[貴女に]の記事一覧 | アーカイブ

漂いつく先

水の流れの上に落ちた一枚の木の葉。。。例えて言えば、そんな感じだった。そのようにして、ずっと、ひとり、漂っていた。ふと、気づくと、同じような木の葉が、近くに漂っている。それぞれに、ひとり漂い続けるなら一緒に、と語りかけると、その木の葉は、ためらいながらも、受け入れてくれた。そして、今、ふたつ重なり、ゆらゆらと漂っている。ふたりで、どこに流れ着くかは、わからないが、ふたつ重なり、漂い着く先ならば、どこであってもかまわない。

2009.05.12

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美点らしきもの

唇が柔らかいらしい。キスは人よりもすこし上手らしい。手の形は悪くないらしい。声が魅力的なときがあるらしい。髪の撫で方がいいらしい。まぁ、いいか。。。

2008.07.19

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感傷

何かが始まると、何かが終わる。何かが終わると、何かが始まる。それは、たわいもない、微細な、うつろい。誰かが、この感傷を、一部であっても、共有していると信じたいが感傷に浸っているのは、やはり、俺だけかもしれない。ただ、その始まりと、その終わりに、なにか、他とは違う、何か、を、感じたことは確かだ。それで良しとすることが、大人の流儀なのか、単なる敗者の自己弁明なのかは、まだ、良くわかってはいない。感傷は引きずるものではない。明日から、また、日常が始まる。さぁ、闘うためにも、今夜は、眠らなくては、なるまい。

2007.06.20

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貴女はそれを

手の中からこぼれ去ったもの。いや、そもそも、手の中に、入ってなど、いなかったのかもしれない。ただ、それは激しい渇望と、虚しさを、残し。俺のからだの横を、音も無く、通り過ぎていく。過ぎ去ったもの。それは、この上なく、甘く、美しい。貴女は、それを、わかっているだろうか？

2007.06.19

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空気の密度

男と女になる匂い。例えて言えば、二人の間に流れる、空気の密度は、向かい合った瞬間に、わかってしまうものだ。それは、男の多少の努力では、まず、埋められない。決定権は女にある。となれば、せめて、潔い振る舞いを心がけるべきであろう。そのために、酒を、おおげさにいえば、人生を、これまで、俺は、学んできたのでは、なかったのか。。。？

2007.06.06

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ひとり

生意気　強がり　強情・・・そんな女は、一人で充分だ。

2007.04.20

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「別離」　別れゆくあなたへ　　　－人はつながっていてー

人は　つながっているときつながっていると　感じるとき幸せを感じ　生きている確かさを感じるつながりが　切れたときつながりが　切れたと思うとき人は　かなしみを感じ　時に涙を流すつながりが　無いときつながりを　信じられないとき人は　無表情になり　涙すら流さないつながりは　すぐ切れるあれほど強いと思った　つながりも　あっけなく　すぐ切れるだけど　いつか必ず訪れる死や　どうしようもない別離があっても決して切れない　つながりがあるもう　二度と再び　あえなくても確かに　つながっていたことを信じることができるならその　つながりは　切れはしないつながりがあれば　こわくないつながっていれば　生きていける人は　つながるために　生きているつながりを　感じるために　つながりを　信じるために人は　生きている

2007.03.24

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強情

強がりを言うな。強情を張るな。俺のほうが、より悪い。だが、おまえも、少しは悪い。

2007.03.19

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桜

もうすぐ桜が咲く桜には、なぜか過去の想い出が付着していて桜の花が開き始めると同時に、きっと、忘れていた感情の跡形が甦る。その、跡形を、次には消し去りたい。だが、跡形は、俺だけでなく、貴女にもあるはずだ。

