみたかった、フツー小学４年生くらいの女の子購買対象かと思われるラメ入りのり(^_^;あ、そこ！　そこで冷ややかに笑ったあなた！いいんですよ、もっとあからさまに冷笑してくださいッ!!だって本人も百均さんのレジで、おのれをあざ笑ってましたから(爆）あ、それから忘れてましたが     ちゃんとりんごジャムは出来てますですｖまだガラス瓶、煮沸直後のパチリで、うっすら曇っている辺りが愛らしい♪今はしっかりと冷蔵庫にナイナイされて、黒いケダモノつき一家へ貰われるのを待っているりんごジャム。姪っ子がジャム好きならいいんですが。なにしろね、黒いケダモノがこたつを占拠した日、あらかじめいただいたものがあったのですね。   ………あ、なんか。ブログ初めてのブログらしい画像がアップできただけで嬉しいのは何故だろふ…風々堂ってホント、マイナーなッ(^_^;それはともかくっ。赤福を喰らうのは十二年ぶりくらいなので、これまた、なんだかそれだけで嬉しいデス。やはりね、定番の名物類というのはその存在だけでヒトを幸せにしたり、懐かしさをこみあげさせたりするのが、名物としての偉大さでございますよ、ハイｖ赤福のお礼が片手間りんごジャムじゃ、バランス取れないですけどね。あーできれば姪っ子や、ついでだから次は夜のお菓子、ウナギパイでもサービスエリアで仕入れてくれやっ(笑）──追伸。またパグって何度編集し直してもパグッたまま。だから一度アップした書き込みを全削除しまして、改めて打ち込んだですよ。む～ん、楽天さんおエディタ機能、たのむよ、ホント(-人-;)

  2006.12.30

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  タキイさんの2007年春カタログの謎！

  風々堂近郊、どんよりと曇天。しかし時々お日さまが日差しを下さいますｖ処で昨日うっかり、曇天とかき込みましたが、ジツは昨日は晴でした……ちょっぴりボケが心配される風々堂くも……(^_^;そして昨夕、タキイさんの春カタログが参りましたｖタキイさん、いつもありがとう！いつも、見るだけがほとんどなんだけれど、いつだって欲しいと思うモノはあるんですよ、はい。でも、ケチだからっ！　郵送費を惜しんで、いっつも眺めるだけなくもでした(苦笑）眺めるだけではありますが、何度も見直しますデス。眺めるだけでとても楽しいのは、そこはそれ、やっぱり園芸者でございますｖ勿論今回もじぃ～っと眺めます。眺めて眺めて、また眺め返して～～♪…んん？はたと手を止めるくも。ヤマアジサイ交配種の箇所──Ｐ７１下段端っこで、じじじ～～ぃと食い入るように眺めるくも。我ながら、ちょっとヘンタイっぽい。や、何度も繰り返しますが確かにヘンタイの自覚は──って、それはおいといて（笑）くもが思わず見入ってしまったのは、品種の名前でございます。ちちんぷいぷい桂の地球一つの装飾花の花柄にもう一つの装飾花が分化する「子持ち咲き」品種。ボリューム感溢れるテマリ種。や、子持ち咲き品種とかテマリ種とか、よー判らないんだけどねっ。