ちっちゃい花のサボテンと多肉
華やかで綺麗な花が多いサボテン。花の大きさは躯体と比例している訳ではない。小型種でも大きい花が咲く品種もある。最小花の品種はと言うと今回紹介のこの品種エピテランサ・月世界も最たるものです。多肉植物では多様性に富んだ大世帯なのだが・・・我が家で咲いていた最小花と思える花の品種は・・・。 エピテランサ・月世界(Epithelantha micromeris)短刺密生の小型サボテンで仔吹きして群生する。成長天付近から咲くピンクの花は極小さく可愛い。 月世界自花結実して種が出来る。花が咲いた後に赤い鞘が出来る,寧ろ花よりも種鞘の方が目立つほど。勝手に毀れ種で発芽もする。竜神木接木の月世界エピテランサの仲間は、釦(ボタン)サボテン(button cactus)と言われていた。成長天が凹むことからの様なのだが、国内産苗にはそぐわないのか使われない。接木すると成長し過ぎて本来の特徴が出ないきらいがある。 月世界綴化竜神木接木苗左苗は帯化した割れ目から花も咲いている。エピテランサ・かぐや姫(E. micromeris var. ungnispina)黒っぽい中刺が出る月世界変種。この苗は頭部をカットして強制仔吹き群生させた。花の咲く時期は月世界と微妙に違う。 実生月世界(左)親苗の周りに生えていたのを植替えた。クラッスラ・緑蛇(右)枝の先端付近から極小さい黄色花が集団で付いている。 クラッスラ・エリコイデス(Crassula ericoides)(左)ムスコーサ系ウロコ類は若緑、青鎖竜、などがこんな咲方。クラッスラ・緑塔(Crassula pyramidalis)(右)枝の先端から纏まって集団で咲く、「玉椿」と同じ咲方でキムナッキー同様暑い時期は要注意。 ・・・1日1回 応援ポチを・・・・