2007.03.11

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比較

貴女は、貴女だけしかいない。ほかの誰かと、比べられるようなものではない。

2007.02.20

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汝の名は

刹那の快楽と激情に魂を委ねる者、汝の名は男。汝が喉から手が出るほどに欲しがるもの。女はそれをわきまえていて、その上、そのすべてを持っている。所詮、汝は、女に太刀打ちすることなど、できはしない。

2007.02.11

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Don't Let Me Down

美しい本当に綺麗だなんて可憐なとても高貴な細やかな肌艶やかな髪形の良い唇白いうなじ柔らかな手ほっそりした足なんて素敵な身体とても　いい匂いだ貴女に夢中だ貴女無しでは　いられない。。。。

2007.02.07

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間違

きっと、貴女が、今、思っていることは間違っていない。そして、おそらく、今までの、貴女も、間違っていない。だから、安心していい。そう思う。

2007.01.29

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傷

今　こうして　ここにいる以上はこれまでの　様々なことを　乗り越えてきたはずなのに　やはり　傷つきたくない自分がいる　だが　自分を傷つけるのは　決して　他人じゃない

2007.01.19

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秘訣

人生の秘訣は、褒めることだと、聞いたことがあってね。だから、男の賞賛を、必要以上に、照れる必要など、無いさ。

2007.01.18

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美人

美人は、振る舞いと、距離感とで決まる。手が届きそうで届かない。そんな、危うい場で、ゆらゆらと、たゆたう。つかまえたと思って、その手を開くと、もう、そこからすり抜けて、また、すぐそこで、ゆるやかに微笑んでいる。美人で居続けることは、辛くはないか？

2007.01.17

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貴女

貴女は、貴女だけの、貴女ではない。だから、貴女は、貴女自身を、いたわらなければならない。

2007.01.16

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捕らえたとき

もし、俺のものにしても、きっとそれは一瞬。もう、既に誰かのもの。確実に他人のもの。きっと、その距離が、焦燥と不安を助長する。だから、捕らえたときには、それを振り払うために、より強く、より激しく、求め、愛したくなる。

2006.10.07

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仮に

仮に、貴女を見つめ続けることが、許されるならば、貴女は、それに、どのくらい耐えられるだろうか。そして、その後の貴女がどうなるか、見てみたい。

2006.09.19

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悪党

いいか、俺はもともと悪党だから、誰かのかわりに、悪党になることなんか、それほど、大したことじゃない。だから、安心していい。悪いのは俺だから。

2006.09.18

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虚実皮膜

本音と嘘。それは、紙一重。どちらにも揺れる、そんなところに、自分でも判らない本当の本質が、隠れている。それは、悪いことじゃない。うまく言えないが、とても魅力的だ。

2006.09.17

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葛藤

過去に、一度でも、甘美なことを味わうとやはり、また、戻りたくなる。葛藤はある。だが、逆らえない。誰でも、いいわけじゃない。元のところに戻りたいと言うのとも違う。わかってくれ。

2006.09.12

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安定

安定しているようなことを、言っているね。だとすれば、今は、静かで、落ち着いてはいるだろうが、安定を破らないと、ものごとは動き始めない。本当は、揺れて、迷っているんだったら、俺の方に、踏み出せばいい。こっちも揺れてはいるが、手をつなげば、そんなには揺れない。

2006.09.11

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貴女のそばに

貴女のそばにいる。貴女の香りがする。。。そんな気がした。どうでもいいことだけど、嘘じゃない。

2006.09.07

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隙間

貴女の傍らに、忍び寄る隙間が、ないならば、力づくで、奪い取ってみようか。。。貴女が、それを拒むかどうか、試してみたい。。。もし、拒んだとしても、その力が弱ければ、怯まずに、突き進んでみようか。。。