でもなんだろう、このネーミング。この間からネーミングの話題ばかりで恐縮でございますが、でも気になる。しかも、この『ちちんぷいぷい桂の地球』という品種、『地球』のトコを「チキュウ」と呼ばず、「ほし」とルビってます。別に「ちきゅう」と一般的に呼ぶ漢字にこんなルビでも一向に構わないとは思う。そもそも漢字はみんな偉大な中国さんから、こちらへ伝わって以来、ずっと我らが秋津島のみんなが判りやすいようにとみんな当て字として使っていたんですから。でもね。このネーミング、ちっとも園芸屋さんのつけるネーミングぽくない。あ、──否。そーいえば昔行った、堀切菖蒲園の花菖蒲の品種にも、『稚児化粧』とゆー、思わすにんまりほくそ笑みたくなるネーミングはあったけど(笑）──ちなみに、思わず姪っ子と一緒につつましやかな花菖蒲『稚児化粧』の前で記念写真を撮ったくも(爆）それでもね、『ちちんぷいぷい桂の地球』はちょっと、…ね(^_^;ホラ、想像してみよう。──ちょっと偏屈だけれど、お花が大好きでお花を日夜お勉強し、育て続けている品種改良好きの小父さまがです。苦心のあげく完成したこの青いヤマアジサイを前にして、「ふむふむ、コレは良くできたの。よし、名前は……」と、ここで渋茶を一口啜って天を仰ぎ、「おお、閃いたぞ！　ちちんぷいぷい桂の地球じゃ！」……これはありえないと、思う（笑）そんなこんなをば、じぃ～っと食い入るように眺めながら、嵐のように連想していたくも。でも、衝撃のネーミングはこれだけじゃあなかった。プリンセス桂ピクシー桂の銀河………や、写真を見るとどの子も素晴らしいアジサイさんではあるんだけどね。そもそも、なんでみんな桂って付くのかしら？　桂さんて人が作ったんだろうか……は、噺家？そこまでぐるんぐるんと悩み抜いたあげく、ふとまたちょっと上を見て、ようやく気づきました。【ヤマアジサイの交配種】京都府立桂高等学校の草花クラブで高校生の手により、原種から交配し……ああ、そーか。桂高校な訳ね……そーか高校生のネーミングセンスだったんだ(^_^;て、いや待て。高校生さんが作った品種なわけね？　それってすごいやん！一体草花クラブってどんな高校生さんたちなの!?──で、早速グクッてみました。京都府立桂高等学校さま飛んでみて判りました。たしかにこういうすごい高校さまなら、品種改良し放題でございます！　優秀な生徒ばかりでございます！もしも今、くもが15才でですよ、すでに園芸に目覚めちゃってたら、ぜひ通わせていただきたい、ですよ、ええ！！そして就職先リストにちゃんとタキイさんがあったですね。そーか、くもをこんなに楽しませてくれているタキイさんには、このすてきな高校で学んでいた方々がいらっしゃるんですねｖ思わず、校歌まで聴いて、生意気盛りでちっとも先生の云うことを聞かなかった愚かしい若かりし頃を思い出し、うっかり涙ぐんだくもでございました。はあ…、今朝はしみじみしちゃったわ(笑）  明日辺り、そこらで画像ストック集めなきゃな(^_^;あ、このプリムラ・ジュリアンさん一杯は、いつも見守ってくださるお雅さまへｖ

  2006.12.16

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  今日はまったりと昔語り。

  風々堂近郊、本日曇天。やや寒さが増したような。窓の下の白菜は元気。代わりに空豆さんの端っこ君が少し、貧弱なままです、う～むむ。今さっき、録画しておいた深夜アニメ、『デスノート』を再生してみて、独りで爆笑かましてしまったくも。風々堂在所の地方ではこのアニメ２週遅れらしいのですが、さすがにアニメでございます。殺人ノートなんか手に入れちゃったせいですっかり人格がゆがみまくりな主人公月君は認識しておりましたが、監視カメラを欺く行動で、ポテチをパカッと開けながら、悪党の高笑いし、あげく格好つけて、たかがポテチを粉飛沫飛ばしてまで横囓りしちゃうのはええと、なんというか…、────変人です！そーか、あのノートを使うと人格のゆがみ処か、ヘンタイになっちゃうんだ……。でも、あんなにオーバーアクションであんなコトしてたら、あきらかに盗撮中のＬに、アヤシイと判るんですけど、…いらない心配ですね、ええ(笑）や。人様に迷惑を掛けない程度なら、ヘンタイは好きだけどッ(爆）あんまり可笑しいので何度もその部分だけリターンしては爆笑しまくるくも。おかげでさっき、駆け寄ってきたオカンに、蹴りを入れられました。いかんいかん、これではくもが近所迷惑な変人でしかなかったです。反省します、反省しながら来週の録画を予約するくも。いずれやるはずのＬとのテニスゲームがますます楽しみ…日常の楽しみがまたふえて嬉しゅうございます(笑）さて、くもはこのように当然、マンガも読みますが、本も好き。最初に熱中した本はドリトル先生シリーズでしたねえ。読み始めたのはたしか、小学3年生頃だったでしょうか。ドリトル先生は動物語が判るという先生です。お子様だったくもは、（うわっ、すごい！　この丸々したお医者さん。どーぶつとおしゃべりできるんだああ！）素直に感激した、あの時、ピュアだったなあ(笑）あの本、一冊がとても分厚くて、小学3先生にはなかなか読み終わるのが大変。でもまだ覚えてない漢字にもルビがちゃんとふってあったので、安心。それでも最初はもしかしたら一冊完読するのに、4，5日かかっていたかもしれないです。でも、ものすごい勢いで熱中してたんですね。あんまり続きが読みたいもので、次のシリーズの本を小学校の図書館で借りた日は、帰り道、待ちきれなくて、とぼとぼ歩きながら読みふけり、しょっちゅう側溝に片足踏み入れて、靴をベショベショにした記憶が(^_^;当時は読み出したらなかなか止まらず、家で名を呼ばれても気がつかず、オカンに頭を殴られ、ポカンとしてしまった記憶も…(笑）ピュアだったくも。半ばドリトル先生が実在すると信じていたのかもしれません。だって今思い出すと、ご近所のわんこやネコをみると、ついつい近寄ってなでなでしながら、じぃ～～と観察。あの話だと、動物たちの原語はボディトークが混ざってるって話しだったんですね。だから、一声した後、後ろ足で地面を一蹴りし、「やあ、こんにちは」とか云ってるんじゃないかと(爆）当然のようにそーゆー兆候はなく、ただわんこは何故かみなフレンドリーで、大きくても小さくても、皆懐いてくれたが、ネコさんたちは友達の家の子以外は皆、素っ気なかったから、ネコは謎でしたね。…そんなくもが今やネコ狂いとはっ、人生こそ謎ｖドリトル先生シリーズ、全巻たしか、11巻か12巻だったでしょうか。すべて読み終わった時は哀しかったです。もう続きがないのか、もうドリトル先生の冒険に逢えないのかと。慌てて、次のはまりものへ走ったくも。ピュアだけど、当時既にミーハーです(爆）すぐ読み終わるのは哀しいので、出来るだけシリーズもの。あるいは分厚いもの、とゆー選び方で図書館の主立った本は半分以上制覇したように記憶してますですね。面白いと記憶に残っているのは、『ファーブル昆虫記』（←ただし、クモ編だけは生理的に読めなかった・笑）が続き、『十二少年放浪記』、『楽しい水辺』、『宝島』、『少年探偵団』、『長靴下のピッピ』等々。まあ、フツー、子供がハマる健全な児童書でございますね( ´－｀)ノ一方、マンガも読みましたけど、幼児期は兄貴の読んだ雑誌を盗み見るくらいだったくも。おかげさまで、ジャンプの創刊号の表紙を微妙に記憶してたり、ジャングル大帝のラストが特別付録小冊子で、アニメのレオが比較的、大団円で終わったのに、ジツはレオがキリマンジャロでヒゲオヤジの命を救うため、食われて、しかも毛皮化した、事実も知ってしまっていました(爆）そのかわり、ご近所にあった不思議な児童館とゆー施設においてあった、『のらくろ』を全巻読破するとゆー、あまりくもの同世代では体験しない貴重な記憶もあったりします。読書歴が少しおかしくなったのは五年生の時、『新書太閤記』を読んだ勢いでちょっとオトナにあこがれたのか、その後時代小説に寝覚めたのは良いけれど、ついでに『眠狂四郎無頼控』へ行ってしまったせいでしょうか？今思えば、あれは小６の女の子が読んではいけない本でした。が、当時はまるで気がつかなかったくも。なんか、やたら女の人が裸になったりするなあ…、オトナのひとって、なんで異性同士一緒にお布団に入るのが好きなのかなぁ…？、としか考えていなかった辺り、まだピュアが残っていたのでしょうか。そのピュアな心を失ったのは、いつだったのか、今では思い出せようはずもございません。────次回、第二章・汚れた世界へ、につづく！←大嘘(爆） さて本日は無駄話だけだったので、まきさまの為に──  …近郊ホーム○イドの特売ビオラの海です。そう、風々堂の花ストック、もうありましぇん(笑）

  2006.12.14

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