2006.09.05

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泣いている間

涙を止めることは無い。好きなだけ泣いていい。出来ることはそれほど無いが、泣いている間くらいは、おまえを抱きしめて、いられるから。

2006.08.18

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何者かを

何者であるかは、結局、自分にはわからない。決められもしない。たぶん、放った言葉や、放った相手、そういう自分以外の第三者に、それは定着する。自分の放った言葉であっても、放たれた瞬間、自分のものでなくなる。貴女に、どのような印象が、定着しているのか、私には、わからないが、貴女にとっても、そして、私自身にとっても、それこそが、私。何者であるかを決めるのは、貴女、そして、もうひとつ、要素を付け加えるとすれば、二人の間に流れる、空気の濃度。

2006.08.17

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一緒にいるなら。

一緒にいるなら、向かい合って座らずに、隣同士に座ろうよ。同じ景色が見えるから。だから、ほら、こっちにおいでよ。

2006.08.08

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力

貴女を抱くとき、考えているのは、貴女のことだけ。貴女には、その力が十分にある。柔らかい肌、芳しい髪、濡れた瞳、魅惑的な唇、そして、甘い吐息と、しなやかな肢体。。。信じてくれ。俺を、そして、貴女の力を

2006.08.05

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潮時

潮時という頃合感それをつかむために駆け引きがある。でも、わかっている。様々な、駆け引きの後、スイッチを入れるのは、男の役割。だから、その、責任は、男が負う。

2006.08.03

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貴女の力

ひとりでは、何をしても、つまらない。おそらく、ふたりならば、何でも出来る。きっと、貴女の前では男らしく、毅然としていられる。

2006.08.01

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駆け引き

貴方が、私のことを、好ましく思っていることを、知っている。そして、私が、そのことを、嫌じゃないと、思っていることを、貴方も、わかっている。ねぇ、じゃあ、これから、どうすればいいの？

2006.07.30

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勝負

恋の駆け引きでは、男は女には、かなわない。男が欲するものは、女には、常に見えている。交渉は、相手の欲するものを見抜くことで、勝負が決まる。だから、男は女に、かなわない。ただし、ベッドの上では、そうはならない。たとえ、ウブな男と、経験豊富な女でも、そのとき、女は、男に支配される。追伸（男のお願い）　ところで、　そのとき、女が満たさるかどうかは、別次元の問題。　ゲームの結果は、プレーヤーの能力とマインドとは別問題。　サッカーをごらん。たとえば、１対１と、４対０。　どちらが素晴らしい試合だったかは、だれにも決められない。　片方のプレーヤーを攻めてはいけない。　頼むから。。。

2006.07.28

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しばらくは

いつまでも　とかずっと　とかそんなことはいえないけどせっかくだからしばらくはいっしょにいよう

2006.07.25

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せめて。。。

出来るのは　横にいるだけ哀しみは　病気と同じで代わることなど　出来はしない泣いている貴女の　傍らに座りそっと　抱き寄せ静かに　髪を　撫でるだけ

2006.07.24

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視線の行方は

忙しく過ごしている日々には、忘れていることはできるが、ふと、立ち止まると、様々な残影が、去来する。その時、視線を遠くにさまよわせるのは、残影を留めたいからか。振り払いたいからか。視線の先にあるのは、過去か、それとも未来か。

2006.07.22

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予感

昨夜、寝苦しかったのは、　　「貴女のこと」を、考えていたから。。。　　「貴女とのこと」を、想っていたから。。。

2006.07.20

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やせがまん

貴女が、私のことを、好ましく思ってくれていることは、わかってはいた。けれど、初めて逢った夜は、少しやせ我慢をしたようだ。薄暗い、ほの明かりの下、手が届くところに、貴女は浮かんでいた。貴女は、私に、抱き寄せられることを拒んでいなかった気がする。でも、やせ我慢をした。嘘だと思わないで欲しい。たしかに、変な話だが、やせ我慢する自分を確かめていた。やせ我慢せずに、貴女を引き寄せることが出来れば、きっと、何かが始まったに違いない。ただ、今は、もうすこし、それに至る情感を楽しんでいたい。【remake】

2006.07.18

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